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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ その1862=掻き回されて。

『ようやく、ようやく恥かしい言葉を口にしたのに。 まだ足りないのですか。 何処まで咲織は堕ちればいいですか。 何処まででもですよね。 婬濫な奴麗の咲織は、結局は躯の疼きに負けて、何処までも底無し沼に落ちていかなきゃいけない。 判っています。 この疼きに勝てない事は。 自分がどれ程婬らな女か。 でも、それをご主人様の前で、大好きな人の前で自ら認めるのは辛過ぎます。』

 胸を抉る羞恥の痛みに、しなやかな躯をくねらせた。 両掌に握ったままのバイブが瞳に映る。 それは如何にも禍々しくそして婬らそのものだった。

 だが、胸は幾ら羞恥に血を流しても、躯がそれを求めているのは確かな事だった。 そして、その事が一層咲織の胸を痛めつける。  

「その両手に持ったバイブをどうするんだ?」
 たっぷりと羞恥の炎に咲織を炙らせてから、三宅はさらにその炎に油を注ぐ。
「あぁぁ。」
 時と共に一旦堰を切った疼きは刻一刻と大きくなっていた。 咲織の躯はその流れに呑み込まれ、溺れ足掻いていた。  躯の慾が羞恥の刃で咲織の胸を切り裂きながらも勝った。 咲織は諦めの吐息を漏らし、三宅に顔を向けた。 

「両掌に持ったバイブで秘唇と菊華を慰めます。」
 言葉を絞り出した唇の紅が血の様にも見えた。
「どうやっておまえの婬らな萬子と尻の孔を慰めるんだ。 深々と突っ込んで、スイッチを入れ、くねるバイブでやらしい粘膜の襞を掻き回すんだな。 それでおまえは婬蜜を滴らせて、幾度も絶頂を迎える訳だ。 意識が吹っ飛ぶまで。」
 三宅の冷たい眼は、復唱しろと言っていた。 それも、もっと恥かしく自分を貶める様にと。

「二本のバイブを咲織の秘唇と菊華に深々と挿し入れて、疼く粘膜を掻き回します。 そして、咲織はやらしい婬蜜を滴らせて・・・。 あぁぁ。」
 恥かしい台詞を口にするに連れ、躯は熱く火照り、疼きを更に昂ませる。 感悩の疼きは遂に羞恥に炙られ紅い血に塗れた心さえ呑み込んでいく。 粘膜と言う粘膜が痒くて堪らず、肌と言う肌が疼きに燃え上がっていた。
 
「早く入れたくて堪らないか。 ふっ、婬濫な女だ。 仰向けになれ。 萬子をこっちに向けてな。 ぱっくり口を開けピンクの花びらまで涎で濡らした萬子が良く見える様に、膝を立てて脚を思いっきり開くんだ。」
 咲織は四つん這いで三宅の足元に近づくと、その場で子猫がする様に躯をごろんと仰向けた。 ゆっくりと膝を立てた脚を足指を床に這わせて開いていく。 丸く切れ上がった踵が自分の尻たぼを向く程開き切ると、ねっとりと蕩ける瞳で三宅を見遣った。 

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☆ その1863=解放。

「見てください。 咲織のやらしく婬蜜を滴らせたお萬子を。」
 あどけなさの残る優しい貌が今は妖婦の貌になっていた。 咲織は紅い唇をぺろりと舌舐めずりさえして見せた。 

「先にお萬子にバイブを入れなさい。 おまえ自身が垂れ流した婬蜜をたっぷりとバイブに塗りたくるんだ。」
 三宅の声が上ずって聞こえた。 既に咲織の視線の先にある黒々とした物は天に向かって隆起していた。 
「はい。 咲織のお萬子にバイブを入れます。 婬蜜をたっぷりと塗りたくります。」
 咲織の細い指先で紅い爪が光った。 その指先が桜色の秘唇を開く。 中から顔を出した桃色の花びらのあわいから婬蜜がねっとりと床にまで滴った。 

「うぅぅぅん。 はぁぁぁっ。」
 小さな咲織の掌に余る程のバイブが艶々と光る花びらの中に没していく。 紅いマニキュアを纏った足指がぎゅっと床を掴み、踵が持ち上がる。 只でさえ折れそうに細い華奢な足首がきゅっと引き絞られる。 
「あぁぁぁ。 あぅんん。 うぅぅん。 はん、はん、あぁぁんん。」
 ぐっと傘の張ったバイブの先端を咲織はゆっくりと抜き差ししていく。 肉厚の花びらがその度に圧し拉がれ、また捲れ上がる。 とろとろと婬蜜が溢れ、菊華までぬらぬらと光らせた。

可憐な花びらを手折る様な太いバイブを宛がっただけで、裂ける様な痛みと言うよりもずぅんと痺れる様な苦しみが拡がった。 特に開いた肉傘が狭い入り口を強引に押し開く時、咲織は怖れを感じた程だった。

 が、バイブを持つ掌は疼きに支配され、本能的な怖れさえ押し遣りバイブをずぶずぶと埋めていく。 若く弾力に富んだ粘膜の鞘は軋みを上げながらもバイブの太さを受け入れた。 むしろ、太いが故に粘膜の襞は引き延ばされ、敏感に反応した。 

 感悩の悦びと言うより、我慢していた痒みを好きなだけ掻ける解放感に咲織の躯は沸いた。 咲織の掌は勝手に前後に動きだしていた。 粘膜の襞を軋ませ、躯全体を緊張させては、バイブは桃色の花びらに没し、そして花びらを絡み付かせた顔を見せる。

「あぁぁぁんんん。 いっ、いっ、ぁぁぁっ。」
 遂に太く強い衝撃波が背骨を揺るがし、脳天を突き上げた。 三宅の前での嬌態だと言う事すら忘れ、咲織は掌を動かし続け、啼き続ける。 たわわな乳房を迫り上げ、背が折れそうに弧を描いた。
「逝くな。」
 咲織は三宅の怒声を遠くで聞いた。

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☆ その1864=耐え難い痒み。

「あぁぁぁっ。 はん、はん、はぁぁぁ。」
 もう咲織には動き出した掌を止める事は出来なかった。 バイブの肉傘に擦り上げられる度に痒みは癒され、歓びが躯を突き抜ける。 そして、掌が戻ろうとする瞬間にそれは前よりも大きくなって咲織を苦しめた。

 その躯を圧する疼きと痒みを鎮めるために咲織の掌はバイブを動かし続けねばならなかった。 にちゃにちゃと婬蜜に塗れた粘膜が擦られる音さえ咲織には聞こえていなかった。 

「凄い乱れ様だな。 いい見物だ。 白い躯がもだえ、くねる。 だが、そのバイブもおまえの婬蜜にすっかり塗れただろう。 菊華に入れなさい。 そして、もっと乱れろ。」
 三宅は電気鞭で咲織の菊華を軽く突いた。 その冷たさに咲織の躯が一瞬強張る。 
「は、はいっ。」
 艶やかで苦しげな喘ぎを破って咲織は辛うじて頷いた。 息を凝らして、バイブを引き抜く。 ぬらりと婬蜜の糸が伸びた。 

「うっ、うぅぅんん。」
 咲織は三宅に向かって、見せ付ける様に菊華を細い指で開いた。 微かに拡がった薄桃色の粘膜の洞にバイブを宛がう。 まるで生き物の様に菊華は呼吸し、バイブを呑み込んでいく。 不思議なことに秘唇よりも痛みは無かった。 むしろ、限界まで押し拡げられる充足感すら感じた。 同時に痒みがじんじんと躯の奥に滲みてくる。 咲織の小さな掌は戸惑う事無くバイブを根元まで押し入れていた。

「はぁぁんん。」
 バイブを失った秘唇が寂しいと悲鳴を上げる。 咲織の掌は床の上をあたふたと彷徨い、もう一つのバイブを引っ掴む。 恥じらいは姿を消していた。 桃色に艶めく花びらを散らし、バイブを埋めていく。
「ふふ。 これ以上、婬美な姿は無いな。 白い尻たぼのあわいから二本のバイブを生やして。 一本でもやらしい姿なのに、二本だ。 それだけでおまえがどう言う女かが判る。 性の悦びのために身も心も捧げた奴麗だと。」
 三宅はビールを呷り、旨そうに煮穴子を摘まんだ。 咲織に向かって紫煙を吹き掛ける。

『仰らないで。 そう、咲織は婬らな女。 大好きな人に、こんな恥ずかしい姿を見せて、感じてしまう女。 あぁ、哀しい。 消えてしまいたい。』
 
 三宅の揶揄に却って躯が熱くなる。 咲織の掌は我慢がならないとでも言う様にバイブを動かし始めた。 
    
「スイッチを入れなさい。」
 三宅の言葉に頷くより早く、咲織の細い指が動いた。

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☆ その1865=愛らしさの底に。

「はぁぁぁぁっ。」
 魂が抜けていく様な声だった。 少女らしいころころと金の鈴が転がる様な愛らしさの底にどろどろと溶けだした肉の薫りが漂っていた。 

 ぐぅい~んと言う凶暴さ秘めた非人間的な音が床の鏡に響く。 躯の中心に太い腕を突っ込まれ、直接子宮を掴まれて揺さぶられているかと思えた。 余りに強い感覚に咲織は思わずバイブから掌を放した。 

「あぁぁぁん。 はぁん。 はぁ、はぁ、はうぅぅん。」
 それでも、バイブは止まる事無く、更に奥深くを抉ろうとする様に身をくねらせてくる。 しかも粘膜の襞を限界まで押し拡げた二つのバイブはその間に粘膜の鞘を挟み込み、擦り上げる。 咲織は足首を握り締め、感悩の暴虐に耐えた。 バイブの音が大きくなる。 桃色の花びらを絡み取ったバイブが咲織の白い躯から迫り出した。         
  
「掌を放すな。 おまえが望んだんだろう。 奥までしっかりと突っ込んで抑えていなさい。 それとも、罰が欲しいのか。」
 電気鞭の冷たい電極がやわかい会陰の肉を挟む。 
「あぁぁ。 そ、それは。」
 咲織の躯は発条仕掛けの人形の様にぎこちなく跳ね、小さな掌はあたふたとバイブを抑える。 モーターの音がくぐもった。 深く咲織の中に没したバイブは粘膜の襞を絡め取り、捏ね回す。 同時にバイブの根元に付いた蟹の鋏の様なシリコンの突起が薄いベールの下の秘芽を起し、掴んで揺さぶった。 

「あぁぁん。 い、いっ。 いゃぁぁぁ。」
 平らだが女性らしい咲織の腹がぴくんぴくんと筋肉を浮かべて引き攣る。 その上でたぷんたぷんと揺れる胸の谷間は瞬く間に透明な汗に光り始めた。 紅い爪先が鏡の床を破る様に曲げられ、土踏まずがくるりと弓を描く。 細い足首に巻き付いた黒い足枷の先ですらりと伸びた脹脛に筋が浮び、細やかに振動した。  

 ずぅんずぅんとバイブのモーター音に合わせて、竜巻の様な波が躯の中心を抉ってくる。 それは感悩を越え、苦しみでしか無かった。 それなのに、躯はまるでそれを求めてでもいる様に更に刺激を欲しがった。 咲織の細い腕はまるで自分を責め立ててでもいる様に痙攣しながらも、バイブを自らの中に押し込んで放さなかった。
 
「あがぁぁぁぁ。 い、い、いぐぅぅぅぅ。」
 それは突然やって来た。 真っ暗な苦しみの底が抜け、解放感に満たされた。 透明な雫が白い内腿の間から霧の様に飛び散った。

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☆ その1866=苦しみの果てに。

 自分の股間から噴き出た飛沫がきらきらと光りながら自分の掌を汚し、三宅の体まで降り掛かるのを確かに咲織は見ていた。

 が、どうする事も出来なかった。 躯は貪欲に感悩を求め、掌は濡れながらも浅ましく動き続けた。 強烈な感悩が躯を突き上げて来る。 まるでポンプでもあるかのように、バイブを秘唇に菊華に突き入れる度に飛沫が飛び散った。 

「あぁぁぁっ。 はぁんんん。 い、いくぅぅぅ。 あぁぁぁ。」
 咲織の掌は意志とは関係なく勝手に動き続け、バイブはモーターの唸りを上げてくねり続ける。 咲織は壊れた自動人形の様に華奢な躯をがくがくと跳ねさせ、高く啼き続けた。 

『あぁぁ、なんて事を。 なんて躯。 なんて羞ずかしい。』

 辛うじて生きていた意識は涙を流していた。 哀しみに胸が潰れる。 その哀しみを嘲笑う様に、咲織の躯は刺激を求め、バイブを憑かれた様に動かし続けた。 間歇泉の様に灼熱の感悩が身を焼き爛れさせながら、躯の中を噴き上げて来る。 二本のバイブが突き刺さる秘部を三宅に見せつける様に白い華奢な躯は背骨が折れるかと思う程仰け反った。

「あぁぁぁぁ。 あぁぁぁぁ。 ぁふぁんん。 ふぁぁぁんん。」
 一挿し毎に感悩は強く鋭くなった。 容量を遥かに超えた感悩の奔流は苦しみと区別がつかない。 咲織は眉根を寄せ、苦悶の表情を纏って凄絶な色香を放った。 一際高く啼き上げると、蒸気を立ち昇らせた咲織の躯は細やかに痙攣する。 そしてバイブを放り出す様に離して、動きを止めた。

「ぎぁぁぁぁぁ。」
 しどけなく投げ出された咲織の白い躯が跳ねた。 跳ねた後も幾度も瘧をぶり返す。 電気鞭の衝撃に咲織は無理やり泥沼の底から引き上げられた。 慣れる事の無い電気鞭を怖れ、咲織は躯を丸め後じ去る。

「こんな処で粗相をするとはな。 それも、自分ではしたなく慰めながら。」
 その冷たい声に慄き、咲織は瞳を開いた。 自分が噴き出した小水は三宅の胸元まで濡らし、床のあちこちに溜りを作っていた。 白い肌を晒した脚の間にはバイブが転がり、一本はまだ菊華に半ば躯体を埋めながらその身をやらしくくねらせていた。 

「あぁぁぁ。」
 羞恥と元に戻せぬ後悔が咲織の胸に突き刺さる。 身の置き場なく、咲織は涙を溢れさせた。
「清めないのか。」

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☆ その1867=ぴくんと波打つ。

 咲織は三宅の非情な命令に救われた気がした。 咲織の口を雑巾扱いして当然と言う傲岸不遜な物言いだったにも拘わらず、いやそれだからこそ、咲織は躯が生き生きと蘇るのを感じた。

 泣き腫らした顔に愛らしい輝きが戻る。 三宅の足元ににじり寄っていた。 三宅の足を両掌で捧げ持ち、唇を開いて爪先を包む。 舌を足指の間に差し入れ、一本一本丁寧に嘗めていく。 

 身も心も三宅を求めていた。 汚いなどとは思い浮かびもしなかった。 三宅に触れられる。 それだけで咲織の躯はかっかっと火照り、胸は甘い潤いで満たされていく。 指から指へ、そして足裏まで嘗め尽くし、足首から脹脛へと咲織は夢中で舌を這わせていった。

 唇に舌に感じる三宅の温度に忘れていた感悩の疼きが目覚めた。 今し方、限度を超えた刺激に果てたばかりだと言うのに、躯はむずむずと蠢き出す。

 丸くきゅっと盛り上がった双臀を貫いて未だにバイブがくねっていた。 バイブに捏ねられていた菊華から粘膜の襞を挟んで秘唇へ、そして子宮へと疼きが滲みていく。 躯の奥底から肉が火照った。 

 三宅の肌を唇で清めながら、何時の間にかすらりとした脚を揃えてバイブを挟み込んでいた。 尻たぼをきゅっきゅっと脈打たせ、バイブを締め付ける。 感悩の脈動が咲織の躯を貫いていく。 三宅の肌を摩る小さな掌が戸惑い、ひしと怯える様に縋り付く。 

『あぁ、ご主人様。 ご主人様の肌、ご主人様の薫り、ご主人様の逞しさ。 こうして奉仕させて頂いている時が咲織は一番幸せ。 ご主人様に触れてる掌から唇から、甘い蜜が流れ込んでくるみたい。 躯が甘い蜜で満たされていく。 なのに、虚ろが大きくなっていく。 足らない。 それを埋めたくて躯がどんどん疼いてくる。 もっとゆっくり、もっと穏やかに味わいたいのに。 欲しくて、欲しくて仕方が無くなってくる。 どうしたら。 どうしたらいいの。』

 肌と言う肌が沸々と疼いた。 肌と言う肌が三宅を求めていた。 掌だけでは、唇だけでは足りなかった。 三宅に触れられない肌が、粘膜が泣く。 三宅の投げ出した脚をしなやかな躯が包む。 たわわな胸を三宅の腿に擦り付けていた。

 舌は腰を過ぎ、下腹に辿りつく。 三宅の引き締まった腹に顔を埋めた。 甘酸っぱい思いが胸を満たし、息苦しい。 頬が熱い硬直に触れた。 鮮やかな曲線を描いてすらりと伸びた咲織の肢体が床の上でびくんと波立つ。

「欲しいか。」
「はい。」

「そうか。 では、そこに正座して乳を突き出せ。 どうか針でこの乳房を飾ってくださいと言ってな。」

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☆ その1868=直腸を抉られて。

 三宅の冷たい声を聞いても咲織の躯はとろりと蕩ける肉の歓びに浸り続けていた。 感悩に眩んだ咲織は三宅の言葉の意味も考えず、ただ声を掛けられた歓びに貌を輝かせて膝を寄せた。

「あっ、ひぃぅん。」
 尻を下ろした弾みで、未だ菊華に刺さったままのバイブが直腸を抉る。 躯を突き上げる重い痛みに発した悲鳴にさえ、甘えが滲んでいる。 

「あん、うぅん。」
 深く貫くバイブに咲織は踵を上げ、躯を浮かした。 躯の中のバイブの動きを表す様に咲織の細い腰がくねる。 込み上げてくる感悩の波に、咲織は足首を後ろ手にぎゅっと掴んだ。 それが丁度三宅に命じられた通りに黒革の拘束衣に根元を絞られさらに深い谷間を作る丸い乳房を突き出す格好になった。
「そうだ。 もっとこっちに。 俺の足の間に躯を入れなさい。」
 三宅の満足げな貌に咲織は嬉しそうな笑みを浮かべて、膝でにじり寄った。

「さ、言う事があっただろう。 俺に願い出る事が。」
 三宅に催促されてようやく咲織ははっと貌を曇らせた。 
「どうか、針でこの乳房を飾ってください。」
 言葉にしながら、その意味がはっきりと形をなしてくる。 咲織はまだ味わった事の無いその責めに怯えた。 霞みが浮かぶ程火照っていた少女の貌が見る見る蒼白になっていく。 円やかな優しい頬が怯えに尖る。

『針? 針って、昨日薬屋さんで買わされたあの注射針? あれでこの胸を飾る? あんなものでこの胸を貫かれるの。 怖い。 本当に怖い。 耐えられるかしら。』

「良く言ったな。 奴麗の望みだ。 ちょっと危険だが、仕方ない飾ってやろう。 おまえが昨日恥を忍んで買って来てたんだからな。 使ってやらないのも酷というものだ。 そのまま期待に躯を疼かせて大人しく待っていなさい。」
 三宅は食事でも取ってくるみたいに楽しげに立ち上がった。 咲織は怖くて三宅の後を眼で追えなかった。 今は三宅のいないクッションを睨む様に見詰めながら、じわじわと震えが込み上げてくるのを堪えていた。

「この綺麗な肌が化膿しては大変だ。 じっとしていなさい。」
 三宅はコットンに消毒薬をたっぷり含ませた。 立ち昇るアルコールの匂いがこれから与えられる責めの厳しさを物語っている様だった。 たっぷりと濡れたコットンが咲織の胸肌を嘗めていく。

 それに従い柔肌の熱が奪われ、氷の様に冷やされていく。 その冷たさが本能的な怖さを伴って躯の染み込んで来る。 耐えようと、咲織は足首を掴んだ掌にひしと力を籠める。 それでも噛み締めた歯の根も合わない程に震えていた。 

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☆ その1869=艶肌の上を。

「よし。 ではおまえの願いどおりこの胸を針の花で飾ってやろう。」
 三宅の丁寧に消毒した指が咲織の乳房に触れた。 咲織の躯がびくんと反応する。 苦い生唾が喉を降りて行った。 

 三宅の指に力が籠められた。 拘束衣に締め上げられ一層ぷりぷりとした乳肉に指が喰い込む。 咲織は躯を硬くし、瞳を閉じた。 痛みが鋭くなっていく。 小さく摘まもうとした三宅の指が幾度も艶肌の上を滑った。 

「なんて乳房だ。 ゴム毬みたいなおっぱいと良く言うが、こうして改めて摘まんでみると、おまえの胸は空気を入れ過ぎて今にも爆ぜそうだ。 まだ十八だったんだな。 若さのせいか、それても体質か。 いずれにしても、とても注射針で貫けるだけ薄く摘まめない。 針山代わりに深く刺してやってもいいが、それだと中で肉を傷つける。 今日は少々緩い責めになるが、表面を貫くだけにしてやろう。」
 三宅が注射針を袋から出す音が咲織の胸に響いた。 銀色の針のぎらぎらきとした反射が瞳に刺さる。 咲織は固唾を飲んだ。 足枷を掴んだ掌がぶるぶると震えた。  
 
「あぁぁっ。」
 三宅は咲織の乳房の中ほどに注射針を当てた。 針先の冷たさが肉を貫いて、直接子宮に刺さる。 針先に力が籠められた。 緻密な咲織の胸肌は注射針を拒み、大きく窪んでもなかなか貫かせない。

 じんと痛みが鋭さを増していく。 咲織は悲鳴を飲み下した。 空気が凍てついてしんと固まった様だった。 

 鋭い痛みが躯の芯を揺さぶる。 咲織の奥からじんと感悩が染み出す。

『怖いのに。 痛いのに。 感じてしまう。 腰が抜けてしまいそうに、座っているのも辛いほど。 やっぱり咲織はまぞだったの? それとも、ご主人様だから? 逃げ出したいのに、躯が動かない。 疼いてる。 咲織は本当にご主人様の奴隷。 つくづく。』  

 菊華を抉ってバイブはまだくねっていた。 痛みよりも怖さに躯は硬直しているのに、そこから肉が蕩け出して行く様だった。 開いているのだろう秘唇からとろりと婬蜜が流れ出し、持ち上げていた踵を濡らした。

「本当にゴムの様なおっぱいだ。 鋭い針さえなかなか通らない。 通った瞬間にぷちっと破れて爆ぜるかも知れないな。」
 覚悟を決めた様に三宅の表情が透明になった。 白い胸球の根元に浅黒い指を喰い込ませた。

「痛ぅぅぅっ。」

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☆ その1870=針責め。

 瞳を閉じた咲織の脳裏で針先の残像が光を放ち、その光が微かに桜色を載せた柔肌の中に吸い込まれていった。

「いやぁぁぁ。」
 今まで感じた事の無い鋭い痛みだった。 躯が逃げた。 床に着いた爪先を支点に後ろに倒れ込む。 三宅の掌が肩に喰い込んだ。 
「逃げるな。 それでは肌を傷つけるぞ。」
 三宅の鋭い声も聞こえなかった。 咲織は美貌を引き攣らせ、嫌々と子供の様に首を振り立てた。 

「あぁぁぁっ。」
 びしりと頬を打たれた。 咲織は乳房を揺さぶって、しゃくりあげる。 長い睫毛を朱く腫れた涙丘に張り付かせ、涙が頬を流れ落ちた。
「泣くな、子供みたいに。 そんな泣き方をされてはビールが不味くなる。 おまえが針で飾って欲しいと願い出たんだぞ。 まだまだだな。 駄目奴麗のままか。」
 三宅の呆れ返ったと言う嘆息が咲織の胸を締め付けた。 咲織は落ちる様にがっくりと三宅の膝に手を突いた。 俯いたまま、幾度も巻き毛を左右に揺らし続ける。

『怖いんです。 怖いんです。 怖くて、怖くて仕方がないんです。 針は。 針の痛みは。 後戻りできない様な気がして。 割れた風船が元に戻らない様に。 何処かに自分が流れて行ってしまうようで。』

「見てみろ。」
 三宅は咲織の肩を掴んで起した。 頑なに細頸に力を籠めて抵抗する咲織の頭を無理やり下げさせた。
「あぁぁ。」
 何かが抜けていく様な小さな呻きだった。青く細い血管の浮んだ柔肌を縫って、銀色の針が顔を出していた。 その針先が紅く濡れて行き、血玉が膨らんでいく。 咲織の見開いた瞳から恐怖が躯に滲みていった。 血玉がついに表面張力を越えて、つーっと白い肌の上を転がっていった。 ごくりと涙を飲んで、咲織は顔を上げた。

「駄目奴麗ですか。 捨てられるんですか。」
「違うと言うなら、胸を突き出しなさい。 ちゃんと見ているんだ。 怖ければ怯えればいい。 だが、俺の命令には絶対に服従しろ。」
 新しい針が用意された。 咲織は自分の胸に視線を落としながらも、菊華でくねるバイブに意識を集めた。 感悩に逃れようと。 

 瞳の中で針に刺さていく肌が自分の物とは思えなかった。 遠くの景色の中で乳房を針が貫いていく。 肌の白さを引き立てる青いプラスチックの基部がいかにも安っぽくそして軽かった。 それが自分には似合っていると咲織は思った。

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☆ その1871=針の華。

『花が咲いていく。 安くてちゃちな造花が。 一瞬、眼を奪う事はあっても、すぐに作りものと知れて、後は見向きもされなくなり、埃を被って、捨てられる。 奴麗にさえなれない。 ちゃんとご主人様のご命令にも従えない。 ご主人様に楽しんでも貰えない。 怖くて、馬鹿みたいに泣き叫んで。 咲織はどうしたら。 痛い。 怖い。 このまま捨てられるの? 嫌っ。 愛されたい。 ご主人様に。 奴麗として。 ちゃんとした奴麗として、せめてご主人様を歓ばせたい。 例え、怖くても、逃げないで。』

 哀しく冷たい涙が頬を伝っていった。 その涙の行方を追う様に咲織は自分の胸を見た。 三宅の指が注射針を取り出し、慎重な動きで咲織の乳房に突き刺していく。

 銀色の針先が肌に没する。 と同時に鋭い痛みが肉を貫き、背骨を揺るがす。 躯が逃げようとするのを咲織は哀しい覚悟で耐えた。 

 哀しみが澱の様に躯の底に溜まっていく。 咲織の覚悟を嘲笑う様に、菊華を貫くバイブがその澱ごと肉を攪拌していく。 肉を波打たせ、その裏側の粘膜の襞擦り上げる。 躯がとろけていく。 肉と言う肉に哀しみと感悩の疼きが痲薬の様に染み込んでいく。 咲織の神経は酔い、同時に鋭敏になっていった。 

 針が柔肌を貫く瞬間の痛みは鞭よりも遥かに鋭く、鋭いが故に非情で人間的な逃げ場を与えてはくれない。 その恐怖に慣れる事も出来ない。 が、針の痛みは一瞬だった。 痛みの余韻に苦悶する事は無い。

 闇夜を貫く稲妻の様な鋭い痛みが、疼きもあらゆる思いも貫いて躯を走り、そして消えていく。 その刹那の深紫の静寂に咲織の躯は陶酔を見出していた。 

「あひぃぃぃっ。」
 幾度、咲織は鋭く啼いただろう。 既に何本かの針が咲織の乳房を丸く縫っていた。 その幾本かの針の先に浮かんだ血玉が膨らみ、白い肌に沿って紅い線を描いていく。 優しくまろやかな曲線だった。 その白い肌は小刻みに震え続けていた。 

「綺麗だ。 鮮やかな紅色をしている。 これが紅いと言う色なんだろうな。」
 手を止めて、三宅はごくりとビールを飲み干した。
 
「この一本で花が完成する。 まだ左の胸が残っているが。 じっとしているんだぞ。 そして、花が咲く処をちゃんと見ていなさい。」
「はい。 見ています。 逃げないで、ご主人様に針の花を咲かせて頂く処をちゃんと見ています。」
 三宅の手が咲織の乳房を支え、指に持った針をその肌に突き刺す。 ぷるんと盛り上がった乳房の中腹にプラスチックの青い花が綺麗な円を描いて咲いた。

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☆ その1872=蕾にも針を。

「さぁ、もう一つ花を咲かせないとな。」
 三宅がコットンに再び消毒薬を含ませる。 アルコールの臭いが咲織の胸に拡がった。  くらりと景色が滲む。 乳房を消毒していく三宅の慎重な指先に背筋が震える。 同時に秘唇の奥からじゅんと蜜が染み出すのを感じた。 

『約束したのだから、この口で。 逃げないでご主人様がこの胸に針を刺される処をちゃんと見ていると。 逃げないで、痛みを受け止めなくては。 ご主人様がされる事なんだから。 でも、どうして・・・。』

 瞳に映る針先がぎらついた。 真綿の様に胸を締め付ける哀しい疑問を怖さと共に飲み込んだ。 心は諦めを飲み込んでも、針の痛みを知った躯が逃げる。 逃げた先には婬らな感悩が待ち構えていた。 

「あぁぁっ。」
 痛みのままに、細く鋭い悲鳴が喉を突いた。 痛みが躯からすーっと抜けていく。 代わりに感悩が躯を占めていく。 爪先座りの足裏がかくかくと揺れ、必死に起こしている細腰に艶やかなさざ波が走る。 悲鳴に震えた喉が今は甘い啼き声を堪えて震えていた。 

「痛いか。 だが、その後で感じるんだろう。 ようやくマゾの貌に戻ったな。 その貌だ。 俺が、さでぃすとが大好きなまぞの羞らいと困惑を含んだ恍惚の貌。 もっと、痛みを味わいなさい。 もっと俺を愉しませなさい。」
 三宅は小さくしこる咲織の胸の頂きをつんと新しい針の先で突いた。 軽く触れられただけだったが、痛みが電流の様に躯に放射する。 その電流が咲織の中のマゾの血を励起させた。 疼きが肉を震わせ、咲織は腰から蕩けていく。 

「返事は?」
 三宅に顎を持ち上げられ、咲織は睫毛を伏せた。 怖くて、三宅を見られなかった。 溜まっていた涙が頬に伝った。 
「はい。 痛みを味わいます。 ご主人様にもっと愉しんで頂きたいです。」
 服従の言葉を発した喉を甘酸っぱいものが降りていく。 むずむずと胸がひりついた。 

「よく耐えたな。 おまえの白くてぷりぷりとした胸は本当に被虐が良く似合う。」
 二つの乳房を囲む針の一つを三宅はぴんと指で弾いた。 秘唇へと繋がった感悩の弦を弾かれた様に咲織は甘い啼き声を奏でた。 とろりとした瞳を三宅に送る。 

何かを伝えようと紅い唇が開き掛けて、三宅の言葉に戸惑った。
「仕上げの飾りといくか。 それにしてもおまえの乳首は小さ過ぎる。 本当に肥大化していかなくてはいけない。」
 三宅は咲織の胸の頂きで怯える乳首をぎゅっと指に摘まんだ。 

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☆ その1873=感じる胸。

『肥大化? 一体、ご主人様は何を・・・。』

 三宅の言葉に顔を覗かせた不安も、しこった乳首を摘ままれた刺激の前に押し流された。 乳首と子宮、そして秘唇とは一つの糸で繋がっている様だった。 まるで躯の奥に秘めた感器を三宅に直接弄られているかの様に躯の中で電気が起きる。 

『あぁぁ、感じてしまいます。 何も考えられなくなる。 全てが流れていく。 咲織は、咲織なんて婬らな・・・。 哀しい。』

「あぁぁぁんんっ。」
 咲織はつんと尖った顎を上げ、足首をぎゅっと握った細い腕を震わせた。 感に堪えない表情で優美な眉を寄せ、半開きの紅い唇を宙に喘がせる。 

「胸だけでそこまで感じるか。 とことん好き者だな。 だが、いい顔だ。」
 咲織の表情に視線を預けたまま、三宅は両の乳首を一度に玩んだ。 指の中に隠れた蕾をその弾力を愉しんで、ころころと転がす。 咲織の肩がわななく。 鎖骨が泣いてでもいる様に狭まり、揺れる。

「あぁぁぁっ。」
 軽いタッチで転がされ、乳首は感悩を躯中に発散した。 同時に秘唇が催婬剤をたっぷりと染み込まされた事を思い出しでもした様にじんじんと痒みを訴えて来た。 三宅に転がされる程にそれは強くなり、嫌でも咲織に甘い啼き声を上げさせる。
「マゾのおまえは、こうされる方がいいんだろう。」
 三宅は乳首の先端から血が滴るかと思う程に指で潰した。 そのまま、右に左に、上に下にと引っ張る。 三宅の思うが儘に、針の花を咲かせたまん丸な乳房は悲痛に歪み、三宅を愉しませた。

「ぅわぁぁぁんん。 あんん、あんっ、あっぁっ。」
 筋を浮かべて仰け反らせた細頸から一筋汗が滴った。 その汗が乳房の隆起に沿って流れ、乾きかけた血の紅を溶かして鳩尾へと伝った。 

『駄目。 痛いのに。 悲鳴を堪えられない程痛いのに。 躯の奥から波が来る。 ずんずんと。 滴っている。 蜜が。 婬らな蜜が咲織の中を。』

 乳首を押し潰され、引っ張られる痛烈な痛みが躯の奥へと走っていく。 それが下から突き上げて続けているバイブのうねりとぶつかり合い、爆ぜる。

 恍惚と言うには哀しい苦汁に満ちた感脳だった。 それでも、咲織の肉は更なる刺激を求めて疼きを強める。 もっとと言う様に勝手に腰が媚びていた。

「ちょっとちくびを玩ばれただけで、そのよがり振りだ。 おまえは本当に面白い。 針で弄ったらどうなるだろうな。」


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☆ その1874=耐えるしかない。

『ご主人様が楽しそう。 私で、愉しまれてる。 もっと遊んでください。 この躯で良ければ。 この奴麗で良ければ。』

 三宅は引き締まった唇の端に悪魔的な笑みを浮かべた。 咲織はその笑みに引き込まれてしまう自分を抑えられなかった。 疑問も、哀しみも、怖れさえも押し流し、胸苦しいまでに三宅への思いが噴き出す。 躯が沸々と疼いた。 もぞもぞと腰が動くのを止められない。 

「動くんじゃないぞ。」
 それでも、三宅が難しい顔を見せ、消毒薬を乳首に塗りつけ始めると、改めて怖れが湧き上がってくる。 痛みを知った躯が緊張する。 乳首はアルコールに凍え、銀色の注射針が瞳でぎらつくと悲鳴が喉元に迫った。

「啼いていい。 だが、逃げるな。 逃げれば傷が深くなる。」
 三宅の言葉に咲織はごくりと恐怖を飲み込んだ。 苦いものに喉がひりつく。 何かに縋る様に足首をぎゅっと握る。 掌に足首にがっちり嵌まった足枷の金具が当った。 

『何処までも咲織はご主人様の奴麗。 耐えるしかない。 耐える事だけが咲織の存在理由なんだから。』

 咲織は乳房を三宅に捧げる様に突き出した。 その上で鎖骨が飲み込んだ怖れに戦慄いていた。 

「ひぃぃぃぃぃぃっっ。」
 憐れな決意を針の鋭い痛みが引き裂いた。 躯が針から逃げようと傾く。 三宅にがっしりと蕾を掴まれた乳房が悲痛に歪んだ。
「動くな。 怪我をする。」
 三宅は強い意志で針を突き刺した。 乳首の根元、淡い桃色の乳暈を袈裟掛けに注射針が貫き、下から銀色の張先が顔を出す。 針先に小さな血玉が浮かび、ぷっくりと脹れて割れた。

「あぁぁぁぁぁぁ。」
 痛みよりも恐怖の余韻に咲織は胸を大きく上下させて嗚咽を繰り返していた。 優しい頬の線が今は引き攣り、唇は一層紅く凄艶さを漂わす。
 
「痛かったか。」
 案に無い三宅の優しい声に、咲織の瞳から暖かな涙が溢れた。 潤んだ瞳に三宅の顔を映し、咲織は嗚咽に喉を詰まらせながらもこくりと頷く。

「そうか、良かったな。 また一つおまえはハードルを乗り越えた。 より理想の奴麗に近づいた訳だ。 後、三本だ。 耐えなさい。」
 許されるとは思ってはいなかった。 それでも、咲織の胸に哀しみが溢れた。

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☆ その1875=秘唇の奥が・・・。

「あぁ。」
 咲織はひそやかに慟哭した。 

『後、三本も。 あれ程、辛いのに。 怖いのに。 耐えられる? 咲織は。 本当に後三本で終わるの? ううん、期待なんかしちゃいけない。 奴麗なんだから。  奴麗の咲織はご主人様がされる事を受け入れるだけ。 期待なんか・・・。 でも、でも・・・。 ほんの少しでいいから。』

 薔薇色の優美な頬から血の気が失せ、今は蒼白に見えた。 
「怖いか。」
 咲織はこくりと頷いた。 三宅の掌がその頬を柔らかに挟んだ。 何か問いたげに開き掛けた唇を三宅は奪った。 優しい口付けだった。 

『ご主人様。 ご主人様は咲織の事を全てお見通しなんですね。 やはり咲織はご主人様に従うしかない。 それしかできない。 あぁ、また私は・・・。』

 唇から伝わる柔らかで温かな感触が胸に掛った靄を晴らしていく。 咲織は三宅の吐息と一緒に苦いものをごくりと飲み下した。 

 意外にも長い口付けだった。 痛みと怖れの強張りが次第に溶けていく。 小さな掌がおずおずと三宅の体を求めて、足首から離れかけた。

「あぅんんん。」
 三宅に塞がれたままの唇から悲鳴とも甘い喘ぎとも付かない響きが漏れた。 三宅の指に弾かれた針が今も蕾を揺らしている気がする。 びりんと痺れる様な感覚が肉を伝い、子宮に流れ込む。 

「ぅわんんん。」
 三宅への熱い思いに溶け出し、正座を崩してへなり込む咲織の躯にバイブが深く刺さった。 菊華を押し開き、重い痛みとそれよりも重い感悩が背筋を揺るがす。 それは咲織に咲織がどう言う存在がを知らしめる肉にがっちりと嵌められた枷だった。 

『何処までも奴麗。 奴麗なんですね、咲織は。 ご主人様に全てを所有されている。 逃れようの無い奴麗。 だったら・・・。』

 咲織は三宅に躯をしっとりと委ねた。 まだ重ねられたままの三宅の口を積極的にすった。 三宅は咲織の背を片手で支えながら、びんびんと咲織の胸に刺した針を弾いてくる。 その傷口を引っ掻かれる様な痛みを咲織の躯は愛儀だと感じていた。 秘唇の奥がひりついた。

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☆ その1876=夢うつつ。

 舌が三宅の舌を求めて口の中を彷徨う。 腕は何時しか三宅の背を掻き抱いていた。 

 三宅への熱が肉の奥から湧いてくる。 その熱に炒られて肌と言う肌はひりつき、三宅の肌を求めた。 秘唇の奥がきゅっきゅっと収縮する。 その度に想いが蜜となって溢れる様だった。 

 突然、甘い空気は立ち切られた。 三宅は無言で咲織の躯を引き離した。 まだ夢うつつに朧な瞳を向けている咲織に構わず、その胸の乳首を摘まんだ。 

「いたぁぁぁぁぁっ。」
 心構えも出来ていない裡に、乳首の根元は注射針に貫かれていた。 稲妻に打たれた様な痛みに咲織は背を弓反らせて啼いた。 
「あぁぁぁぁ。」
肉を穿つ鋭い痛みに三宅へと向かっていた熱い感悩が行き場を失い躯の中で逆巻く。 そこを菊華を掻き回すバイブのうねりが穿つ。 痛みが余韻に移ろうと、咲織は惑い、身をくねらせた。

「ふふふ。 針さえ気に入った様だな。 感じたんだろう。」
「痛いです。 怖いです。」
 三宅に顎を持ち上げられ、咲織は捨てられていた子犬が小さく吠える様に言った。

「ふん。 それはそうだろう。 だが、痛みの後でおまえは感悩に酔い痴れた筈だ。 躯は正直だな。」
 三宅は鼻で嗤った。 咲織の膝を割ると、そのまま秘唇を指で犯した。 二度、三度と花びらを指腹で弄る。 咲織は込み上げてくる甘い感悩を飲み下した。 

「ほら。 嘗めなさい。 おまえの蜜は微かに甘い。 それにレモンの様な酸っぱさが混じっている筈だ。 感じている何よりの証拠だ。」
 抵抗する事無く、三宅の指を咲織は受け入れ、唇を開いた。 ねっとりと舌を絡める。 自分の蜜の味が喉を下り、子宮へと戻っていく。 代わりに歪んだ疼きが込み上げた。 

 咲織はもう逃げなかった。 躯ごと歓んで痛みを、針を受け入れようとした。 覚悟を越えた痛みに悲鳴を上げても、両掌で足首を握り締め胸を突き出し続けた。 痛みの後のじわりと肉に浸み込む感悩の悦びを確かに三宅が言う通り咲織の躯は肉の内側に刻んでいた。

「よし。 さすがに天性のマゾだ。 順応性が高い。 よく耐えたな。 これで準備が整った。 さ、被虐の歓びに気が遠くなるまで、啼かせてやろう。」
 三宅は針の花を咲かせた胸球を下から持ち上げた。 指先に糸が見えた。

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☆ その1877=胸に揺れる鈴。

「何?」
 咲織は怪訝な面持で三宅を見上げた。 が、もうその瞳は怯えてはいなかった。 腕の中で安らぐ子猫の瞳だった。
「可愛いだろう。」
 三宅は糸の輪を持ち上げて見せた。 糸の先で金色の鈴がきらきらと揺れた。

「それにいい音がする。」
 三宅が振ると、鈴はちりんちりんと涼やかな音を響かせた。 一瞬、その愛らしさに、咲織は躯の中の疼きも針で飾られた乳房を突き出していると言う非情な状況も忘れて、揺れる鈴に微笑んだ。

「ほら。」
 三宅は鈴を咲織の掌に載せた。 五百円玉ほどの大きさだが、分厚い銅で出来ているのかずっしりと持ち重りがした。 その重さが咲織をうたかたの夢から醒めさせた。  

『重い。 まさか、これを胸に? あぁ、こんなに愛らしい物さえ、咲織には責め具。 奴麗には羞かしめと痛みしか与えないと。 その中で歓びを見いだせと。 でも、嬉しいです。 こんなに良く出来た物、見つけるのも大変でしたでしょうに。 咲織のために探して頂けたなんて。 咲織が啼く処を想って頂けたのですか。 だったら、咲織はきっと・・・。』

 咲織は鈴を振ってみた。 ちりんちりんと涼やかな音色に変わりは無いのに、目的を知った今はそれが婬らな音に聞こえた。 その澄んだ音色に重なる自分の啼き声が胸に絡み付き、締め付けてくる。 子宮がぎゅっと収縮する。 ずゅんと秘唇が啼いた。

「飾ってください。 この胸を。」
 咲織は三宅に鈴を手渡した。 その幼さの残る柔らかな頬は今は哀しい決意に引き締まり、妖しい女の香りを漂わせていた。 

「よしよし、いい奴麗だ。 いっぱい用意してやったからな。 いっぱい響かせろ。 婬美な音色をな。」
 三宅は愛好を崩した。 咲織の突き出した乳房を貫く注射針に慎重に鈴の輪を掛けていく。 その指先の震えが咲織の肉に伝わってくる。 咲織はその指を愛しげに見つめた。 

「あぁっ。」
 三宅が指を離す。 ずしりと咲織の乳房が引っ張られた。 ずぅんと重みが咲織の肉に伝わってくる。 苦しみよりも感悩が降りていった。

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☆ その1878=膝を開け。

「思った通りだ。 おまえの肌は白いから金色の鈴が良く似合う。」
 三宅は咲織の胸から下がる金色の鈴を楽しそうに揺らした。
「ぁぁぁん。」
 ちりんちりんと涼やかな音が咲織の耳を擽った。 同時にその音は糸を伝い、乳房を貫く注射針を震わせる。 痛い様なくすぐったい様な微振動が躯の奥へと流れ込んでくる。 感悩が小さな泡となって無数に湧き上がる。 咲織は伏せた長い睫毛をふるふると震わせ、喉を鳴らした。 

「いいのか。」
「はい。 ぃぃです。 ぁっ、ぁぁん。」
 返事をする間にも、三宅に鈴を鳴らされて咲織の華奢な躯が感悩のさざ波を立てる。 巻き毛の掛る細い肩から、かまって欲しいとばかりに薫霧が立ち昇っていた。

「もっと付けて欲しいか。」
「はい。 もっといっぱい胸に付けてください。」
 本来なら屈辱的な言葉が今の咲織には甘い呪文だった。 奴麗の復唱を口にしながら、ちろちろと肉が燃え上がってくる。 何時の間にか、心から言葉通りに願っている自分はつくづく奴麗なのだと思った。

「仕方ない。 奴麗の願いだからな。 いっぱい付けてやろう。 胸を突き出しなさい。」
 咲織は躯の芯の怯えを堪えて、言われた通りに胸をぐっと突き出した。 後ろ手に掴んだ自分の足首をぎゅっと握りしめる。 

「二つ。 三つ。 四つ。」
 三宅は数え上げながら、慎重に鈴を乳房の中腹を丸く取り巻く注射針に掛けていった。 鈴が増えていくに連れて、胸が引っ張られる痛みがじんと響いてくる。 それと共に本能的な怖れが顔を覗かせた。  
「あぁぁぁっ。」
 怖れと共に甘酸っぱい感悩がずゅんと湧いてくる。 耐えかねて、咲織は緊張に飲んでいた息をそっと吐き出した。 腰が砕けそうだった。 瞳の前の三宅の腕の中へ今にも溶け出したかった。

「ほら、着け終わったぞ。 片方で六つ。 両方で十二。 最後に取って置きの鈴で乳首を飾ってやろう。」
 三宅はひときわ大きな鈴を咲織の瞳の前に振って見せた。 ちーんと高い音がした。 その綺麗な音色が却って重さと痛みを想像させた。 子宮がきゅっとなった。 じゅわりと婬蜜が溢れる。 咲織はごくりと生唾を飲み下した。

「その前に膝を開きなさい。」   
 おずおずと開いた咲織の膝を割って、三宅は足を伸ばしてきた。

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☆ その1879=官能に咽ぶ。

「欲しいのだろう。 欲しくて堪らないんだろう。」
 三宅の言葉に咲織は何も言えず、火照った頬を隠す様に俯いた。
「違うのか。」
 厳しい口調で追い打ちを掛けられた。

『ご主人様は咲織に婬らな願いをさせてお嗤いになりたいのでしょう。 自ら羞じを忍んで、堕ちて見せろと。 あぁ。 本当に欲しいです。 ご主人様。 何時だって咲織はご主人様が欲しいです。 ご主人様に弄られたいです。 何もかも飛んで忘れられるまで。 この躯が全て婬蜜となって溶け出してしまうまで。 ご主人様の体と一つに融け合いたい。 でも、今口を開いたら・・・。』

 口を開けば、迫上がってきている感悩の酸っぱいものが零れそうで、咲織は紅い唇を引き結んだまま恥ずかしげに頷いた。

「どうなんだ? 正直に言いなさい。」
 三宅は脚を伸ばしてきた。 咲織は迎え入れる様に膝を開き腰を浮かせていた。 三宅の足指は簡単に咲織の秘唇を捉えた。 

 その秘唇から伝わる足指で弄られているとは思えないねっとりとした滑らかな感触が自分がどれ程婬蜜を溢れさせていたかを咲織に教えて来る。 

 その羞恥に血がたちどころに沸騰し、うなじを朱に染めた。 頭が感悩に咽んで、何も考えられなくなってくる。 ようやく開いた紅い唇からは、ただ辛そうな喘ぎだけが漏れた。

「止めて欲しいのか。」
 三宅の足指が咲織の秘唇を掻き別け、花びらの奥に潜んだ秘芽を捉えた。 三宅は粘膜のベールごとぐりぐりと捏ね回してくる。

 器用とは言え、手の指からは遠いその稚拙で荒々しい動きと力が咲織を焦らし、却って感悩を高めた。 咲織の腰が勝手に動きだしていた。 自ら秘唇を花びらを三宅の足指に擦りつける様にくねくねと動のを止められない。 

「あぁぁっ。 ぁふぁんん。」
 ついに紅い唇を濡らして啼き声を漏らした時だった。 三宅の足指がふっと動きを止めた。 

「いや、止めないで。 お願いです。 咲織を弄ってください。」
 咲織は濡れた瞳で哀願した。 

「おまえは今、何に何処を弄られて、悦んでいるんだ?」
「咲織はご主人様の足指でお萬子を弄られて、悦んでいます。」
 羞じを忍ぶしか無かった。 それ程に感悩は昂まり、疼きは咲織を急き立てていた。 躯が熱かった。 そして、自らを褥しめる言葉が自らに還り、一層血を婬らに染め上げていった。

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☆ その1880=奴隷の台詞。

「おまえは土を踏む足指で女の大切な器官を弄られて悦ぶ世にも賤しい女なんだな。」
 三宅の小馬鹿にした様な口ぶりが咲織の胸を締め付け、婬らな血を滴らせる。 
「はい。 咲織はご主人様の足指で大切な処を弄られて悦ぶ世にも賤しい女です。 どうか、どうか、もっと弄ってください。」
 咲織を切なげに白い躯を捩り、哀しい言葉を吐き出した。 その大きな瞳は妖しく濡れ、優美な頬は臈長けた艶香を纏って三宅に迫る。 

 自らの羞ずかしい言葉に身もだえしながらも、秘唇は三宅の足指を求めて蠢き続けていた。 どくどくと婬蜜の滴る音が聞こえる様だった。

「なんとも破憐恥な奴麗だ。 会社でのおまえを知っている人間が聞いたら呆れ返るだろうな。 そしてそんな女ならと皆、おまえを愉しみたがるだろうな。 高嶺の花かと見えた女が世にも婬で恥知らずだったんだからな。 おまえがどんな顔で我が社の男達に玩ばれるか、見てみたい気がする。」

「いやぁぁぁ。 それだけは。 それだけはお許しください。 ご主人様だけの奴麗でいさせてください。」
 三宅の言葉が口先だけだと思っても、信じ切る事は出来なかった。 それだけに鋭い針を無数に打たれる痛みが咲織を襲う。 心は血を流して咽んでいた。 それでも、腰が動いてしまう自分が、感じ続けている自分が哀しかった。

「ふん。 俺だけの奴麗か。 まるで純情な恋する乙女の台詞だな。 そんな台詞が言えた女か。 今のおまえの姿が見えるか。 横の壁を見てみなさい。」
 三宅の言葉に視線を移したスクリーンには乳房から幾つもの金色の鈴を垂らし、黒い拘束衣で白い女の裸身を飾られた女が写っていた。 その女はその世にも浅ましい姿で腰を男の足に擦り付けている。 それは婬婦の姿そのものだった。  

『なんて、なんて浅ましい姿。 言い訳の一つも出来ない。 こんな姿をご主人様に見られて。 生きていけない。 ご主人様は本当にこんな咲織をお見捨てにならないの。 どうしよう。 本当にご主人様が咲織を他の人に貸し出すと仰ったら。 咲織は拒否できるの? 出来ない。 きっと出来ない。 そして、あの母の様に惨めにも感じてしまう。 それが私の性。 切れる事の無い鎖で繋がれた性。 もし、本当にご主人様が命じられるなら、その時はご主人様の奴麗のまま果てたい。 この命を断ちたい。』 

「あぁぁぁ。」
 咲織は哭いた。 胸を反らし、喉を突き出して宙に哭いた。 しかし、疼きはその勢いを増す事はあっても、消えはしなかった。
「ふん。 啼けばいい。 啼かせてやると言ったんだからな。」
 三宅の立てた足の親指がぬるりと咲織の秘唇を割った。 咲織の粘膜の鞘はそれを悦びを持っていとも容易く受け入れていた。

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☆ その1881=呑み込まれる。

「うくくくくぅぅ。 くぁん。 はぁぁっ。」
 三宅は器用に足を小さく回した。 咲織の躯の中に埋まった丸太い親指がにゅるにゅると粘膜の襞を擦り上げる。 肉が蕩け、骨すら崩れる様な感悩が咲織を突き上げて来る。

 咲織は胸の中で渦巻く全ての感情を涙と共に押し流し、自ら感悩に呑み込まれていった。 自分の啼き声が耳に帰り、咲織は更に感悩に没入していく。
 
「ふふっ。 そんなに俺の足が美味しいか。」
「はい。 美味しいです。 ご主人様は足でも何処でも美味しいです。 触れて頂けるだけで咲織は感じてしまいます。 咲織は啼いてしまいます。」
 腰が溶け出していた。 姿勢を保って居られず、崩れる様に咲織は三宅の脚に縋った。

「あふぁぁぁぁん。 いっつぅぅぅ。」
 ぶらりと鈴が一斉に乳房から垂れ下がり、ちりちりと鳴った。 ずしりと乳房ごと持っていかれる様な苦しみが躯を走る。 同時に針を通して直に伝わる振動が、感悩を揺さぶった。 咲織は華奢な背を猫の様に丸め、三宅の脚の上で啼いた。 

「なる程、おまえの萬子には足で十分なようだ。 これからは、俺が愉しみたい時にはおまえの菊華と喉だけを使う事にしよう。 そしておまえを悦ばせるのは足指か玩具、それと他の男だけ。 奴麗らしい使われ方だと思わないか。」
「あぁぁ、そ、そんなぁ。」
 咲織は躯を掻き混ぜる様な感悩の渦の最中にいた。 三宅の悪魔の様な提案にも顔も上げらず、ただ巻き毛を振った。 さわさわとその髪が三宅の脚を擽る。 三宅は咲織の髪を掴み、顔を上げさせた。 

「普通の女性がそんな行為には使わない、そして当然には悦びを感じるどころか苦痛しか感じない器官である菊華と喉をおまえの言葉を信じれば愛する男に捧げる。 そして、本来の性具である秘唇は足しか与えて貰えない。 どうしても男の物で突かれたいなら、貸し出してやる事にしよう。 嬉しくて、また感じてしまうな。」
 三宅はぐりぐりと足の親指を動かした。 三宅の太い足指はぴったりと咲織の悦びの丘を捉えていた。 今も菊華を貫くバイブとぴたりと呼吸を合わせ、咲織の感器は前後から擦り上げられる。 否応の無い感悩の津波が咲織を押し包む。 

『なんて、なんて哀しい。 それが奴麗なんですね。 それが、ご主人様のお望みなら、咲織に拒む事は出来はしない。 奴麗の咲織はただご主人様のご命令に従うだけ。 全てを受け入れるだけ。 どんなに哀しい事も、どんなに辛い事も。 そして、咲織の躯はそれでも感じてしまう。 きっと悦びを見出してしまう。』

 咲織は自ら身を焦がす様な感悩にのめり込んでいった。 鈴が与える肉が千切れる様な苦しみも、三宅の心無い言葉が与える身を切る様な痛みも肉の歓びに換えて。

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☆ その1882=重い鈴。

 軽やかに鈴の音が鳴る度に微細な電気が肉を震わせた。 深々と秘唇に押し入った三宅の足指が疼きを駆り立てる。 咲織は獣となって瞳の前の慾望に貪り付こうとしていた。 

「あぁぁぁぁぁん。 いっ、いっ、いい。 いっくぅぅぅ。」
 咲織の背が弓を描く。 丸い尻がうねうねと三宅の足の上で踊った。 ちりんちりんと鈴の音が咲織の歓喜を知らる様に鳴った。

「まだだ。」
 突然、電気鞭が胸に押し当てられた。 その冷たさだけで咲織の命は、一瞬全てを止めた。
「許可なく逝くなと言った筈だ。」
 三宅は冷酷に電気鞭のスイッチを入れた。 

「ぎゃぁぁぁぁ。」
 咲織の朱を帯びた柔肌から汗が跳ねた。 巻き毛を後ろに跳ね上げ、咲織は慟哭した。 躯は今も感電し続け、細やかに波打つ。 

 その躯の震えのままに乳房から垂れた数多の鈴が揺れる。 余りに悲惨で余りに婬美な咲織を嘲笑う様に鈴はいとも涼やかに鳴った。

 その音色が咲織をさらに哀しみと婬蕩な苦しみの沼へと引き摺り込む。 電気鞭の衝撃が去った後も咲織は四つん這いになったその身を引き付けを起こした様にくねらせ続けた。

「逝くな。 俺が飽きるまで、感悩地獄の底でのたうち回って楽しませなさい。 いいね。」
「はい。 ご主人様が飽きられるまで咲織は地獄でのたうち回ります。」
 息絶え絶えに咲織は応えた。 まっすぐに三宅に向けた瞳は婬蕩に、そして被虐の慾情に濡れ光っていた。 
 
「よし、苦痛と恥辱にのたうち回れ、俺を楽しませるためだけに。 乳首にこの取って置きの鈴をつけてやろう。 持ってみろ。」
「あぁぁぁ。」
 三宅は咲織の掌に鈴を落とした。 それは覚悟していたよりも遥かに重く、咲織は小さな掌から取り落としそうになった。

 それが自分に与えるだろう苦痛に躯が戦き、子宮がきゅんと縮む。 それでいてその鈴を見る三宅の子供の様にきらきらとした瞳にひと時咲織の胸は華やいだ。

『そんな眼をされたら、咲織はどんな事でも受け入れてしまいます。 ううん、自ら進んで苦痛に恥辱にこの身を晒し、のたうち回らせたくなってしまいます。 どうぞ、この身が壊れるまで咲織で楽しんでください。』

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☆ その1883=染み込んでくる。

「着けてください、その鈴を。」
 咲織は膝立ちになり、胸を突き出した。 一斉にちりんちりんと鳴る鈴が肉を骨身を揺する。 その痛みが怖れを引き出し、躯を震えわせた。

「いい覚悟だ。」
 三宅の指が咲織の乳首に伸びる。 その熱が咲織の肉に浸み込んでくる。 それだけで咲織は感じた。 三宅の体温が肉を通って子宮に流れ込むようだった。 秘唇の奥がいたたまれない程に疼く。 紅い唇からほっと喘ぎが漏れた。

「あぁぁぁぁぁっ。 いたいぃぃぃぃ。 あぅぁぁぁぁ。 あっ、あぁ、ぁぅんん。」
 予想よりも遥かに鈴は重かった。 乳首が根元からもげそうな痛みと恐怖に躯が強張る。

 堪えようとする暇も無く悲鳴が零れていた。 倒れ込みそうになる躯を震わせ、ひしと自分の足首を掴んで咲織は耐えた。

「どうだ。 綺麗だろう。 嬉しいか。」
 三宅の問い掛けに頷くべきだと思っても、躯を圧する痛みに小首一つ動かせなかった。 

『嬉しいです。 ご主人様が咲織にされる事なら何でも。 でも、でも、辛すぎてもう壊れそうです。 怖い。 本当に、壊れてしまうのが。 まだもう一つ、付けなければいけない。 ご主人様がわざわざ用意してくれた飾りなんだから。 ご主人様に喜んで頂かなきゃいけないんだから。 あぁ、もう、駄目かも。』

 咲織は細い首に筋を浮かべ、痛みと恐怖と戦った。 三宅の願いを聞けないのではないかと思うと、それが悲しかった。   

「もう一つ残っている。 顔を上げて、胸を突き出せ。」
 三宅は今にも崩れそうな咲織の肩を掴んで起こした。 紅い唇を込み上げる悲鳴と嗚咽に震わせ続ける咲織を無視して左の乳首に刺さった針に鈴の糸を巻き付けていく。 

「うぎゃぁぁぁぁ。 いたぁぁぁい、いたいですぅぅ。 あぁぁぁ。 ゆ、許してくださいぃぃぃ。 も、もぅ耐えられない。 いゃぁぁぁ。」
 三宅が鈴を離した瞬間、乳首が引き千切られる痛みと恐怖が咲織を圧した。 床に両手を着き、雌豹の様に背中を反らせて、悲鳴を上げた。 空気を裂く悲鳴の下から鈴が咲織の苦しみを嘲笑って涼やかな音を響かせる。 

『泣いちゃ駄目。 駄目なの、咲織は奴麗なんだから、この痛みも苦しみも耐えなきゃ。 喜んで受け入れなきゃ。 あぁ、出来ない。 痛い。 痛い。 怖い。』

「いやぁぁぁ。 痛いぃぃぃ。 外して。 外してぇぇぇ。 もういゃぁぁぁ。」

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☆ その1884=嗤う鈴の音。

 咲織は上半身を仰け反らせ、断末魔の白蛇の様にその華奢な裸身をくねらせた。 躯を貫く鋭く重い痛みが躯中の筋を引き攣らせる。 意識は飛んでいた。 ただ、痛みと恐怖だけがそのたおやかな躯を支配していた。

「あぎゃぁぁぁぁぁ。 痛い、痛いです。 く、苦しいです。 取って、取ってくださいぃぃぃぃぃぃ。 あぅ゛ぐぅぅぁぁぁ。」
  
 乳房がそして何よりも乳首が根こそぎもがれる痛みに咲織はついに床に崩れた。 鈴達が鏡の床に転がっるからんからんと言う高い音が、咲織を嗤っている様に揺れる。

 乳房を喰い千切る激痛が肉の隅々まで打ち寄せ、そして潮の様に引いていった。 代わりにじんじんとした針の痛みと怖れが肉に響いた。 肉は怯え、震え、咲織は低い呻きを靡かせて、動けなかった。

「どうした。 折角おまえの望み通りに針で貫き、鈴を飾ってやったのに。 飾られた姿も隠して倒れ込むとは。 俺が与えた痛みを味わう気は無いと言う事か。」
 三宅はさも小面憎そうに言い放ち、床に這う咲織のぷっくりと盛り上がった尻たぼを爪先で小突いた。 

「いえ、そんな事は。」
 荒い息の下から辛うじて声を絞り出す。 じりじりと咲織の小さな指が躯の横まで鏡の床を這った。 心細げな肩甲骨をわなわなと浮き立たせ、咲織は上半身を起こそうと試みる。

 潰れ華奢な躯からまろくはみ出た乳房が円さを取り戻していく。 打たれた針から伸びたたこ糸が伸び、鈴がちろちろと鏡の床を転がった。

「あぁぁぁっ。 う、ぐあぁ。」
 伸びかけた咲織の細い腕がかくかくと震える。 それでも、躯を起こそうとしていた。 背中に三宅の冷たい視線を感じて。

 が、そこまでだった。 鈴が床を離れた瞬間、痛みと同時に言い知れぬ哀しみが咲織の肉を震わせた。 腕が、心が痛みに負けていた。 咲織は再び床に這った。 

「無様に床に這って。 本当に家畜だな。 どれだけ好きだの、愛してるのと言っても自分の意志ではその愛する人が与えてくれる愛撫一つ受け止められないとは。 やはり、おまえに自由は必要ない様だ。 自由を奪って欲しいか。」
 三宅は咲織の丸い尻たぼの間で鎌首を揺らしているバイブを踏みつけた。 ずんと咲織の躯の中を苦しみとそれを上回る爛れる様な愉悦が沁みていった。

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☆ その1885=紅い唇で。

「あぐぅ。 あぁぁ。 あぁぁんん。」
 床に拡がる咲織の巻き毛を湿らせ、啼き声が次第に濡れていった。 小さな背中で天使の羽痕がふるふると震える。

「痛みが遠のけば、すぐに感じる。 本当に婬濫過ぎて責めようがない。 少しも楽しめないじゃないか。 今晩は啼き狂わせてやろうと思っていたのに。 俺から与えられる痛みを味わいたいか。 苦しみに身を捩り、啼き尽くし、俺の目を、耳を楽しませたいか。」
 三宅は咲織の傍らに屈みこんだ。

「はい。 ご主人様に楽しんで欲しいです。 ご主人様がこの咲織に与えてくださるものなら何でも、それが痛みでも苦しみでも味わい尽くしたいです。」
 咲織は三宅を探す様に顔を傾けた。 巻き毛の間から覗く大きな瞳がうっとりと煌めく。 既にリップも落ちたろうのに、そのぽってりとした唇は妖しい程に紅く濡れていた。

「ふん。 口では何とでも言える。 音をあげるなよ。 許してと言う言葉は聞きたくない。 苦しければ苦しい程、この口でもっともっとと責め苦を懇願するんだな。」
 判ったかと言う様に三宅は咲織の唇を摘まんだ。 涙の溜まった咲織の瞳がこっくりと頷く。

「自分では自由を持て余してしまう、婬濫な家畜のために邪魔な自由を奪ってやろう。 その口で、お願いするんだ。 逃げ出さない様に自由を奪ってください、耐え難い責め苦をお与えくださいと。」
 三宅は咲織の巻き毛を乱暴に掴み、その涙に濡れた貌を起こした。

『言えと、仰るんですね。 自ら、痛みを望めと。 普通の女の子の様に、ううん、それ以上に、本当はご主人様の愛を望んでいると、ご存じの筈なのに。 優しい、暖かな抱擁ではなく、奴麗の私は苦しみと屈辱を自ら望んで、そして感じろと・・・。 あぁぁ、辛い。 躯の痛みより、血を流すこのご主人様への満たされることの無いぬ想いが辛いです。 どうぞ、お好きなだけ罰をください。 苦しみを屈辱をください。 そう、その痛みの中でしか咲織は解放されない、奴麗。 自分ではこうして、逃げてしまう。 どうしても、どうしてもご主人様のくださる責め苦を受け止められない。 どうぞ、自由を奪ってください。 そして、咲織の想いを解放してください。』

 咲織は伏せていた瞳をくりっと見開き、三宅をまっすぐに見つめた。
「どうぞ、ご主人様が与えてくださる責め苦を受け止められない、駄目な奴麗を縛めてください。 二度と逃げ出さない様に自由を奪ってください。」

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☆ その1886=自由を奪ってください。

 か細いが咲織の声は震えてはいなかった。 決然と自分に宣言するように言葉を発した。 自らの発した言葉の一つ一つが刃となって咲織の胸を抉っては肉の中に降りていく。 咲織の白い肌が桃色に紅潮していった。

「仕方がないな。 堪え性の無い家畜を持ったのも俺の責任だ。 おまえの望み通りに自由を奪ってやる。 で、自由を奪われた後はどうされたいんだ?」
 三宅はぞくっとする綺麗な笑みを咲織に投げかけた。

「ご主人様が満足されるまで、この躯をお責めください。 咲織が苦痛と屈辱に啼き、悶える姿をお楽しみください。」
 すらすらと哀しい奴麗の言葉が自分の口から湧き出たのを、そして、自ら本当にそれを望んでいる事を知って、咲織は胸を熱くした。 子宮がかっかっと燃え、婬らな思いが体液となって滾り、躯に染みてくるのを感じた。 

『本当に、咲織は奴麗。 婬濫な婬濫なマゾ奴麗になりました。 怖いのに、怯えているのに、躯の芯が熱い。 血が沸き立ってくる。 今しがたもう駄目だと震え、凍り付いたばかりなのに。』

 咲織の朱を載せた大きな瞳を三宅は生真面目な眼で見つめた。 軽く頷くと、咲織の頭を床にそっと下ろした。

「いいだろう。 お前が想像していない苦しみを与えてやろう。 思いっきり啼け。哭き喚くがいい。 それだけがお前に与えられた表現だ。 俺を好きなら、その思いを込めて哭け。 哭いて俺を感動に震わせてみろ。 背を反らせて自分の掌で自分の足首を掴みなさい。」
 三宅はそう言うと悠然と咲織を見下ろした。

「はい。 咲織は自分の掌で自分の足首を掴みます。」
 奴麗はご主人様の命令を必ず復唱するものだと言われたからではなかった。 自ら命じない限り、針責めの痛みに怯えた咲織の躯は動きそうになかった。 咲織は意を決して腕を背に持ち上げ、自らの足首を求めた。

 指先が硬質な足枷の革に触れた。 ふっと小さく息を継ぐと、咲織はその足首を力いっぱいに掴む。 しなやかな小さな背がぐっと反り上がる。 自らの重みに押し潰されていた乳房が柔らかな丸みを取り戻していく。 その余りに儚げな柔肌を貫く針達がきらりと光った。

「よし。 そのまま掴んでいなさい。」
 三宅は腰を屈め、咲織の華奢な手脚に巻きついた手枷と足枷の金輪を一つに繋いでいった。 熱い咲織の吐息だけが揺蕩う空気を突き破るように天井からモーター音が轟いた。

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☆ その1887=吊り上げられる。

 鈍色に光る鎖が咲織の上に重々しく降りてきた。 三宅は先端の頑丈なカラビナに咲織の手枷足枷を一つに纏めて嵌めこんだ。

 重く鎮まった空気をモーター音が再び割った。 瞬く裡に鎖はぴんと張った。 咲織の華奢な手脚が上へ上と引っ張られていく。 しなやかに躯が菱形に歪んでいく。

「あうっ。 あわぁぁぁぁ。」
 小柄とは言え咲織の体重が一層華奢な肩に掛かった。 その重い痛みよりも躯が浮き上がろうとする本能的な恐怖に咲織は悲鳴を上げていた。 

『吊るのですか。 そんな事をしたら、鈴が。 針に付けられた鈴が、胸を切り裂く。 あぁぁぁ。 それがご主人様のお望み。 その苦痛を味わえと・・・。 今、ご主人様はどんなお顔で、咲織を眺めて? 楽しんで頂けてますか。』

 徐々に強まる痛みと怖れの中でも咲織は三宅を想った。 それでも、怖くて顔を巡らす事が出来ない。 ただ震える躯を感じながら、声も出せず、ただ鏡の床を見つめていた。

 細い腕は伸び切り、やがて小さな小さな肩が床を離れた。 その肩に吊り上げられる様に上躯が反り返っていく。 乳房がその丸やかさを誇りながら、床を離れた。 凧糸に繋がった幾つもの鈴がしゃらしゃらと涼しげな音を引き摺った。

 柔らかな咲織の躯がくの字に折れ曲がる。 最後に平らな腹が床を離れた。 と、たわわな半球を描く乳房の頂きを彩る桃色の乳暈から伸びた幾つもの金色の鈴がちりちりと踊った。 次いで、ひと際大きな鈴がりんりんと軽やかな音を響かせる。 

「うわぁぁぁぁぁぁ。 あうっ。 うぅぅん。 ぎぁぁぁぁ。」
 乳暈が捥がれ、乳首が引き千切れる痛みに咲織は哭いた。 細い首に痛々しい筋を浮かべ、巻き毛を振り立てる。 その栗色に輝く髪の間から覗く貌からは幼い色は消えて青白く、凄惨さの中にも雄を奮い立たす艶香を滲ませていた。 

「あがぁぁぁぁ。 痛ぃぃぃぃぃ。 あぁぁぁ。 あぁぁぁ。」
 啼くしかなかった。 か弱い乳首を引き裂く様に針が桃色の肌を咬む。 その鋭い痛みが柔らかな肉を伝わり、乳房ごと捥ぎ取られる痛みに咲織の躯が啼いた。

 女の最も大切な器官を壊される本能的な怖れに躯が強張った。 その痛みと恐怖から逃れる術は何処にも無い。 痛みに啼き、巻き毛を降り立てるほどに、鈴は咲織の苦痛と慄きを嘲笑うかの様に涼やかに鳴った。  

高い悲鳴と鈴の音を響かせながら、咲織の躯は浮き上がり続けた。 三宅の腰の高さでようやく止まった時には、閉じていた膝はいつしか開き、すらりと伸びた脚が菱形を宙に描いていた。 

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☆ その1888=駿河問い

 細いながらも肉の詰まった太腿が描くV字の底で、鞭痕も痛々しく若い尻肉が見事な球形を描いている。

 その白く深い谷間からは黒いバイブが天に向かって生え、禍々しくくねり続けていた。 その下で薄らと色付きながらも未だ幼女の様な愛らしさを失わない秘唇のあわいがねっとりと光を纏わらせている。

「お望み通り、自由を奪ってやったぞ。 感謝しろ。」
 三宅は咲織の乳首から垂れている鈴をぴんと指で弾いた。 
「あぁぁぁっ。 あぅんん。 ありがとうございます。 うぅぅんん。」
 何処か媚びが潜んだ呻き声の下から、咲織は辛うじて答える。

「何が有難いんだ?」
 三宅の指が咲織の乳房からぶら下がった鈴を彷徨う度に、咲織の華奢な肉はさざ波を打ち、その細い喉から甘やかな悲鳴が漏れた。

「ご主人様がお与えくださる責めを逃げずに受け止められることが・・・。」
 咲織は切れ切れに哀しい奴隷の口上を振り絞った。  

『これで、本当に逃げられない。 ご主人様が何をされようと。 この身を更に壊されようと、どんな使い方をされようと。 お与え頂く痛みを、苦しみを、全て味わい尽くします。 どうか、咲織が苦痛にのたうつ姿を、何処までも堕ちる姿をお楽しみください。 あぁぁぁ、怖いのに、躯が熱くなってくる。 あそこが疼いてる。 もっと責められたいと躯が求めてる。 本当に、咲織はマゾの奴麗。』

 体重の掛かった肩を責めてくる鈍く重い苦しみ、乳首を貫く鋭い痛み、それより何より心もとなく宙に吊り上げられ、全てを晒し、全てを捧げていると言う底なしの羞恥と怖れが咲織を絶えず襲っていた。

 その圧倒的な感覚の奔流の底を婬らに熱い血潮が肉の隅々にまで浸みていくのを咲織は感じていた。 それが何よりも咲織を羞恥に苛み、その容姿を一層艶めかす。 

 鈴から離れた三宅の指が高々と吊り上げられた咲織の足首から下へと咲織の柔肌の上を滑っていく。 細いながらもむっちりと肉の詰まった腿を過ぎ、三宅の指が淡く朱を滲ませた秘唇をなぞった。

「くぅぅぅ。 くっ、くっ、あっ、あぁぁんんん。」
 咲織の華奢な躯が小刻みに跳ねる。 乳房から下がった鈴達がちりんちりんと鳴いた。 

「まるでおぼこの様なふりをしてぴったりと閉じてるじゃないか。  だが、その閉じた口からは堪えようも無く婬蜜が滲み出している。 痛いとか、止めてとか言いながら、ずっと感じていたんだろう。 婬濫マゾ奴麗らしく、その充血した花びらを剥き出しにしてやろう。」

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☆ その1889=打ち寄せる波。

 三宅はぴたりと閉じた咲織秘唇の合わせ目を指でつーとなぞった。 揶揄された通りに婬蜜を滲ませた秘唇が三宅の指を滑らせる。 太い指はまるで導かれるように秘唇を割り、その奥に潜んだ粘膜の花びらを撫でていった。

「あぁぁんんんんん。」
 咲織は頤を上げ、甘啼を噴き上げる。 細し裸身が描く菱型が一層引き絞られた。
宙に持ち上げられた脚が戦慄く。

『あぁぁ、感じてしまう。 欲しくなる。 もっともっととあそこが震えてる。 耐えられない。 どうかしてしまったの? 咲織の躯。 あぁぁ、堪えられない。 薬のせい? 欲しい、欲しい。 もっと、もっと弄ってください、ご主人様。 それとも、いっそ、血が出るほどに責めて。 気が変になりそうです。 あぁぁ、また。」

 鎖の下で不自由な咲織の躯が精いっぱいにくねった。 大きく鈴達は振れ、ちりんちりんと鳴き喚く。 まるで、咲織の婬らな慾望の様に。

「凄い感じ様だな。 ちょっと花びらに触れただけなのに。 どうだ? この婬ら極まりない花びらを隠して、聖女の振りも無いだろう。 婬濫マゾらしく剥き出しにして欲しいか。」
 三宅は指で咲織の秘唇を大きく開いた。 どろりと透明な蜜が滴った。    

『それを言わなくては、いけませんか。 そんな恥ずかしくて死んでしまいたくなる様な姿をご主人様に曝したいと、自ら懇願しなくてはいけないんですか。 あぁ、きっと濡れている。 婬らに、ピンク色を見せて。 見られたくない。 愛するご主人様の前だけでも、可憐な娘で居たいのに。 乳首に針を打たれて、痛みに耐えていると言うのに、咲織は濡れている。 今も、気が遠くなって、すぐに意識が飛びそうなのに、確かに躯の芯がじんじんとしている。 疼いて、疼いて、耐えられない。 変になりそうです。 咲織はおかしくなってしまいます。 あぁ、言ってしまう。 恥ずかしい言葉を。 哀しい願いを咲織は口にしてしまう。 マゾなんですね。 とことん、婬濫なマゾ。 母と同じ、堕ちた女。』

 哀しい思いが噴出する間も、乳首が捥がれ、じんじんと凍てつく様な痛みが躯を走る。 そして、痛みに引き攣る神経を縫って、婬らな疼きが躯を犯していく。 次第に痛みなのか、婬らな疼きなのかさえ判らなくなる。 咲織は苦痛の下で羞恥の嵐の中で煩悶した。 

 宙に吊られた可憐な少女の躯が悶えていた。 ほっそりとそれでいて若い肉に満ち満ちた脚がふるふると瘧を起す。 両掌の中にすっぽりと収まる小さな腰が折れそうにくねる。 華奢な背から丸々と膨らむ胸がたぷたぷと揺れ、幾つもの鈴が軽やかに鳴った。 

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☆ その1890=鎖の下で。

「どうした、咲織。 俺にただお前を見ているだけで、ずっと待っていろと言うのか。 あんあんと嬉しそうな声を出してるだけで、ちっともお願いがないが。」
 三宅の指が、ここだぞ、ここを開いて欲しいと言うんだとばかりに、咲織のひっそりと閉じられた秘唇をなぞる。 咲織の自ら滲ませた婬蜜に滑らかに這う三宅の指の刺激が咲織の感悩を呼び起こす。 咲織のしなやかな脚が三宅の掌を掴もうとでもする様にきゆっきゅっと痙攣を見せる。 白い肌は吊り下げられた苦痛と躯の内側から生み出される感悩に桜色に染まり、匂い立つ。

「ご、ご主人様。 ど、どうか、咲織の、さおりの秘唇を開いて、花びらを剥き出しにしてください。」
 熱い羞恥に喉を焼かれながら、咲織は細く声を吐き出した。 喉を焼いた羞恥が躯の中に一層大きくなって帰ってくる。 その炎に身を焼かれる苦しみに咲織の黒い革の拘束具に要所を締められた白い裸身が悶えた。 

「あぁぁぁ。」
 哀しい喘ぎを漏らしながら、咲織は身を焼く羞恥が肉を一層爛れさせているのを知った。 じゅんじゅんと子宮の奥から、婬らなエキスが肉に満ち満ちていくのを否定できない。 悶える乳房のから垂れた鈴達がりんりんと鳴った。 その音が、乳首に針を穿たれてもなお感じている事を知らしめている様で、咲織の羞恥を一層煽る。

「ふふん。 すぐに感じる女だ。 こんなに責められていてもなお、貪欲に求めてくる。 もう、おまえのお萬子はとろとろだ。 仕方がないな。 おまえの願いだ。 秘唇を思いっきり開いて、涎を垂らした花びらを剥き出しにしてやろう。」
 三宅は小馬鹿にする様にさっと咲織の秘唇の合わせ目を指で弾く。 それだけでひくひくする丸い尻を横目で見ながら、乳房から垂れている鈴達を揺らした。 

 ちりんちりんと言う軽やかな鈴の音と共にまるで電流の様な細やかで鋭い刺激が乳首と乳暈を貫く針を通して肉に直接伝わってくる。 痛みと恐怖が肉に拡がっていく。 

「あぁぁ。 や、やめてください。 はふんぁぁ、ひ、ひゃぁうん。」
 巻き毛を揺らしながら、咲織は恨めしそうな瞳を三宅に向けた。 三宅は楽しそうに口元を綻ばせていた。 その表情が咲織の胸を熱く濡らす。 躯が一層火照った。 

『あぁ。 咲織は奴麗。 ご主人様に囚われた奴麗。 ご主人様に歓んで欲しい。 悦ばせたい。 そのためなら、どんな事も。 あぁ、そう思っただけで、熱くなる。 頭が白くなっていく。 躯がむずむずと蠢いてしまう。』

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☆ その1891=哭いた。

「はぁぁん、はぁ、はぁ、あひゃぁんんん。」
 咲織の大きく宙に開いた太腿の付け根に潜む淡い桃色の秘唇を三宅の指が無造作に摘まむ。 強く摘ままれた痛みより、乳首で揺れる鈴達が与える恐怖より、蕩ける感悩が勝った。 鈴の音を伴奏にして、咲織は絶え間なく甘やかに啼き続ける。

「あぁ、ご主人様に触れられている。 ご主人様に全てを見られている。 自分でも恥ずかしくて見られない花びらの奥まで。 あぁぁ、恥ずかしいです。 消え入りたいです。 なのに、躯が求めてる。 疼きます。 もっと、もっとと。 本当に咲織はご主人様の奴麗になりました。 マゾになりました。 好きにしてください、この咲織を思う存分。 この咲織で遊んでください。 楽しんでください。」
  
 敏感な粘膜に加えられる刺激より、三宅の為すがままになっていると言う思いが、為すがままになるしかないと言う現実が、咲織の感悩を次々に引き出していた。 その心と躯の動きこそが、マゾなのだと知ってか知らずか、咲織は感悩の波に呑まれようとしていた。

「あひゃぁぁぁぁんん。 あぐぁんんん。」
 秘唇が引き千切られるかと思える程に捲り上げ、引っ張られて、咲織はその裸身を硬直させた。 指が白くなるまで、足枷ごと自らの足首を掴む。 しなやかな躯が鎖の下で折れ曲がり、菱形が細くなる。 

「顔を上げろ。 おまえの大切なお萬子がどう扱われるか、その下の花びらがどんなにか婬らに濡れているか、その瞳でちゃんと見るんだ。」
 三宅は咲織の髪を掴みぐっと後ろに反らせた。 
「あぁぁぁぁ。」
 咲織の喉を絶望的な叫びが傷つけていく。 

 壁いっぱいのスクリーンに三宅の指で捲り上げられ、裏側の濃桃色を見せた秘唇とその妖しく蠢く花びらが映し出されていた。 その婬らでいて、儚げな粘膜を三宅のごつごつとした指が蹂躙している。 しかも、ギラリと光る注射針が今にもその秘唇を貫こうとしていた。 

「ぐわゃあぁぁはぁぁ。 あびぃぃんんんん。 はぁ、はぁ、はぁ、はぁぁぁん。」
 細頸を反らし、つんと頤を突き出して、咲織は哭いた。 過呼吸の様に、荒い息をし続ける。 ちぃぃんと肉を貫く痛みと共に怖れと羞恥がその肉を焼いて拡がる。

 微かに残る意識が三宅がしようとしている事を理解していた。 その事が圧倒的な怖れの波に咲織を包む。 その波の底に感悩の爪を隠しながら。

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