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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ その2508=鉄格子。

「お食事です。」
 咲織の感器に吸い付いたガラス管を外し終えると、麗子はタンシチューの入った深皿を檻の中に差し入れた。 一瞬、躊躇いを見せた後で、咲織の両手両足を自由にした。 
「これを使って。」
 麗子は胸元からスプーンを渡すと、後ろ髪を引かれた表情を残して踵を返していった。 

「ありがとうございます。」
 麗子の後ろ姿に咲織は頭を下げた。 ガラス管の外された胸の蕾が、股間の秘芽がじんじんと痛み疼く。 食欲など無かったが、咲織は無理にシチューを口に運んだ。 

 手足の自由を与えられても、小さな檻には身の置き場がなかった。 咲織は空にした深皿を前に正座した。 未だ疼き続ける感器を隠すように膝をぴったりと揃え、胸を両掌で掻き抱くと、微かな安らぎを覚えられた。 

『麗子さんの貌が気になる。 優しげなのに憐れむようなあの貌。 これから、私はどうなるの? ずっと、このまま。 折角のご主人様との時間をこのまま過ごすの。 ただただ浅ましく肉慾に疼く躯を抱えて。』

 哀しみが澱のとなって、胸の奥深くに沈んでいく。 その堆積を掻き回す様に肉の疼きが止め処なく湧き出してくる。 咲織は檻の中で煩悶した。 一人、ぎゅっと胸を抱いた。 

「ふうん、人並みにスプーンを使って食事するんだ。」
 そのふざけ、はしゃいだ声に咲織は我に戻った。 大きく見開いた瞳の中で自分を見つめる顔が徐々にはっきりとしてくる。 咲織ははっと、小さな檻の中で後辞さった。

「何も取って喰おうって訳じゃないわ。 私は咲織ちゃんと同じ仲間だもの。 私の顔なんて覚えてないでしょうけど。 あの時は凄く乱れてたものね。」
 ショートボブの似合う都会的な貌が華やかに笑った。 咲織はその明るい姿に眩しさを感じた記憶が蘇ったが、名前も出会った状況もすぐには思い出せなかった。 怪訝な貌で咲織は上を向いた。 部屋の板天井を区切る黒い鉄格子がすぐ頭上にあった。

「六本木の秘密の部屋で、咲織ちゃんの躯の隅々まで見せてもらったわ。 みんなと一緒にね。」
 ショートボブに囲まれた小さな顔が意味ありげに微笑む。 咲織の躯が全てを思い出した。 怯えが咲織の中で実感を持って広がった。 同時に肉が熱く疼きだす。 咲織の肉は咲織の思いを踏み躙る程に浅ましく成長していた。 

「みんな、楽しみに待ってるわ。 最高の供物をどう料理して食べちゃおうかとうずうずしながら。」
 オレンジの唇がけらけらと笑った。

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☆ その2509=現実。

「私の事なんて忘れた?」
 女はぐいと顔を檻に近づけた。
「いいえ、覚えています。 江梨菜さんの事は忘れません。」
 そう言いながらも、咲織の躯は怯えを見せて背後の鉄格子に背中を押し付けていた。 

「怖がらないでよ。 同じマゾ、同じ奴麗同士なんだから。」
 江里菜はオレンジ色の唇を尖らせ、頬を膨らませて見せた。 
「怖がっては・・・。」
 咲織は口ごもった。

『この人に、この明るい江梨菜さんに怯えてなどいない。 でも、全てを思い出した。 この躯が。 今でも、恥ずかしい。 人前で、見ず知らずの人の前で、裸を晒して、それ以上に、醜態を晒して。 もう、もうあんな恐ろしいことは嫌。 まさか、まさか、ご主人様はまたあの日のように・・・。 それも、ここで? ご主人様のこの家で・・・。 あぁ、どうして、哀しい想像に躯が熱くなっている。 どこかで期待している私がいる。 私は、何処まで婬らな、恥知らずの女に・・・。 熱い、あそこが火がついた様に。』

 瞳の前の女性にではなく、あの時の異常な状況に怯えていた。 あの時でさえ、人前で逝き狂うのを止められなかった。 今はあの時より遥かに自分の躯は婬らになっている。 見ず知らずに近いこの女性の体温にさえ反応し、愛撫を期待しているほどに。 その事に咲織は動揺し、怯えた。

「一人でこの檻の中に放置されてたの?」
「はい。」
「三宅さんは麗子さんといっぱい楽しんでいるのに?」
 江里菜の言葉が咲織の胸を刺す。 咲織はぎゅっと胸を抱き締めた。 

「ピーチクとあそこにも催婬剤を塗られてるんですって? その上で、吸引されてたんでしょ?」 
 江梨菜のあけすけな言葉に咲織には恥ずかしそうに俯いた。
「本当なんだ。 それじゃあ、もう濡れ濡れね。 何処を触られても声が出ちゃうんじゃない?」
 麗子は鉄格子の間から腕を伸ばした。 咲織は華奢な躯を一層縮める。

「こんな小さな檻じゃ逃げても無駄よ。 安心して、何もしないわ。 だから、顔をこっちに。 これを付けてあげなきゃいけないの。」
 江梨菜は黒い物をひらひらと舞わせた。 それを見て、咲織は哀しく恐ろしい想像が現実になる事を覚悟した。

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☆ その2510=拝跪。

『目隠し? 目隠しをされて、誰だか分からない人にこの躯を弄ばれるんですね。 あの時のように。 江梨菜さんはそれを告げに来た奴麗だから。 私を、咲織と言う人格を認められた恋人ではなく、全てを所有された奴麗だから。 奴麗だから、所有物だから、持ち主であるご主人様は私を誰にでも貸し出せる。 玩具を他の子に見せびらかして、貸してしまう様に。 そして、玩具は、弄ばれて壊れていく。 奴麗の私に拒否権なんてない。 でも、壊れるなら、壊されるなら、 私はご主人様から壊されたい。 ご主人様の掌で。 でも、私は奴麗。 ご主人様にとっては私の思いなど、無いのも同じ。 玩具に意思など有る筈もないのだから。 奴麗はただ受け入れる。 どんな事でも。 それも、無上の歓びとして。 それがマゾ奴麗。 あぁ、躯が期待している。 疼いてる。 これから酷い責苦が、羞恥が、待っていると言うのに。 咲織はとことん婬らな奴麗になってしまいました。 お許しください。』

 咲織は全ての思いを飲み下して、江梨菜ににじり寄った。 両掌をガラスの床について顔を鉄格子に近づける。  

「可愛い。 本当に可愛い貌。 私もこんな顔に生まれたかったな。 そしたら、悠介ももう少し丁寧に扱ってくれたのに。」
 江梨菜は長い睫毛を伏せた咲織の瞳に目隠しを当てた。 革製だった。 鞭と同じ野生の匂いが咲織の高い鼻を擽る。 奴麗の肌が騒めいた。

「目隠しって、痛くも痒くも無いけど、効くんだよね。 躯より心に効くの。 手足の自由が奪われてる訳でもないのに、動けなくなる。 そして、敏感になってしまう。 痛みにも、快感にも。 マゾだから、全て快感かな。 凄く感じてしまう。 何をされるのか、びくびくして、期待して、肌と言う肌がざわざわしてくる。 触れられただけで、鳥肌が立っちゃう。 感じちゃう。 ねっ?」
 江梨菜は目隠しの紐を咲織の頭が痛くなる程きつく結んだ。 結び終えると、悪戯っぽくくりっとした眼を弾ませ、咲織の胸球の上をつんとつつく。

「あんっ。」
 咲織はその躯を固くした。  
「相変わらず可愛い鳴き声。 私はハスキーなんだよね。 ハスキーって、責める側ならかっこいいけど、責められる側には似合わないじゃない? とことん、羨ましいわ。」
 江梨菜はなおも咲織の肌の上に指先をつーっと走らせた。 

「じゃあ、三宅さんの作ったご自慢の調教部屋に行きましょう。 何でも全て揃ってるんですって? 咲織ちゃんを虐めるための道具が。 楽しみだなぁ。」
 江梨菜は柱の下に行き、檻を吊っている鎖を留め金から外した。 一気に落ちてしまわないように踏ん張りながら、鎖を緩めていく。 揺れる檻の中で、ガラスの床に拝跪しながら、咲織はどきどきと自らの血が脈打つ音を聞いていた。


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☆ その2511=見つめられて。

 からからと檻の四隅に付けられた小さな車輪が音を立てた。 ふいに動き出した檻の鉄格子を咲織はぎゅっと掴んだ。 

『檻に入れられたまま、調教部屋に連れていかれるんですね。 一体、何が待っているの? 誰が待っているの? ご主人様? ご主人様が責めてくださるの? ううん、江梨菜さんがいたと言う事は、あの時の人達が・・・。 嫌、嫌です。 ご主人様、もう、私を他の人に貸し出さないでください。 どんなに辛い責め苦も喜んで受け入れます。 どんなに恥ずかしいご命令にも従います。 でも、他の人に身を任せるのはもう嫌。 それだけは・・・。 どうか、ご主人様の掌で責めてください。 ご主人様の鞭なら幾らでも。 そして、その後で、傷ついた私の肌を・・・。』
 
 刑場に引き立てられる囚人さながらに咲織の胸は不安の爪に掻き毟られた。 瞳の前の闇がその傷を広げる。 痛み、怯える胸の裡を裏切る様に咲織の肉はざわざわと疼いた。 下腹の奥で女の器官がきゅぅと婬らな体液を絞り出す。 

 おおっと一斉に上がったどよめきが咲織の怯えた胸を揺さぶった。 男達を制して、江梨菜は咲織の入った檻を調教部屋にそそり立つ四本のステンレス柱の中央に据えた。 男臭い熱気が檻を包んだ。 本能的な怖さに咲織は息を止めた。 同時に咲織の中の女が泡立つ。 知らず知らずの裡に肌が桜色を濃くしていた。
 
「ほぉ、背中から腰へのラインがなんてそそるんだ。」
「うん、腰の細さに胸がきゅんとする。 掌の中に入りそうじゃないですか。」
「絵になるね。 ただ裸でいるだけで絵になる女と言うのはまずいない。 それに、何ともいたいけな感じがいい。 いたいけが故に婬ら。 これを描き切ったら傑作が生まれるだろうな。」
「細く小さな背中から食み出した乳房の丸みがいい。 なんとも柔らかそうで、早く前を見たいな。」
「見てるだけで、立ってきたぞ。 この年で女の背中を見ただけでこんなに興奮をするとはな。 檻に入れられた女などとっくに見飽きたシチュエーションだというのに。」
「半年しかたっていないのに随分と女になった気がする。 躯がまろやかになった。 前は男を拒否する硬さがあったが。 ただまだ熟れ切ってはいない。 青さも残っている。 それが食欲をそそるんだ。」
「確かに躯の線が何処か柔らかくなられましたね。 何処か媚びてる線がある。 縄を求めている肌だ。」
 男達は咲織の入った檻を取り囲み、市場の競り人よろしく品評に熱を込めていた。 

「みんな、上からだけじゃなくて、横からも下からも見たいでしょ。」
 江梨菜は含み笑いを浮かべて、男達の輪に割って入り、檻の四隅にステンレス柱の上から伸びる鎖を繋ぎ始めた。

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☆ その2512=触れなば落ちん。

からからと軽い音を立てて、咲織の入った檻が持ち上がっていく。
「おぅっ。」
 男達の声が一つの雄叫びとなって、咲織に押し寄せた。 地に足が付かない本能的な不安に揺れる咲織の胸をぎゅんと縮み上がらせる。 咲織は四つん這いの姿勢から思わず胸を掻き抱いた。 床に付けた細い肩がガラスの冷やかさに慄く。 目隠しをしていても、男達の視線が肌をちくちくと刺してくる。 咲織の肉はぴくぴくと傷んだ。 血が熱かった。  

「未通女の様に胸を隠くす仕草がいいな。 怯えた躯から、巧まず色香が立ち昇っている。本当に絵になる娘だ。 だが、本当に描くのは難しいだろうな。」
「その感じ、よく判るよ、清水画伯。 この色香を表現するのは言葉でも難しい。 咲織さんが醸している風情を余さず平面に描き切れたら、文化勲章ものだ。 ま、絶対に勲章など貰えっこない題材ではあるがね。」
「早坂先生でも言葉にするのは難しいですか。」
「難しいよ、悠介君。 単に美人を想像させるだけなら我々小説家はただ美人と書けば、読者が勝手にそれぞれの美人を思い描いてくれるが、この娘の男のどうしようもない劣情を揺さぶる物は書けないだろうな。 こんな可憐でいながら妖艶で、清純でいながら婬ら、男の父性本能を掻き立てて守りたいと思わせると同時に壊したい、無茶苦茶にしたいと思わずにはいられなくする何とも言えない被虐感を発している娘には誰も会ったことがないからだ。 経験したことの無い事は言葉で書かれても分からない。 言葉と言うのはこの世の共通モデルだからね。 この娘を表現できる表現者は天才的な画家だけだ。 多分、写真でも難しいだろう。 この匂いまで映し取るのは。 佐竹さん、そうじゃないかね。」
「早坂先生の仰る通りです。 ボクも咲織さんのこの風情は書けないな。 元々、そっちの作家じゃないですけどね。 テレビマン時代にもこんなに愛らしい女性には会ったことないですからね。 女優やタレントより遥かに綺麗な上に、彼女達が無くしていく繊細さを何時までも持っている。 もう、随分と経験もしてきているだろうに、何時までも初ぶ。 
こりゃあ堪らない女性だ。 三宅さんがつくづく羨ましい。」
 男達の勝手な評論が咲織の肌を撫でていくようだった。 少しでもその魔手から逃れようと、咲織はますます躯を小さく丸めていく。 

「先生方、こいつは確かに初ぶな尻ですよ。 男なんて知らないと言わんばかりの硬質さだ。 ぎゅっと掴んだらパリンと音を立てて壊れそうな尻たぼだ。 そのくせ、実際に触れたら吸い付いて離さないしっとりさ。 いいねぇ。 掌の中に入る様な小さな尻たぼなのに、貧相じゃない。 たっぷりと肉厚で量感がある。 指を喰い込ませたら、いい絵が撮れますよ。」
 咲織の背後に陣取った中島はその良く陽に焼けた顔を輝かせた。
「中島君は、さすがにその道のプロだな。 君の言葉で咲織さんの肩が戦慄いているぞ。 この娘は言葉責めでも感じていく様だ。 どんな顔で感じてるんだ? 顔も見てみたいな。」
 早坂は和装の腰を屈めて、檻の床を下から覗いた。 

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☆ その2513=生唾。

「ほほう。 見てみろ。 この白くて繊細な太腿の頂きの割れ目の風情を。 薄っすらと濡れて、桜色が一段と艶めいて。 こりゃ堪らんわい。」
 早坂はガラスの床を杖で指示した。
「そうか、この檻、普通とは違い床がガラスになっているんだ。 三宅さんは何処までも配慮が行き届いている。 うちのレストランもこのくらいお客様を愉しませる工夫をしなくちゃ駄目だな。」
「勝山さんは器にも大層気を配ってらっしゃるじゃないですか。 いつ伺っても、料理に合った器が使われていて、全体の絵をより美しくしている。 どんな名画も額縁や表具がお粗末では、その価値が台無しになる。 その事を良くご存じだ。」
「いやいや、咲織さんほどの料理を作れれば器なんて、何でもいいかも知れない。 それこそ、テーブルの上にどんと置いても・・・。」
「それにしても・・・。」
「本当にね。」
 男達の口数は少なくなり、生唾を飲むのが多くなっていった。 

『あぁ、そう、この檻の床はガラス。 幾ら躯を丸めたって、あそこまで見えてしまう。 逃げ場なんて何処にもない。 奴麗の私には、そんな物は用意されてなんていなかった。 顔も胸もお尻も全てを隠すなんて、出来っこない。 どう隠そうにも必ずどこかから恥ずかしい姿を見られてしまう。 そしてその惑う姿をこの人達に愉しまれる。 何をしても愉しませてしまうだけ。 逃げても、泣いても、恥ずかしがっても、怯えても。 ご主人様、ご主人様の声が聞こえない。 これが、罰? 罰ならせめて、この姿を見ていてください。 楽しんでください。 ご主人様の奴麗が、持ち物がみんなの見世物になって嗤われている姿を。』

 咲織は湧き上がる羞恥と哀しみにその胸を捩った。 躯の奥底で誰にも同情されることの無い涙を流した。 その肉を絞ると滴る血のような涙さえ、男達には余興の一つ、愉しみの種だと知っている事が何よりも胸に迫った。 息苦しさの中で咲織は身をただ縮める。 
 取り囲む男たちの熱気が肌に纏わり付き、じわじわと肉へと侵入してくるようだった。 咲織は肌を守る薄衣一枚身に着けていない我が身に燃え盛る炎を前にした生贄の命の軽さに哭いた。

「咲織ちゃんのあられもない姿に男性陣はもうみんなびんびんみたいよ。 今にも触れたくて、打ちたくて、入れたくて、啼かせたくって、うずうずしてるわ。 目隠ししてても判るでしょ? それに、咲織ちゃんも、もう撫でて欲しくて、舐めて欲しくて、打たれたくて、入れて欲しくて、全ての穴と言う穴を突きまくれたくて、堪んないんじゃない? 疼いて疼いてしょうがないでしょ。 刺激だけ与えるだけ与えられて、もう二日も三宅さんに逝かせて貰ってないんでしょ。 それにここと、ここにも、お医者様特製の催婬剤までたっぷりと塗られて。 みんなに裸を見られて、興奮してるんでしょ?」
 男達の輪を割って江梨菜は檻に近づき、鉄格子の間から指を入れて咲織の胸の蕾をそして揃えた太腿の付け根をつんと突いた。

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☆ その2514=告白。

「うふっ。 図星?」
 江梨菜は欲しかった玩具を与えられた子供みたいに無邪気な笑みをそのオレンジ色の薄い唇に浮かべて、咲織の胸の蕾をぴんぴんと指で弾いた。 弾かれる度に咲織の躯をびんびんと細い電気が走る。 咲織は声が漏れそうな喉をぐっと締めた。 息を堪えた美貌が妖しく歪む。 感悩を押し殺そうとする肢体が突っ張り、却って色香を載せる。 おおっと言う男達の熱い吐息が咲織の柔肌を押し包む。 

「あら、私の質問は無視? さすがにいつもは清純さを売りにしている咲織ちゃんでも違いますとは言えないみたいね。 こうして、つんつんとされただけでも、びんびんに感じるんでしょ? どうなの?」
 江梨菜の意地悪な質問に、咲織は細い首を突き出すようにして、黒い目隠しで被虐美を増した美貌を左右に弱弱しく振った。 

「ちゃんと、『欲しくて欲しくて仕方がありません。ちょっと触れられただけでも感じてしまいます』って、正直に告白した方がいいわよ。 でないと、エッチを我慢してるだけじゃないってみんなにバラすから。 朝からトイレに行かせて貰ってないんでしょ。」
 江梨菜は咲織の顔に口を近づけ、仲間同士の小声で囁いた。 

『それをこの人達が知ったら、きっと排尿ショーをさせられる。 昨日、ご主人様の前でさせられたように。 それは、それは、出来ない。 そんな辱めは、耐えられない。』
 
 咲織は俯き、煩悶を隠した。 何かに縋ろうとする細い指がガラスの床に滑る。

「どうなの? 告白しちゃいなさいよ。 飢えてますって。 欲しくて、欲しくて溜まりません。 どうか、オナらせてくださいって。」
 江梨菜は咲織の鳩尾あたりの薄くて、そして柔らかな肉をぐいと掴んだ。 膀胱に繋がった筋が引っ張られ、咲織は漏れそうになるのを留めようと腰を引く。 男達の目の前に突き出した恰好の丸い尻たぼがきゅっと締まる。

「耐えてる、耐えてる。 いいぞ。 女が崩壊する寸前のこの時が一番いい。」
 男優の中島はセーターの上からも判る鍛えられた肉体をぐいと迫り出せた。 
「そう、そう。 縄を掛けていくと女がとろりと溶け出す瞬間がある。 今まで縄に対抗しようとしていた肉が縄を受け入れ、欲しがり出すんだ。 その瞬間は射精より感じられるものだ。」
 そう言って、杉山は胡麻塩の頭を照れたように掻いた。 男達のぎらつく視線が檻の中の咲織の肌に固まった。 その肌が柔らかに蕩ける時を待って。

「あぁ。」
 江梨菜がその下の膀胱を目掛けて咲織の脇腹をぐっと押した。 咲織は目隠しの下で、哀しい諦めにその瞳を濡らした。

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☆ その2515=凍える血。

「早く、言ったら。 自分で。 自分で慰めさせてください、って。 どうか、咲織のオナショーをご覧くださいって。 ご主人様達が望む事を口にし、何処までも堕ちるのが、奴麗の勤めよ。 三宅さんもお望みよ。」
 江梨菜は男達の慾情を駆り立てる様に言った。

『ご、ご主人様? ご主人様は何処? ご主人様は本当に咲織が皆さんの前で恥ずかしい姿を曝せと仰るのですね。 そうなんですね。 あぁ、なら、江梨菜さんの言葉がご主人様の言葉なら、咲織には選択肢なんて初めからありません。』

 三宅と言う言葉に咲織は動揺した。 そして、縋った。 縋る気持ちに躯が油断した。 
それを見透かした様に、江梨菜は再び咲織の脇腹に小さな拳をのめり込ませる。 

 咲織の躯からがっくりと力が落ちていった。 やがて床に突いた細い腕をぶるぶると震わせ、上体を起こした。 見えない男達に顔を向け、戦慄く紅い唇を開いた。

「どうか、どうか、自分で自分を慰めさせてください。 その恥ずかしい姿をご覧になってください。」
 一言言葉を吐き出す度に胸が悲鳴を上げた。 そして、一言毎に堕ちていく自分に肉が陶酔していく。 被虐に酔った肉が婬らに疼きの蜜を絞り出す。 咲織はマゾ雌に堕ちる自分を遠くに見ていた。

「この女、ついに告白しやがった。 衆人環視の前を承知で自慰をしたいと。 はははは。」
 中島が更に咲織を貶め様と、熱の籠った演技を見せる。
「ほらほら、もう我慢出来ないと、指がおっぱいを弄りだしてる。」
 咲織の崩壊を引き出して得意顔の江梨菜にウィンクをし、水口悠介は口を歪めた。 男達の一言一言が咲織の肌に刺さり、マゾの血を熱く滾らせた。 咲織は自らの掌を熱い肌に這わせていく。  

「脚を閉じて正座して、そんなに躯を丸めた儘では何も見えないだろ。 上体を起こして、脚をM字に開いて、お客様達に全てをご覧頂くんだ」
 舞台でのショーさながらに気を込めた杉山の命令が咲織の肉に響く。  
「はい。」
 咲織は魂を亡くした操り人形の様に鉄格子を掴んで躯を支え、上体を起こした。 華奢な線の躯から大きく食み出た胸球の丸い肉がぶるんと揺れた。 男達の溜息が一つになって咲織の肌を取り囲む。 

「すぐにでも突っ込みたいのを我慢して自分で慰める姿を見ていてやるんだ。 ただ自分のしたい様に慰めて、それで済むと思うかね。」
 早坂が皺枯れた声を響かせ、どんと杖で床を叩いた。 その音に咲織の血が震える。

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☆ その2516=共鳴。

『怖い。 この人怖い。 何をされるの、何処まで辱めを与えられるの。』

 まだ見ぬ猛獣の影に怯える小動物さながらに檻の中で、咲織の躯は固まった。

「まずは全てを見せて貰おう。 ご主人様を前にした奴麗のポーズは三宅君から教え込まれていると聞いたが。 三宅君は奴麗の基本も躾けられない様な駄目なご主人様だったのかな。」

『ご主人様は駄目なご主人様じゃありません。 素晴らしいご主人様です。 仰る通り、最初から奴麗のポーズは教え込まれています。 でも、でも私が、私が、まだ奴麗になりきれていないだけ。 でも、でも、ご主人様以外の人に肌を晒したくない、まして、恥ずかしい処を見せてしまうなんて。 でも、でも、しなきゃ。 どんなに恥ずかしくても。 恥ずかしいからこそ、恥ずかしいことを自ら進んで愉しんで貰うのが、嗤われるのが、奴麗。 そう、私は奴麗になったんだから。 人でなしの奴麗なんだから。 変態で、マゾの、虐められて悦び、恥ずかしい姿を見られて感じる変態マゾ奴麗なんだから。』

 早坂は巧妙に三宅の名前を使って、咲織の心に縄を掛けた。 縄が咲織を自ら貶め、蔑蔑ませる。 その縄のきつさにマゾの血が震えた。 秘唇の奥に、花びらに、秘芽にぢんぢんと血が流れ込だ。 掻き毟りたくなる程に熱く脈打っている。 

『ご主人様、咲織は本当に婬らです。 母を嫌悪なんて出来ない、それ以上に破廉恥な女です。 どうか、どうか、嗤って見ていてください。 どうか、どうか、許してください。 鞭でもどんな罰でもお与えください。 でも、でも、捨てないで、ずっと奴麗でいさせて。』

 婬らな汁が太腿を伝って行くのを知った。 羞恥の極みの中で濡れる女だと自ら認めた時、咲織は羞恥を自ら求めた。 

「どうぞ、婬らな奴麗の全てをご覧ください。」
 小さな声は震えていたが、命じられるまでもなく咲織は自らを貶めた。 そして、耳に帰るその言葉に躯の奥が共鳴した。 

 座高の低い咲織でも正座をすると頭が鉄格子に触れる小さな檻の中で、咲織は四つん這いの姿勢から膝を抱えて蹲り、ごろりと躯を横倒しにした。 仰向きになると咲織のしなやかな背はガラスの床の上で弧を描き、ぴんと張り一層薄く艶やかな柔肌を見せる尻たぼを檻を取り囲んだ男達に向けて突き上げる格好となった。

「おぉっ。」
「濡れてる、濡れてる。」
「太腿まで滴ってるじゃないか。」
 男達はどよめいた。 

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☆ その2517=ぴくんと。

「しかも綺麗ですよ、まるで男の妄想を絵にしたように。 実際の女性は余程色白でも、日本人の場合は少しはかなり色白の女性でも少しは茶がかかってベージュを帯びてるのに、この娘は本当に薄っすらと透明感のあるピンクを載せているだけ。 しかも、こんな状態でも慎ましやかに閉じて、花びらが全く見えない。 正に唇そのもの。 それが濡れているものだから、余計に男の征服慾を駆り立てる。」
 男達は森の中で思いがけず貴重な動物に出会った高揚から次第に落ち着きを取り戻し、狩猟者の冷徹な眼で咲織と言う獲物を物色しだした。 

「こんな清楚な貌で恥ずかしがって見せてはいたけど、みんな演技って訳か。 本当は江梨菜ちゃんよりよほど露出好きの変態なんじゃないの。」
「それは違うな水口君。 恥ずかしがり屋の方が見られると疼くもんなんだよ。 貞操観念の強い、社会の良識とやらに捉われた恥ずかしがり屋だからこそ、それを無理やり破らされると言う状況に陥ると逆に燃え上がるんだ。 言うなればケとハレの落差が大きい程、感じ方も大きいと言う事だ。 マゾが痛みに鈍感な訳じゃなくて、むしろ一般人より遥かに痛がりだと言うのと同じだよ。 君でも江梨菜ちゃんの所有者様なんだ、それくらい判るだろ。」
「そうよ、悠ちゃん。 私だって、そこらの娘よりずっと恥ずかしがり屋なんだから。 悠ちゃんだから、恥ずかしい処まで見せられるだけなんだから。 それでも、すっごく恥ずかしいよ。 恥ずかしくって死にそうだけど、何故か見られてると思うと同時に感じちゃう。 悠介はほんとにお子ちゃまなんだから。」
 江梨菜がオレンジ色の唇を可愛く尖らせた。 男達は狩猟の緊張から解放されて、どっと笑った。
 
『濡れてた。 他人に見られて、濡れてた。 見ず知らずの。 顔さえ判らない人達に見られて。 なのに、確かに躯が求めている。 もっと、刺激をと。 本当に自分ででも慰めたいと希うくらいに、あそこが、躯が求めてる。 なんて、躯。 なんて、女。 なんて、恥ずかしい。 消えたい。 消えたてしまいたい。 恥ずかしい。 あぁ、いっそ縄で自由を奪われ、鞭で打ちのめされたい。 逃げられなければ、耐え難い痛みを与えられれば、恥ずかしさに苦しむことも無いのに。』

 狩猟者達の勝手なやり取りを聞きながら、咲織の心臓は囚われて逃げ場を失った小栗鼠さながらに早鐘を打つ。 逃げ出したくとも逃げ出しようのない檻の中で全てを晒して、ただ刑の執行を待つ裡に、その状況から逃げ出したいばっかりに刑の執行そのものを待ち始める。 婬らな悦びを憶えた躯が先に刺激を求め始めた。 過酷で非情な刺激すらを。
それがマゾに仕込まれた女の哀しい性だとも恨まずに。

「なんだ、仰向けになっただけか。 何時までも膝を揃えて抱えていないで、脚を開け。 そう三宅君に習わなかったかね。 奴麗はこれ以上は無い恥を自ら晒すものだと。 なにせ、文字通りの人でなし、だからこその奴麗じゃないのかね。」
 早坂が皺涸れた声を張った。 その声に咲織の肢体はぴくんと怯えた。

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☆ その2518=滾る。

「はい。 どうぞ、咲織の全てをご覧ください。」
 咲織の華奢な指が自らの両膝の間に分け入り、じわじわと内側から膝を開いていく。 ぴたりと合わさり一筋の線となっていた太腿が左右に割れていく。 それに連れて、秘唇がはにかむ様におずおずと口を開いていった。 やがて、咲織の細い腕は初めて三宅に調教された通りに深々と肘まで膝に入り込み、静寂の中で固まった。 小柄ながらすらりと伸びた脚はくの字を描きながら咲織の顔を超えてその艶やかな裏肌を見せていた。 

「うっ。」
「なんと。」
「わぁ。」
「おおっ。」
「これは酷い。」
「凄いな。」
 ふわりと開いた秘唇から顔を覗かせた濃桃色の花びらよりも三宅に打ちのめされた咲織の足裏に男達は眼を瞠った。  

「可哀相に。 躯に鞭痕一つ無いと思ったら、足裏を徹底的に打たれていたか。」
 杉山の声は湧き上がる昂ぶりを抑えて、心なしか上擦っていた。 
「可哀想だなんて、いつも女性を可哀相な目に合わせている杉山さんの言葉とは思えないな。」
 仕事でよく杉山と顔を合わせる男優の中島が杉山を小突いた。 
「武ちゃんは良く知ってるでしょう。 オレが、商品の女優さんに傷が付かないように殆ど房鞭しか使ってないことを。 房鞭は音もいいし、ぱっと朱くなる。 だけど、すぐに元の白い肌に戻る。 何百と打てば内出血するし、血玉の一つや二つは出来るが、それも一週間も立てば消えてしまう。 本気で打てば肌が切れ、後々まで醜い痕を残す一本鞭を使う時にはそれこそ繊細に力を加減している。 だが、三宅さんはこの足に傷が付くとか、痕が残るとか一切考えずに打っている。 否、むしろ、傷を残そうと打っている。 見てみなさい。 蚯蚓腫れが割れて傷が幾筋も走っている。 幾ら咲織さんの足が角質も無く赤ん坊の様に柔らかいとは言え、足裏は肌とは違って丈夫なものですよ。 それがこれだけ痛々しく血を流したんだ。 使ったのは木や竹の棒だろう。 所有者としての確信が無ければできる事じゃない。」 
 何れも豊かな調教経験を持つ男達は杉山の言葉に深く頷いていた。

「人の足裏と言うのは丈夫そうに見えても、掌と同じく人の躯の中で一番神経が集まっているところだ。 神経がまばらな尻でさえここまで打たれたら、声すらあげられまい。  きっと、打たれている間気を失う程の苦悶だったろう。 痛みに気を失い、さらなる痛みに苦しみの中で眼を覚ます。 俺のものだと思うからこそのプレイか。」
 早坂は咲織の無惨な足裏から眼を逸らさなかった。 滾るのか、袴の股間に手を伸ばしていた。 

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☆ その2519=杖の先で。

「これだけ痛めつけらたら、暫くは立ってるだけでもきりきりと傷むでしょう。年が明けて出社できるかどうか。 この足でハイヒールを履いたら立っているだけで拷問だ。 まさか大企業の秘書さんがスーツにスニーカーと言う訳にもいくまいし。 ここまでは私でも責め切れなかったな。」
 かつて咲織を責めた記憶を覗き込む様に、勝山は虚空を睨んだ。 

「まるでこの咲織さんに同情している様な口ぶりですね、シェフ。 本心ではもっと惨い、そして味わい深い責めをと、最高の食材を前に思いを巡らしているんじゃないですか。」
「佐竹さんこそ、いい絵が撮れると思っているんじゃないですか。 これまで映像になったことの無い新たな絵が。」
「それはここにいるみんな同じだろう。 残念ながら我々は咲織さんの足を見ながら、心底同情し、心を痛めながら、同時に血が滾ってしまう酷い人間だ。 この足を見て、この愛らしいお嬢さんが泣き叫び、のた打ち回る姿を思い描いて、あそこを固くするするような悪人だ。 そうだろう、中島君。 モザイクがかかっても判る君の一物は、今頃びんびんになっているだろ。」
「図星です。 もう、爆発しそうで、苦しいくらいですよ。 でも、すぐに突っ込んだりしないのが、サディストの謙虚さです。 たっぷり飽きる程咲織さんを愉しませてあげてからでなければね、先生。」
「さ、最高のショーを見せて貰おう。」
 早坂は杖を鉄格子の間に突っ込み、恐らくはそのために丸く整形してある先端で咲織の剥き出しになった菊華の桃色の花弁を弄った。 

「あぁぁぁ。」
 咲織は堪らず声を上げた。 その切ない啼き声に男達はぐっと身を乗り出した。 雄そのものの貌で咲織の裸身を爪先から秘唇まで舐める様に睨め回す。 
「いい声だ。 ほら、もっと啼きなさい。」
 早坂の操る杖は咲織の菊華の中心を捉え、潜り込むような動きを見せる。 拒もうとして咲織の菊華がきゅっと窄まった。

「あぁぁ。 い、い、痛いです。 や、お止めください。 あぁぁ。」
 咲織の躯はより深く弧を描いた。 膝から出たか細い二の腕が虚しく宙に足掻く。 
「硬いな。 まだ潤滑剤は塗ってないのか。」
 早坂は杖を咲織の中に潜り込ませたまま、手を止めた。 

「ううっ。 痛い、痛い。 あぁ駄目っ。」
 ぐりぐりと菊華を押し開こうとする杖の動きに咲織は呻く。
「そうか、そうか、こんな細い杖の先が痛いか。 それは可哀相だな。 では、潤滑剤を塗って上げようか。」
 菊華を弄ぶために、それを咲織から願い出せようと言う早坂の底意地の悪さに咲織は口惜しそうに唇を噛んだ。

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☆ その2520=張り詰めた尻肉。

『杖の先? そんなもので、弄られていたなんて。 最初から、私に菊華に潤滑剤を塗ってくださいと懇願させる積りなんですね。 そして、次には杖の先だけじゃなくて・・・。 あぁ、何処まで。」

 咲織が答えられないで煩悶している間にも、早坂は杖の先で菊華を捏ねる様に弄り、否応なく裸身を捩る咲織の反応を愉しんでいた。
 
「塗って欲しくないのかね。 いいのかな。 細くてつるりとした杖だけじゃないんだよ。 この愛らしい菊華が咥えなくていけない物は。 このままだと全員で菊華を使ったら、粘膜は擦り切れ、間違いなく切れ痔になるだろうな。 その傷口から細菌でも入った時には一生プラグを使わなきゃいけなくなるぞ。 それでいいんだね。」
 早坂の言葉に咲織は目隠しの下で涙を零れさせた。 

『やはり、恥ずかしい姿を見られるだけでは済まないのですね。 見られているだけでも、身を切る程に辛いのに。 一体、何人の男性がここに? 全員で私の躯を使おうと言うの? あぁ、嫌、そんな事は嫌。 ご主人様だけの奴麗でいたい。 ご主人様だけにこの躯を捧げたい。 他の人に、見ず知らずの人になんて、肌を見られたくも、触れられたくもない。 でも、でも、きっと拒否出来ない。 命令を聞けない奴麗は要らないと、ご主人様に捨てられたら。 誓約書にご主人様は自由に誰にでも貸し出せると、自分で書いてしまった。 それに、それに、この躯が。 あぁ、辛い。 悔しい。 今も菊華を硬い物で弄ばれて、辛いのに、哀しいのに、感じてしまう。 菊華でも、あそこまでも感じている。』

 咲織は愛らしい唇を噛んで、啜り泣いた。 その哀愁を帯びたか細い調べに男達は眼をぎらつかせる。 男達の熱く荒い息が咲織の柔肌を舐める。

「ここにいるみんなにこれから可愛がって貰えると知って嬉し泣きかね。 それとも、杖の先を突っ込まれて感じているのかな。」
 早坂は咲織の菊華の中に更に杖を潜り込ませた。 侵入を拒もうと括約筋に力を込めても、脚を開き切った態勢では早坂を喜ばせるだけの無駄な抵抗だった。 杖は直腸の奥まで咲織の中に入り込んだ。 

「こうされると気持ちいいだろう。 啼いてもいいよ。」
 早坂は咲織の中に入り込んだ杖の先で円を描いた。
「あぁ。 あぅ。 あぅん。」
 内側から内臓を掻き回され、菊華をぐにゃぐにゃと抉られる重い苦しみに咲織は躯を強張らせる。 同時に秘芽から伸びる敏感な神経の束を引き摺りまわされる異様な感悩が躯の奥まで打ち寄せて、肉の悦びに打ち震えるのを堪えられない。 

 早坂は無言で咲織の菊華を抉り続ける。 耐える咲織の細い指が自らの尻たぼをめり込むほど掴む。 艶やかに張り詰めた裡腿の柔肌はひくひくと蠢いた。

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☆ その2521=啜り啼き。

「ああぁぁぁん。」
 咲織の肌が薄っすらと汗を載せて紅潮し、咲織の口から抑えても抑えきれない甘い喘ぎが絶えず漏れ出すまで、早坂は杖の先で菊華を捏ね繰り回した。  

「どうだ? 潤滑剤を塗って欲しいかね。」
 咲織がもう正常な判断ができる状況に無いのを知りながら、そして、返事がどうあろうと思い通りにする心算なのに、早坂は咲織に返事を求めた。 それが、人としての矜持をへし折り、奴麗へと落とし込む凌辱者達の常套手段だった。

「はい。 塗ってください。」
「何処に何を塗って欲しいのかね。 ちゃんと皆に聞こえる様に言って貰わないと判らないが。」
 普段はへの字の口の端を皮肉に笑わせて、早坂が言った。 返事を急かすようにぐいと杖を咲織の中に押し込む。 
 
「あぁっ。 く、苦しいです。 あぁ、ど、どうか咲織のお尻の穴に潤滑剤を塗ってください。」
 咲織は啜り泣きながら、言葉を絞り出した。 上向きでも流れない胸が細やかに揺れていた。 
「そうか。 たっぷりと塗ってやろう。 だが、その前に私に塗って欲しいと言った咲織君の穴はちゃんと綺麗にしてあるんだろうね。 まさか、汚れた尻の穴に私達の指や大切な物を突っ込ませる気じゃないだろうね。」
 早坂は咲織の菊華から引き抜いた杖の先を鼻で嗅ぐ仕草を見せた。 

「うん、臭くは無いようだ。 だが、念には念を入れないと。 そうじゃないかね。」
 早坂は咲織の入れられた檻を取り巻く男達の顔を眺めた。 
「確かに。」
「尻の穴を使う前に洗腸をするのは作法だ。」
 男達は口々に同意を表した。 そして、誰がするのか訝る様にそわそわと顔を見合わせる。 

「どうだろう。 全員がイチヂクを一つずつ咲織君に入れてあげると言うのは。」
 早坂の提案に異を唱える者など要る筈もなかった。 全員口舐めずりしそうな顔で、檻の中の咲織を見つめた。
『あぁ、見られているだけでも気が遠くなる程恥ずかしいのに。 その上、浣腸の責苦まで。 どれだけ、羞恥に塗れればいいの。 どれだけ、苦しめばいいの。 そんな、誰とも分からない人達に辱められ、貶められ、その上で穢された咲織をご主人様は愛でてくれますか。  ううん、そんな穢らわしい女、捨てられて当然・・・。 あぁ。』

 咲織は残酷な宣告に悲嘆に啼いた。

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☆ その2522=籠絡。

「いい啼き声だ。 悲嘆に暮れる美女を更に弄る以上の楽しみは無いからね。」
 早坂は男達の同意を引き出す様に顔を巡らした。 

「だが、咲織君、言っておくが、君は我々の掌で否応なく犯される悲劇のヒロインなんかじゃない。 婬濫で被虐症で、生まれながらの奴麗体質の女。 我々はそんな君が胸の奥底で望んでいる事を察知して、君に愉悦と同時に言い訳を提供しているに過ぎない。 君が望み、三宅君が君のために我々に頼んだ事を我々はしているんだ。 それが証拠に君はこの期に及んでも、自らの掌で満子も菊華も見せびらかせているだろう。」
「いゃぁ。 違う、違います。」
 咲織は目隠しをされた顔を左右に嫌々と振り立てた。 だが、自らの膝を内側から開く腕は、まるで石になった様に動かなかった。 ただ、顔の動きにつれて、全てを見せて丸まった裸身が波に揉まれる小舟の様に揺れるだけだった。

「違う? 違わないね。 現に君は手も足も縛られてはいない。 そのまるで親が幼子に排尿させるような恥ずかしいポーズも自分でしていることだ。 誰もこの檻の中に手を突っ込んで、君の自由を奪った訳でも、ナイフで脅した訳でもない。 疼いて疼いてしょうがないから、自分から恥ずかしい姿を見て欲しい、みんなの前で自慰をさせて欲しいとしているだけだ。 違うかね。」
「あぁ、うっ、うっ、うぅぅ。」
 咲織の噛んだ唇を震わせて、悲痛な嗚咽が漏れた。 黒い目隠しに引き立つ高く細い鼻の頭が朱み、男心を刺激する。 

「言葉も無いだろう。 これから浣腸され、その後で全員から犯されると知って、お満子が婬蜜を溢れさせてるのが、何よりの証拠だ。」
「あん、あん、あぁっ。」
 咲織は小さな啼き声を引き攣せた。 自らの二の腕に挟まれて飛び出した胸球が忙しなく喘ぐ。

「ほら、お待ちかねのイチヂクだよ。」
 早坂は江梨菜が差し出したイチヂク浣腸を男達に見せた。 
「三宅君の話だと、咲織君、君は自分でたんまりこれを買ってきたそうだね。 浣腸の内臓が捩れるような苦しみの底にある背徳的な感悩が堪らないんだろう。 最後まで、我慢して愉しむといい。」
 早坂は鉄格子の間から手を伸ばし、咲織の丸い艶々とした尻たぼの底に咲く桃色の菊華をイチヂクの先で弄った。 花びらの皺一つ一つを伸ばす様に円を描き、そのぞわぞわとする感触に引き攣る尻たぼの動きに眼を細める。 咲織は細い喉を突き上げ、込み上げる喘ぎを殺した。

「あれ、自分で慰める婬ら姿を見せたいんじゃなかったかな。」
 苦悶の表情を見せる咲織の顔を覗き込みながら、勝山が言った。 

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☆ その2523=咲き誇る花びら

「そうでしたね。 目隠しはされてても口は利けるんだ。 自分の口からちゃんと言わなくちゃ。 何をするにもご主人様達の許可を得るのが、奴麗の作法と言うものだよ。」
「佐竹さんの言うとおりだよ、咲織ちゃん。 江梨菜だって、プレイの時はボクに許可を得るんだから。 こういう時は、ちゃんと自分の口で、自分でお満子を弄る許可を願い出るもんでしょ。 三宅さんの調教の成果をちゃんと見せてくれなきゃ。」
 悠介は得意げに言うと、江梨菜にウィンクして見せた。

『堕ちる。 堕ちる。 何処までも。 ご主人様の名前を出されては、私には嫌は言えない。 堕ちるしかない。 その先が地獄だと判っていても。』
 
 イチヂクの先が敏感な菊華を弄び、くすぐったいような疼きと腸が捩れる苦悶の予感に身を苛まされながら、咲織は人としての糸が切れていくのを感じていた。 

「あぁぁ。」
 心細い魂が啼くような喘ぎを漏らすと、目隠しの下できりっと眼差しを定め、咲織は口を開いた。
「どうぞ、肉の疼きを抑えきれない婬らな咲織が、自分でお満子を弄る事をお許しください。」
 咲織が胸から血を流す思いで恥ずかしい台詞を言い切ると、男達はどっと沸いた。 

「そうか、弄りたくて仕方なかったんだ。 浣腸されながら、自分でお満子を弄って感じて、逝きたいって訳だ。 どれだけ、婬濫な雌豚だろうね。」
 男優の中島が芝居がかった口調で咲織に聞えよがしに言う。 男達は頷き、囃し立て、更に咲織の羞恥を煽り、辱める。 

「自分でお満子を弄る姿を見られて悦ぶんだ。 見られると余計に感じるんだろ。 全く、度の過ぎた露出狂だな。 そうなんだろ。 ちゃんと自分で言えよ。」
 清水は呆れた様に罵り、復唱を強いた。 
「はい。 咲織は自分でお満子を弄る姿を見られて悦ぶ露出狂です。」
 咲織の血の滲む言葉の一つ一つに男達は眼をぎらつかせ、興奮に顔を輝かせた。 

「ほら、早く弄りなさい。」
 檻の横に立つ杉山が咲織のか細い手首を掴み、開き切った秘唇へと導く。
「咲織は、咲織は自分で自分を慰めます。 どうか、ご覧ください。」
 自らの言葉が胸を抉り、同時に邪な愉悦が胸の滴らせた血を伴って躯に浸みていく。 咲織は自分の躯が感悩に染まっていくのを知った。 誰に強いられることも無く、白い指の先の桜貝が秘唇を開いていく。 外気に触れ、ほよほよと怯える花びらを掻き分ける。 その柔らかな粘膜の花は透明な蜜をしとどに溢れさせて、朝露を載せた桃の花の様に艶々と咲き誇っていた。

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☆ その2524=指が止まらない。

『あぁ、こんなに濡れていたなんて。 こんなに濡れているところをこの人達に見られていたなんて。 私は、こんな女だったの。 これ程、婬らに疼かせていたの。 恥ずかしいと胸を痛めながら、その痛みすら肉慾に替えて悦んでいただなんて。 あぁ、感じる。 感じてしまう。 自分の指の感触に。 自分の指が自分のものじゃないみたいに、ご主人様に全てを見られ、ご主人様に触れられているみたいに。 あぁ、どうしたら。 指が止まらない。 もっと、もっと、欲しい。』

 桃の花びらに惑う桜貝の爪先が蜜に溺れる程、咲織は濡れていた。 指先に感じる艶めかしいその潤いに咲織自身たじろいだ。 花びらの上で遊ぶ蝶の様に一度は止まった桜貝の指先は、更なる蜜を求めて花の奥へと伸びていく。

 右手が花びらに舞う裡に、自らの秘唇を開いていた左手は知らず知らず秘唇を離れ、柔肌の上を滑り、たわわに実った胸球を掴んでいた。 開いた細い指の間から、一際白い胸肌がむくりと盛り上がって零れる。 その頂で朱を濃くした蕾がほよほよと見る者を誘う様に揺れた。

 男達の生唾を飲む音だけが殺伐とした調教部屋を湿らせる。
「おっと。 待ちかねているだろう。」
 咲織の幼さが残るだけに胸に浸み込む艶姿に見惚れて手が止まっていた早坂は気まずそうに言うと、イチヂクの先を慎ましやかに窄んだ咲織の菊華の中心へと押し込んだ。 痛いと抗議するように咲織の尻たぼがきゅっとえくぼを作る。
「ほほぅ。 まるで処女の様に硬い。 と言うか弾力が手に帰ってくる。 これは楽しみな尻の穴だ。」
 早坂は嘆息を漏らし手を止めた。 まるで吸い込む様に咲織の菊華が凹む。 それを合図に早坂はイチヂクの腹を一気に潰した。

「あぅぅん。」
 咲織はぽってりとした紅い唇を少し尖らせて、喘いだ。 冷たい感触が腹の中を巡っていく。 その感触に官能がぐるぐると渦を巻き始めたか指の動きが早まった。 濡れた桜貝の指先は花びらの中へと消え、小さな掌が忙しなく動きを見せる。 細い腰がまるで駄々を捏ねる様に右に左に捩れた。 

「この女、みんなに見られているのも忘れて気をやり始めたぞ。 堪らないな。 今すぐにでもこの色っぽく喘ぐ口にぶち込みたい。」
「ふふ、若い人は堪らんだろうな。 そこを我慢して、女をとことん追い落とし、その果てに見せる哀しくも美しい姿を引き出すのがSMの醍醐味じゃないか。」
「それに中島さんの女優達でさえ音を上げる凄い物で喉の奥まで突かれちゃ咲織さんが本当に壊れてしまって、ボクまで回らなくなってしまう。 次は俺でいいでしょ、作家繋がりと言う事で。 さて、早坂先生を唸らせた菊華の手応えを味わわせて貰いますか。」
 佐竹はポロシャツの袖を捲り上げ、檻の中に手を入れた。

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