2ntブログ

『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

☆ 美沙の凄春その109=消えた鞭痕。

「今度の日曜日、空いてない?」
「えっ。」

「デートして欲しいの? ダメ?」
「いいですよ。」
「良かったぁ。 ドキドキしちっゃた。」  
美沙の優美な顔に少女の微笑みが浮かび上がった。 
 
 美沙は両手で持っていたケースから右手を離し、一樹の掌を握っていた。 意外と逞しく、そして綺麗な掌だった。 
『顔と一緒。 綺麗な掌。 鉛筆しか持った事のない、清らかな掌。 女を泣かせたこともない、穢れのない掌。 ごめんなさい、こんな汚れた掌で触れてしまって。』
 美沙は心が泣き出しそうになるのを感じていた。 一樹は鞄を持ったまま美沙の掌を振り払おうともせず、握られるに任せていた。 言葉が何も出てこなかった。 美沙の掌は知らぬ裡にたおやかに動いていつの間にか一樹の指と指を絡めていた。 一樹は美沙の長い睫が濡れいてるのを不思議そうに見下ろしていた。

「一樹さんは何処か行きたい所はあるの?」
「特に無いです。」
  一樹の意識の殆どは美沙と繋いだ掌に向かっていた。 それは女性そのものの感じがした。 
「じゃあ、私のしたいことでいいかな。」
「いいですよ。」
「やったぁ。」
  美沙は心から笑顔になった。 爽やかな風が心を吹き抜けた。 一樹はそれを道端で花を見つけたような顔で見つめていた。  
 
 先週から橋本はヨーロッパに仕事に出かけていた。 美沙の躯からは久々に鞭痕が消え、鏡に映した裸身は奴隷になる前の清らかな柔肌を取り戻していた。

☆↓今日もお読み頂き、嬉しいです。 連載の褒美に、1クリックお願いします。 大ピンチです。お助けください。 

 
関連記事

PageTop