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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ その2475=迎え入れて。

 麗子が鞭打たれている間中、咲織はその光景に心を奪われていた。 自分の存在を忘れ、麗子になり切り、麗子の痛みも苦しみも、そして、その奥でちろちろと燃え上がるマゾの肉の悦びまでも同じように感じていた。 

 麗子の肌を一本鞭が咬む度に咲織はその大の字に貼り付けられた裸身をぴくんとさせた。 麗子が哭けば、頤を上げ、その細い喉を震わせた。 

 だが全ては咲織の心が感じた虚妄の刺激に過ぎなかった。 生身の肉は咲織の心が痛む度に虚しく疼いた。 誰にも癒されぬ疼きがじんじんと咲織の奥に根雪の様に降り積もる。

『あぁ。 ご主人様が麗子さんを抱かれる。 私では無く、麗子さんを。 その腕に、あんなに優しく。 どうか、どうか、その次はこの咲織を。 どうか。 例え、この躯が傷つき、壊れた後でも。 ううん、壊されたい。 瑕をこの肌にも付けてください。 どうか、ご主人様の奴麗の証しに。 ご主人様に愛された証しとして。』

 咲織の手足を繋ぐ鎖がじゃらじゃらと鳴った。 咲織はその音にも気づかず、一人火照った裸身を揺らした。 揺らしたのは咲織の肉だった。 飢えに飢えた雌の肉だった。 

 今もガラス管に吸われてじんじんと痺れ、同時に血が出るまで掻き毟りたくなるほどに痒みを発している三つの女の器官よりも、咲織の内側から溢れる疼きの方が大きかった。 鎖に留められていなければ、どんなに三宅に叱られ、鞭打たれても、飛び掛かり抱いて欲しいと哭き叫んでいただろう。 三宅に抱かれようとしている麗子を目の前にして、咲織の性の飢えは耐え難いものになっていた。 今、身を心を責め苛む肉慾の飢餓から救ってくれると言うのなら、どんな悪魔にも心を許しただろう。 

『ご主人様、どうか、どうか。 麗子さんにご褒美をお与えになられた後で、この咲織を抱いてください。 この咲織にも、お恵みをください。 この哀れな奴麗にもどうか、どうか、憐れと思って、お情けをください、どうかお慈悲を。 この咲織を使ってください。 この咲織を虐めてください。 ご主人様が満足されるまで、この躯が壊れるまで、使ってください。 どんな苦しみも、どんな蔑みも、どんな屈辱でも、あぁ、今は恋しい。 狂いそう。 苦しいです、ご主人様。 咲織は、婬濫過ぎで苦しいです。』 

 何時しか、熱い頬を涙が冷やしていた。 男なら吸わずにはいられない果実の様なぽってりとした唇をわななかせ、声にならない啼き声を上げていた。 自分の秘部を掻き毟ろうと、ぎゅっと握られた小さな掌が鎖を揺らす。

 麗子が零した小水も、血も気にせず、三宅は床に膝をつき、麗子の躯に覆い被さった。 麗子のすらりと伸びた脚が迎え入れようと開いていく。

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☆ その2476=唾液。

 麗子の上半身は何処も彼処も醜い蚯蚓腫れが赤黒く走り、その上を血がねっとりと塗り込めていた。 取り分け尻たぼは無惨にもまるでメロンの網目の様に蚯蚓腫れに覆われ、白い肌も残らぬ程に血に塗れていた。 床にそっと触れただけでも飛び上るほどに痛むに違いなかった。 事実、紅い唇からは辛そうな吐息が漏れ続けている。 

 それでも、麗子は三宅の重みまでも受けいれ、丸い尻たぼを潰されながらも、その整った横顔に微笑みさえ浮かべて三宅を受け入れようとしていた。 唯一艶やかさを留める長い脚が三宅を離さまいと腰に絡み付いていく。 細い腕が逞しい腕を掻き抱く。

 三宅の背を彷徨っていた腕の動きが止まり、宙に喘いだ。 三宅が麗子の腹から乳房へと傷口を舐め取り始めた。

「あぁん。 あはん。 はぁ~~~。」
 苦しい喘ぎを破って、艶めかしい女の啼き声が遠慮がちに漏れ始めた。 痛みにか、擽ったさにか、ぐったりと生気を失っていた麗子の躯に気が満ち始める。 痛んでいた肌が艶やかな輝きを放ちだす。 良く締まった脇腹がぴくぴくと震え、血に塗れた乳房が若い丸さを見せる。 

 三宅は精悍な顔を阿修羅の様に血に染め、麗子の傷を舐めていく。 優しく愛撫を受けるべき丸やかな乳房に幾条も走るぷっくりと割れた蚯蚓腫れの稜線に舌を添わせ、音を立てて血を啜った。 まるで自身の唾液で穢れを浄化させようとしているかの様な情熱で、麗子の肌を舐めていく。 

 三宅の舌の動きに麗子の躯が寄り添う。 少しの隙間さえ惜しんで、女の柔らかな肉が三宅のごつごつとした体にぴったりと吸い付いていた。 

「あぁ~~~ん。 ふはん。 はぅんんんん。」
 熱い喘ぎが麗子の紅い唇から迸る。 血の匂いを圧して、婬薫が二人の躯から立ち昇った。 三宅は麗子の躯に綺麗な円弧を描かせ、その腰を抱え上げた。 何時でも受け入れようと開かれていた股間に己の怒張をゆっくりと沈めた。

 麗子の宙に喘いでいた腕は、今は三宅の背をしっかりと抱き止め、長い指が楔となって三宅の肉に喰い込んでいく。 腰に回された脚は足首を交差させ、がっしりと三宅を咥えこんだ。 浮き上がった尻たぼはきゅっと引き上げられ、躯の中にある三宅の怒張を全身で喰い締めているのを示していた。 

「あぁ~~~。 主様ぁ~~~。 あひゃあ~~~~~。」
 麗子の艶啼がより高く、より大きくなっていった。 

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☆ その2477=現実の躯。

『判る。 麗子さんの昂ぶりが。 あんなに打たれて、傷だらけになって、今にも息絶えると言う時に、ご主人様に抱かれたら、翼が生えて天に昇ってしまう。 大切な所を幾つもの洗濯ばさみで、あんな強力な洗濯ばさみで咬まれて、それを鞭で叩き落とされる痛み。 大切な大切な所を無惨に扱われる哀しみ。 あの重い房鞭で、あれだけ打たれたんだもの、そっとしておいてもじんじんと痛みが浸み込んでる筈。 軽く指で触れられただけでも飛び上るほどに痛い筈。 でも、それを貫くのがご主人様の物なら、耐えられる。 感じてしまう。 例え動かなくても、自分の打つ脈だけで、高い、固い壁を突き抜けて、向こうの世界へ行ける。 目眩く世界に。 哀しい女にしか、堕ちた女にしか、奴麗にしか、変態のマゾにしか行けない世界へ。 あぁ、ご主人様、咲織を連れて行ってください。 咲織を打ってください。 咲織を犯してください。』

 咲織は麗子に同調していた。 麗子の痛みを感じ、麗子の感悩の歓びを味わった。 ただ、それは何処まで行っても、幻の感覚だった。 肌は、肉は、現実を知っていた。 ただ焦らされ、肉癢を与えられ、疼かされ、放置されている現実を。 肉を削る鑢は麗子への嫉妬では無かった。 現実の疼きだった。 耐え難い疼きの地獄を咲織は一人のたうち回った。    
   
 咲織が自分の経験から感じた以上に、麗子は悲惨だった。 その柔肌の艶を愛おしみ、消えない瑕を付けまいと三宅が咲織に与えてきた鞭の痛みとは違い、麗子に与えられたのは、その肌を引き裂き、消えない瑕を付けるためのものだった。 床で擦り上げられる尻たぼが、背中が、三宅の体に触れる下腹が、乳房が悲鳴を上げ続けていた。 まして、敏感でひ弱な秘唇が花びらは三宅の硬直に引き裂かれただけで、血を吹き出しているかの様に、数倍にも腫れ上がったが如くに、麗子を苛んでいた。 だが、それを超える歓びが麗子の中で溢れ出し、溺れさそうとしていた。 麗子は自らを責める凶器をこの上ない愛しものの様に全身で迎え入れた。 


「あぁ~~~~~ん。 ひはぁ~~~ん。 あぁ~~~~~。」
 麗子の啼き声が高まった。 命を迸らせる様に、啼き続ける。 しなやかな躯を硬直させ、それでも必死に三宅に全身でしがみ付く。

 三宅は麗子の肉の中をゆっくりと動き始めた。 三宅の硬直に絡み付いた麗子の粘膜の襞がその動きに引き摺られる。 巨きく、重い感悩の波が麗子を呑み込む。 波に沈み、このまま息すら奪われ、溺れ、果てると遠のく意識が怯える。 その刹那に麗子の中で華火が爆ぜる。 それは歓びを遥かに越えた苦しみだった。 その苦しみが麗子に生を与え、麗子は息を吹き返し、波の上にようやく顔を浮かべる。 すぐに襲い来るより大きな波に飲み込まれるために。 

「あぁ~~~~~。」
 絶叫を噴き上げ、麗子はその裸身を痙攣させた。 切れ長の眼は何も見ていなかった。

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☆ その2478=滴る乳首。

「はぁ~~~ん。」
 束の間の気絶の後、麗子は息を吹き返す。 一度蕩けた裸身が再び硬直を見せる。 まるで果てさえ見えない断崖がその背の下にあるかの様に全身で三宅の体にしがみ付く。

 三宅はゆっくりとしたテンポを守っていた。 ただ、徐々に突き入れる深度を深めていく。 三宅は長大な物を粘膜の鞘を突き破るほど深々と麗子に埋めた。 更に麗子の腰を両腕でがっしりと掴み、そのその狭い狭い奥を突き破ろうと引き付ける。 

「駄目、駄目です。 も、もう。 あぁ~~~。 また。」
 三宅にしがみ付いていた麗子の腕から力が抜けていった。 麗子は一瞬見せた白目を島は閉じ、微かな寝息を立てている。

「まだだ。 奴麗に駄目は無い。 まだ俺は少しも満足していないぞ。」
 三宅は麗子の躯を軽々と上下にシェイクする。 
「あぁ~~~。 お許しを。 あぁ~~~。 壊れます。 壊れます。 あっぁ~~~。」
 麗子の腕が三宅の首っ玉にむしゃぶりつく。 三宅を挟み込んだ太腿がぷるぷると引き攣った。 

「あっ。 あぁ~~~。 あがぁ。 ぐはぁ~~~。」
 麗子の美貌が悲鳴にも似た婬らな啼き声に崩れる。 大きく宙に開いた紅い唇は戦慄き、恥知らずにも端から涎を垂らした。 高い鼻梁が空気を求めてひくつく。 三宅の背で足指が折れそうに反り返っていた。

「ぐあ~~~。 あはぁ~~~。 ぐふっ。 あ゛あ゛~~~。」
 一本鞭の嵐を浴びているかの様に麗子は絶叫を噴き上げた。 何処か湿った感じがするのが唯一の違いだった。 荒い息に躯から溢れる乳房がたぷたぷと上下する。 

 三宅はその乳房を両腕で乱暴に掴んだ。 三宅の指の間から血に染まった柔肉が溢れ、薄く伸びた柔肌が光を見せる。 三宅は麗子の腰ではなく、乳房を掴んで麗子の躯を持ち上げ、好きに動かした。 最も愉悦を感じられる様にまるで命など無い道具を使う様に。

 麗子はもう気を失いはしなかった。 三宅の背に指をめり込ませ、全身を硬直させては哭き声を噴き上げる。 と急に力を失いだらりと全身を弛緩させる。 幾度もこの生と死のダイブを繰り返した。 

「欲しいか。」
 三宅は麗子の躯に覆い被さり、聞いた。 喘ぎの中ですぐに返事の出来ない麗子に、まるで気付け薬だとでも言う様に、その小指の第一関節程に肥大化した乳首を摘まみ潰す。 鞭打たれ、ピアスに縊られた乳首の先から血が滴った。

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☆ その2479=生の果て。

「あ゛あぁ~~~。 いくぅ。 ぐわはぁっ。 いぃ、いくぅ~~~。」
 一瞬美しい顔を三宅に向け、何かを伝えようとした唇はすぐに歪み、絶頂の声を上げた。
背を丸く弓反らせて三宅を跳ね上げ、それを三宅に伝えた。 幅広の首輪が喉を締め付けるのも構わず、麗子はその輝く顔をこれでもかと仰け反らせる。 

「欲しいんだな? 俺の精を、この躯の中に。」
 三宅は乳首を離し、麗子の腰を抱いて、深々と貫いた。 
「あぁ~~~。 あがぁ~~~。 いぐぅ~~~。」
 三宅の問いに頷くのが精いっぱいだった。 泣きじゃくり、雄叫びを上げる麗子の顔は鞭打たれた後の死者の顔ではなく生に輝いていた。 

「よしっ。」 
 三宅は麗子の中に埋めたまま、両足首を掴んで、横たわる麗子の頭上より高々と折った。 麗子の赤く腫れた尻たぼが浮き上がり、三宅に貫かれた三宅に向けて鞭打たれた股間を高々と突き上げる形になった。

 三宅は体重を載せて一気に貫いた。 三宅の長大な物が麗子の股間に根元まで深々と埋まった。 

「ぐわっ。 あぁ~~~。」
 麗子は恍惚の光をその整った美貌に浮かべ、高らかに啼き上げた。 全身を発条にして背を仰け反らせ、三宅を下から突き上げる。 血に濡れた脇腹がぴくぴくと痙攣を見せた。

 三宅は慾望に忠実に、ただ己の愉悦だけを求めて、麗子の中に硬直を打ち込んでいった。 
麗子の張り詰めた双臀が三宅の引き締まった腹を打つ、ぱんぱんと言う高い音が傍らの咲織の肌から肉にまで響いた。 二人を見詰める咲織の呼吸が麗子の深い喘ぎに吸い取られるように同調していく。 何時しか咲織は麗子の感悩に浸り、その裸身を強張らせていた。

「あぁ~~~。 あぁ~~~ん。 あんっ。 あんっ。 あぁん。」
 麗子はもう白目を剥くことも、気を失うことも無かった。 頬を輝かせ、三宅が送り込んでくる苦しみも痛みも羞恥も汚辱も全てを感悩に変えて性の饗宴に浸っている様だった。 が、麗子の啼き声が徐々に小さくなっていった。 生を全うしてその役割を終えようとしている蝉の様に細くなっていった。 

「出すぞ。 受け取れ。」
 三宅は胸に溜まった昂ぶりを吐き出す様に言うと、全身を使って己の物を麗子の中に激しく叩き込んだ。 麗子の乳房を乱暴に搾り、精悍な筋肉をぶるぶると奮わせた。 
「あぁ。」
 麗子は高く高く嘶くと、ぷつりとその生を止めた。


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☆ その2480=婬獣。

「果てたか。」
 三宅は充足した顔を見せて、麗子の躯から離れた。 頭上に高々と持ち上げられていた麗子の脚が自動装置の様にゆっくりと床に降りていった。

「清めさせてやろう。」
 しどけなく脚を開いたままびくりとも動かなくなった麗子の肢体を冷めた眼で見遣ると、三宅は咲織の前に立った。 三宅の物はまだ逞しく、麗子の婬蜜に塗れぬらぬらと黒光りしている。 咲織はそれに瞳を奪われたまま、小さな頭をこくりとさせた。

『はい、清めさせてください、ご主人様。 その麗子さんの婬蜜に塗れたご主人様の物をこの口で。 嫌、ご主人様の大切な物が他の人の婬蜜に濡れたままでいるなんて。 他の人を抱いたままでいるなんて。 咲織の口で、綺麗にしたい。 あぁ、どうしてこう胸が高鳴るんだろう。 ご主人様の物に触れられると思うだけで、胸が詰まる。 きゅっと胸が閉じて、血が沸騰してしまう。 もう、考えられない。 早く、早くご主人様に触れたい。』

 咲織の心の動きを悟っているのか、三宅は満足そうな微笑みを見せた。 咲織は三宅が両腕を左右に開いている鎖を手枷の金具から外していくのも擬しげに裸身を三宅へと投げ打とうとした。

「早まるな。 呆れた婬濫だな。 まるで飢えた婬獣じゃないか。」
 三宅は朗らかに笑い、咲織の躯を突き放した。 蹌踉けながらも、なお咲織は三宅へとようやく自由になった片腕を伸ばす。 
「まてと言っているだろう。 それとも打たないと待てと言う子犬でもする簡単な命令も聴けないのか。」
 その声は怒ってはいなかった。 甘えたがって仕方がない子犬を扱う様に体を咲織から遠ざけ、鎖を両の足枷からも外した。

「清めさせて頂きます。」
 咲織は両の胸の頂と股間に吸引のガラス管を付けたまま、その場に膝を着いた。 仁王立ちになっている三宅を熱い瞳で見上げると既にだらりと力を無くした物に小さく細い指を添える。 

 むんとする女の発酵臭と精の薫りが咲織の鼻を打つ。 吸い込んだ咲織の胸が焼けた。 血が子宮から躯中へ湧き立った。 どくどくと血管が脈打つ音さえ聞こえそうだった。 咲織は独りそれに恥らうと、そのぽってりとしたおちょぽ口を精一杯に開いた。 そして、開いた唇を三宅の物へと寄せていく。 三宅の物を支える指に三宅の熱と鼓動が伝わってくる。 その指が震えた。 まるで初めて男の物に触れたかのように。


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☆ その2481=血が騒ぐ。

『あぁ、ご主人様の物、熱い。 どうぞ、愉しんでください。 硬くなって、大きくなって、私の口に出して。』

 咲織は敬虔な面持ちで三宅の物へ唇を付けた。 不思議なことに他の女の婬蜜で濡れた男の物を口で清めさせられると言う侮蔑極まりない行為を強いられていると言う気持ちは咲織の中に微塵も浮かばなかった。 むしろ、尊い行為を任せられてると言う誇りやかな思いが咲織の胸に満ちてくる。 咲織は三宅の肉傘を口に含み、舌先で傘の裏までこそげ取る様に舐め回した。 早く大きくと言う急く気持ちを押さえ込み、丁寧に丁寧にと心がけて。

『この時間を大切にしなくては。 ご主人様の大切な物を預けられているこの時間を。』 
 
 咲織は胸が熱いもので満ち、肉へと滴るのを感じた。 子宮が、先ほどまでガラス管に吸われていた敏感な器官がぴくぴくと脈打つ。 躯ごと三宅に向けて蕩けていく。

「器用なものだな。」
 三宅の言葉に頷く様に咲織は長い睫毛を伏せ、一層熱心に三宅の物に舌を絡めた。 長い幹に横笛を吹く様に唇を滑らせ、ずずっと音を立てて塗れた婬蜜と精とを吸い取っていく。 その苦い物が喉を落ち、咲織の中に浸み込んでいく。 肉がぽっぽっと燃えた。

 時々、ちろちろと大きな瞳を上げて三宅の様子を探りながら、咲織は口唇奉仕を続けた。
一通り綺麗に舐め取ると、その根元の柔らかな肉に唇をやや開いて付け、精一杯に桃色の舌を押し付けては、婬らな音を立てては舐め上げた。 三宅の物に添えた細い指が硬くなろうとしているのを感じ取った。 咲織は三宅を上目使いに確かめ、袋ごと口に頬張る。
口の中で玉をころころと転がした。 頬に触れる三宅の裡腿が強張る。 咲織は蟻の戸渡りに舌を伸ばし、ちろちろと舌先を震えさせて舐めていく。

「もういい。 十分綺麗になった。 おまえの役目はここまでだ。」
 声が聞こえてもなおも咲織は三宅の股間に顔を埋める。 三宅は巻き毛を荒々しくひっ掴み咲織を引き剥がした。
「うぅん。」
 苦しげな中にも拗ねた声で咲織が啼く。 甘えた大きな瞳が下から三宅を睨んでいた。 

「聞こえなかったか? おまえの口雑巾の役目は終わったんだ。」
 まだ名残惜しそうにその手を伸ばす咲織の躯を三宅は軽々と持ち上げ、元の鎖の下に運んだ。 
「どうか。」
 切なげに大きな瞳を潤ませる咲織の手枷に三宅は天井から降りた鎖を繋いだ。


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☆ その2482=犬。

「腐っては元も子もない。 外しておいてやろう。」
 三宅が咲織の胸の蕾と秘芽からガラス管を外していく。 じゅんじゅんと婬猥な液を子宮が滲ませる。 咲織は隠れる様に鎖に囚われた躯を小さくしながら、次を期待していた。

「どうか・・・。」
 咲織は自分を繋ぎ終わり、くるりと踵を返そうとしている三宅の背に懇願した。 三宅は聞えていないかのように麗子を抱え上げると、無言のまま部屋を出ていってしまった。

 咲織の瞳の前には血と汗と小水とが人型に床を汚していた。 放埓な麗子と三宅の行為の名残を留めるそれを咲織はじっと見つめた。

『構って頂けないのですか、咲織は。 鞭さえ打っては頂けないのですか。 この狂いそうな疼きの中で一人のたうち回るのですか。 ご主人様に歓んでみて頂くことも無く、ただ一人。 寂しい。 寂し過ぎます、幾ら奴麗でも。』   
 
 どれ程の時間が過ぎていったのか咲織には判らなかった。 一時間なのか、何日もなのか、一瞬なのか判る筈も無かった。

 三宅の熱が部屋から抜けていった。 咲織は独り、躯の中の疼きと対峙した。 と言うより、何の支えも失い、疼きに呑み込まれていった。 ただただ疼いた。 ただただ乾いた。 何よりも、三宅を求めた。 三宅を求めて、婬らな疼きと言う残酷な太陽に肌を焼かれながら、乾きの大地を彷徨った。 彷徨う程に疼き、婬らな癒しを渇望する。 例えそれが肌を傷つけ、血を流させ、痛みの中で狂瀾する様な責め苦だとしても。 

 鎖が絶えず誰もいない部屋で鳴った。 誰にも観られ事無く、誰も歓ばせる事無く、咲織はその壊れ物の様な美しい裸身をくねらせ続けた。 打たれ傷付いた足の裏が痛んだ。 その感覚だけが現実だった。 そして、頼りだった。

『ご主人様の痛み。 ご主人様が下さった痛み。 もっと、もっと欲しい。 この躯に消えない印が。 ご主人様の物だと誰にも一目で判る印が。 どんな時も私に咲織がご主人様の物だと、奴麗だと教えてくれる印が。』

 背後のドアが開く音も気づかなかった。 手枷から足枷から鎖が外された事にさえ咲織は気づかなかった。

「四つん這いになれ。」
 三宅の声を初めて聞いて、咲織は無意識の裡にも怜悧な鏡の床の上に這い蹲った。 巻き毛を掻き上げられた。 かちゃりと犬用のリードが首輪の背後に留められた。

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☆ その2483=檻。

三宅は無言で歩き出した。 首輪に繋がったリードが引っ張られ、咲織の喉に喰い込んでくる。 その苦しさを合図に咲織は犬になり切って、三宅の後を丸い尻たぼを左右に揺らしながらついていく。

 無機質な調教部屋を出て、民家にしては大きな第二の調教部屋とも言える風呂場を通り抜け、廊下に出た。 冬の空気が裸の肌を嬲っていく。 取り分けガラス管に吸われ続け、痒みを催す催淫剤をたっぷりと擦り込まれた粘膜の感器が震えた。  

『ご主人様、何処へ? 何をされるのですか、この咲織に。 あぁ、怖い。 そして、嬉しい。 咲織をお忘れで無かったことが。 これから、きっと責めて頂けることが。』

 三宅の声が聞こえた時から、咲織は期待と不安にその裸身を震わせていた。 言い知れぬ昂ぶりに血が熱く躯を巡る。 その熱い血を集めた粘膜の器官がしこっていた。 そのしこった器官を冷たい空気が舐め、咲織に自分が婬らに昂っている事を嫌でも知らしめる。

 一歩、一歩、四つん這いの脚を運ぶだけで、咲織は婬らにその裸身を疼かせた。 包皮を剥かれ、ピアスまでされた秘芽を花びらの秘肉が擦る。 咲織は疼きを期待を三宅に悟られぬように、喘ぎを飲み下した。

 三宅に引き入れられたのは和室だった。 客間なのだろう十二畳ほどの和室には背の低い和机の他はテレビが隅に置いてあるだけだった。 と咲織は思った瞬間、反対の隅に見慣れぬそして明らかに何に使うものかが判る金属製の物を見付けて心臓がきゅんとなった。 それは黒い鉄パイプで出来た檻だった。 犬用の檻などではない事はその無機質な厳格さが物語っていた。 一辺が一メートルも程度の立方体の檻に入るべき物は何か、咲織にはすぐに判ってしまった。 そして、判った事が哀しかった。 

 案の定、三宅はリードを引っ張り、咲織をその檻の前に引き据えた。 思ったよりも軽い音を立てて、前面の扉が開いた。 扉と言っても咲織の掌程の間隔で鉄パイプが上から下まで通っているだけの扉だった。 

「入れ。」
 三宅の言葉の冷たさに問う言葉すら口に出来ず、咲織はしずしずとその檻の中に這っていった。 床には奴麗の躯を労わるクッションなど敷いてある筈も無かった。 掌に冷たさが滲みるガラスが張られていた。 咲織が四つん這いの躯を檻に仕舞い終わると、三宅は扉を閉じ、がちゃりと鍵を掛けた。 

「尻たぼをそんなに見せたいのか。」
 三宅に言われて、咲織は顔を誰もいない壁に向け、尻たぼ檻の格子に押し付ける様に高々と掲げている事を羞じた。 四つん這いの小柄な躯がようやく入る檻の中で、咲織はよちよちと手足を動かし、回れ右をした。    


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☆ その2484=鑑賞物。

 鉄格子越しではあったが、瞳のすぐ前に三宅の顔があった。 思わず手を伸ばしたくなるのを咲織は堪えた。 代わりに胸が切なさに溺れそうになる。 何を伝えたくて、薔薇の唇をほぉと開いていた。

「物欲しそうな顔をしている。 堪らず自分で慰めたりしない様に自由を奪ってやろう。 尻を床に付けて、脚をM字に目いっぱい開け。」
 三宅に言われる儘に咲織は四つん這いの姿勢から、尻たぼを床に付けて体育座りの形になった。 坐ってみると頭上には僅かな空間しか残らなかった。 その狭い空間と床のガラスの冷たさが肌に囚われの身である事を知らしめてくる。

『わざわざ私のために用意して頂いたんですか、檻。 嬉しいです。 奴麗にはお似合いですね。 少し怖い。 怖いのに、血が騒いでしまう。』

 咲織は熱い溜息を漏らした。

「どうした? 脚を開けと言った筈だが。」
 三宅はきちんと部屋着の着流しを着込んでいた。 黒地の着物に締めた茶巾の兵児帯が凛々しさを上げている。 咲織は自分の裸身を今更のように意識した。 躯が固まったように動かない。 焦りながら、自分の足枷の嵌った足首を両掌で掴み、他人の脚の様に無理やり拡げていく。 

「もっと開くんだ。 爪先が檻の角に着くまで開け。」
 咲織は足をにじり、M字の角度を開いていく。 何もかもあからさまにしているのが判る。 羞ずかしさが込み上げて、自分の足元は見られなかった。 かと言って、まじまじと自分に注がれている三宅の視線を受け止めるのも怖くて、睫毛を伏せた。

「よし。」
 三宅は頷くと、檻の角の鉄格子に咲織の足枷の金環をカラビナで留めた。 かちゃりとカラビナが閉る音が胸に響く。

「手を出せ。」
 檻の鉄格子の隙間からぐいと手を入れ、三宅は咲織の手首を掴んだ。 そのまま強引に小さな掌を鉄格子の隙間から出させると、やはりカラビナで手枷の金輪を檻の上の角に留めた。 

「これでどれ程おまえが厭らしい事を想像しても、その婬らな躯を疼かせるだけで、慰める事は出来ないな。 そして、俺は何時でも好きな時におまえの躯の隅々まで鑑賞出来る訳だ。 否、俺だけじゃない、この家に来た来客なら誰でもおまえの婬らな裸を飽きるまで愉しめる。」
 三宅は満足そうにそのしっかりとした顎を撫でた。

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☆ その2485=奴隷誓約書。

『客? この家に客が来るんですか? そして、ご主人様は私を、私の恥ずかしい姿をその人に見せるんですか。 どうしよう。 どうしようもない。 私は奴麗だもの。 ご主人様の所有物だもの。 私をどう扱うかはご主人様の自由。 この躯を鞭打つのも、自由に使うのも、そして、自由を奪って放置するのも。 あっ、誓約書に一つ、ご主人様がご指定された任意の第三者に貸し出された時は、ご主人様にお仕えするのと同様に心と身体の全てを差し出し、誠心誠意ご奉仕することを誓います、と自ら認めていた。 あれ程書きたくなかったのに、書いてしまった。 ご主人様に捨てられるのが怖くて。 ご主人様を怒らせるのが悲しくて。 それから、ご主人様は本当に私を貸し出された。 親友の飯田さんに、そして見ず知らずの箱根の勝山さんにも。 まさか、このご主人様の家でも私は誰かに貸し出されるんですか。 この躯を穴の開くほど鑑賞された挙句に。 嫌、嫌っ。 でも、でも、私にはどうしようも無い。 それでも、ご主人様からは離れられない。 もう、ご主人様の奴麗で居る事を止められない。 そう、そう契約書に書いたのだから、ご主人様は何時でも契約を破棄できるけど、私からは永遠に破棄できないと。』 

  三宅は意味深な言葉だけを残して、部屋を出ていった。 このまま三宅にそれがどんな形であれ、女として構ってもらえるかも知れないと言う咲織の淡くも切ない望みが虚空に消えていった。

 狭い檻の中で一糸纏わぬ裸身を誰も居なくなった部屋でただ一人曝していると、自然、咲織の胸に自ら書いた奴麗誓約書が一字一句浮かび上がってくる。 三宅の前で一字一句間違えずに暗唱するために、恋する乙女には哀し過ぎる文面を何度も何度も読み、記憶させられた誓約書だった。 胸の底に鎮めたその文面が今三宅の言葉にまざまざと思いだされた。 

 咲織は言い知れぬ怖れに胸を掻き抱こうとして、そんな自由さえ自分には与えられていない事を鉄の檻に冷たく思い知らされた。 その事が一層、これから自分の身に降りかかるかも知れない羞恥と屈辱とが異様な現実味を持って迫ってくる。

 咲織は腕枷を繋ぐカラビナを鳴らし、言葉の出ない唇を戦慄かせた。  

『麗子さんは、麗子さんは何処? あんなに傷付いたのだから、まだ動けないのかも知れない。 ご主人様の部屋で休んでいるのかも。 それとも、ご主人様と何処かの部屋で・・・。 ご主人様は咲織ではなく、麗子さんと・・・。 麗子さんを選ばれたんですね。 咲織は魅力が無いから。 麗子さんみたいなしっとりとした美しい艶が無いから。 そして、用無しの咲織は誰か知らない人に貸し出される。 そんな、そんなの嫌。 このお休み中、ご主人様と二人きりで、過ごせると思っていた。 でも、ご主人様は疼いても疼いても満たされない餓鬼地獄を味わうがいいと仰った。 とことん私を疼かせて、狂わせて、そして、誰か知らない人の手に委ねられる。 ご自分は麗子さんと愉しまれながら・・・。 元々そうされるお積りで、私をこの家に呼ばれたんですか。 私が知らない人に好きな様にこの躯を責められてのたうち回る姿をご覧になるために。 それとも・・・。』

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☆ その2486=孤独。

 独り小さな檻の中に取り残されて、咲織の心は千々に乱れた。 長い放置の後、ただ檻に入れただけとは言え、一瞬でも三宅のぬくもりを感じた事で、身も心も一層三宅を求めてかっかっと燃え上がった。 そこへ、見ず知らずの客の見世物にするかも知れないと言われ、求める気持ちと恥辱への怯えがむくむくととぐろを巻いて立ち上がる。

 咲織は心臓を掴まれ、ぎりぎりと搾り上げられる痛みに身を捩った。 幾ら身を捩ろうとも、ただ檻の鉄格子に手足の枷を留めたカラビナが金属質の音を立てるだけで、その苦悶の表情を愉しんでくれる人さえいない。

 心の中で三宅が大きく拡がる。 三宅だけを思い、三宅の存在だけを求めて、咲織の肉と言う肉が三宅に染まり、求め、疼き、叶わぬ希に身悶える。 行けども行けども、虚しい砂があるばかりだった。 ぎらぎらと太陽は容赦なく照り付け、渇きを癒す水は何処にも見当たらない。 咲織は飢え、渇き、息絶え絶えとその裸身を捩る。 一人、檻の中で身を熱くして、ブラで寄せなくても自然と出来る胸の谷間にうっすらと汗さえ浮かべていた。 

 どれ程の時間が咲織の躯に蛇の様に巻き付き、締め上げながら肌を擦って行った事だろう。 咲織の視界がただ白く霞んできていた。 何も考えられず、ただ三宅の救出を請い願う。 その裡、咲織は辛い痒みにも似た性の疼きだけでなく、新たな苦悶を抱えている事に気が付いた。 

『トイレに、トイレに行かせてください。 したい。 もう、洩れそうです。 でも、ここでは。 こんなに新しい青畳を汚すなんて出来ない。 早く、早く、ご主人様、この檻から出してください。 顔を見せてください。 どうか。 どうか。』

 三宅を求めての叫びが喉元まで出かかった。 それを奴麗の哀しい性が辛うじて飲み下す。 叫ぶ事すらできない躯が、一層、尿意に囚われる。 咲織は独り優美な頬を朱く強張らせた。 極端なM字に開いたままの太腿が痺れてくる。 その事が一層尿意を強くした。 痛みだした下腹を己が掌で癒すことも出来ない。 咲織は紅い唇を半開きにして、熱い息に濡らした。

『あぁ、駄目。 ご主人様。 恥ずかしい。』

 咲織が崩壊を覚悟した時だった。 部屋の戸ががらりと開けられた。 光が入ってきたように咲織には見えた。 
「麗子さんと夕食を取ってきた。 おまえにも餌をやろう。」
 三宅は檻の正面の下に作られた鉄格子に三本分開けられた矩形の口から寿司の載った皿をぐいと差し入れた。 皿は丁度尻たぼを床に着き、M字に開いた股の間、秘部に当たって止まった。 


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☆ あ~っ。

☆ すいません。 本業が慌ただしくて、なかなか更新できません。

   明日は必ず。 読みに来てくださいね。

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☆ その2487=女の反応。

「あぁ。」
 出口に当たった陶器の冷たさが一層咲織の尿意を刺激した。 咲織は腰の横に立てた華奢な太腿をぶるると震わせて耐えた。 安堵にも似た喘ぎが漏れた。

「寿司の皿にも感じるか。 なんて婬濫だ。 頭の中は卑猥なことばかりで詰まっているんだろう。
 三宅の侮蔑の言葉に咲織は懸命に頭を左右に振った。
「違うのか。 ああんなんて婬らな声を出しておきながら、まだ清純を気取るか。」
 三宅は冷たく見下ろしている。 その鋭い眼に射竦められ、咲織は小柄な躯を一層縮める。 

「早く食べろ。 そうだ、お茶も要るな。」
 三宅は傍らを見た。 その視線を追って、咲織は初めてその場に麗子もいる事に気が付いた。 麗子は何時もの裸身を誇張する拘束具だけの姿では無かった。 今は青地に色取り取りの大輪が咲いた鮮やかなワンピに身を包んでいる。 品が良くすらりとした麗子は三宅と並ぶと慎ましい新妻に見えた。 咲織は瞳を閉じ、悟られぬように胸の痛みを漏らした。
「はい。 今、お持ちします。」
 麗子がそそと離れた。 三宅は笑みを浮かべて、咲織の檻の前に胡坐をかいた。

「何だか落ち着かなそうだな。」
 三宅はいつになく悪戯っ子の様な表情を見せた。 その顔に咲織は自分の置かれた状況も忘れ、つい引き込まれる。 
「だって、ご主人様にこんな近くで見られてますから。」
 真っ直ぐに向けられた三宅の視線についはにかんで咲織は俯いた。 その瞳にガラスの床に映った自分の秘唇が作る少女の様な線が飛び込んでくる。 咲織は改めて恥ずかしさに身を捩った。 途端、堪えていた尿意が更に強く蘇る。 咲織は白い顔を更に白くして、赤い唇を更に紅く濡らした。

「どうした? 蒼い貌をして。 欲しくて欲しくて、震えるか。」
 三宅は鉄格子の間から咲織の秘部に手を伸ばした。 柔らかな秘唇の肉を掻き分け、その下に隠れた粘膜の花びらを指腹でそろりと撫で上げる。 
「うぅん。」
 咲織は唇を噛み、喉を突き上げる声を押し殺した。 押し寄せる尿意と感悩の波濤に華奢な躯が強張る。 冷たい鉄格子を掴む様に桜色の小さな足が足掻いた。 

 三宅は唇の端を綻ばせ、更に指を入れてきた。 そこは既にじっとりと潤み、三宅の指をきゅっと咥え込む。 それは咲織の意思とは関係ない女の躯の反応だった。 銜え込めば込む程に、そこから感悩が肉の中を迸った。


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☆ その2488=圧力。

「あぁん。 駄目、駄目です。 お止め下さい。 ご主人様。 お願い。」
 三宅が与えた感悩に咲織の緊張が緩む。 途端に尿意が押し寄せてくる。 咲織は粗相をしてはと必死に訴えた。

「駄目と言う言葉は奴麗には無いと教え込んだはずだが。」
 三宅は咲織の秘部を弄ぶ指の動きを止めない。
「駄目、駄目なんです。 本当に。」
 押し寄せる感悩と尿意に咲織は半狂乱に訴えた。 訴えながらも三宅の指から逃れようと腰を引き、自由を奪われた裸身を捩る。 手枷、足枷を檻の端に留めるカラビナがかたかたと鳴り続ける。 

「駄目だと言うなと言っただろう。 それとも、何か理由があるのか。 聞くだけ聞いてやる、言ってみろ。」
 三宅の口調は全てを知っている者の余裕を表していた。 その間にも咲織の制限された躯の動きなどどこ吹く風で三宅の指は咲織の花びらを弄り、更に奥深くへと侵入してくる。 
 咲織は項に筋を立て、細い太腿をがくがくと震わせて必死に括約筋を締めた。 そのために却って、三宅の指を秘鞘が喰い締める。

「あぁ。 駄目なんです。 出そうなんです。 もう、もう。 汚してしまいます。 こんな綺麗なお部屋を。 トイレに行かせてください。 どうか。 それが叶わないなら、せめてお風呂へ。」
 咲織は必死だった。 檻を両掌で握り締め、今にも尿道口を崩壊させそうな圧力に耐えた。 その努力も長くは続かない事を知りながら。
「そうか、出したいのか。 確かに、長い時間トイレに行かせてなかったな。 うん、この正月を控えて替えたばかりの青畳を汚され、臭くされても困る。」
 三宅は業とらしくゆっくりとした口調で考える仕草を見せた。 その間にも膨らむばかりの圧力に、咲織の美貌は引き攣る。

「いいだろう。 駄目と言った罰はまた与えるとして、小水をさせてやる。 待っていなさい。」
 三宅はようやく咲織の秘鞘から指を引き抜いた。 咲織の躯は意思とは関係なく、婬らな未練たっぷりにその指についていこうとした。 
「あぁん。」
 名残を惜しむ声が唇から洩れた。 その声に恥じ入り、咲織は細い肩を揺らした。

「おまえの躯は欲しかったと言ってるぞ。 小水を鯨の様に噴出させながら、逝きたかったとな。 認めるな。」
 三宅の言葉に咲織は頬を真っ赤に染めて頷いた。 何故か、涙が溢れた。 その涙に婬らな肉慾を満足させられなかった口惜しさが滲んでいないとは言い切れない事を咲織は知っていた。

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☆ その2489=見詰められて。

「自分が婬濫だと認めざるを得ない程に疼いてる訳か。 耐えるんだな。 明後日まで。 確かにここを汚されては敵わない。 待っていろ。」
 三宅はつんと咲織の強張った頬を檻越しに突くと出ていった。 後に非情な尿意だけが残された。 咲織は奥歯を噛み締め、括約筋を締めてただ待った。 何処かで崩壊までの地獄の時間を引き延ばすだけだと諦めながら。

「頑張れたじゃないか。 誉めてやろう。 さっきの表情では俺達が戻るまで持たないと思ったが。」
 三宅は檻の正面に腰を下ろし、咲織の顔をぐいと眺めた。 その後ろには華やかなワンピースに豊満な躯を包んだ麗子が表情の無い美貌を見せて控えている。 

「ほら、ここにしろ。」
 三宅は檻の正面の下側に鉄格子三本分開けられた隙間から、寿司の載った皿の代わりに花活けの様な直径一尺ほどのガラス器を差し入れた。

「幾ら手足の自由を奪われているとは言え、ケツぐらい上げられるだろ。」
 三宅はガラス器で咲織の秘部をぐいぐいと押した。 その冷たい感触から逃れる様に、咲織は立てた膝をじりじりと寄せ、鉄格子を掴んで腰を浮かす。 その隙を狙って、三宅はガラス器を咲織の尻の下に押し込んだ。  

『ここで、ここで? 奴隷がトイレを使うなど人間らしい事が出来る訳がありませんでしたね。 ここで、ご主人様ばかりか、麗子さんの前で恥ずかし気も無く小水をして見せろとおっしゃるのですね。 それが、奴麗の作法だと。 羞恥に塗れて心に針を刺す苦しみに耐えて、ご主人様たちを歓ばせるのが奴麗だと。 知っていた。 知っていたけど、いざとなると辛いです。 本当に胸が痛いです。』

 出来れば崩壊の姿など見せたくはなかった。 が、覚悟を決めざるを得ない程に尿意は限界を示していた。 咲織は細い喉を堪えた嗚咽に震わせた。 細い鎖骨が作る深い池が戦慄いていた。

 突然、檻全体がぐらりと揺れた。 がらがらと大きな音のする上を見ると、檻の四隅からは鎖が伸び、それが一本の太い鎖に繋がって天井に設えられた大きな二重滑車へと伸びていた。 三宅が鎖の端を引き下げる度に檻はぐらぐらと小舟の様に揺れながら上がっていく。 いつしか咲織は三宅の顔を超える処まで引き上げられていた。 

「ふふ。 何もかも見えるぞ。 きゅっと締まった桜色の菊華がひくつく様子も、ねっとりと濡れた秘唇が今にも開こうとしている姿も。 ね、麗子さん、実に良く見えるものでしょう。」
 三宅は咲織の入れられた檻の下で腰を下ろし、ガラスの床越しに見上げていた。 その横にはきちんと正座した麗子のきらきらと光る眼があった。

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☆ 喘ぎ。

☆ いつも咲織と一樹の物語を読みに来ていただき、嬉しくて仕方ありません。

   ですが、本業多忙のため、来週月曜日まで休載させていただきます。

   是非とも完結までお付き合いくださいますようお願いいたします。  


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