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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ 二人で閉じ込めあう世界。

☆ 今日は予定外の休日出勤。 お休みをいただきます。 

☆ 明日は頑張って落ちない様にします。 この6年、原稿用紙1万枚を軽く超える小説もいよいよ、ラスト間近。

   是非、最後まで読みに来てくださいね。

☆ SMの本質は異端。 何処まで行っても異端。 異端を受け入れ合うから、二人の世界に閉じこもれる。

   だから燃えられる。 だから、責めと羞恥が一般になったら、その時はきっと優しく愛し合うんでしょうね。    

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☆ その2165=細い糸。

『一カ月。 永過ぎます。 ご主人様。 お会いしたい。 こんなに、ソファに沈んでいるだけでも躯が軋みを上げる程に、責められた日に一番慰めて欲しい人に会えないなんて。 例え抱きしめられなくても、声すら掛けて貰えなくても、お顔だけでも見られたら。 そうしたら、きっと、躯の痛みも、心の痛みも忘れてしまえるのに。 それなのに。 この街のすぐ近くにいらっしゃるのに。 辛い、辛いです。 ご主人様。 これも、私にお与え頂いた責め苦なんですか。 ご主人様好みの奴麗になるためのご調教なんですか。 この夜空の下の何処かで、私が胸の痛みに身悶えしているのを愉しんでいらっしゃるんですか。 それなら、まだ救われるのに。』

 飯田のクリニックから自分のマンションに帰り、飯田と遥に与えられた荒婬と責め苦の痛みが残る躯を更に痛めつける様に、する必要の無い部屋の片づけに勤しんだ。 飯田達にされた責め苦を忘れるために。 それ以上に胸を焦がして燃え上がろうとする三宅への想いに水を差すために。 

 だが、その健気な努力も夜の闇が拡がる頃には徒労に過ぎない事を知らされた。 無理に動き回った事で、咲織の若い躯も一層悲鳴を上げた。 飯田に打たれた尻たぼが、激しく揉みたてられた胸が、麻縄に厳しく締め上げられた肉が、無理強いをされた関節が、洗濯ばさみに咬まれた柔肌が、そしてヴァイヴで飯田の物で幾度も幾度も貫かれた秘部が、躯中が軋みを上げ、哀しい思い出の業火に胸が焼かれた。 

 その胸を残酷に焼く羞恥と屈辱の業火が昼に手術を受けた秘芽を炙る。 幾ら冷たい水を飲んでも、躯をソファに沈めてじっと息を凝らしても、秘芽が熱く疼き、羞恥と屈辱の思い出が針となって胸を刺した。

『あぁ、また堕ちてしまった。 本当に何も知らなかった頃が遥に遠い昔の事の様に、穢れた躯になってしまった。 飯田さん達に責められて、この躯は確かに濡れた。 感じてしまった。 あの酷い責め苦の中で、何度も何度も逝ってしまった。 逃げたい、、消えたい、泣きたいと思いながら、この躯の何処かがもっと責められたいと、逝きたいと願っていた。 堕ちてしまいました、ご主人様。 婬らで穢れた奴麗に。 最低の女に。 この躯はご主人様の物。 なのに、ご主人様以外の人の掌で逝きました。 こんな、こんな私にまた会ってくださいますか。 その胸に抱いてくださいますか。 ううん、そんなたいそれたこと。 せめて、せめて、打ってください。 他人の掌で逝った婬らな奴麗に罰をお与えください。』

『またお会い頂けるんですよね。 だから、だから、この私に手術を受けさせたんですよね。 ピアスが秘芽を貫いている。 このピアスはご主人様がお与えくださったもの。 そうですよね、ご主人様。 包皮を切除して、ピアスを秘芽にして婬らになった私をお使い下さるんですよね。 そのために・・・。 あぁ、良かった。 手術を受けて。 今はこのじんじんとする痛みだけが、ご主人様と私を繋いでくれる。 細い細い赤い糸。』

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☆ その2166=思っただけで。 

『昔の様にメスで切って、糸で縫うのと違って、レーザーで焼きながら切っているから血も殆ど出ないし、もし婬らな妄想に勃起してもしゃがみ込みたくなる様な痛みは無いと思う。 咲織ちゃんの大切な所だから、粘膜に傷を付け無い様に腕に撚りを掛けて切除したしね。 それに絆創膏と違って、使った最新の傷口用のジェルは水にも大丈夫だし、伸縮性も少しある。 でも、暫くは熱っぽくチリチリ痛むと思うよ。 マゾの咲織ちゃんだから、痛むと却って疼くて。 ぜも、本当にジェルに触れない事。 一樹が求めても断る事、いいね。』

 飯田の言葉通りに、包皮を切除した秘芽が悲鳴を上げる様な事は殆ど無かった。 それでも、麻酔が切れ、三宅の事を思うと知らず知らずの裡に咲織の躯は疼き、傷がずきずきと信号を発した。 その痛みが咲織の頼りだった。 それだけに飯田の予言通りに咲織の躯は一層疼き、傷口がひりつく。 その哀しい螺旋を咲織は堕ちていく。 

 窓々から放たれる生活の光に照らされた夜空は蒼く輝いていた。 その蒼い夜空に三宅の貌が浮ぶ。 瞳を閉じれば、一層三宅の貌が濃くなった。 

 咲織は出会いからを追った。 何時のどのシーンが瞼に浮んでも、躯が疼いた。 思い起せば、水族館に行った時以外、一度も普通のカップルが愉しむ様なはシーンは無かった。 婬靡極まりないシーンで埋め尽くされていた。 何時も咲織の純な思いは穢され、躯は責め立てられ、心は羞恥と屈辱に啼き続けていた。

 それなのに、穢される度に咲織の三宅への想いは純化していった。 咲織の思いは真っ直ぐに三宅に向った。 それだから、咲織には三宅しか無くなった。 汚辱に塗れさせ、婬らに染め上げた三宅だけが咲織の棲み家になった。 今、躯にメスを入れ、その思いが一層強くなった。 咲織は何処にも行けない躯になった。

『ご主人様に付けて頂いたピアス、ご主人様のために切った秘芽。 ご主人様がこの躯に刻んでくださった奴麗の証し。 もう、咲織は何処にも行けない。 ご主人様の奴麗としてしか、生きていけない。 嬉しいです。 ご主人様。 もう、ご主人様の事以外本当に何も考えなくてもいい。 前に消えないお印をこの躯に頂けると仰いましたね。 本当に咲織がご主人様の忠実な奴麗になったら、印してやると。 早く、そのお印をこの躯に刻んでください。 たとえ一人きりになっても、その印しを見れば咲織が誰の物か、誰にでも判るお印を。 誰よりも咲織がご主人様の物だと思えるお印を。 お会いしたい。 そして、このピアスをお見せしたい。 本当のピアスにご主人様の掌で換えてください。 そして、この躯に・・・。』

 咲織は服を脱いでいた。 ワードロープの大きな鏡に裸身が映っていた。 夜目にも白い肌のそこかしこに赤黒い洗濯ばさみの咬み痕があった。 脚を開かなくても、幼子の様なぷっくりとした秘唇の合わせ目の上端から銀色のピアスの珠が二つ顔を覗かせていた。 それが、三宅の掌で金色の物に変えられる日を思った。 秘芽がじんじんと泣いていた。

 その時、ケータイがしんとした夜を震わせた。 

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☆ その2167=自らの手で。 

『飯田から綺麗に措置出来たと報告を受けた。 次に会う時が楽しみだ。 どんなになったか、写真に撮って送ってきなさい。』

 三宅からだった。 男の我が儘至極な希望を受け入れ、小さいとは言え躯にメスを入れた彼女に対する配慮など欠片も見受けら無い文面にも、咲織の胸は高鳴った。 

『ご主人様。 私の事を気に掛けていてくれた。 ご主人様のご希望通りにして良かった。 本当に。 次もまた会える。 会って貰える。 早く、お見せしたい。 褒めて貰えたら。 歓んで貰えたら・・・。』

 その胸の高鳴りのまま、既に裸の下半身に向けてケータイのレンズを向けた。 ディスプレーに映った映像は暗くて、良く見えなかった。 

 小さいながらも洒落たシャンデリアのスイッチを入れた。 部屋に光の粒が満ちていった。 ディスプレーに咲織の秘部が現れる。 すっと入った唇の合わせ目を飾る様に銀色の珠が光っていた。 小さな哀しみが胸に刺さる。

『早く、ご主人様の手で本当のピアスを付けられたい。 他人の手で付けられた仮のピアスじゃなくて。 ご主人様の手で。 早く。 そうすれば、昨日の事もきっと思い出になるのに。』

 ケータイのカメラ音が一人の部屋に響いた。 それが自ら秘部を映していると言う異様な行為を浮き立たせる。 咲織は独り羞恥に頬を染め、焦ってメールを返した。 言葉も思い付かず、ただ写真だけ添付して。 

 血が逆流して、咲織はソファに沈み込んだ。 心臓がばくばくと踊り続けていた。

 ケータイが鳴った。 恐る恐る手に取った。 何が書いてあるのか怖くて、それでも、すぐに読みたくて、慌てて開く。 

『幼女の様な未だ開き切っていないおまえの秘唇にピアスが似合っている。 まるで男を知らない様な秘唇にピアスが飾られる事で、一気にそう言う女の性器だと判る。 男に捧げられた物だと。 それが、いい。 だが、送れと言ったのは、包皮の切除痕だ。 ちゃんと下の花びらまで自分で開いて、秘芽を映して送りなさい。』

 恥ずかしさと自分の愚かさに頭がぼーっとなる程だった。 

『どうしたら、そんな処を映せるの? でも、早く映さなきゃ。』

 咲織は脚を持ち上げ、ソファの肘かけに両膝を掛けた。 無毛の秘唇を光が嬲っていた。

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☆ その2168=また一歩奴麗に。

 咲織は自らの指をぷっくりと恥じらう様に閉じている秘唇に当てた。 指ににゅるりとした感触があった。 三宅からの命令と言う今の咲織には絶対の言い訳の前に羞恥も思考も抑え込んで、指が作るV字を開いていく。 

 ソファの肘掛けに掛けた両脚が大胆なM字を描いていた。 片手に持ったケータイのディスプレーいっぱいに女性なら秘すべき処が映っていた。 秘唇は裏側の朱い粘膜を見せ、濃桃色の花びらを包み隠さず見せている。 その花びらにひっそりと隠れている筈の秘芽は婬らな血そのものの色を纏って小さいながらもつんと露わに突き出していた。 しかも銀色のピアスがその存在を殊更に知らしめている。  

 それは自分のものとは直視できない様な婬らな絵だった。 しかも、花びらの先端からは今にもぽたりと滴りそうに婬蜜が溢れてさえいた。 ピアスがその疼いている秘部が慎ましやかな女性の物では無く、男に蹂躙されるのを今か今かと待っている卑猥な性奴麗の物だと言う事をこれ見よがしに物語っている様だった。

『あぁ、なんて婬らな。 これが、私の・・・。 これは、ご主人様の命令通りに生まれ変わった私の姿。 これはご主人様のための物。 そう、私はご主人様の物。』

 全身の血がかっと沸騰した。 ソファに身を沈めているのでなければ、咲織はその場にしゃがみ込んでいただろう。 ディスプレーに映った自分の秘部は羞恥を煽り、同時に婬らな炎を炙った。 

 その婬らな姿を愛しい人に自ら送る。 その事が咲織に自分が異端者だと自覚させる。 

『ご主人様、ご覧ください。 咲織のご主人様のお望み通りに生まれ変わった恥ずかしい部分です。 お気に召して頂ければいいのですが。』

 今度は一文を添えた。 それは偽らざる咲織の想いだった。 そして、メールを書きながら、三宅の意のままに躯を刻んだ事で、従属者と言う意味での真の奴麗に心までもが堕ちた事に気付いた。

『咲織はご主人様の奴麗です。 本当に身も心もご主人様の奴麗になりました。 ご主人様無ではもう生きていけません。 今までは、ご主人様に、ずっと片思いをしていました。 でも、今は違っていたと判る気がします。 ご主人様の奴麗になる準備をしていたのだと。 もう、迷いません。 悩みません。 ご主人様。 何をされていいです。 何をされても、咲織は嬉しいです。 ご主人様が私にされる事なら、私に命じられることなら、どんな事でもきっときっと、嬉しいです。 喜びです。 誇りです。 ご主人様、咲織の気持ちを判ってください。』 
 
 触れなくても、咲織の秘芽は硬くしこり、手術直後の痛みを咲織に与えた。 咲織は三宅の物であることをその痛みの中に実感した。

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☆ その2169=意地悪な時間。

 三宅に命じられた自分の秘部を撮影し、勢いで送ってしまうと、咲織は現実へと引き戻された。

『恥ずかしい。 なんて事をしているの、私は。 自分独りで自分の恥ずかし過ぎる処を撮って送るなんて。 』

『あんな物をご覧になって、ご主人様は何と思われるだろう。 呆れられたらどうしよう。 こんな恥知らずは要らないと思われたら・・・。』
 
 羞恥に血が逆流し、一人頬を朱く染める。 咲織は独り焦って部屋着を着こんだ。 

 時は意地悪く、待つ身には真綿で首を締め付ける様にゆっくりとしか過ぎていかない。 心臓が音を立てて鼓動する度に時の悪魔は咲織の心臓に針を突き刺した。 その針は、一鼓動ごとに大きくなっていく。

 咲織が時の意地悪に敗北しかけた頃、ケータイが鳴った。

『楽しみが増した。』

 それだけだった。 だが、それだけでも咲織には時に刺された針の痛みを忘れる程に嬉しいものだった。 

『良かった。 呆れられていなかった。 捨てられなかった。 また、会って頂ける。 また、お顔が見られる。 ご主人様に触れたい、触れられたい。 抱かれたい。 鞭打たれたい。 ご奉仕したい。 ご主人様が満足されて、優しく抱いてくださるまで。 ぁぁ、ご主人様が与えてくださる痛みも歓びも全て心に刻むの。 ご主人様に包まれたい。』

 その時から、時は一層咲織を責め苛んだ。 余りにそっけないメールを最後に三宅からの連絡は途切れた。 時の責め苦は鞭よりも残酷で、縄よりも狡猾だ。 躯と違い心は馴れると言う事が無い。 そして、気を失うと言う逃げ場も与えてはくれ無い。 時と共に痛みは増し、何処までも何時までも果てがなかった。 

 逃れようと仕事に打ち込んでいても、秘芽の傷口がずきんと疼いた瞬間、時の針が心臓を突き刺した。 しかも、咲織は朝のミーティングを終えれば副社長室の前室で一人きりだった。 他の社員の様に上司と営業に行くのでもない、チームで一つのプロジェクトに打ち込むのでもなかった。 三宅を心に浮かべた途端、時の針を打ち続けられ、苛まされるのに身を任せるしかなかった。 もう二週間が経とうとしていた。 

「はい。」
 予定表に無い来訪者のノックに首を傾げ、咲織はドアに向かった。 
 

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☆ 入れてください。

☆ 今日も予定外の休日出勤。 お休みをいただきます。 

☆ 明日からはようやく最終章。 咲織と一樹の行く末に最後までお付き合いください。

    

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☆ その2170=見せなさい。 

『まさか。 まさか、ご主人様? 今なら副社長はいらっしゃらない。 その時を狙って・・・。』

 期待をすれば、叶わなかった時の悲しみが深くなる。 その願いが愛されたいとか、会いたいとか、他人に依存する事だったら、自分ではどうにもならない。 だから、昔から他人の心に依存しようとは思わなかった。 母にさえ、裏切られたのだからと。 だが、三宅に関しては何も期待しないでおこうと心に決めてはいても、期待しないではいられなかった。 

『ご主人様だったら、どんなにか。 少しは期待してもいいわよね。 ご主人様のために躯にメスまで入れたんだから。』

『あぁ、また真っ黒な詰まんない服を着て来るんじゃなかった。 少しは女の子らしく、ピンクがかったベージュのスーツにすれば良かった。 今日はシャツまで黒。』   

 ドアノブに手を掛ける一瞬の裡に思いが輻輳した。 手が震えていた。

「どうぞ・・・。」
 咲織は言いかけた挨拶を飲み込んだ。 
「その顔は一樹だと期待してたかな。 ボクで残念だったね。 でも、歓待してくださいよ。 今日は。 ちゃんと一週間後には診察に来て下さいと言って置いても、言う事を聞いてくれない聞き別けの無い患者のために、院長自ら往診に来たんだから。」
 飯田は笑顔で手に持った大きなドクターズバッグを掲げて見せた。

「すいません。」
 咲織は頬を朱くして項垂れた。
「今、いいかな。」   
 確信犯のゆとりの笑みを浮かべ、飯田はどかどかと部屋に入り込んだ。 立ち竦む咲織の横を通り抜けて、勝手に副社長室のドアを開けると、ソファにどかりと腰を下ろす。 

「咲織ちゃんもこの居心地のいい部屋に来なさいよ。 でないと診察出来ないだろう。」
 飯田はにこやかに手招きをした。
「はい。」
 咲織は諦め顔でソファの傍らに立った。

「毎週、感染症にかかって無いか、膿んでいたりしないか経過を観察しないといけないんだ。 簡単な手術だけど、とってもか弱く、敏感な所だからね。 粘膜って言うのは、本当に繊細なものなんだよ。 さ、見せて。」
 飯田はさも当然とばかりの顔で、向いの一人掛けソファを指差した。

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☆ その2171=擦り合わせる太腿。

「ここが何処か、ご存知ですか。」
 小春日和の日差しが、床までのガラス窓から部屋いっぱいに差し込んでいた。 飯田が座れと指差したソファは何時もは大切な客を迎えた副社長の宇野がにこやかに歓談している場所だった。 この部屋は犯すべからざる咲織のそして、会社にとっても聖域だった。 その聖域を飯田に土足で踏みにじられている気がした。 咲織は硬い声で言った。

「知ってるよ。 一樹が勤めている大商社の副社長様の部屋でしょう。 一目でベニヤではないと判るローズウッドを貼り巡らた壁を見ただけで、防音も完璧だと判る。 窓は天井から床まで大きく開いているけど、この辺りにこの部屋より高いビルは無い。 覗かれる心配も無い。 咲織さんを診察するのに相応しい部屋だとね。 ちなみに、一樹にその愛らしいお口と菊華ヲ侵された部屋だとも知っているけど。」
 飯田は勝者のゆとりを眼に表して咲織を見上げた。 

「この会社じゃ、来客にコーヒーの一つも出ないのかな。」
 三宅との忘れも出来ない出来事まで指摘されて言葉を失った咲織に飯田は微笑んで見せた。 
「すいません。 今お持ちします。」

「美味い。 さすがに良い豆を使っている。 しかも、今朝挽いたばかり。 それに何より、咲織ちゃんみたいな美人に淹れて貰えたんだから、不味い訳が無い。 感覚と言うのは環境に左右されやすいんだ。 美人画淹れてくれたコーヒーとブスが淹れたコーヒーは全く違う味に感じる。 それが人間って言うものさ。 ロボットなら、同じだと判定するだろうけどね。」
 飯田のコーヒーを啜る音が咲織の肌を舐める様に感じられた。 咲織は胸を掻き抱いていた。

「ボクもここの主程じゃないかもしれないが、結構忙しい人間なんだ。 ゆったりコーヒーを飲みながら窓の景色を楽しんでいられる時間は無いんだ。 そこのソファに腰掛けて、早く手術跡を見せてくれないかな。 傷の保護に使ったゼリーを剥いで、もう一度新しく塗る必要がある。 一樹に永遠に使って貰えない躯になって知らないよ。 主治医の言う事は聞くものだと思うけど。」
 飯田のゆったりした口調が咲織の不安を煽る。 

『ご主人様を持ち出すなんて、酷い。 でも、飯田さんが私の主治医なのは事実。 でも、この部屋で。 そんな事・・・。』
 
 咲織は唇を噛み、もじもじとタイトスカートの下で太腿を擦り合わせていた。

「早くしなさい。 飯田の言葉は俺の言葉だと思って従いなさい。 奴麗に常識は要らないと言っただろう。 ただ命令に従う、それ以外に奴麗の行動規範は無い。」
 その声に咲織の心臓はぎゅっと締め付けられた。

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☆ その2172=溶ける躯。 

「ご主人様っ。」
 咲織が振り返ると、そこに三宅の顔があった。 厳しい表情を作ってはいるが、目尻が微笑んでいた。 その微かな微笑みに引き込まれるように、咲織は三宅の胸に躯を投げ出した。

「こら。 神聖な職場で、それも副社長室で抱き付くなんて、そんな事をするのは変態だけだぞ。」
 口調はきつかったが、三宅の腕は咲織の躯を優しく受け止めていた。 その腕の中で、咲織の躯は溶けていく。 三宅のスーツの上からでも引き締まった筋肉に沿う様に、咲織の躯は柔らかに溶けていった。 

「そうです。 咲織は変態です。 ご主人様のマゾ奴麗です。 だから、何処であろうと、ご主人様にお会いしたら、咲織は秘所なんかじゃなく、ご主人様の奴麗になってしまうんです。」
 咲織は細首を捻って、三宅の顔を見詰めた。 その涼しい眼に見詰め返されて、咲織の血が燃え上がる。 咲織は三宅の腕の中の躯を翻し、ぎゅっと抱き付いた。 

『あぁ、ご主人様。 ご主人様の胸。 この胸に抱きとめられている限り、咲織は何も考えなくていい。 ただ安らかに身を委ねて、される事を全て受け止めればいい。 会いたかったです。 ご主人様。 もう、離さないで。』

 咲織はヒールを浮かせて背伸びし、三宅の唇を求めた。 拒否される事も、叱られる事も考えられなかった。 ただ、欲しかった。 全身で、全ての粘膜で、全ての肌で、全ての神経で三宅を感じたかった。

「ううんっ。」
 三宅に吸われた咲織の口から、感に堪えない啼き声が零れた。 三宅の求めに応じて、舌を差し出す。 三宅の口の中を咲織の舌が蠢く。 歯茎を頬の内側を舐め回した。 溢れ出る唾液が三宅に吸われた。 同時に千切れる程に舌を吸われる。 痛みが喉の筋を引き攣らせ、やがて子宮に降りていく。

「うんっ。 あぁ。」
 咲織の躯が三宅の中でぴくんと痙攣を見せた。 舌を強く吸われた痛みが咲織の子宮で愛の疼きとなって、たちまちに躯中を巡った。 咲織の細い腕が三宅の首を捕まえ、しなやかな指が柔らかに暖かいうなじを這い回る。

「もっとか?」
「はい。 もっと。」
「舌が千切れる程、吸ってやる。」
「嬉しいです。 嬉しい。」
 

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☆ そこがいいの。 

☆ 今日も予定外の休日出勤。 お休みをいただきます。 

☆ 明日からはようやく最終章。 咲織と一樹の行く末に最後までお付き合いください。

☆ 最近、ピケティーの資本論が持て囃されてますが、20年も前からコンピュータとロボットが発達する21世紀は、資本家と労働者の力の均衡と言う、元々幻想ではあるけれど、それで世界を納得させてきた唯一の資本主義の基本原理も壊れてしまいます。  つまり、コンピュータとロボットと言う労働力も資本に組み込まれるので、労働者の取り分は落ち続けます。  例え、苦労して大企業の正社員の座を射止めても、退職するまでには尊厳を持って生きていくだけの給料は支払われ無くなるでしょう。 多分、ラーメン屋の親父にも負けます。 今の世の中、就職するより何でもいいから起業する、資本家の側に立つしかないんです。

☆ ちなみに、孫、柳井、三木谷の3人が昨年1年で増やした資産は2兆円です。彼らの経営する会社が稼ぎ、その評価が上がったので株価が上がった訳です。 彼ら経営する会社の従業員数は約9万人。 2兆円はその従業員全員に2千万円以上渡せる額です。 彼ら3人はそれ程の金額に見合う決定をしたのでしょうか。 9万人の労働より遥か働いたと言うのでしょうか。 これが資本主義です。 しかも、コンピュータとロボットの発達で、ますます資本家側に有利になっていきます。 蛇足ですが、彼らの増やした資産2兆円には1円の税金もかかっていません。 

☆ 貧乏でも家を持っていると、固定資産税が掛ります。 ですが、どれ程持っていても株にも預金にも税金はかかりません。 固定資産は富を生むからと税を掛けると言うのなら、株や預金などの流動資産にも税を掛けるべきです。 1%の流動資産税で一切消費税は必要無くなります。 しかも、1億以上の流動資産にのみ税を掛ければ老後の心配をしている人達には関係なくなります。 ついでに言うと、税金を取るのに係る費用はどの税よりも少なく済みます。 銀行と証券会社に持って来いと言えばいいのですから。 どうして、流動資産税を主張する党がいないのか不思議でなりません。 消費税をゼロにそして、社会福祉費用もちゃんと出るのですから、多分選挙で大勝出来ると思うのですが。 
    

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☆ その2173=舌を吸ってください。 

「あぁぁんっ。」
 三宅に預けた舌を強く強く吸われ、咲織の華奢な躯が痛みに硬直する。 その痛みは生きている証だった。 咲織のありったけの愛情の奔流に思えた。 痛ければ痛い程、咲織は感じた。 三宅の存在をその全身の感覚で実感した。 自分の愛情が受け入れられる歓びを咲織は感じた。 
例え、それが女を痛めつけたいサディストの欲求の捌け口に使われているとしても、咲織は捌け口に使われる事さえ嬉しかった。 三宅の腕の中で、キスだけで、咲織は逝った。 何度も、その若鮎の様な躯を煌めかせて。

「凄いな。 抱き締めただけで、女を逝かせるとは。 麗子も鞭だけで逝くけど、さすがに抱き締めただけで逝くことは無い。」
 飯田が呆れ顔を上げた。
「こいつは麗子さんより婬濫だからな。 そして、徹底的にマゾだから。」
 咲織は三宅の侮辱の言葉にもまだうっとりと躯を弛緩させて熱い息を漏らし続けていた。 三宅は悪戯な子猫を自慢する飼い主の表情で飯田ににやりと笑って見せた。

「背中を向けなさい。」
 三宅の手で咲織の躯はくるりと半回転させられた。 胸を羽交い絞めにされて、咲織は上気する。 三宅の手で脱がされたジャケットが空いたソファの上に投げられた。

『きっと、酷い目にあわされる。 ここで、悲鳴を上げさせられる。 ご主人様はそれを望んでらっしゃる。 私に痛みを与えて、そして恥を掻かせることを。 私が身悶えするのを愉しまれる。 でも、いい。 それが私なんだから。 それが奴麗の務めなんだから。』

  何かされると知りながらも、それを避け様とも思わなかった。 むしろ、躯は三宅に与えられる痛みを期待していた。 心は何処かふわりと浮いた様でいて、何処までも暗い穴に落ちていく様でもあった。 その穴の先には輝かしい事など何もなくても、三宅の掌で落とされるのなら何処までも落ちていきたいと思った。 

『脱がされる。 こんな処で、こんな日差しの中で、裸にされる。 ご主人様だけじゃなく、飯田さんの眼の前で。 恥ずかしい。 恥ずかし過ぎます、ご主人様。 あぁ、でも、でも、私には逆らえない。 力が出ない。 ううん、期待している。 ご主人様の意の儘にされるのを、私は期待してる。 咲織は奴麗。 ご主人様のマゾ奴麗。 好きにしてください。 この躯で良ければ。 咲織で良ければ。』

 三宅の指が黒いシフォンのブラウスをしゃらしゃらと滑り、貝のボタンが一つ、また一つと外されていく。 その度に咲織の胸は高鳴った。 躯の中をわくわくと熱い血が駆け巡る。 躯が緊張した。 緊張しながらも咲織の躯は三宅の腕に寄り添い、その腕は後ろ手に三宅の腰を抱き締めて、なすが儘になり続けた。 仮に三宅の腕から逃れようとしても、三宅の腕に抱き留められている間は自分の躯に力が入らない事を咲織は知っていた。 

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☆ その2174=脱がしてください。 

『こんな処で、いけません、ご主人様。 あぁ、一体どこまで脱がせるんですか。 まさか、一糸まとわぬ姿に。 この部屋で? この光の中で? 飯田さんの眼の前で? それは、駄目です。 恥ずかしい、恥ずかし過ぎます。 それに、副社長も夕方までとは仰っていたけど、何時お帰りになるか? あぁ、駄目、駄目。 なのに、逆らえない。 躯が動かない。 声さえ出ない。 ううん、期待してるの。 ご主人様に求められることを。 ご主人様にされる事を。 どんな事でも。 どうしよう。 疼いてる。 きっと濡れてる。 恥ずかしい。』

 咲織は薔薇色に上気した頬を俯け、三宅の腕の中の躯を嫌々と小さく身悶えさせた。 その素振りが愛しいのか、三宅は手を止めて力強く抱き竦める。

「感じてるのか。 キスだけで逝く様な婬濫だからな。 ここで、裸にされると思っただけで、躯が反応してしまうんだろ。」
 三宅が飯田にも聞こえる声で咲織の耳に侮蔑の言葉を吹き込む。 その呪わしい言葉さえ、三宅の声に乗ると咲織には媚薬となった。 咲織はもじもじと躯をゆすり、恨めしそうに三宅を振り返る。 その潤んだ瞳は咎めると言うより、愛を囁いている様だった。

「裸にされて滅茶苦茶にされたいんだろ。 違うのか?」

『違いません。 そうです。 ご主人様の掌で滅茶苦茶にされたいです。 好きなだけ玩具にされたいです。 この躯で愉しんで頂きたいです。 そして、この腕の中で・・・。』

 咲織は何も言えず、ただ小首を左右に振った。

「それとも、自分で脱ぎたいか? どっちだ?」
 強い声だった。 咲織の胸が天敵に出会った小動物の様に縮こまる。 否、神の言葉に触れた信者の様に打たれた。 
「いいえ、ご主人様の掌で脱がして欲しいです。」
 自分の言葉に咲織の頬が真っ赤に染まる。 そして、躯の奥で子宮がきゅんと脈打った。 

「脱がされて、裸にされて、目茶目茶にされたいんだな。」
 三宅の掌がスリップの上から咲織の胸球を揉みし抱く。
「はい。」

『あぁ、言ってしまった。 自分から、滅茶苦茶にされたいと。 なんてなんて、阿婆擦れなの。 呆れないでください、ご主人様。 これはご主人様だからなんです。 ご主人様だけにこの躯は反応してしまう。 拒否出来なくなる。 何も。 ううん、求めて仕舞うの。』

「そうか。 脱がされて、滅茶苦茶にされたいのか。 神聖な職場で。 婬濫だな。」
 絹擦れの音を軽やかに響かせて、咲織の小さく丸い肩から黒いブラウスが滑り落とされた。

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☆ その2175=肌を舐める光。

「ひょ~ぉ。」
 飯田が感嘆の声を上げた。 咲織を辱しめるためではなく、自然に出たうめきだった。
「黒か。 咲織さんの清純さには純白か淡いピンクが似合いなのだろうけど、光沢のある絹の黒もいい。 少し背伸びをした様な、ちょっと無理をした感じが、咲織さんの可憐さをより引き出してる。 うん、これから好きなだけ犯される生贄と言う風情がいいね。 白くて壊れ物みたいな華奢な肩に掛るスリップの紐の黒がなんともいい。 それに、スリップをパンパンに帆を張らせている胸の膨らみ。 期待も膨らむと言うもんだ。」
 誇らしげに見た三宅に、飯田は称賛の言葉を贈った。 その観客の熱い眼に応える舞台上の役者然として、三宅は笑みを浮かべた。 

「あんなに褒められると裸を見せるのが恥ずかしくなるな。 否、おまえは露出狂だから、熱い眼で見られると思っただけで濡らしているか。」
 三宅は咲織の耳元に悪魔の言葉を吹き掛ける。 恋人から聞かされる言葉とは程遠い三宅の侮蔑の言葉でも、柔らかな耳朶を擽る三宅の声に咲織の躯はくなくなと力を失い、ざわざわと柔肌がさざ波だつ。

『違います。 恥ずかしいです。 恥ずかしくて、死にたい程に。 でも、でも、ご主人様の手を肌に感じると、ご主人様の声が耳を打つと、私の躯が私の物じゃ無くなってしまうんです。 あぁ、どうしよう。 今、触れられたら、きっと濡れているに違いない。 また、露出狂だとからかわれて、余計に酷い目に。』

 咲織は眩暈を感じたように小首を振った。 心臓の音が聞こえそうな程、鼓動は早く高まっていた。 剥き出しになった二の腕がしっとりと汗を浮かべて、日差しの中で光っている。

「これから二人の男に裸を見られると思うと、嬉しくて、言葉も無いか。」
 三宅は背後から咲織のつんと小さな顎を持ち上げて、仰け反らせた。 怯えそして妖しい術に掛った生贄の濡れた瞳を見下ろし、抱えあげる様に上からほわりと開いた唇を奪う。

「スリップを早く脱がせし欲しくて堪らなさそうだな。 はブラまでしているじゃないか。 何時もなら、厳罰ものだが、今日は許してやろう。 観客をわくわくさせるための演出になる。」
 スリップなだらかな咲織の肩から滑り落ちた。 暖かな部屋だと言うのに、臍の辺りに冷たい空気を感じて咲織はぶるっと躯を震わせる。

「ブラもショーツも今日は黒か。 副社長にでも見せ様と思っていたか。」
「そ、そんな。 違います。 毎朝、今日も駄目だろうと思いながらも、ご主人様を思って、身に着けるんです。」
「そうか。」
「あぁぁんんん。」
 堪えていた啼き声が咲織の口を衝いていた。 三宅の指が裸の柔肌を舐めていた。

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☆ その2176=官能の稲妻。

 裸にされようとしている場所が何処なのか、すぐ傍らに見知らぬとは言わなくても他人の男の眼がある事も、咲織は意識の底に追いやっていた。 否、意識はしていてもどうにもならなかった。 三宅の指が柔肌を繊細な楽器を奏でる様に動き、熱い息が耳朶を擽る度に抗いようも無い官能の稲妻がぴりぴりと躯の表面を走る。 やがてその稲妻は肉を貫き、子宮を収縮させた。 

 乳白色の肌は桜色に上気し、紅い唇は興奮した血の色に一層紅く息づいていた。 力は抜け、華奢な躯は抱き留める三宅の形に嵌っている。 

「あっ。 あんっ。 あぁん。」
 三宅の右手が細い腰に遊び、舌が後れ毛を掻き別けてうなじのやわかな肌を舐める。
「あっ、だめっ。」
 背中に廻った左手がブラのフックに掛った。 瞬間、夢から覚めた様に咲織は身を硬くした。 が、抵抗は一瞬だった。 躯は三宅の手の温度に疾うに蕩けてしまっていた。
 
「裸になりたいんだろう。 恋人と勝手に思っているご主人様とその友人の前で、全てを晒してじろじろし見られたいんだろう。 躯が歓んでるぞ。」
「違います。 そんな女じゃ・・・。」
 三宅が耳朶を噛んだ。 咲織は言葉を失い、正常な感覚を忘れた。  

「違う? 不思議な事を。 おまえは婬濫で露出狂でマゾの奴麗だ。 違うなら、ショーツの下は乾いていると言うのか?」
 
『乾いてません。 きっと濡れに濡れています、熱く。 そうなのかも知れません。 いいえ、きっとそうなんです。 咲織はそう言う破廉恥な女です。 ご主人様に責めて頂くのを毎日心待ちしている婬濫な奴麗です。 もう、普通の恋人にはなれない。 私はマゾの奴麗。 今も、こんな姿を晒しているのに、もっとご主人様に責められたがっている。 もっと、ご主人様を感じたい。 もっと、ご主人様を欲しがっている。』
 
 居場所なく両脇に添えられていた咲織の手が、三宅を確かめる様に背後に回された。 後ろ手に三宅の腰を抱いた。 始めはおずおずと、そして何時の間にかしっかりと、強く。

「おおっ。」
 咲織を見詰める飯田の腰がぐっと伸びた。
「何時見ても新鮮な感動があるな。 そのおっぱいの綺麗さ。 本当にまん丸で少しもたるみを見せて無いのに、柔らかそうで。 おっぱいを飾る乳首の愛らしい事。 食べられるためにあるとしか思えない。」
「あっ、駄目っ。 あんっ。」
 冷たい空気を感じた咲織の胸はすぐに三宅の手の暖かさに包まれていた。
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☆ その2177=望まれる躯。

「気持いいのか?」
「はいっ、気持いいです。」
 まるで初めての恋に震える少女の様にはにかんだ小さな声だったが、はっきりと咲織は答えた。 

『はい、気持いいです。 大好きな大好きなご主人様に抱き締められているのだから。 胸を抱かれているのだから。 もう、嘘は吐きません。 もう、世間の常識に縛られて、自分を飾る事はしません。 ご主人様の前では正直に、自分の感覚に、自分の気持ちに正直に。 そして、ご主人様に素直にお応えします。 そうします。 奴麗らしく。 私は私で会って、私の物では無いのだから。 ご主人様の物なんだから。 ご主人様に楽しんで頂けるのが何よりの幸せ。 何よりのご褒美。』

 咲織はちらりと三宅の顔を振り仰いだ。 その眼は慈しむ様に咲織に注がれていた。 咲織は熱い物に満たされた。

「虐められるのが好きなんだろう? こうして、優しく揉まれていても、滅茶苦茶にされたくて疼いているんだろう? マゾ雌だからな、おまえは。」
「はい。 滅茶苦茶にされたいです。 ご主人様がしたい様にされたいたいです。」
 普通なら恥ずかしい奴麗の言葉を零しながら、咲織は躯を熱く濡らした。 自分の言葉が荊の様に胸に刺さり、それが熱いマゾの血を滴らせた

『ううん、違うの。 ご主人様が歓ばれるのが嬉しいんです。 ご主人様の手、優しい。 熔けていく、私。 ずっとずっと、こうされていたい。 包まれて、ご主人様の暖かさを感じて、躯に染み込ませて。』

 三宅の手は咲織のふくよかな胸球を包んでいた。 壊れ物を扱う様に繊細に、そして宝物を味わう様に慎重に三宅の手が咲織の胸球を撫でた。 時折、指の腹で小さくもつんと立った蕾をころころと転がし、指の股で挟んで玩ぶ。 今は稲妻では無く、もっと柔らかな磁力が咲織の躯中に染み込んでくる。 咲織の躯はそれを更に奥へ迎え入れようと願っていた。 

「あ、あんん。 あぁ。」
 咲織はもう啼き声を堪えようとはしなかった。 自分の歓びを愛する三宅に伝えるためにも、自分の耳で確認するためにも、咲織は感じるままに啼いた。 まるで春を迎えた小鳥の様に。

「すっかり奴麗らしくなった。 楽しみだ。 乳首を摘まんで欲しいか。」
「はい、つまん  摘まんでください。 お好きなだけ。」
「捻り上げて欲しいか。 千切れるほど。」
「捻り上げてください。 お望みのままに。 好きにしてください。 私はご主人様の物ですから。」

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☆ その2178=喰い込む指。

『本当に好きにしてください。 この躯なら。 幾らでも。 ご主人様の物ですから。 そう、痛みが好きなんじゃない。 痛みは嫌いです。 辱しめも辛いです。 でも、ご主人様の物だって、思えてしまうんです。 ご主人様を感じられるんです。 強く。 痛ければ痛いほど。 辛ければ辛いほど。 だって、この躯がご主人様の物じゃなく、自分の物なら、そんな酷い事されない筈だから。 痛いと言う事は、そんな事をされると言う事は、受け入れると言う事は、私がご主人様のものだと言う何よりの証拠。 ご主人様の奴麗だと確認できるから。 好きにしてください。 本当に。 望まれるのが嬉しいです。 私の啼き声を。 痛くて、辛くて、哀しくて、身悶えする姿をご主人様に望まれるのが。 何処までも、堕ちていきたい。 ご主人様の物として。』

「はっ。」
 三宅の指が両の胸の蕾を摘まんだ。 咲織の躯が痛みに備えて、硬くなる。 細く平らな腹にすぅっと走る縦筋が深くなる。 タイトスカートの下で黒いショーツに包まれた秘唇がきゅんと締まった。

「期待にわくわくしているのが判る。 幾ら防音のいいこの部屋でも、おまえの雷鳴の様な鳴き声までは防いではくれないかも知れないぞ。 啼き声を堪えろ。 その方が痛みが深まる。」
 三宅の二の腕が力を蓄えて硬くなった。 
「うっ、ぐぅっ。」
 咲織は啼き声を呑み込んだ。 痛みに耐えた躯が硬く固まり、か弱く痙攣を見せる。 

 手の甲に静脈が浮き上がるまで、三宅は力を籠めて咲織の胸の蕾を摘まんだ。 摘まむと言うより、押し潰した。 遠慮も何も無く、本当に潰れ、千切れてしまう事さえ怖れ無い力の込め方だった。 

『あぁ、ご主人様。 間違い無くご主人様。 これが、ご主人様の愛撫。 ご主人様の愛し方。 そう、私はご主人様の物。 だから、こんなにも酷く、摘ままれる。 他人の遠慮など一切無く、私は虐められる。 ご主人様の物だから。 痛いっ。 苦しい。 嬉しい。』

 胸の蕾から発した痛みが躯中を貫き、咲織の裸身が三宅の腕の中で硬直する。 ハイヒールの高いヒールを浮かせてすらりとした脚がより伸び切る。 頼りな気な足首は今にも折れそうなワイングラスの危うさを見せて震えていた。 

「ううっ。 うっ、うっ、あぁぁん。」
 堪えても堪えても、押し殺した悲鳴がか弱い喉を衝いた。 三宅の手から食み出した胸球がぷるぷると揺らぐ。 痛みに息を奪われた咲織の裸身が躯全体で喘いでいた。 痛みは和らぐ事無く、続いた。 痛みの炎に炙られて、躯が熱く燃え始めていた。 後ろ手に抱く三宅の腰に細い指が痛みを、歓びを伝え様と喰い込んだ。 その指が『もっと』と言っていた。   

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☆ その2179=飲み込んだよがり声。

「あぁぁっ。 あぁぁ、あぁぁぁん。 いっ、いっ。 あぁぁ。」
 耐えても、耐えても、啼き声が漏れた。 精一杯に押し殺した高い啼き声は、憚る事を知らない啼き声よりも、聞く者の深い処に響く。 咲織は苦しげに美貌を歪め、紅い唇を震わせ続けた。

 三宅は咲織の反応を全身で愉しんでいた。 その涼しい顔が今は熱い恍惚の表情を見せている。 指に捕えた咲織の両の胸の蕾を捻り上げる。 一際鋭い痛みに咲織の躯が硬直する。 続け様に、そのまま捥ぎ取るかと思える程に捻り上げた蕾を引っ張り回す。 余りの痛みにか、痛みに増して躯を貫く感悩にか、咲織の躯から力が抜け、膝をがっくりと落とす。 

 すると、今度は胸球全体を慈しむ様に揉み始める。 荒い息にその胸を弾ませながらも、咲織は柔らかな表情を見せて、三宅に躯を預ける。 

「あぁぁっ、あんっ。」
 ひときわ高く啼いた。 優しい愛撫に蕩けていた咲織の躯が跳ねる。 それでも、自分を責める三宅の腕を振り払おうとはしなかった。 細い二の腕を震わせて、むしろ三宅にしがみつく。 その紅い唇も苦悶に戦慄いても、嫌とは発しないでいた。 

『痛い。 苦しい。 耐えられない。 でも、でも、ご主人様が歓んでくださってる。 ご主人様が与えてくださってる。 耐えなきゃ、受け入れなきゃ。 この痛みを。 あぁ、感じてしまう。 欲しがってる、私。 もっと、もっと、と。』

 三宅は咲織の心を知ってか、知らずか、苦しみに仰け反った咲織の唇を奪った。 咲織は苦痛に躯を痙攣させながらも、三宅を受け入れる。 三宅の指に力が籠められる。 咲織の華奢な躯が折れ曲がる。 その痛みを丸ごと吸い尽くす様に三宅は咲織の舌を吸った。  

 腕の中の咲織の躯がぴくぴくと痙攣をみせた。 三宅の口を吸う力も無さげに反応が弱まる。 

 三宅が腕を離すと、咲織はオーク材の床の上に尻餅を搗く様にしゃがみ込んだ。 裸の小さな肩が辛そうに大きく息をしていた。

「虐めがいのある女だ。 反応がいい。 虐めれば虐める程、感悩を昂ぶらせ、縋り付いてくる。 苦しげなその感に堪えないと言う表情がそそってくれる。 これからも啼かせてやる。 嬉しいか?」
 床に掌を突いたままの咲織に三宅は冷たく言葉を落とした。 
「はい。 啼かせてください。 ご主人様の掌で。」
 見上げる咲織の瞳は潤み、ぞくりとする色香を放っていた。
「逝ったのか。」
 咲織は恥ずかしげに俯きながらも、頷いていた。

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☆ その2180=蕾を摘ままれただけで。

「逝ったんだな。 俺に乳首を千切れる程摘ままれて、その痛みの中で逝ったんだな。」
 咲織は大きな瞳を虚ろに潤ませ、三宅を見上げた。 その貌は恥ずかしさに染まりながらも、肉の歓びを味わわされた情婦の貌だった。 優しい頬の線が少しだけ鋭くなり、年齢を超えた婀娜な貌を見せていた。   

「逝ったなら、自分の口でちゃんと報告しなさい。 それが、奴麗の作法だ。 乳首を捻り上げられて感じたなら、感じたと、気持ち良かったと、普通の女性なら恥ずかしくて口にはしない事を自ら告げる。 わざわざ、ご主人様がお前にしてくれた事だ。 その事を感謝して、ちゃんと何がどう良かったか報告しなさい。 これからは、俺がお前に何かしたら、その都度ちゃんと自分の口で報告するんだ。 俺がおまえの躯を使った度に、おまえを責めた度に。 判ったか。」
 しどけなく、ガラス細工の様な膝下を床に投げ出した咲織の髪を掴み、三宅は念を押した。 三宅に羞恥心を踏み躙る命令を受けてもその惨さに気づかぬほど、咲織の貌にはまだ夢現の跡が色濃く残っていた。

「はい、咲織はご主人様に乳首を摘ままれて、感じました。 逝ってしまったと思います。」
 か細く、咲織は答えた。 その胸は羞恥心に抉られながらも、なお躯は感悩の炎を燃やしていた。 いや、三宅に与えられた羞恥故に、一層咲織は瞳を潤ませ、柔肌に朱を浮かべていた。

「思います? 思いますとはどういう事だ? 自分の事だろう。 判らないとでも言うのか。」
 三宅は咲織の傍らに腰を落とし、身の置き場も無げに俯く咲織の顔を持ち上げた。
「ごめんなさい。 本当に、判らないんです。 痛かったです。 とっても。 気を失うかと思う程。 啼き叫びたかったです。 でも、同時に感じました。 電気が躯を走るんです。 痛くて、辛くて、逃げ出したいのに、逃げ出せないんです。 痛みが弱まると、なんだか、寂しくなるんです。 ご主人様をもっと感じたいと思ってしまうんです。 逝ったと思います。 逝くと言うのが何なのか判らないけど、頭が白くなりました。」
 咲織は胸を出しているその場所が職場と言う事も、じっと自分の柔肌に注がれる飯田の眼がある事さえも忘れた様だった。 瞳の前の三宅だけに、まるで恋を打ち明ける様に自分でも判らない躯の動きを話した。

「それがマゾだ。 痛くて、辛くて、嫌なのに鞭を熱蝋を被虐を求めてしまう。 そしてその地獄の底で逝ってしまう。 それがマゾだ。 おまえはマゾの上に露出狂だ。 俺意外に雅志にも見られて嬉しいだろう。」
 三宅の言葉にはっと、咲織は自分の胸を掻き抱いた。 自分の腕が触れてさえ、胸の蕾はじんじんと痛んだ。 
「俺が脱がせるのはここまでだ。 後は自分で下半身も丸出しにしろ。 そこで、雅志にじっくりと見て貰え。 俺も一緒に見てやろう。 おまえのお満子がどうなったかを。」
 三宅は飯田の前の大きな一人用ソファを指差した。 

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☆ その2181=俺を歓ばせろ。

「あぁぁっ。」
 咲織は小さな悲鳴を零した。 起き上がろうとして、オークの床に突いた裸の腕が震え、再び崩折れる。 

『自分で? 裸になり、最も恥ずかしい処を自ら曝せと仰るのですか。 それで、私が嬉しがると? そんな、そんな女じゃありません。 恥ずかしくて、死にそうです。 本当に、本当に恥ずかしいんです。 ご主人様だけの前でも、恥ずかしくて、心臓が今にも凍り付きそうなのに。 飯田さんにまで。 こんな処で。 あぁ、ご主人様に脱がされるなら、咲織は抵抗できない。 諦めるしかない。 どんなに恥ずかしい事でも、辛い事でも。 でも、自分からは・・・。 それは、それは酷すぎます。 まして、自らストリップショーを演じて歓ぶ女だなんて。 そんな風に本当に思っていらっしゃるんですか。』

 愛らしい口が物言いたげに開きかけ、そして、泣き出しそうに歪んだ。 三宅に向けられた大きな瞳は非難の色を見せていた。 

「うん? 何をもたもたしている。 それとも乳首を捻られて腰が砕ける程逝ったのか。」
「違います。」
 咲織は何時になく、反抗の口調で答える。

「何が違う。 違うと言うのなら、さっさとお満子を俺達に見せてみろ。 乾いていたなら、乳首を捻られて腰が砕けたんじゃないと、ストリップショーが出来て歓んだりする女じゃないと認めてやろう。」
「うぅぅっ。」
 咲織は三宅を見返す事が出来なかった。 その伏せた長い睫毛が大粒の涙に光った。

「いずれにしろ、俺はお前にお満子を自ら曝せと命じたんだ。 ご主人様の命令ならどんな理不尽な事でも従うと奴麗の誓約したのは嘘か。」
「そ、それを・・・。」

「それに、先日、おまえは雅志の前でストリップショーを歓んでして見せたそうじゃないか。 雅志には見せられても俺には見せられないと?」
「そ、そんな。」
「俺の奴麗を辞めたいか?」
「いいえ。」
 咲織は必死に首を横に振った。

「じゃあ、早くストリップショーを演じて見せろ。 雅志の前でやった時よりも色っぽく、俺を喜ばせてみろ。」
 涙に頬を濡らしながらも、咲織は頷いていた。 

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☆ その2182=自らの口で。

「いいねぇ。 ストリップ。 ひょ~。 いよっ。 いい女、婬濫、変態、露出狂。」
 飯田が咲織を囃したてた。 ようやく立ち上がったものの、咲織は胸を抱えて立ち竦んだ。 巻き毛に隠れる様に顔を伏せる。 

「いいね、真昼間から最高のストリップが見られるなんて。」
 飯田はソファの隣にゆったりと腰掛けた三宅に語りかけた。
「この前も見たばかりだろ、あいつの裸なんか飽きてるんじないか。」
 三宅は煙草に火を付けた。

「いやいや、咲織さんのストリップは幾ら見ても見飽きないよ。 見る度にドキドキする。 咲織さんのいたいけな感じが、何か見てはいけない物を見ている様な背徳的なものを感じさせるんだ。 そう、絶対に見ても触れてもいけない天使の水浴でも覗いてるみたいな。 おまえのせいで、人前に肌を曝したり、俺みたいな赤の他人に犯されたりしていると言うのに、咲織さんは全く穢れ無い。 却って、清らかになっていく様だ。 全く羨ましいよ。」
「褒め過ぎだぞ。 そんなに褒めたら幾ら露出狂だと言っても、別の意味で恥ずかしくて咲織もストリップ出来なくなるだろう。」
 三宅は笑いながら、紫煙を吐き出し、咲織に顔を向けた。
「おまえのお萬子なんて見たくもないが、おまえがストリップショーを俺達にどうしても見せたいと言うから見てやるんだ。 期待などしていないから、恥ずかしがってないでさっさと始めろ。 露出狂の奴麗らしくちゃんと口上を述べるんだぞ。 もう、どんな台詞を言えばいいかは自分で考えられる程度には成長だろうからな。 それとも、まだ厳しく調教しなくちゃ言え無い様な駄目奴麗なら飯田にでも譲しかないが。」
 三宅は立ち上がり、咲織の俯いた顎を煙草を持った手で持ち上げると、紫煙をその顔に吹き掛けた。 煙が潤んだ瞳に滲みた。 涙が溢れて来るのは紫煙のせいか、三宅の冷たい言葉のせいか判らなかった。 ストリップを見せなければならないと言う恥ずかしさよりも、煙草を吹き付けられた屈辱よりも、三宅の最後の言葉が胸に刺さった。

「嫌です。 譲らない出ください。 何時までも、ご主人様の奴麗でいさせてください。 咲織はご主人様だけの奴麗でいたい。 ご主人様しか愛せません。」
「奴麗に愛など要らないと言ったろう。 何度言わせれば気が済むんだ。 おまえはただ俺の命令に従って、俺を満足させればいい。 俺がお前に望むのはそれだけだ。 棄てられたくなかったら、さっさと奴麗の仕事をしなさい。 もう、調教の必要など無い真の奴麗になった処を見せなさい。」
 三宅の声は穏やかだった。 低い声が咲織の躯に滲みて来る。 咲織は催眠術にでも掛った様に素直に頷いていた。 躯の奥からまたずんと愛おしくも婬らなものが突き上げて来る。

「はい、ご主人様。 咲織はもう心の底からご主人様の奴麗です。 奴麗以外の何物でも有りません。 どうか、咲織の恥ずかしい処をご覧ください。」
 何かに憑かれた様なうっとりとした瞳で咲織は三宅を見詰めた。


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☆ ご主人様からのお印し。

☆ 今日も予定外の休日出勤。 お休みをいただきます。 

☆ いよいよ咲織に消える事の無い奴隷の印しが入れられる時も近づいています。 最後までお付き合いください。 
    

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☆ その2183=婬語に酔う奴麗。 

「いいよ、いいよ。 じっくりと診てあげる。 これでも咲織さんの主治医だからね。 さ、そのソファの前に来て、もう一度その台詞を言ってくれないかな。」
 飯田の言葉が咲織の胸をちくちくと刺す。 咲織は縋る様に三宅を見た。 三宅の冷ややかだが、熱い眼が『従え』と促した。 咲織は哀しげな貌で頷き、二人の前におずおずと進んだ。 怯えか、それとも婬らな期待の疼き故か、ヒールがかたかたと木の床を鳴らした。

「どうか、咲織の恥ずかしい処をご覧ください。」
 自分の口から零れた台詞が胸を焼きながら躯の奥に落ちていく。 めらめらと正に二人の男の眼にこれから晒そうと言う秘部が燃え上がるのを感じた。

『あぁ、疼く。 躯が熱く。 このままご主人様に抱かれたい。 瞳の前のご主人様の胸に。 ううん、侵されたい。 何処までも。 あぁ、ご主人様に抱かれたい。 何もかも忘れて、私を滅茶苦茶にして欲しい。 私がご主人様を思うと狂ってしまうのと同じように。 あぁ、もう、戻れない。 咲織はどうしようもなく、婬らな奴麗になりました、ご主人様。 どうか、どうか、私がご主人様を欲する様に、私を求めてください。 どんな求めにもきっと、きっと、応えてみせます。 応えたい。』

 咲織の白磁の様な頬が桜色に燃え上がったのは羞恥のためでは無かった。 その事を今の咲織は狂おしい程に知っていた。

「恥ずかしい処って何処だ?」
 三宅の低周波が咲織の柔肌を励起させる。
「秘唇です。 クリットです。 ご主人様のお望みの通りに飯田さんに手術して頂いたクリットです。 ご主人様のためにピアスで貫かれたクリットです。 どうかご覧ください。」
 自らを貶める言葉が更に咲織を貶めた。 肉を咬む縄の様に咲織の心を咬みながら、締め上げる。 苦しみの中でやがて縄に酔う様に、咲織は自らの言葉に雁字搦めに捕えられ、酔っていった。

 三宅を熱い瞳で見詰めながら、後ろ手にタイトスカートのジッパーを下ろす。 シュッと言う音がまるで饗宴の幕が開く様に響いた。 飯田はごくりと生唾を飲んだ。

 それを合図に、スカートからハイヒールを抜いた。 咲織は二人の男にガーターベルト姿を晒したまま、丁寧にスカートを畳んで脇に置いた。 飯田の生唾を飲む音が再び聞こえた。 

 ガーターベルトの黒が咲織の腰の白さと儚さを引き立てていた。 白くワイングラスのステムを思わせる程に脆く思える腰は同時に男の腕を柔らかに受け止めるしなやかさを見せている。 その下で、黒いショーツに包まれた三角地帯が己の慾深さに戦慄いている様だった。 むんと女の甘い香りが三宅の鼻すら擽った。 
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☆ その2184=立ち尽くす

 咲織は黒のストッキングを吊っているガーターベルトのフックに手を掛けた。

「ガーターベルトと、ストッキングは脱がなくていい。 ハイヒールも履いたままだ。 パンツだけ脱ぎなさい。」
 三宅が命じた。 
「はい。」
 三宅の言葉に咲織の細い指が惑いながら自らの腰を滑り、ショーツの端を摘まんだ。 ガーターベルトの巻かれた腰を折った。 前からでもその丸さを感じさせる尻たぼを黒い薄絹が滑り下りた。 

「あぁ。」
 膝を上げ、ショーツをからハイヒールを抜く時になって、尻たぼの心細さに咲織は酔いから醒めた。 羞恥が刃となって、胸に突き刺さる。 咲織はその痛みに小さく悲鳴を上げた。 されが、男達を歓ばすと今は知っていた。 そう知っている事が余計に羞恥を煽る。 

「いいね。 この瞬間が一番ぞくぞくする。 その瞬間で止まって見せてくれるんだから、咲織さんは大したものだ。」
 飯田の声に咲織の心臓が早鐘を打つ。 自分の鼓動が恥ずかしく、咲織は慌ててショーツを脱ぎ去った。 余裕無く、スカートの上に置いた。 思わず手で股間を覆っていた。

「秘唇を隠すなと言っておいた筈だ。 それは俺の物だからな。 後ろ手に組んで。」
 三宅の命令に居場所を得た手を腰の後ろで強く組んだ。 自ら解す事の無い様に。 華奢な少女の躯には不釣り合いな程にたわわな二つの乳房がぶるんと自分でも判る程に揺れた。 

 四つの熱くそして醒めた視線に射られて、 時がねっとりと柔肌を弄んで行く。 咲織の心の痛みを嘲笑う様にじりじりと疼きが湧き上がった。 

「おまえの幼子みたいなぴったりと閉じた秘唇を割って、銀色のピアスが顔を覗かせてる。 ここは犯されるための場所ですと、示しているようだ。」
 三宅は美味そうに煙草を燻らした。

「いいね、いいね。 極上の女を裸のまま立たせて、自分の欲望を押さえ込んで眺める。 しかも、今すぐにでもその女を欲望の儘に玩べると言う余裕が胸にある。 押し込めた欲望が喉から飛び出しそうな、じりじりとした時間。 堪らない。」
「おいおい、ここで咲織を欲望の儘に玩ぶのか。 一応、俺は勤務中だぞ。」
「どうぞ、優等生の一樹君は職場にお戻りください。 ボクはこの子を連れ帰って、好きにするから。」
「好きにするのもいいけど、壊すなよ。 だがちゃんと治療はしてくれよ。 そのために連れて来たんだから。」   
 裸で立ち尽くす咲織を余所に二人の男は楽しそうに軽口を交わしていた。 その間にも、咲織の中で婬らな疼きが渦を巻く。 
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☆ その2185=嫉妬。

「もちろんするさ。 思いっきり丁寧にね。 おまえは傷口が開いたり、化膿したりしても治せないから、後二週間はこの子を使うのは禁止だが、ボクは後始末が出来るからね。 安心していろ。 ちゃんと綺麗な躯にして返すからさ。」
「医者の特権って奴か。」

「妬いてるな。 その顔は。 さすがに一樹でも咲織さんだけはそうそう他の男には自由にさせたくないか。 それとも、もう二三週間も咲織さんを抱いて無くて欲求不満が爆発しそうか。」
「まさか。 それ程、俺は性欲が強い訳じゃない。」

「笑わせる。 性欲も妄想も人二倍、いや三倍のくせに。 いいぜ、うちの麗子を今夜おまえの家に行かそうか。 咲織さんをボクが連れて帰らない場合でも、貸し出すよ。 麗子なら、本当に壊してくれてもいい。 あいつは、咲織さん以上に本物の弩マゾだから。 おまえに壊されるなら本望だろう。」
「雅志、おまえは麗子さんを本当に玩具扱いしているな。 彼女は心からおまえを愛していると言うのに。」

「ボクなりには愛しているよ。 それにさっきも言ったが、ボクは医者だ。 あいつが壊れても元に戻せる。 おまえがあいつじゃ不足なだけだろう。 ま、咲織さんとじゃ交換条件にはならないが。」
「否、麗子さんは素敵だよ。 こいつには無い、しっとりとした色気がある。 柔らかく真綿に包む様にこっちの欲望を受け止めてくれる大人が。 それに、容姿も女優顔負けだ。 おまえには勿体ないと常々思っているよ。」

「偉く褒めてくれるじゃないか。 余計、貸し出さなきゃいけないな。 おまえが一人の夜を持て余さずに済む様に。」
「それ程言うなら、今週末にでも寄こしてくれ。 こいつのために調教部屋を作ったんだ。 麗子さんを満足させられると思うよ。」

『私を飯田さんにまた貸し出すのですか。 そして、ご主人様は術後で使えない麗子さんと週末を・・・。』

 咲織の脳裏に麗子の嬌態がまざまざと浮んだ。 それは女の咲織でもぞくぞくと婬らなものが込み上げさせずにはいられない魔力があった。 咲織は駄目と言えない自分の立場を哀しんだ。 哀しみに沈む胸を三宅への想いが婬らなものを伴って掻き乱す。 咲織は泣き声を殺して涙を流した。

「何時まで秘唇を見せびらかせたままで突っ立っているんだ。 ソファから尻がはみ出る程浅く腰かけて、脚を肘かけに載せなさい。」
 三宅の命令が咲織を嫉妬の煉獄から救った。 咲織は熱い吐息を漏らし、ソファに腰を落とした。 柔らかな革が裸の尻たぼにぴたりと吸い付いた。

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☆ その2186=ひくつく腰。

 冷たい革の感触が咲織に裸だと言う事を弥が上にも意識させる。 巻き毛に隠れて盗み見た三宅の視線に応えようと、閉じた脚に開けと命じても自分の物では無い様に固まったまま動かなかった。 

「奴麗の分際で命令を聞かずに焦らす気か。」
「い、いいぇ。 そんな事は。 でも、でも、恥ずかしくて。」
 咲織は蚊の鳴く様な声で答える。

「もう一度、自分の口でお萬子をご覧ください、私は恥ずかしい処を昼日中に人に見られて興奮してしまう露出狂です、と言うんだな。 そうすれば、羞恥心を越えられる。 おまえはそう言う女だ。」
「は、はい。 どうか、私のお萬子をご覧ください。 咲織はお萬子を昼日中に見られてこ、興奮してしまう露出狂です。」

『あぁ、本当に咲織は婬らな女。 露出狂なのかも知れません。 ご主人様に見られていると思うと、躯が熱くなる。 抱かれたい。 このまま、意識が無くなるまで、ご主人様に・・・。 なのに、ご主人様は何時も冷ややかに。 その眼。 その眼が哀しいです。 狂わせたい。 私を夢中で、責めてください。 私を滅茶苦茶に使ってください。 我を忘れて。』

 三宅の言った通りに、咲織の中の被虐の血が沸騰した。 躯が熱かった。 瞳の前の三宅が冷静でいるのが、哀しいと言うより悔しかった。 三宅を狂わせたい。 狂う程で無くても、咲織を襲わずにはいられなくしたい。 今はそれが初めての感情だとは気付いていなかった。 より婬らに、より奴麗らしくなったとは思ってもいなかった。 ただ、三宅を躯が、心が、欲していた。 

「ひょ~っ。」
 咲織に見惚れている自分に恥じる様に飯田は歓声を上げた。 咲織はそれまでに、婬らに、妖しく脚を開いていった。 咲織のすらりと伸びた脚は背の低さを感じさせない。 細いが筋肉を感じさせないその太腿は柔らかに白く、もちもちと男の掌を誘わずにはいられなかった。 特にハイヒールを履いた足首は細く締まり、太腿から足首まで美しい線を描いている。 

 咲織は両手を背後に回したまま、一旦綺麗に揃えた両脚をゆっくりと持ち上げた。 腰から両脚を折り、膝がたわわな胸球を隠すまで引き寄せる。 小さくが日本女性には珍しくくるりと丸い肉厚の尻たぼの線が黒いソファの革に引き立てられていた。 ハイヒールの陰でほんのりと桜色を載せた秘唇と菊華が見え隠れする。 二人の男は息を飲んで見守った。 

 その視線がくすぐったいとでも言う様に、両の掌の中にすっぽりと収まる咲織の腰がくくっとひくついた。

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☆ その2187=自らの指で。

 長くなり過ぎたの灰が三宅の持つ煙草の先から、テーブルの上にぽとりと落ちた。 三宅はくすっと一人照れ笑いを浮かべて、無造作を装って煙草を消し、もう一本胸元から取り出した。 

『ご主人様があんなに夢中で咲織を見ていてくれる。 咲織の裸の躯を、剥き出しの秘部を。 なんて、ここは明るいの。 恥ずかしい。 ご主人様の視線がちくちくする。 あっ、感じた。 もっと、もっと、見て欲しいです。 咲織の婬らな姿を。 愉しんでください。 あっ、また。』

 咲織は胸元まで引き付けた膝をゆっくりと外に開いていった。 後ろ手に裸身を支え、すらりと伸びた膝下を片方ずつ、伸ばしていく。 柔軟な咲織だからこそ出来た芸当だった。 まるで、ステージの上のプロが客の溜息を引き出す様に、裸の躯に履いたハイヒールの爪先をぴんと伸ばし、高々と上げた。 

 頂点をピアスの銀に飾られた桜色の秘唇が二人の男の前に露わになる。 大きく脚をVの字に開いているために何時もは幼女の様にはにかんですっと一筋伸びただけの秘唇の合わいから、花びらが覗き見える。 その桃色が春の様な陽光の中で、鮮やかに白い柔肌を飾っていた。

 明らかに咲織の秘唇は透明な婬蜜を滴らせていた。 きめ細やかな秘唇の桜色がしっとりと光を湛えている。 

 跳ね上げた両脚を咲織はソファの肘掛けに載せた。 ソファが大ぶりなために咲織のしなやかな脚は二人の男の眼の前で極端なM字を描いて、留められた。 男達の眼に晒された裡腿の柔肌は光を遊ばせるほどに肌理細やかに柔らかく息づいている。 眼を上に遣れば、三宅に玩弄されたばかりのためか、何時もより血の色を濃くした蕾を載せた乳房がぷるぷると緩やかに呼吸していた。 

「どうか、咲織のお満子をご覧ください。」
 咲織は自ら奴麗の口上を口にした。 恥ずかしげに消え入りそうな声だったが、言わされた声ではなかった。 心から、誘っている女の婀娜っぽさを秘めた声だった。 

 咲織はうっとりと長い睫毛を下した。 意を決するためか、恥ずかしさにか、穏やかな貌を上に向けた。 一つ、深い息をした。

「どうぞ。 咲織のお満子です。」
 咲織は躯を後ろ手に支えていた手をぷるんと丸い尻たぼの横から前に回した。 桜貝の爪で飾られた可憐な指が両側からおずおずと自らの秘唇に伸びる。 両掌の指はしなやかに曲がり、自らの秘唇を左右に開いていった。 

 飯田の息を飲む音が婬美な静寂を破った。
 

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☆ その2188=淫乱の本性。

「テーブルが邪魔だな。 これじゃとても診察はできない。」
 飯田は自分の生唾を飲む音に罰が悪そうに、そそくさと咲織と男達の間を隔てるテーブルを退けた。

「どれどれ。」
 飯田は床に腰を落とし、咲織の突き出した股間の前に陣取った。
「うん、綺麗なものだ。 さすがに若い細胞は新陳代謝がいい。 傷口はもうボクでも判らないくらいに塞がっている。 ま、ボクの腕もいいからな。 うん、この保護ジェルも全く剥がれていない。 ちゃんと言いつけを守って、どんなに一樹の事を思って躯が疼いても自分の指でおいたはしなかったようだ。 可愛い奴麗さんだ。」
 飯田は舐めだすかと思うほど咲織の秘唇に顔を近づけていた。 その熱い吐息が咲織の敏感な粘膜を刺激する。 自ら秘唇を開き続けている指が緊張にふるふると震えた。 自然と躯が逃げ、ソファの中で背が反り返った。 たわわな胸が反動で一層盛り上がり、せり出す。 その胸球の下に飯田の髪が今にも振れそうだった。 そのさわさわとした引力に柔肌の上を静電気が走る。 声が出そうだった。

「どれ、俺にも見せろよ。 どうなったんだ。」
 三宅が飯田の肩を押して咲織の開いた脚の間に体を入れる様にして見に来た。 

『なんて、なんて姿をご主人様の前で。 お医者様とは言え、他の男にあそこをこんなに激しく晒している姿を。 恥ずかしい。 それ以上顔を近づけないで。 熱い。 あそこが熱い。 むずむずする。 ご主人様。 助けて。 耐えるしかないんですか。 そうなんですね。 だって、自分から躯を見せたんだもの。 手当をして頂けるんだもの。 そう、これは診察。 そう思えば。 でも、ご主人様の眼が。 でも、耐えるしか。 奴麗は耐えるしかない生き物。』

 咲織は改めて、自分がどんなに恥ずかしい姿を二人の男に、愛してやまないご主人様に晒している事に気付いた。 急に羞恥が錐となって咲織を苛む。 が、もう逃げ出す事も、悲鳴を上げる事すら出来無かった。 ただ時が過ぎて行くのを待った。 そして、過ぎて行くのを待つ時は止まった様に長い。 止まれと願う時は光の速さで過ぎて行くのに。

「一樹、判るかな。 咲織さんのクリットは包皮を切除したとはいえまだまだ小さいから。 気を使う手術だったんだぜ。 ほら、ここ。 まるで、ビニールコーティングでもしたみたいにてらてら光っているだろ。 これがアメリカから入って来た傷口を保護するジェルだ。 防菌になるだけでなく、細胞の増殖を促す作用がある。 瘡蓋を作らせないんだ。 だから、完全に治るまでは傷口がじゅくじゅくしているが、今までのガーゼと違って剥がす時に傷つけたりしない。」
「なるほど。 それで血の様に赤々としている訳か。」
「いや、もう殆ど傷口は回復しているから、咲織ちゃんが興奮しているだよ。 ま、ボクに見られているからな。 当然だろう。」
  二人の男はまるで珍奇な美術品でも愛でている様に話を弾ませた。

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