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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ これからも、どこまでも。

☆ 明けましておめでとうございます。 
☆ この一年が皆様に良い1年であります様に。 
☆ 明日からまた連載再開します。 マゾ性を引き出された咲織の行く末は地獄か天国か。

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☆ その2139=のたうつ裸身。

「あぁ~~~。 主様ぁ~~~。 あぁ~~~んんんん。」
 尻たぼを飯田に打たれて麗子は象牙の裸身を感悩の炎に炙られ、身も世も無くくねらせた。 もう耐えらないとばかりにすらりと伸ばしていた長くむっちりと肉を纏った脚を折り、畳に膝を付く。 

「尻を掲げていろと言っただろう。 ご主人様が打ってやろうと言ってくれたら、大喜びで尻を突き出す。 それが奴隷の基本の基。 そんな事も忘れたか。」
 飯田は怒声を落とし、眼下でくねる量感溢れた麗子の尻たぼを平手に打ち据え続けた。 

「あぁんんんん。 あんっ、あんっ、ぁうんんんっ。 主様ぁ~~~。」
ぱんぱんと張りのある肉を打つ音が響き、麗子の悶え声が合間を埋める。 麗子は尻を掲げようとして、膝を伸ばし掛けては打たれる度に畳の上に崩折れた。 嫋やかに婬らにその身をくねくねとのたうたせた。

「尻を上げろと言っているだろう。」
 飯田は怒声を強め、麗子のぷりぷりと肉の詰まった尻たぼを持ち上げようと掴んだ。 尻たぼに力任せに太い指をめり込ませる。 尻たぼが悲鳴を上げる様に蠢く。 
「あぁんんん。 主様ぁ~~~。 ください、ください。 主様をくださいぃ~~~。」
 麗子は躯をくねらせ、飯田の足にしがみついた。 そのまま恍惚と宝物を戴く信者の様に飯田の足に頬を擦り寄せ、紅い唇を這わせる。

「ください。 主様をください。 お願いします。 どんな責め苦でもお与えください。 消えない傷を付けられても構いません。 喜んでお受けします。 だから、だから、主様をください。 あぁぁぁ、主様ぁんんん。」
「婬乱肉便器が。  こら、素直に尻を突き出せ。 離せ。」 
 飯田は邪険に麗子の肩を尻を横腹を蹴飛ばす。 幾ら蹴飛ばされても麗子はすぐに飯田の足にしがみ付き、涙眼で飯田を仰ぎ懇願した。

「幾らおまえが欲しがっても、もう三度も咲織さんに放った後だ。 咲織さんの口に、お萬子にそして菊華を楽しませて貰った。 ボクももうそろそろ中年だからな、一晩に四回もは難しいぞ。 それにお前は既に尻でもお萬子でもそんな極太のヴァイヴを楽しんでるじゃないか。 その上まだ欲しいのか。」
「あぁ。 主様。 口で、この口で主様をお元気にさせてください。 精を飲ませて頂かなくても結構です。 ただただご奉仕させてください。 お願いです、お願いです。 どうか。」
 飯田の言葉に顔を輝かせ、婬らに光る切れ長の眼で麗子は追い縋った。

「咲織さんに嫉妬したか。 仕方無い、お前はボクの奴麗だからな。 飼っている以上は餌を上げなきゃいけないか。 横になれ。 そう、鴨居の真下に爪先を向けて。」
 麗子は嬉々として畳の上に裸身を投げ出し、くねくねと横たわった。 

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☆ その2140=踏んでください、もっと顔を。

「片時もじっとしていられないようだな。 股間から太いヴァイヴを二本も突き出して、よがり声を上げて腰を振り続けてるとは何とも浅ましい姿だ。 彼氏が見たら百年の恋も醒めるだろうな。」
 ヴァイヴが深々と菊華に刺さらないように横たわっても浮かした腰を右に左に捩っている麗子の顔を踏み付けた。

「いやっ。 仰らないでください、主様ぁ。」
 麗子は飯田の足の下で声を上げた。 その声には明らかな女の媚びがあった。 
「お萬子と菊華、二つの穴をヴァイヴで塞がれて歓んでいる様な女は婬濫マゾ奴麗しかいないからな。 顔を踏まれて嬉しいか。」
 飯田は足裏で麗子の柔らかな頬を踏み付け、ぐりぐりとこじった。 優しい麗子の美貌は歪んだ。 

「嬉しいです。 もっと、もっと踏んでください、主様ぁ。」
 麗子は顔を踏まれながら、熱い吐息を飯田の足裏に吹き掛ける。 きゅっと締まった腰は一層妖しく畝った。
「足で顔を踏まれて嬉しいとは、呆れたマゾだな。 ふんっ。」
 飯田は麗子の顔に載せた足に体重を掛けた。 高い鼻が潰れ、喘ぐ紅い唇は塞がれた。 息苦しそうに麗子のたわわな胸球が上下に喘いだ。 象牙の肌は艶やかに歓びを表して艶めいて見える。

「踏まれるのならこっちの方が嬉しいかな。」
 飯田は喘ぐ麗子の乳房を踏み付けた。 上向きでも量感豊かに膨らんだ胸球は飯田の足の形に潰れ、溢れた肉が歪に盛り上がった。
「あぁ~~~んん。 あんっ、はぁ~ん。 主様、主様、あっ、あっ、もっとぉ~~~。」
 飯田は足裏で乳首を捉え、荒い足裏の皮膚で擦り上げ た。 麗子の美貌は艶めき、紅い唇は濡れて何かを求める様に空気を飲む。 麗子は躯中で歓びを表していた。 

「本当に何処までも婬らで、恥知らずだな。 いっそこのままの姿で駅前に放り出してやろうか。 お前みたいな婬乱でもいいからと犯してくれる男もいるかも知れないぞ。」
「いゃっ。 いやっ。 それだけは、それだけは。 どうか。 どんな罰でも受けますから。 どうか、許して。」
 かつてされた事があったのか、麗子は飯田の言葉に色を失って狼狽えた。 

「今日は咲織さんの接待が主目的だからな。 許してやろう。 その代わりに啼け。」
 飯田の足が麗子の股間から生えているヴァイヴに掛った。 その糸を知った麗子の顔が
引き攣る。 黒いヴァイヴが麗子の薄く色んだの中に埋まっていった。

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☆ その2141=絡み付く眼。 

「ひいぃぁ~~~ん。 あぁ~~~。 いっ、いっ、しゅっ、主様ぁ~~~。」
 麗子は折れる程に背中を反らせた。 高い高い声で啼く。 啼き続ける。 しどけなく開いた長い脚が小刻みにひくつく。

「逝くな。 そんなご褒美はやらない。 お前にはボクを興奮させる役目がある。 それだけがおまえの存在意義なんだから。 逝かせるか。」
 飯田は足を掛けたヴァイヴに体重を掛けた。 ぐりぐりぐりと擂り粉木で捏ね繰り回す様にヴァイヴを麗子の秘唇に捻じ込む。 

「ぎゃぁはぁ~~~~~っ。 はうっ、あふっ。 あぐはぁ~~~。」
 麗子は折った背中を乱暴にのたうたせた。 髪を振り乱し、悲鳴を噴き上げては、咳き込み、咽ぶ。 美しい瓜実顔は苦い涙と洟と唾に汚れた。 薄く筋肉の浮んだ腹が苦しげに捩れ、指が白く光る程に握られた掌が宙に突き出される。

 すぐ傍らに吊るされていると言うのに、麗子の凄艶な哭き声も咲織には届かなかった。 咲織自身が身も世も無く、哀しい啼き声を上げ続けていた。 

「いよいよ完成よ。 それにしてもいっぱいいっぱい洗濯ばさみを躯に付けたわね。 余程、この痛みが気に入ったの?」
 空っ惚けた声で遥が咲織を詰る。 躯だけでなく心までも責め込む遥の言葉の熱蝋に反応することさえ出来ずに、咲織はか細く喘ぎ、啼き、疲れた躯を咳き込ませる。 

 吊り下げられた若くしなやかな裸身は殆ど背中で円を描いて、震え続けていた。 ちりんちりんと幾つもの銀色の鈴が涼やかに揺れる。 銀色の鈴は儚く白い裡腿から、桃色の秘唇、平らに波打つ下腹、そして下向きにいっそうたわわさを見せる双の胸球からぶら下がっていた。 

「ほら、最後よ。 幾つ目なのかしら。」
 遥の指が咲織の秘芽に伸びる。 小さな秘芽を隠す銀色の洗濯ばさみが弾かれる。 咲織の裸身が跳ねた。

「しゅ、主様ぁ。 く、ください。 ください。 この口に、この喉を突いて、突いて。」
 麗子は裸身を捩り、飯田の脚に取り付く。 飯田は道端の塵にするように麗子の胸を邪険に蹴った。
「じっとしていろ。 今に嫌という程、突いてやる。」
 飯田の言葉に麗子は胸を喘がせ、濡れた瞳を縋り付かせた。 
「はいっ。 耐えます。」

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☆ その2142=引き絞られた腰。

 飯田はゆらゆらと持ち主の魂を表す様に揺れている麗子の足を掴み、その引き締まった足首に幾重にも麻縄を掛けていった。 両の足首に麻縄の足枷を作り終わると、浮かした柳腰にも縄を慎重に掛けていく。

「一人で吊るんだから、足首が折れるかも知れないが構わないな。 どうせ、おまえは肉便器なんだし。 三つの穴さえ使えれば、いい。」
「はい。 構いません。 例え折れても主様に肉便器として使って頂けるなら。」
 麗子は飯田の冷たい言葉にも喘ぎの下から殊勝な声を紡いだ。 屈辱的な自らの言葉に酔ったかの様に、貌を火照らせ、いやいやとくねらせた。    

「いい心掛けだ。 よしっ。」
 飯田は麗子の足首から伸びた麻縄を鴨井に掛けた。 吊り上げた時に両脚を大きく開かせようというのだろう、それぞれの足首から伸びた麻縄を一間もある欄間を挟んで通していた。 その縄を一つに掴むと、掛け声とともに引き下ろす。
「あぁ~~~。」
 麗子は不安と怯え、そして何処かに期待の入り混じった啼き声を残す。 黒髪を棚引かせずるずると麗子の裸身が畳の上を流れていく。 

「ほらっ。」
 飯田が力む。 麗子の白い尻たぼが畳を離れて浮き上がる頃には、長い脚はVの字を超えて大きく開かれていた。 
「あぁ~~~っ。」
 足首の痛みにか、それとも逆さに吊られる怯えにか、麗子は悲鳴を上げていた。 頭も畳を離れる。 飯田はなおも麻縄をひっぱり、長い黒髪の先がようやく畳を掃くかと言う位置まで麗子の裸身を引き上げて縄を留めた。 

「丈夫な足首だ。 何の支障も無かった様だが、念のために腰縄でも吊っておいてやる。 この先かなり乱暴に責めてやるからな。」
「あ、ありがとうございます。」
 飯田が腰縄にも体重が掛かる様に鴨井に掛けた縄尻を結ぶと、麗子のただでさえきゅっと締まった腰は縄に狭められて今にも折れそうに絞られた。 元々大きな胸は重力で一層大きくそして形良く膨らみ、そこから引き絞られた腰へと繋がる曲線は如何にも頼りなげで男心を擽るものだった。

 その腰からぽんと丸く張った尻たぼから伸びるしなやかな脚は一直線を描く程に開かれ、一層長く魅惑的に見える。 そして、最後に逆さに吊り下げられた麗子を視姦する者の視線はどうしても足首を上にしてY字を描く麗子の裸身の中心に張り付く。 そこからは白い肌を貫いて二本のヴァイヴが黒々と天に向かって生えていた。 そのヴァイヴに貫かれた秘所の朱を帯びた粘膜まで光の下にまざまざと見せつけて。 

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☆ その2143=鈴の音を圧して。

「ふうん。 うちの肉便器も結構絵になるじゃない。 色っぽさでは咲織ちゃんに勝てるかもよ。」
 遥の麗子の肢体を睨め回す眼が邪慾に濡れた。

「うちの肉便器も啼きまくるわ。 咲織ちゃんも負けないで啼いてね。」
 遥は咲織の秘芽を咬む洗濯ばさみに指を伸ばした。 その秘芽を守るべき秘唇は既に幾つもの洗濯ばさみを咬まされた上にそれぞれに重い銀の鈴を吊り下げられて、鮮桃色の花びらも露わに柔らかな桜色の肉を引き攣らせている。

「あぁぁぁ、ぁぁぁっ。 あふぁんんん。」
 遥の長い指が花びらを開き、秘芽を咬む洗濯ばさみに触れた。 周りの秘唇を咬む洗濯ばさみが一斉に揺れ、銀の鈴がちりんちりんと涼しげに合奏する。 繊細でいながら肉を焼いて進むような鋭い電気が咲織の裡を進む。 咲織は途切れ途切れに高く啼き声を上げた。 

 やはり十を超える洗濯ばさみの餌食となった白く透き通る様な裡腿の肉が細やかに痙攣した。 躯中の筋肉が痛みに緊張し、躯がぶるぶると跳ねる。 下腹を乳房を、そして乳首さえも咥えて離さない幾十もの洗濯ばさみにぶら下がった鈴達が重々しく揺れた。 

「あっ、あぁんんん。 あん。あんっ、あぁぁぁぁぁっ。」
 咲織は自らの唾液に濡れ光る紅い唇を細い悲鳴に震わせる。 痛みに躯をくねらせればくねらせる程に痛みが増す。 その事を誰よりも知ってはいても、躯を震わさずにはいられない。 そして、自ら躯中に痛みを与え、更なる苦悶に身を悶えさせる。 まるで、もっともっとと加虐を求めている様に。 それが、鞭や熱蝋よりもこの吊り責めの惨さだった。 

「あぁぎゃぅぅぅ、あひいぃんんん。」
 咲織は一段と高く啼いた。 髪を纏めて後ろに引っ張っている麻縄が緩む程に喉を仰け反らせて、啼きに啼く。 華奢な躯が作る無残にも美しい円弧は更に深くなり、哀れに怯える小さな足は引き攣り続ける優しい頬のすぐ横にまで引き寄せられていた。 

「本当にいい声ね。 胸を抉るって言うの? ううん、子宮を震わせる声。 もっと、もっと聞きたくなる。 もっと、もっと虐めて上げたくなる。 本当に咲織ちゃんはおねだり上手な婬濫マゾね。 幸せなマゾだわ。」
 遥は咲織の秘唇と菊華の裡に埋めた無線ローターの発信機を手にした。 咲織の無き濡れた瞳にも映る様に顔の前に突き出し、スイッチを捻っていく。 ローター達の唸り声が鈴の音に被さって盛り上がった。

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☆ その2144=感悩の津波。

「あぁぁぁんんんんん。 あぁぁんんん。 い、いっ、いっ、いやぁぁぁぁ。」
 ぎしぎしと咲織を吊り上げている麻縄が哭いた。 逆海老に吊られた咲織の華奢な裸身が跳ね、踊る。 咲織は紅い唇を宙に浮かべて啼きに啼く。 

「いゃぁだって。 気持ち良くて逝きそうなのに。 ここまで来て、変な見栄を張る必要も無いでしょ。」
 遥は啼きじゃくる咲織の躯からぶら下がった銀色の鈴を掌で薙いでいった。 一斉に鈴達が裸身の下で煌めきながら大きく揺れる。 咲織の啼き声が一層高く響く。

「鈴が揺れると気持ちいいのね。」
 遥の言葉に咲織は啼きながらも、首をひしと左右に振った。
「お願い、お願いです。 どうか、揺らさないで。 ローターを止めて。 お願い、お願いします。 あぁぁ、気が、気が触れる。 壊れてしまいます。 どうか。 あぁぁぁんんん。」
 それがどれ程虚しい哀願か、痛い程知ってはいても哀願せずにはいられなかった。 それ程までに躯は限界に来ていた。

 幾つもの重い鈴をぶら下げた秘唇は何時もの慎ましさからは遠く、薄く光を透かす程に伸び、その鈴を濡らすほどに蜜を滴らせていた。 

 鈴達が騒ぐ度に躯を電気が走った。 その電気はまるで夜空を覆い尽くす稲妻の蜘蛛の巣にも似た放電の様に咲織の躯を覆い尽くしていた。 啼いても啼いても後から後から絶え間なくびりびりとした痛みの電流が躯中を走る。 その痛みには鞭の痛みと違い馴れる事も酔う事も出来ない。 ただ、声を上げて啼くしか癒し様も無かった。

 しかも、秘鞘が菊華が限界までに膨れるまでに幾つも埋められたローターが女のか弱く敏感な粘膜を捩り、擦り上げ続けた。 一つ一つが身勝手に蠢くローターは粘膜を引き摺り、その位置を変えては、予想が付かない動きで咲織の感悩を揺さぶった。 

 痛みの電流に哀しくも感悩の刺激が絡み付いて、咲織の肉を震わせる。 その先の見えない嵐に咲織の本能は怯えた。 『壊れる』と言う思いだけが先にあった。 

『壊れる。 壊れる。 壊れてしまう。 あぁ、ご主人様に壊されるなら、それなら、本望だったのに。 それなら、きっと眩い光の中で咲織は絶えられたのに。』

「あぁぁぁぁっ。 い、いっ、いっくぅぅぅぅぅぅ。」
 胸を塞ぐ怯えも、微かに浮かんだ遥達への恨みも押し流し、咲織の躯を感悩の津波が襲っていた。 

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☆ その2145=人間ティーカップ。

 咲織の弧を描いた裸身が巻き過ぎた発条の様に跳ねる。 すらりと上に伸びた太腿ががくがくと痙攣を起こし、頭上の小さな足がとてつもない何かに堪える様にぎゅっと引き結ばれた。

「凄い声。 いいの? どっちが気持ちいいの? 洗濯ばさみ? それともお満子とお尻の穴いっぱいに詰めたローター?」
 遥が咲織の小さな顎を掴んで覗き込む。 咲織の啼き声が一瞬、戸惑った。 哀しげに苦しげに眉間に深い皺を刻んだ貌を遥の掌に抗する様に微かに左右に振った。 
「どっちもいいの?」

『良くない、どっちも良くない。 躯中の洗濯ばさみも錘の鈴も、ローターも。 吊られている事も、裸でいる事も、ここにいる事も。 全て、全部、嫌。 逃げたい、早くここから逃げたい。 この苦しみから。 みんなみんな苦痛。 嫌、いやっ。 なのに、感じてる。 逝ってしまった。 今も、また・・・。』

 答えられなかった。 どっちも嫌だった。 思考にはならなかった。 意識でも無かった。 混沌とした感覚が一瞬、咲織の表層に浮かんだに過ぎない。 あらゆる感覚の奔流に押し流された意識が遥の酷薄な瞳に怯え、憎み、一瞬浮かび上がっただけだった。

 ただただ、躯が拒否していた。 躯が怯えていた。 限界だった。 否、限界を超えていた。 それでもまだ刺激が来る。 躯は苦しみ、痛み、怯え、それでいて感じていた。 肉慾に逃げ込む様に。 全身で感じていた。 そして、悦楽の底なし沼で足掻き、溺れ、沈んでいこうとして怯えていた。 

「そう、どっちもいいのね。 マゾ雌には堪らない刺激なんでしょ。 じゃあ、もっと啼きなさい。」
 遥は咲織の丸い尻たぼの上に引き上げられた太腿を掴み、ぐいと片側に押した。 咲織の裸身が描く円が縄の下でぐらりと回った。 

「行くわよ。」
 遥は咲織の躯を回し続けた。 咲織を吊っている胸の両側から伸びた縄が軋みを立てながら、一つの縄に螺旋を描いて捩れていく。 咲織の肉を縄が責めつける。 秘芽から乳首まで躯中から垂れ下がった銀色の鈴達が煌めき揺れた。 咲織の苦悶を余所に一斉に涼やかな音色を響かせる。 これから起こる事の恐怖が苦しみと痛み、そして感悩の昂ぶりさえ沈黙させたのか、咲織の啼き声が弱々しくなった。 

「ほら啼きなさい。 人間ティーカップよ。」
 遥が咲織を支える手を放した。

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☆ その2146=蕩ける瞳。

「ひゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。 止めてぇえぇぇぇぇぇぇ。 あぁぁぁぁぁぁぁぁ。」
 咲織は高く高く啼く。 遥の言う通りに咲織の躯は縄の下でくるくると回った。 躯中の血が遠心力で頭とそして秘部に集まってくる。 痛みよりも恐怖が先に立った。 そして、その恐怖さえ凌いで感悩の波が咲織を押し包む。

 肉を咬んだ洗濯ばさみからぶら下がる鈴達が狂ったように鳴った。 洗濯ばさみは咲織の柔肌をそして肉を引き千切ろうと歯を立ててくる。 右に左に、上に下に大きく踊り、咲織の肉を咬み千切る。 躯中で一斉に稲妻が走った。 その中をローターが与えてくる感悩の津波が立ち上がる。 

「いくぅぅぅぅぅぅぅぅぅ。 いゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。」
 裸身の回転が弱まり、一瞬止まる。 その瞬間、咲織は感悩の津波に飲まれた。 ずんと子宮の奥で何かが爆ぜた。 たちまちにその痺れる愉悦は脊髄を揺るがし、頭の奥で閃光を放つ。 

「とめてぇぇぇえぇぇぇぇぇ。 あひぃぃぃぃぃぃぃぁぁぁぁぁぁんんんん。」
 躯が逆に回り始める。 ぐらぐらと揺れながら、廻りながら、咲織は紅い唇から泡を飛ばし、啼きに啼く。 

「咲織さんが逝きまくってる。 いい声だ。 おまえも逝け、苦しめ、悶えろ、哭け。」
 縄の下でくるくると回る咲織の姿に眼を奪われていた飯田は麗子の頭を持ち上げ、その顔に吼える様に言った。 
「はい、啼かせてください。 壊してください、この肉便器を。 お飽きになるまで。」
 優美な頬を感悩の炎に揺らめかせながらも、麗子は一時殊勝に真顔を見せた。

「あぁ、主様ぁ。 主様を私に。 欲しい。 欲しいです。」
 やや古風とも言える麗子の嫋やかな美貌が肉慾に染まる。 畳を薙いでいた両腕が飯田を求めて彷徨う。 
「あぁ、主様ぁ。 熱い。 あぁん。 あんっ、うんっ。 うん、うんっ。」
 麗子の掌が飯田を捕まえた。 その腕に渾身の力を籠めて、逆さに吊られた自ら頭を飯田に擦り付ける。 その紅い唇は開かれ、飯田の物を求めて、脚を腰を舐める。 

「大きくしろ。」 
 飯田は逆さまになって紅潮した麗子の顔を目掛けて腰をぐいと突き出した。
「主様ぁあぁぁ。 あんぐっ、うぐっ。 ぁ~~~、んんんん。」
 麗子は太さを取り戻しながらもまだだらりと垂れた飯田の物を掬い取る様に口に入れた。 円やかな頬を窄め、ずゅぶずゅぶと婬靡な音を立てて啜った。 その下で切れ長の眼が妖しく満足げに蕩けていた。

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☆ その2147=波打つ裸身。

「この好き者が。 おまえは本当に肉便器だな。 ボクのを大きくするまで舐め続けろ。 そうしたら、その喉を犯してやる。」
 飯田は麗子の逆さになった躯をぐいと引き寄せた。 麗子の腕が飯田の腰に回され、愛しげに抱く。 むしろ自ら苦悶を求める様に飯田の黒海鼠の様な物を根元まで飲み込んでいく。 必死に口の中の物に舌を絡めているのが婀娜っぽいうなじにくっきりと立った筋が顕わしていた。

「口を離すんじゃないぞ。 離したら、罰だ。 おまえの大好きな電気鞭を与えてやる。」
 飯田は眼下で婬らに蠢き続けているヴァイヴの太い柄を掴んだ。 両掌に持ったヴァイヴで秘唇と菊華の中を掻き混ぜ、擦り上げる様にゆっくりと円を描かせる。 

「あぁ~~~~~。 ひゅはまぁ~~~~~。 あぐぁ~~~~~。」
 麗子は飯田の物でいっぱいにしたまま、赤い唇の端から涎を垂らして声を漏らした。 苦しげに喉がじょうげしていた。 麗子の嫋やかな裸身が引くつく。 ぷりっと引き上がった丸々とした尻たぼがきゅっきゅっと歓びに絞られる。 縄に折れそうなまでに絞り上げられた腰が切なく捩れた。 

「気持ちいいか。 こんな大きなヴァイヴを、それもケツの穴と満子と二つの穴に咥え込んで、気持ちいいのか。 呆れ果てるな。 これじゃ、もうボクの物ではがばがばだな。 拳どころか、足でも入るんじゃないか。 そうだ。 これからは、二つの穴で感じたい時には、足で犯してやろう。 そして、ボクが使うのは喉だけだ。 ふふっ。 どうだ? それが肉便器に相応しい使われ方だと思わないか。」
 飯田は麗子の頭を掴むと体から引き剥がした。 その熱に浮かされた顔に向かって残酷な宣言を投げつけた。 美貌が哀しげに歪んだ。

「あぁ。 そんなぁ。 でも、でも、主様がそれで楽しいのなら。 あぁ、主様あ。」
 麗子は声を振り絞った。 しなやかな腕に力を籠め、自ら飯田の物を咥えようと裸身を揺らす。 紅い唇の端に飯田の黒海鼠が当たる。 麗子の濡れた切れ長の瞳が光った。 口を大きく開けて、再び飯田の物を飲み込んでいく。      

「そんなにもちんちんが好きか。 婬濫が。」
 飯田は罵りながらも頬を緩め、掌にしたヴァイヴを麗子の肉から引き揚げた。
「あぁぁぁぁぁ。」 
 麗子の喉が哀切な尾を引く。 ずゅるりと音を立てて、ヴァイヴが麗子の紅い粘膜を引き摺りながらその禍々しい躯体を晒す。 ぐっと張り出した亀首からねっとりと蜜糸が引く。 名残惜しげにひくつく麗子の秘唇と菊華にヴァイヴが再び押し込まれた。 

「いい、いいですぅ。」
 麗子の裸身が波打った。 

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☆ 熱いの。

☆ 今日はお休みをいただきます。 
☆ 明日からまた連載再開します。 必ず読みに来てくださいね。
☆ 縄を纏った女性ってどうしてあんなに魅力的なんでしょうね。 
   振袖以上に日本女性を美しく見せます。 
 

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☆ その2148=窒息。

 裸身を感悩の波に打たせながらも麗子は飯田の物を必死に頬張り続ける。 くぐもった喘ぎ声が一層官能的に聞こえる。

「いいのか。 お満子もケツの穴もこれ見よがしに見せて、極太のヴァイヴを打ち込まれて感じるか。 呆れた変態雌奴麗だな。」
 飯田は口汚く罵りながら、両掌のヴァイヴを引き抜いた。 まるでヴァイヴに縋る様に麗子の裸身がせり上がり、縄に縛められた腰が一層細くなる。 

「物欲しそうにパクパクしている。 涎を垂らし捲って本当にやらしいお満子とケツの穴だな。」
 無毛故に麗子の秘部は全てを飯田に晒していた。 色白なだけに一般女性よりも色素沈着は少ないとは言え、咲織と違い微かに女郎色を載せた麗子の秘部は、それ故に咲織よりも婬らに見える。 極太のヴァイヴを長らく咥え込まされた今は充血し、ぷっくりと膨らんで一層婬らさを増している。

「こうして欲しいんだろ。 どれだけ良くても飲み込むんだ。 決してボクのを離すんじゃない。」
 飯田は両手のヴァイヴを麗子の秘唇と菊華に叩き込んだ。 逆さに吊り下げられた麗子の裸身がくの字に曲がる。 痛みか、苦痛か、それとも感悩なのか、柔らかく量感のある胸球が、むっちりと肉の詰まった尻たぼが、もちもちとした太腿がびくんびくんと脈打つ。 

「ほらほら。 感じろ。 悶えて見せろ。」
 飯田はまるで餅でも搗く様に麗子の秘唇と菊華をヴァイヴを杵にして凌辱した。 ヴァイヴを引き抜かれる度に逆さに吊り下げられた麗子の腰が縄を喰い込ませて更にきゅっと細くなる。 そして、飯田がヴァイヴを叩き込むと麗子の裸身は折れ曲がり、くねり、波打った。 

「ぐあぁ~~~んんん。 い゛い゛ぐぅふぁ~~~んんんん。」
 麗子の紅い唇は飯田の物に侵されながら、楽器の様に震え、その端から涎を泡と吹き出す。 麗子の腕はぶるぶると震えながら、躯を貫く余りに大きな感悩の波に耐える様に、同時にそれを伝える様に飯田の腰をひしと抱き締めていた。 

 麗子の白い指が飯田の腰に喰い込む。 まるで自ら苦しみを求める様に麗子は飯田の下腹に高い鼻が埋まるまで、飯田の物を咥え込んだ。 既に硬くなった飯田の物が麗子の喉を突く。 窒息の苦しみと怖れに麗子の躯が痙攣した。 

「ぐふっ。 ごぶっ。 ごぼぁ~~~。」
 自らの吐瀉物が下になった麗子の鼻に入る。 麗子は咽び、たわわな胸が激しく揺れた。

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☆ 縛められるために生まれた。 

☆ 今日はお休みをいただきます。 最近、寒さがますます骨身にしみる様になりました。 年のせいでしょうか。 それとも、貧乏のせい? 原稿用紙たった4枚がすらすらとはいきません。 
 
☆ 明日からは頑張って落ちない様にします。 どうか、見捨てず、必ず読みに来てくださいね。
☆ この世には2種類の女性がいます。 縄に縛められて風情のある女性と、そうでない女性。 
   不思議な事に普段のファッションが似合う、似合わないとはちょっと違います。 あっ、和服が似合う、似合わないとはかなり一致しますね。 そっか、麻縄も和服だったんですね。 だから、白人女性が縛められていても、どうもそそられないのか。
 

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☆ その2149=喉深く・・・。

「そんなに気持ちがいいのか。 良かったな。」
 飯田の言葉に麗子は咽びながらも、躯で頷いた。 気高い鼻も、艶やかな黒髪も自ら逆流させた体液で汚してはいても、麗子は輝く様な笑みで飯田を見上げる。

「それにしても、喉を突く度にこう汚されてはかなわないな。 汚物を綺麗に処理するから肉便器なのに、自分が汚物を噴き出していては何て呼んだらいいんだ。 単に汚物か。 いずれにしてもお前の吐瀉物で汚れてしまった。 ボクの物ぐらいは綺麗にしてくれよ。 お前が大好きな物なんだろ。 ほら。」
 飯田は麗子の体液で汚れた硬直を麗子の眼の前に突き付けた。 まだ息が整わない裡から、麗子は自らの腕に力を籠めて、飯田の物に顔を寄せた。 麗子の唇は良く伸びた。 普段はぽってりと女を発散している唇がふわりと大きく拡がる。 その自らの虚ろを満たす様に、飯田の物を呑み込んでいく。 その美貌は苦悶に歪み、汚れながらも喜びに溢れている様に見えた。 

「肉便器さんは顔中吐瀉物に塗れながらも、伯父さんの物を口いっぱいに貰って嬉しいみたいよ。 マゾってつくづく凄いわ。 到底、敵わない。 咲織ちゃん、あなたも喜びに震えてるんでしょ。 全身を洗濯ばさみに挟まれて、錘をぶら下げながら。 ローターで二つの穴を掻き回されて。 マゾって本当に羨ましい。 ふん、これはどう?」
 遥は咲織の肩を掴んで左右に大きく揺さぶった。 小柄な咲織の躯は深い逆海老に吊られて、一層小さく見える。 その咲織の裸身が描く縁が右に左にブランコの様に揺れる。 遥の言葉通りに躯中からぶら下がった鈴が一斉に大きく振れた。 

「あ゛ぁぁぁぁぁんっ。 あんんん。 いやっ、いやっ、いやっ。」
「何が嫌なの?」
 遥は憎々しげに言うと、咲織の躯が回る様に肩をぐいぐいと押した。 天井から三角形を描いて咲織の躯を吊り下げている麻縄が軋みを上げて、捩れていく。 捩れるに従って、菱縄に打たれた麻縄が一層咲織の裸身に喰い込んでくる。 肌が擦り切れない様にと麻縄を三重に掛けられてはいても、躯中を万力で締め付けてくる苦しみは咲織から脂汗を絞り出す。  

「いやぁぁぁぁぁ。 も、もう止めて。 止めてぇぇぇぇ。」
 咲織は紅い唇から泡を飛ばして、哭き叫んでいた。 
「だから、何を止めて欲しいわけ? マゾ奴麗のくせに。」
 遥はもうこれ以上は巻けないと言う処まで咲織の躯を何度も回した。 

「マゾ奴麗の務めは哭く事よ。 もっと哭きなさい。 ほらっ。」
「あぁぁぁっ。 あぁぁぁぁんっ。 いゃぁぁぁぁぁぁ。」
 遥がぐいと勢いをつけて咲織の躯を離した。 滑車が、麻縄がぎしぎしと鳴った。
 

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☆ その2150=刺激が強過ぎて。

 宙で婬美な弧を描く咲織の裸身を支えているのは絶えず肉を責め続けるその縄だけだった。 縄の下で咲織の裸身は玩具の様に再び回り始めた。 

 初めはぐらりと揺れた程度だった。 それが、時と共に勢いを増した。 その勢いに鈴さえ鳴らなくなった。 鈴は紐で繋がった洗濯ばさみを咲織の肉から無理やり剥そうとでもする様に遠心力で一斉に振れた。 躯中から針で刺され、咬み付かれ、肉が引き千切れる痛みが咲織を襲った。

「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ。 はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんんんんん。」
 高く、高く、咲織の悲鳴が糸を引く。 その声には力は無かった。 何処か遠くから聞こえる様な生々しさの無い啼き声だった。 

 啼いているのは単に躯の救助信号だったのかも知れない。 『止めて』と言った事さえ、記憶に無かった。 遥の侮蔑の声も聞こえてはいなかった。 否、今悲鳴を上げている事さえ、自覚は無かった。 

 疾うに意識は千切れ、千切れて、無残にも形を失くしていた。 ただ、感覚だけが躯を支配し、揺さぶり続けていた。 その感覚さえ、圧倒的な感覚と言うだけで、形が無かった。 苦しいのか、辛いのか、痛いのか、快感なのか、婬らなのか、もう咲織には区別がつかなかった。 ただ、躯が限界にきている事だけは判った。 躯が、辛うじて残った生存本能の様なものだけが、怯えていた。 その怯えの底で、限界を超えてみたいと願うもう一人の咲織がいる様な気がした。

「鈴が今にも千切れて飛びそう。 凄いわ、咲織ちゃん。 こんなに千切れる程引っ張られてもオッパイは綺麗に真ん丸な形のまま。 若いのね。 でも、秘芽はどうかしら。 洗濯ばさみが飛んだら、一緒に千切れちゃうんじゃない。」
 遥の見ている前で、咲織の回転がゆっくりになっていった。 逆に振れ始めた鈴達が新たな痛みを咲織に与える。 咲織は切れ切れに啼き、そして息を命を求めて咽んだ。

「千切れても大丈夫よ。 どうせ明日手術でクリットを覆っている包皮を全て切除するんだから。 だから、安心して啼きなさいね。」
 遥が咲織の虚ろな瞳を覗き込む。 激しい感覚の嵐が、絶え間ない痛みと苦しみ、そして感悩の疼きの底流に鎮まろうとしていた。 ようやく焦点が合い始めた咲織の瞳に遥は大きなマッサージャーを突き付けた。

「これ、業務用の強力なマッサージャーよ。 使った事はある? 無いの? それは良かった。 あの肉便器でも一分も経たない裡に感極まって泣き出すわ。 それを洗濯ばさみで挟まれたあなたのクリットに使ったらどうなるかしら。」 
 遥の楽しげな声を咲織は遠くに聞いていた。

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☆ その2151=意識も飛んで。

「う゛ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。 あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。」
「や、やめてぇぇぇぇぇぇぇぇ。 あひぃぃぃぃぃぃぃぃんんんんんんん。」
 それは愛撫とは程遠いものだった。 刺激と言う名で呼べる生易しいものでは無かった。 
責め苦、そのものだった。 秘芽を引き千切られ、秘唇に棒杭をハンマーで打ち込まれている様な圧倒的な感覚だった。 

 遥が手にしたマッサージャーを洗濯ばさみに咬まれた秘芽に宛がった瞬間から意識は飛んでいた。 何を叫んでいるのかも知れず、躯中に送り込まれる異様なものを少しでも吐き出す様に、咲織はただただ哭き叫んだ。 

 滑車から吊り下げられ、円を描く程の逆海老に折り曲げられた華奢な裸身が跳ねる。 それは切れる寸前まで巻き取られた鋼の発条がぱんと弾けるのにも似ていた。 若くしなやかな裸身は遥の眼の前で幾度も断末魔の踊りを踊った。

 踊る度に菱縄に掛けられた麻縄がたわわに実った乳房の上下を、折れそうに細い腰を、腕を、華奢な膝の上を、股間を締め付け、呼吸を奪う。 同時に若さがはち切れそうな裸身を咬む数多の洗濯ばさみが、それにぶら下げられた重々しい鈴が、狂ったように跳ね、肉片が飛び散る様な痛みを与えてくる。 

 何をされているのかも判らなかった。 怒りも、憎しみも、羞恥も、哀しみさえも何処かへ霧消していた。 ただ、どこか躯の中の薄暗い場所で『もっと、もっと』と言う声がしていた。 『もう少し、こう少し』とその婬らな声がさざ波の様に拡がる。 

 幾度も幾度も、頭の中で閃光が眩しく瞬く。 縄の下で若い肉が踊り続けた。 

「伯父さん、見てみて。 ほら、この子逝っちゃってる。 潮を噴いて、揚句に卵まで産んで。」
「凄い。 凄いよ。 良すぎて括約筋が痙攣してるんだ。 本当に絶頂を迎えると、男の物を食い破る程に締め付ける。 それが起こっているんだ。 凄い、名器だな。 精を一滴残らず吐き出させ、飲み込もうとする訳だ。」
 飯田が言う端から、咲織の鮮やかな桃色の花びらを押し開き、白い球のローターが顔を出しては畳の上に落ちていった。 それは、命の神秘さえ感じさせる光景だった。 

「濡れてる、濡れてる。 ほら、白い粘液、本気汁だ。 この子は本当にマゾだね。」
 まるで醜悪な意志ある生き物の様に、白いローターは畳の上に落ちてもぶるぶるとその身を震わせていた。 飯田はその一つを手に取り、遥に見せた。  

「負けるなよ。 おまえはマゾの先輩なんだから。」
 飯田は鴨居から逆さまにぶら下げられた麗子に向き直った。

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☆ その2152=欲しいです。

「あぁ~~~っっっ。 ひいぁ~んっ。 い、いいです。 主様ぁ~っ。」
 麗子の秘唇と菊華に深々とヴァイヴを突き入れた。 麗子は逆さに吊り下げられたYの字を描く躯体を身も世も無く折り曲げた。 紅い唇を戦慄かせ、喉を震わせる。 

 二本の極太ヴァイヴが女の穴を拉ぎ、限界近く押し拡げた粘膜の筒を荒々しく攪拌する。 隣り合った粘膜の筒は二本のヴァイヴに挟まれ、両側から揉み苦茶にされる。 内臓を鷲掴みに捻り上げられる全身の脂汗を絞り取る苦しみに、女の哀しい官能の津波がが重なる。 

 綺麗に整えられた足の爪を内側にぎゅっと結び、麗子は天に向かってすらりと伸びる美脚をかくかくと痙攣させた。 宙ぶらりんの上半身を腰からくの字を描く程に前後に振り立て、啼き散らす。 そんな苦悶とも愉悦とも分けられない感覚に揺さぶられながらも、麗子の唯一自由になる腕は飯田を求めて宙を彷徨う。

「あふぃん。 主様ぁ。 く、くっ、ください。 主様ぁ。 い、いっ、いくぅ~~~。」
「欲しいのか。」
「欲しいです。 欲しい、欲しい、欲しいですぅ~。 どうか、どうか、この口に。」
「二つの穴をヴァイヴで塞がれてもなお欲しがるなんて。 何て言う貪欲な婬乱。 待ってろ。」 
 
「口に放って欲しかったら、もっと藻がけ。 躯全体で啼いて見せろ。 声に出せなくても、触れ合う躯がおまえの苦しみも歓びも全て直に伝えてくる。 啼けよ、躯中で。 ほら、お前の大好きな蝋燭だ。」 
 麗子の前に戻って来ると飯田は男の腕程もある和蝋燭に火を付けた。 電燈の下でもなお明々と大きな炎が立ち上がった。 飯田にその炎を見せられても、麗子の腕は飯田を求めて空を泳ぐ。 

「あぁっ。 主様ぁっ。 うぅんぐっ。」
 麗子の掌がようやく飯田の腰を捕まえた。 麗子は紅い唇を目一杯に開き飯田の太い物を迎え入れる。 まるで神でも迎える様に麗子の美貌が恍惚と蕩けた。 

「あ゛ぶぁ~~~。 くぐぅんんん。」
 麗子の躯が腰を支点にのたうつ。 寄る辺のない吊られた脚が一度跳ねた。 飯田は乱暴にヴァイヴを二本とも麗子の躯から一気に引き抜いた。 婬蜜にてらてらと光らせヴァイヴはモーター音を轟かせながら、その醜悪な躯体をのたうたせていた。 

「凄い大穴が開いてるぞ。 クスコも使わないのに奥の子宮口も腸の粘膜も丸見えだ。 肉便器とは言え、なんてはしたない。 今、その婬濫過ぎるお萬子と菊華を紅い蝋で埋めてやろう。 嬉しいか。」
 飯田の言葉に麗子は口を塞がれたまま、裸身で頷いた。

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☆ やわらかな部分。

☆ 今日はお休みをいただきます。 
☆ 明日は頑張って落ちない様にします。 どうか、見捨てず、必ず読みに来てくださいね。
☆ 美人の条件については、いつかまた書くとして、最近興味の対象は、「品」です。
   美人だからと言って「品」があるとは限らないし、ブスだからと言って「品」が無いとは限らない。
   服装だけでもなさそうです。 パジャマ姿でも品のある人は品がある。
   品はどこから来るのか。 
   あと、下品にも高級と安いのがあるんです。 例えば杉本彩と中沢裕子。 
   どちらも下品で色っぽいですが、明らかに値段が違う。 何処で違いが出るんでしょうか。

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☆ その2153=紅く埋められた秘芽。

「そうか、そんなに熱蝋でお萬子を焼かれるのが嬉しいのか。 どんなに躯が燃えても、口の中の物に歯を立てたりしないでくれよ。」
 飯田は軽口を叩きながら、和蝋燭の火口に溶けた熱蝋が溜まるのを待っていた。 一滴ずつ垂らすのではなく、一気に麗子の秘部に熱蝋を注ぎ込もうと言う魂胆だった。 それが判るのだろう、麗子の躯は緊張していた。 口の中いっぱいに含んだ飯田の硬直への健気な舌の愛撫も忘れていた。

 蝋の温度が高いのか、透き通ったルビーにも似た熱蝋が一本の細い滝となって、同じくルビーの秘芽に注がれた。 男の手首よりも太いヴァイヴに蹂躙され尽くした麗子の秘唇は大きく咲き乱れ、花びらは開き、小指大の秘芽も、その根元を横に貫く金色のバーベルピアスの金色の珠も余す処なく見せていた。 その花びらさえも未だ閉じ切らずに飯田の言葉ほどでは無くても、普通の女性なら奥の空気に触れる事も無い粘膜の鞘まで見せている。 ルビー色の細い滝の流れはルビーの秘芽を一瞬で埋め、花びらの奥に微かに開いた余りにひ弱な虚ろに向かって注ぎ込んだ。 

「ぐぎあ゛。 あごうがあ゛ぁ~~~。」
 麗子の躯が死に際の痙攣を見せた。 逆さに吊られた白い裸身がぴくんぴくんと細く細く縊られた腰を中心にして折れ曲がる。 天向かって伸びるしなやかな脚に筋が浮び、ぴくぴくと蠢く。 足指は裡側に折り曲げられ、必死に何かに耐えていた。 象牙の太腿に一気に汗の細やかな粒が光った。 

 その総身を襲う苦しみを判って欲しいとばかりに、麗子の腕は飯田の腰を掻き抱く。 飯田の肌を気遣ってか、短く切られた控えめな爪が飯田の肉に喰い込んだ。 喉を悲鳴に痙攣させながらも、飯田の硬直を放さなかった。 むしろ、自ら苦痛を躯の中に仕舞い込みたいと根元に高い鼻が埋まるまで呑み込む。 飯田の腹に押し付けられた柔らかな胸球が激しく波打つ。 

「呑んでる、呑んでる。 おまえのお萬子が美味しそうに熱蝋を飲んでる。 一体、どれ程入るんだろう。 本来、お萬子は筒では無く、単なる閉じた細い袋、膨らます前のゴム風船みたいなものだからね、何かを注いでも圧力を掛けなければ、殆ど入らず直ぐに溢れる筈なんだ。 おまえのお萬子に注いでもそうだろう。 ラビアの型が取れるぐらいだ。 でも今日は、余程ヴァイヴが嬉しかったんだろうね。 いっぱい入るよ。 このまま固まったら、いい萬拓が取れそうだよ。」
 飯田は蝋燭の火口に満々と熱蝋の池が満ちるのを待っては、麗子の秘唇に注ぎ込んだ。 
肌では無くひ弱な粘膜、躯の外では無く裡側に熱蝋を注ぎ込まれる熱さと怖れはされた者で無くては判らない。 まして、麗子は最も弱い秘芽を金属のピアスで貫かれている。 熱蝋の苦しみは麗子の奥深くに染み込んでいった。 

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☆ その2154=熱い秘唇。

「とうとう溢れ出したか。 菊華に流れ込んでいく。 おまえは菊華の方が感じるタイプだからな。 さぞ、気持いいだろう。 優しいご主人様に感謝しなさい。」
 紅い熱蝋は花びらの中心から溢れ、たちまちに花びらも秘唇も埋めていった。 熱蝋は盛り上がり、やがて蟻の戸渡りを川にして菊華へと注ぎ込んだ。 

「ぐげあ゛。 ぶぁっ。 ぐふぁ、い゛い゛ごぉはあん。」 
 麗子の菊華はまだ窄まり切っていなかった。 菊華の花弁が薄く伸び切り、桃色に透き通るまで極太のヴァイヴに攪拌されて、今も菊華は血の色さえ浮かべて潤んでいた。 そこへ飯田は新たな熱蝋を落とした。 

 麗子の男好きのするしっとりと脂を乗せた躯が縄の下でくねる。 満身の力で仰け反ろうとして、飯田の強い力で抱き締められ、行き場を失った苦しみと感悩が麗子の中で暴れ狂う。 それを表す様に麗子の満身の筋肉が痙攣し、飯田の腕の中で跳ねた。 

「いいのか。 いいのか。 もっと苦しめ。 もっと感じろ。 ボクを歓ばせてくれ。」
 飯田はその炎が直に麗子の柔肌を焼くかと思える程に和蝋燭を近づけた。 炎に炙られて溶けたばかりの熱蝋が麗子の菊華の中に流れ込んでいく。 鮮紅色を見せていた粘膜の管が熱蝋に焼かれていった。 

「あぎゃあぁ~~~~~。 あついぃ~~~~~。 あぁ~~っ。 い、いくぅ~~~~~。 あっ、あっ、あぁ~~~。 熱い、熱いっ。 燃える。 燃える。 焼ける。 焼けますぅ~~~。 あぁ~~~、いっ、いっ。 逝きますっ。 主様ぁ~~~~~。」
 麗子の嫋やかな躯の何処にそんな力がと驚く力で飯田の腕を振り払い、麗子は躯を後ろに跳ねさせた。 自由になった口から、絶叫が迸った。 

 吊り下げられた裸身は輝いていた。 命を眩しく発散してした。 幾度も幾度も腰を折り、肉体を弾けさせた。 

「あぁ~~~~~。 いくぅ~~~~~。 主様ぁ~~~~~。 好き、好き、好き。 好きです、主様。 もっと、もっと、虐めてください。 口を離してしまった罰をください。」
 飯田は熱蝋を麗子に注ぎ続けた。 麗子が躯を折れよとばかりに跳ねさせても、その躯をがっしりと片腕に捕え、巨大な和蝋燭を麗子の躯に傾ける。 何時しか、麗子の秘部は蝋に紅く埋め尽くされ、熱蝋は白い柔肌を探しては紅く染め上げていた。 

 弾力に溢れた太腿、平らな腹、たぷたぷと踊り続ける男の掌を誘わずには置かない胸球へと飯田は熱蝋を滴らせ続けた。 

「もっと味わいたいだろう。 舌を出せ。」
 飯田は麗子の上半身を下から抱き起した。

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☆ その2155=紅い舌。 

「はい。」
 麗子は顎の先端に届くまで舌を差し出した。 その貌は怯え強張りながらも、何処か期待に疼いているかの様に切れ長の眼が潤んでいる。 

「嬉しそうだな。 この変態が。」
 罵りながらも飯田の声は優しかった。 巨大な蝋燭の炎が麗子の男好きのする艶っぽい美貌を際立たせる。 紅く透き通る熱蝋の雫が麗子の眼の前を落ちていった。

「あ゛~~~。 がぁ~~~。」
 啼きながらも麗子は舌を必死に伸ばし続けた。 健康的な桃色の舌が紅い熱蝋に埋まっていく。 ついには紅く熱い雫は舌の先端からぽたりぽたりと繊細な麗子の喉に滴っていった。 

「もっと喰らえ。」
 飯田は麗子の黒髪を後で纏め、蝋燭の炎をさらに貌に近づけていく。 炎の音が麗子の耳を打つほどだった。 麗子のたわわな胸がふるふると揺れる。 
「あがぁ~~~。 うぐうあぁ~~~。 あい゛ぃ~~~。」
 震える舌から蝋の塊が剥がれる。 そしてまた痛めつけられた舌に熱い蝋涙が滴る。 まるで愛撫を受け続けでもいる様に麗子の躯は熱く燃え、婬薫を立ち昇らせていた。 時折、飯田の腕の中の裸身をきゅっきゅっと悶えさせる。 天向かって伸びる脚がかくんかくんと振動した。 

「熱いか。 いいか。 熱いのがいいのか。」
 飯田の言葉に熱蝋を浴びながら、麗子は小さく頷く。 うっとりと切れ長の眼を飯田に向けて濡らす。 

「あがぁ~~~。 いぐぅ~~~。 あ゛ぁっ、あぅ゛ぅ~~~。」
 飯田の降らす熱蝋の雫は麗子の舌を埋め尽くして飽き足らず、そのぽってりとした唇からすっきりとした小鼻、そして優しい頬までも紅く埋めていった。 

「あ゛ぁ~~~。 あっ、あっ。 いっ、痛いっ、熱ぅ~~~ぃ。」
 紅い蝋涙は麗子の喉から鎖骨、そしてさらにふっくらと盛り上がった胸球にも降った。 ついに金色のピアスに貫かれた乳首の粘膜が熱蝋に埋められると、麗子の躯は飯田の腕を振り切る様に跳ねた。 痛みと苦しみが頂点に達した時、麗子は間違いなく婬ら無頂きにも昇り詰めていた。

「何処もかも真っ赤だ。 顔も、胸も、腹も、股間も、尻も。」
 飯田は麗子の柔肌と言う柔肌を蝋の紅に染め上げると、麗子の躯を離して立ち上がった。 
麗子の裸身が頼りなげに逆さに揺れる。

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☆ その2156=鞭で逝く女。 

「その肌に付いた紅い蝋の化粧、落としてやるからな。 嬉しいだろう。」
 飯田は房鞭を手に麗子の前で仁王立ちになった。 麗子の眼の前の飯田の物は太く硬く下腹を打っていた。 麗子は紅い蝋に汚された顔に柔らかに微笑を湛えた。 言われてもいないのに飯田が躯の何処でも打ちやすい様にか、それとも自らの躯を鞭から守るのを禁じるためなのか、麗子は腕を背中に回して、両掌を硬く握った。 

「打ってください。 打って、打って、打ちまくってください。 全ての蝋が落ちるまで。 胸も腹もお萬子も。 あぁっ。」
 麗子は静かに言った後で、感に堪えない風情で溜息を漏らした。 逆さに揺れる裸身が期待に燃えている様に艶めく。

「びしっ。 ばしっ。 びち~~~ん。 ぱん、ぱんっ。 びしんっ。」
 飯田は二の腕を隆々と盛り上げ、全身の力を鞭に籠めた。 色めく空気がぴんと切り裂かれる。 黒い革帯が麗子の肌で爆ぜる。 紅い蝋の花びらが飛び散った。 

「あぁっっ。 主様ぁ。 あぁっ。 はぁっ。 あうんっ。 うぅ~。」
 麗子の裸身が鞭を受ける度に右に左に揺れる。 啼き切る暇も無かった。 麗子の啼き声さえ切り裂いて、飯田の鞭は篠突く雨と降った。 

 麗子の肌を覆う紅い蝋の花びらがぱらぱらと絶え間なく畳の上に降った。 紅い蝋が落ちて顕われた麗子の柔肌はそれよりも紅かった。 その肌が熱を持ち、湯気を上げていた。 

「あんっ。 うぅん。 ん~~。 もっと、もっと。 もっと、打って。 主様ぁ。」
 蝋の鎧が壊れ、やわやわと麗子の胸が揺れる。 麗子に乗馬鞭で強かに打たれた蚯蚓腫れが再び赤々と燃えていた。 切れる程細く締め上げられた腰が紅く染まる。 尻たぼがぷりぷりと鞭に波打つ。 飯田の鞭は所構わず、麗子の肉を咬んでいく。  

「逝きたいか。 鞭で、逝きたいのか。」
「はい。 鞭で逝かせてください。 もっと、打ってください。 壊してください、主様の肉便器を。 お萬子を打って。」
 揺れながら麗子は吸い込む様な瞳で飯田を見上げた。 白い肌の何処もが既に紅かった。 

「打ってやる。 逝け。」
 飯田は鞭を大上段に振りかぶった。 眼下に痛々しくも美しく蝋に塗り固められた麗子の股間があった。 

「あぁっ。 い、いっ。 いいっ。 いくぅ。 主様、主様ぁ。 逝くぅ。 逝く。」
 麗子は逆さにぶら下げられた躯をくの字に折り曲げては哭く。 長い黒髪が畳の上の紅い花びらを掃いた。

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☆ 潤む柔肌。

☆ 今日はお休みをいただきます。 

☆ 明日は頑張って落ちない様にします。 どうか、見捨てず、完結までお付き合いくださいませ。

☆ 「女性の品格」と言う本が暫く前に売れました。 「品」って何でしょう? 
  確かに品のある女性と下品な女性がいるのは事実です。 しゃべる前からそれは漂います。
  でも、じゃあ何が品かと言うと、良く判らない。
  美醜とも違います。 美人じゃないけど品がある人は確実にいます。
  美人でも杉本彩の様に品が感じられない人も。 
  ま、「女性の品格」などと言う本を恥ずかしげも無く書ける人に品が無いのだけは判りますが。   



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☆ その2157=打たれる秘唇。

「びちんっ。」
 麗子の股間に鞭が叩き込まれる。 紅い蝋が爆ぜる。 鞭を振りかぶる飯田の筋肉がぶるぶると震えていた。 

「いっくぅ~~~。」
 麗子の啼き声が空気を裂く。 裸身を宙でくの字に折った。 逆さに吊られた嫋やかな女体が縄を軋ませて空中に大きく弧を描く。 揺れながら、麗子の貌は透明に輝いていた。 

「まだだ。 逝けっ。」
 飯田は雄叫びを上げて鞭を振り上げる。 男の物は硬く下腹を叩くほど射切っている。

「びしんっ。」 
 鞭が高い音を上げた。 もう飛び散る蝋は無かった。 無毛の秘唇を鞭から守る何ものも無かった。 剥き出しの秘唇で革束が黒く爆ぜる。 音が止んだ後、麗子の秘唇は蝋涙よりも紅く染まっていた。 

 幾度も、幾度も、鞭は唸り、麗子の股間で爆ぜた。 女の秘唇を叩き、敏感でひ弱な秘芽に咬み付き、婬蕩に爛れた菊華を切り裂き続けた。

 咲織程では無いが元々色素沈着の少ない麗子の秘唇は赤く腫れ上がり、血を滲ませていた。 白く張り詰めた内腿の柔肌も今は緋色に染まり、そこかしこに紅い蚯蚓腫れを走らせている。  

 飯田は麗子の躯の事を考えてはいなかった。 ただ、己の欲望のままに麗子を打ち、哭かせ、のたうたせた。 自分の腕が疲れるまで、凌辱慾が満足し切るまで麗子を打った。 幾ら打っても、幾ら酷く扱っても、恨まれも、嫌われもしない。 この女には何をしてもいい。 その事が飯田を昂らせていた。 その繋がりが、主人と奴隷の掛け替えのない価値だった。 

「あぁ~~~。 い、いぃ。 いい。 いく、いく、いく、いっくぅ~~~~~。」
 鞭の悲鳴を上げた後も、麗子は躯を激しく痙攣させる。 何も外から刺激を受けていないのに、麗子の躯の中を婬らな稲妻が駆け巡る。 肉の裡側から快感が走り、声を上げずにはいられない。 躯をのたうたせずにはいられない。 麗子は幾度も逝った。 

「おまえの口を使ってやる。 ご褒美だ。」
 その声に麗子はふわりと唇を開いた。 もう頷く事すら出来ない麗子の口に飯田は太い硬直を奥まで一気に打ち込んだ。 

 咲織は麗子の苦しみも歓びも知らなかった。 麗子の秘唇を打たれる悲鳴さえ咲織の耳には届いていなかった。 

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☆ その2158=跳ぶ。 

「あぁんんんんん。 い、いっ、逝くぅ。 逝くっ、逝くっ、逝くぅぅぅ。」

「も、も、もう、止めて。 止めてぇぇぇぇっ。 ゆ、許して。 許してください。」

「苦しい、苦しいぃぃぃっ。 あぁぁぁん。 いや、いゃっ、もう。 あぁぁぁぁんんん。」

「あっ、ぁっ。 あんっ、あんっ。 あんっ。 あぁぁぁぁっ。 はぁ、はあっ。」

「ぜい、ぜぃ。 うぐっ。 あぁぁぁ。 はぁっ、はぁん、はんっ。 あぁ。 あんんん。」
 
 咲織は啼き続けていた。 

 遥が手にしたマッサージャーを咲織の秘芽に当てる。 秘芽を咬む洗濯ばさみが激しく震える。 結び付けられた銀の鈴がちりんちりんと五月蠅く鳴った。 それを合図に咲織の柔肌を咬む洗濯ばさみが小躍りし、全ての鈴が鳴き騒いだ。 咲織を嘲笑う様に。

 躯をばらばらに、粉々に砕く様な衝撃が咲織の裸の肉の中を走っていく。 それは正しく衝撃だった。 愛撫とか快感とは程遠い責め苦だった。 身悶えし、足掻き、のたうち、狂うった様に躯が踊ろうとする。 そのくせ、躯はその衝撃を拒もうとはしなかった。 何処かでその衝撃を受け入れ様とし、そして、歓んだ。 

 苦しいのか、嬉しいのか、苦痛なのか、快感なのか、判らなかった。 咲織はただ啼くしかなかった。 

 躯は痙攣し続け、筋肉と言う筋肉が限界を越えていた。 肉と言う肉は裸身を戒める麻縄に締め付けられ、今にもばらばらに砕けそうだった。 激しい刺激に曝され続けた神経は摺り切れ様としていた。 

 遥は咲織を弄んだ。 手にしたマッサージャーを咲織の秘芽に強く押し付け、咲織を揺さぶる。 咲織が哭き叫ぶ。 頂きを迎え、麻縄を喰い込ませてその裸身を痙攣させる。 その痙攣が力を無くし、哭き声が弱弱しくなる。 と、遥はマッサージャーを秘芽から遠ざけ、呼吸を置く。 

 咲織の躯が事後の弛緩を見せる。 と遥は咲織の柔肌を咬む洗濯ばさみに次々とマッサージャーを当て、躍らせた。 咲織の肉体が泥沼の底からようやく浮びかける。 するとまた遥は咲織の洗濯ばさみに咬まれ過敏になった秘芽にマッサージャーを強く当て、ぐりぐりと捏ねた。 

 咲織の啼き声が小さくなっていった。 もう遥がマッサージャーを幾ら当てても、その華奢な裸身は微かにさざ波を打つだけになった。

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☆ 2159=気怠い躯。 

「凄い感じようだったわ。 怖いくらい。 こんな天性のマゾは滅多にいない。」
「ああ、一樹は恵まれてるな。 弩エスが弩エムと出逢えたんだから。 しかも人が羨む様な美男美女。 だから、壊さないでやってよ。 まだまだ、一樹に愛されるべきなんだから。」
 飯田は麗子の喉を突きながら、遥を振り返った。

「そうね、これ以上刺激したら、この子、ドーパミンが出過ぎて、自家脳内中毒になっちゃうかも知れないわね。 ま、セックス用の奴麗なんだから、セックス中毒でも構わないでしょうけど。 それでも、四六時中発情してたら、会社にも行けなくなる。 そもそも、社会生活が営めなくるかも。 それでは、貸してくれた一樹さんに叱られちゃう。 このくらいで、許してあげるわ。」
 
 咲織に二人の会話は届いていなかった。 咲織の意識は躯を離れ、宙を彷徨っていた。 ただ強過ぎる刺激だけを受け止めて。 

 咲織は重い瞼を開いた。 馴染みの無い板格子の天井に騒めきを覚え、ゆっくりと顔を巡らのした。 

 障子の和紙を透かして陽光が優しく溢れていた。 枕元にきちんと折り畳んだ咲織のスーツが置いてあった。 

 躯が泥に漬かった様に動かない。 指先を折ってみる。 それだけで、躯中が軋みを上げ、咲織は小さく悲鳴を漏らした。 意識は飛んでいたが、躯は昨日の責めを記憶していた。 否、玩弄の全てを刻まれていた。 節々の重い苦しみ、肌のひりつき。 そして、今も秘唇の奥に感じる婬靡な疼き。 ひりひりと躯の奥が刺す様な感覚。

『飯田さんと遥さんにとことん責められた。 好きでも無い人に、初めて会った人に。 全てを晒して、犯されまくった。 普通の女の子なら想像すしない様な事を全て受け入れた。 あぁ。 また堕ちてしまった。 羞かしい底無し沼の底に。 苦しかった。 ずっと。 泣いていた。 でも、でも、この躯はあんな事をされて、させられて、また逝ってしまった。 何度も、何度も。 冥い冥い闇の中で。』

 頬を涙が伝っていた。 

『ご主人様。 あれで良かったのですか。 あぁ、ご主人様。 お会いしたい。 ご主人様は今、何処で、何をされているのですか。』

 躯の奥がじんと潤っていた。 胸がくすぐったい様な焦燥感に灼かれた。 

「起きられたら、クリニックに来てください。 飯田。」
 スーツの上にメモが載っていた。 

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☆ その2160=煌々とした灯りに曝されて。

「じゃあ、咲織さん、スカートと下着を脱いでください。」
 まだ昨晩の荒婬の余韻に現実感を持てないでいる咲織に飯田は事務的な医者の声で言った。

「はい。」
 頷きはしたものの、いざスカートに手を掛けると、指が怯えてうまく動かない。 咲織は射る様な飯田の視線から逃れる様に俯いた。

『恥ずかしい。 幾ら、全てを晒してしまった人だとは言っても。 ううん、だからこそ一層恥ずかしい。 こんな処で、仕事着の飯田さんや遥さんの前で、自分独り裸を晒すなんて。』

 心臓が凍り付きそうで、それでいて、躯は羞恥に炙られて熱い。  

「どうせ、下着も身に着けていない婬濫な性奴麗でしょ。 スカートを脱ぐだけで済むんだから簡単でいいわ。 何をもじもじしているの? 奴麗でなくてもここでは誰でも全てを晒すのよ。 それこそ、内臓まで見せちゃうんだから。 勿体ぶってないで、さっさとして。」
 遥が態と冷たく言い放した。 咲織にはその冷たさが嬉しかった。 指が動き、スカートをハイヒールから抜いた。 そのスカートを奪う様に遥が取り上げる。 

「脱いで下半身を露出したら、この内診台に腰かけて。」
 言われるままに咲織は硬いベッドに横たわった。 心臓がばくばくと鼓動する音が自分の耳の中で木霊する。 咲織は膝を固く閉じていた。

「あっ。」
 咲織の小さな悲鳴に遥の眼が嘲笑いを浮かべた。 咲織の躯を包み込む大型の椅子の様な内診台の背が勝手に倒れ込んでいく。 咲織が両膝を持ち上げて横たわる形になると、膝を載せた台が左右に開いていった。 咲織は自分が秘部を飯田と遥の前に曝け出してしまっている事を知った。 温度調整が行き届いた手術室で咲織には秘部を撫でる空気が冷たく感じられた。 

『恥ずかしい。』
 手術室に横たわった患者の全てを見せるための無影灯の光は余りにも容赦が無かった。 しかも、飯田は患者の眼から全てを見られている事を隠すための遮蔽幕を咲織の前に掛けてはくれなかった。 
 
 煌々と照らす強烈な光の下で、まるで秘部を見せびらかす様に大きく脚を左右に開いた剥き出しの下半身と、それをマスクから覗く冷酷な眼で見下ろす飯田の姿とが、咲織の瞳に嫌でも入ってくる。 

「じゃあ、陰核包皮の切除を行います。」
 飯田が厳かに宣言した。

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☆ その2161=性器改造=ご主人様に歓ばれるために。

『それがご主人様が望まれた事? これから私は何をされるの? それが何か判らなくてもいい。 咲織はご主人様が望まれる躯になるんだから。 それが、奴麗の務めなんだから。 手術の後で、ご主人様さえ歓んで頂けるのなら』

 咲織は言い知れぬ怖れを三宅への想いに溶かして飲み込んだ。 同時に、もう逃げ出す事も出来ない状況にいる事にほっと胸を撫で下ろしもした。 咲織はそっと瞳を閉じた。

「それにしても咲織さんは大したものだな。 どうせ、今の今までここでボクに何をされるのか、一樹からは聞かされても居なかったんでしょ。 それなのに、完全に任せ切った穏やかな貌をしている。 凄い奴麗だね、咲織さんは。」
 飯田は医者の仮面を外して、咲織に優しい声を掛けた。
「本当に。 ここで、手足を切断されるかも知れないのに。 良く伯父さんなんかを信頼して横たわっていられるものね。」
 遥も素の声で応じた。

「残念ながら、多分ボクへの信頼じゃない。 一樹への信頼だよ。 否、一樹に全てを預けている証拠だよ。 それ程までに咲織さんは一樹の事を愛している。 手足を捥ぎ取られてもこの人は一樹を恨んだりはしないだろう。 羨ましい限りだな。 理想の奴麗だ。」
「あら、あの肉便器さんはどうなの? 伯父さんのためにあんな所にまでピアスを開けるなんて、なかなか出来ないわよ。」

「あれはちょっと違う。 あいつは自分を貶めて歓んでるんだ。 飾るためのじゃない、責め苦を与えられるためのピアスをしている自分に酔いたいんだよ。 だから、自分を貶めてくれる、邪な肉慾を満たしてくれるボクに服従しているに過ぎない。 あいつはマゾであって奴麗じゃない。 ボクに服従してるんじゃなくて、自分の慾望にボクを利用しているんだ。 だからこそ、こっちも気楽にあいつを徹底的に甚振れるんだけどね。 あいつは、自分の肉体を傷つけられ、壊され、散々に弄ばれて、地獄でのたうちながら末に命を落とすの日を望んでいるんだ。 その時こそ、あいつは逝くだろうな。 最高の愉悦に身も心も震わせるのさ。」 
「判る気がしなくもないわね。 少なくとも、同じマゾでもあの肉便器と咲織ちゃんは違うと言う事だけは事実ね。 この子は、多分まだ恋の中にいる。 だから、こんな澄んだ瞳をしていられるの。」

「さて、始める前に一応、インフォームドコンセントを取っておこうか。 これから咲織さんは陰核の包皮を全切除される。 自分で自覚していたかどうか知らないけど、咲織さんはちょっと珍しい完全包茎だ。 だからと言って、男と違って女性の場合は感じ難いこと以外に実害はないから通常の生活をしている限りは、こんな手術は必要ないんだけどね。 一樹は咲織さんにもっと婬濫になって欲しいんだろう。 それとクリスティナ・ピアッシングを行います。それも陰核にかなり近い部分に水平に付けて欲しいと言うのが、一樹のご要望だ。 仮のピアスが取れたら、両端に球の付いたU字型のピアスに変えるそうだ。 剥き出しになってより敏感になった陰核をその球で常に刺激続けるためにね。 咲織さんは完全包茎なのに普通の女性より感じやすい。 そんな物を付けられたら、歩くだけでも逝ってしまう婬濫になるだろう。 麗子みたいな完全に奴麗としての生活しかない女ならいいけど、社会生活に支障が出ないか、こっちが心配になっちゃうよ。 でも、あくまで一樹の望みなんだから、ボクを恨まないでくださいね。 一樹はもしかしたら、咲織さんに麗子みたいに奴麗としてだけの生活をさせたいのかも知れない。 これを機に何時でも使いたい時に使える様に、そばに置いて置く積りなんじゃないかな。」

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☆ その2162=歓ばれる体。

『本当にご主人様のご要望なんですね。 それなら、それなら、嬉しい。 ご主人様の望み通りの女になれるなら、望み通りの奴麗になれるなら。 そして、望み通りの奴麗になった咲織をご主人様が歓んで使ってくれるなら、それ以上望むことは無いです、ご主人様。 あぁ、どんな躯になるの? ご主人様は変わった咲織を楽しんでくださるの? だったら、早くご主人様に変わった私をお見せしたい。 ご主人様の望まれる躯になれるなら、ご主人様に楽しんで貰えるなら、社会生活なんて出来なくていい。 母と暮らしたくないから始めただけの生活だもの。 ご主人様のお側に置いて貰えるなら、毎日ご主人様だけの事を考えて暮らせるなら、それが本当なら、どんなにが嬉しいのに。』

 飯田の話を聞いている裡に咲織を怯えさせていた不安も、恥ずかしさに逃げ出したいと言う思いも消えていた。 それどころか、今は飯田の手術が早く終わるのをうずうずと待っている咲織がいた。 胸が熱くなった。 閉じた瞼に飯田の歓ぶ顔すら浮かんだ。

「怖くないの? 耳朶にさえピアスを開けていないのに、滅多に付ける人のいないクリットにピアスを付けるのよ、それも包皮を全て切除して何時でも粘膜を剥き出しになったクリットに。 それがどういう事か判る? ウチの肉便器は包皮切除はしていないの、だから直接ピアスの球がクリットを刺激する訳じゃない、皮一枚だけど多少は守られてる。 それでも、歩くだけで
感じ過ぎてしゃがみ込みたくなるのよ。 しゃがみ込みたくなるのを我慢して、人前で歩き続けるのは鞭より辛い責め苦よ。 一樹さんはそんなあなたの姿を愉しもうと言う腹なのよ。 それを歓んであなたは受け入れるのね。 今なら引き返せるわ。 でも一旦手術したら元には戻せない。 切除した包皮を再生する術式はまだない。 いいのね。」

「はい。 ご主人様が望まれるようにしてください。 ご主人様の望まれる躯に。」
 咲織は遥達が手術をしないのではと、焦りさえ見せて頷いた。
「凄い覚悟ね。 でも、咲織ちゃんが一樹さんの事を愛してる十分の一も一樹さんからは愛されて無いと覚悟してる? 多分、伯父さんがウチの肉便器を思うくらいの程度よ。 だって、この手術を男性がパートナーに望む理由が判る? それは、愛撫なんて手間を掛けないで何時でもお満子を使いたい時に使える様にするためよ。 本物に肉便器にするためよ。 相手の事なんてこれっぽっちも考えていない、身勝手極まり無い男の我儘からよ。 こんな手術を咲織ちゃんに望むくらいなんだから、間違いなく一樹さんも咲織ちゃんの事を便利な肉便器としか考えてないわ。 それでもいいのね。 好き勝手に使われて、飽きたらポイと捨てられるかも知れないのよ。 その時に元の躯に戻りたいと思ってももう遅いの。 あなたは一生、婬濫な歩くだけで感じて、疼いて仕方のない躯で生きなきゃいけないのよ。 どれだけ疼いても慰めてくれる人も無く。」

 「おいおい遥ちゃん、ちょっと言いすぎだよ。 インフォームドコンセントを超えてる。 そんな事を言われたら咲織ちゃんが怯えて逃げたしたくなるだろう。」
「男は黙ってて。 特に身勝手なご主人様は。 今言ってあげなきゃ、いけないの。 躯を改造してしまってからでは遅いでしょう。 いい? 捨てられた奴麗の末路は悲惨よ。 ご主人様依存症は強烈よ。 捨てられた奴麗はご主人様を探して、誰彼なく躯を差し出してしまう。 そんな女は誰もが便利に使うだけで、誰にも愛されない。 だから、自分に価値が無いと思い込んで、最後は自殺に走ってしまう。 まして、躯を少しでも改造されてたら、依存症はより深くなる。 だって、心だけでも辛いのに躯までもがご主人様を求めるんだから。 見ればもちろん、見なくても躯にご主人様の痕が、印が付けられているのよ。 離れらないわ。 でも、残念ながら、そう言う男にとって都合の良すぎる女は捨てられ易いの。 しかも、男の要求はどんどんエスカレートしていく。 包皮切除とクリットへのピアスはきっと、初めの一ページに過ぎないわ。 その手の欲求は歯止めが効かないの。 そして、一度でも男の好みに合わせて肉体まで改造した女は言う事を聞いてしまう。 何処までも。 ウチの肉便器知っているでしょ。 クリットだけじゃなく乳首にもラビアにもピアスをしている。 その裡、大切な場所に伯父さんは人に見せられない様な恥ずかしい刺青もする気でいる。 その上、捨てられたら。一樹さんの印を付けた躯で捨てられてもいいの?」
 遥は何時になく熱っぽく語った。 だが、飯田の言葉に一樹への想いで満たされてしまった咲織の胸にはもう遥の言葉が入る隙間はなかった。
 

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☆ その2163=聖女の微笑み。

「いいんです。 もし、捨てられたとしても。 いいえ、いつかは捨てられると奴麗になった時から判っています。 その時に、今のままの自分が残るより、ご主人様のお望み通りにした自分が残った方がいいんです。 その方が生きていける。 だって、残った躯はご主人様のお望み通りの躯なんですから。 ご主人様の奴麗だった記憶が残った躯なら、私は愛せるかも知れない。 ご主人様の記憶を胸に生きていけるかも知れない。 でも、ご主人様のお望み通りにしなかった自分なんて、絶対に愛せない。 そんな躯で捨てられたなら、死ぬしか無いと思うんです。 どうか、もう何も言わないで、ご主人様のお望み通りの躯にしてください。 飯田さんはご主人様から私をどうしたいか、聞いてらっしゃるんでしょ。 その通りにしてください。 その通りにしなかったら、一生後悔するけど、その通りにしたなら後悔は決してしません。 ご主人様に望まれた事はどんな事でもちゃんと果たしたいんです。 私にできる事なら、どんな事でも。」
 咲織は胸に詰まった想いを吐き出す様に一気に言葉を紡いだ。 その貌は何処までも澄んで、聖女の様に清らかだった。 その真っ直ぐな瞳の強さに飯田も遥も言葉を飲み込んだ。

「三宅さんは本当に幸せ者ね。 一人の女性にそこまで愛されて。」
 溜息交じりに遥が言った。 
「麻酔、どうする? 普通はしないなんてちょっとあり得ないけど、咲織ちゃんはマゾだし、もしかして、三宅さんがあなたに与える痛みを味わっておきたいかと思って。」
 遥が咲織に尋ねた。

「痛いのですか。」
 咲織の貌が強張る。
「そりゃ、痛いよ。 薄いと言っても皮膚を切除するんだからね。 それもお尻とか違って、躯の中で一番敏感な部分の皮膚を。 それにピアスはクリスティナとクリトリスフットの中間みたいな処にバーティカルに深めにして欲しいと言う一樹の要望だ。 咲織さんが始終濡れてる様にね、一番刺激を受けやすい処にする訳だ。 か弱い処だからね、安全を考えて、最初からちょっと太目の14ゲージのピアスを使うつもりだから相当痛いだろう。 咲織さんは痛みに敏感だ。 世間では逆に誤解されてるけど、刺青好きやピアッシングマニアと違って、マゾは普通人より遥に痛みには敏感だ。 痛みに敏感でないとマゾにはなれない。 痛みに過敏だから、脳がその苦痛を少しでも緩和しようとして一所懸命にドーパミンを放出する。 そして、ちょっと過剰に放出されたドーパミンと婬らな思いが合わさって、マゾしか味わえない快楽を感じる。 これがマゾの脳内システムだ。 咲織さんは天然物のマゾだから、相当痛みに敏感だ。 それは責めさせて貰って良く知っている。 場合によっては、心臓麻痺を起しかねない。 医師として、麻酔を勧めるよ。 否、医師として麻酔を掛けさせてもらう。 ただし、一樹が咲織ちゃんに与える責め苦をちゃんと受け止めたいと言う気持ちは判る。 軽い麻酔にしておくよ。 それでも相当痛い筈だ。 少なくとも洗濯ばさみプレイよりね。」
 飯田はそう言うと医者の眼になった。
 
「はい、お願いします。」
 咲織は初めて柔らかに微笑んだ。

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