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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ その2601=掌を握り締めて。

 細い指がぎゅっと折り込まれ、握り締められた小さな拳が手首に巻き付いた麻縄の先で懸命に震えていた。 啼き声を堪えた細い喉に緊張の筋が走る。 

「啼けばいいのに。」
「堪えに堪えて、そして快感を爆発させる。 この子は逝き方を知っている。」
「そうマゾ奴麗がどんな女より婬濫なのは、そこだよ。 すぐに啼き騒いだりはしない。 羞ずかしがる振りをして、感悩がとことん高まるのを待っているんだ。 裸身を晒し、鞭打たれ、熱蝋を浴び、また鞭打たれる。 全ての穴を犯され、それでも、もっと深く感じるのを待っている。 長い長い前戯を求める婬濫、それがマゾ奴麗。」
「それを歓んでサービスしてやる気のいい男が我々サディストさ。 こんな親切な男はノーマルな男にはいない。 あいつらは自分が出したいものを出せばそれで終わり。 だから、マゾの女は我々に出会ったが最後、逃れようとはしなくなる。」
「咲織ちゃんは、とことんマゾ奴麗だったと言う訳ですね。 見物だな。」
 残りの男達は咲織の前に陣取り、これから始まる最高のショーに喉を鳴らしていた。 その無遠慮な声が、侮蔑の言葉が否が応でも胸に突き刺さってくる。 肉の疼きの波が高まるのを恐々と眺めながら、咲織は胸を抉る哀しみの深さに涙を溜めた。

『違う。 違うんです。 咲織はただただご主人様が好きなだけ。 ご主人様に悦んで欲しいだけ。 その悦びを咲織が与えられるなら、咲織はどんな事でも耐えられる。 あぁ、ご主人様が恋しい。 こんなに近くにいるのに、こんなにも遠いなんて。 どうか、どうか、咲織を見て。 咲織で愉しんで。 咲織を責めて。』

 男達の声が咲織の中に三宅を呼び覚ました。 三宅の声、三宅の息遣い、三宅の掌、三宅の胸、三宅自身を求めて、咲織の躯が、肌が、五感が疼く。 慰められない事に胸が掻き毟られた。

「ほらほら、近づくぞ。 おまえが欲しい処に。」
 早坂の掌が咲織の脹脛をゆるゆると撫で擦り、バイブレーターがその後を追う。 
「ここがいいんだろ。」
 勝山が操るバイブレーターが蛭の様に咲織の胸球の裾野を螺旋を描いて這い昇ってくる。
「もっと、もっと、疼け。 溜めろ。 溜め続けるんだ。」
 佐竹は咲織のひしと握られた掌を開き、その清らかな指の谷間を舐め始めた。 妖しく振動する無数のシリコン突起が腋窩を擽る。 くすぐったさと快感は薄い肌一枚を隔てたところにある。 今の咲織には耐えがたいくすぐったさは残酷な責め苦であり、同時に感悩を揺さぶる愛の無い愛撫だった。

「あぁぁぁぁん。」
 眉根を寄せ、苦悶の表情で耐えていた咲織の唇がわなないた。

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☆ その2602=悪魔の契約書。

『もっと、もっと手前。 もう少し。 もうすぐ。 もうすぐ、来る。 来る。』

 男達の掌は、ゆっくりと、だが着実に咲織の感器へと、柔肌の上を這ってくる。 咲織の躯がその動きに先回りして反応する。 来ると思うと、いてもたってもいられなくなった。 期待した。 咲織の躯はその時のめくるめく感悩を、そして、この逝けずにただただ疼きだけが大きくなる飢餓地獄から解放される時を期待した。 来ると感じた時から、その時の感悩をときめきの時を思い、既に触れられているかの様にびりびりと感じだす。 

 期待した咲織の躯は男達の掌の肌触りを、バイブレーターの振動を拡大して感じた。 羽根の様に軽く肌の上を滑る掌からまるで電気が起きている様だった。 バイブレーターの一番低い振動が、津波の様に躯を包み込む。 

「あぁぁぁぁぁぁ。 あぁぁぁんんんっ。」
 咲織は焦れた。 啼き声は高まり、子猫の様に甘えたものに変わる。 大きなアーモンドの瞳はしっとりと濡れ、切なげにせがんでいた。 

 来ると見せかけては男達の掌はすっと遠ざかる。 肝心な処へはなかなか来なかった。 練達のサディスト達は焦らし方を知り尽くしていた。 猫が仕留めた鼠を弄ぶように男達は感悩の疼きの虜となった咲織を翻弄した。

「あぁぁぁん。 お願い、お願いします。 もっと、もっと。」
 ついに陥落の言葉を発している事に咲織自身気づかなかった。 躯の疼きは咲織の胸に澱の様に溜まった哀しみを押し流した。 一分一秒が、待ちきれない永遠に感じられた。 男達の掌が、バイブレーターが与えてくる刺激が針の様に鋭く咲織の神経に突き刺さる。 感悩の刺激を与えられながら、咲織は針山を歩かされる地獄の亡者の苦悶に苛まされていた。 その感悩の飢餓地獄から抜けられるなら、咲織の躯は全ての責苦を受け入れただろう。 悪魔の契約書にもサインをしただろう。  

「お願い? 何をお願いしたいんだ?」
「もっと、もっとどうして欲しい?」
「賤しい女だ。」
 男達は咲織の望みを熟知していながら、にやにやと聞いた。

「あぁぁぁん。 もっと、もっと躯の中心を、中心を責めてください。」
 咲織は悲痛な響きを持って嘆願した。 
「躯の中心って何処だ?」
「ここか?」
 勝山の掌にしたバイブレーターが咲織の細い喉を振るわせ、やがて胸の谷間を揺さぶる。
「それともここかな?」
 佐竹の口が咲織の傷ついた足裏に血を啜る様に吸い付いてくる。 

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☆ その2603=飢えた子猫。

「あぁぁぁん。 ゆ、許して。 もう、もう逝かせてください。 お満子を弄ってください。 逝かせて。」  
 朧気な視界の片隅で三宅と視線が会った気がした。 『はっきりと言え。 そして、何処までも堕ちて見せろ。 俺の見ている前で。』三宅の視線がそう命じた気がした。 咲織は全ての女の誇りと羞恥心を吐き出し、代りに二度と消えることの無い女の哀しみを呑み込んだ。

『あぁ、もう、もう終わり。 咲織ははしたない女です。 ご主人様に相応しい清純な女ではありませんでした。 性の魔力に負けてしまいました。 性の亡者です。 ご主人様。  あの母と同じ様に、地獄に堕ちました。 あぁ、もう終わり。 もう・・・。』

 哀しみが胸を焼いた。 全てを失う哀しみが胸の裡を地獄の業火で炙る。 その痛みさえ燃料にして、感悩の疼きは燃え上がる。 咲織の全ての細胞が刺激を求めてふつふつと滾った。

「お満子を弄って欲しいそうだぞ。」
「どうします?」
「逝かせてやりますか?」
 咲織の裸身に取り付いた三人の男は勝ち誇った顔を観客達に向けた。 どの顔も熱気に浮かされ、先を見たがっていた。 
「いや、今くらいの お願いの仕方では足りないだろう。 この娘は元々なんの権利も無い、全てを受け入れるだけで、自分からは何も求める事の出来ないマゾ奴麗なんだから。」
「それもそうですね。」
 既に精を放った男の余裕を見せて、佐竹は二人の男に頷いた。 
「逝きたいか。」
「あぁ。 はい。 逝きたいです。 逝かせてください。 あぁぁ。」
 咲織はマゾ奴麗らしく、自らを貶めて普通の女が生涯言わない台詞を復唱する。

「駄目だな。」
「あぁぁぁぁ。」
 会話の間も、男達は咲織の感悩のポイントを外してその柔肌を刺激し続けている。 眼の前のミルクを取り上げられた飢えた子猫の様に咲織は紅い唇を尖らせて呻く。

「あぁぁぁぁ。 あぁ、もっと、もっと。 お願い。」
 佐竹は眼前に突き出されている咲織の秘唇を指で割り、濡れそぼった桃色の花びらをぞわりと撫で上げた。 期待した咲織の躯が縛めの中で緊張をするのを見て、その先の小さく輝く秘芽をぴんと軽く指で弾くと、再び掌は股間を離れていく。 咲織は縄を自らに巻き付けながら哀願した。
「そんなに逝きたいなら、これで、逝かせてやろう。」 
 杉山が悪魔の嗤いを肉の無い頬に浮かべて、掌にした物を咲織の眼前に突き付けた。

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☆ その2604=啼き上げた女。

「いやぁぁぁぁぁ。」
 咲織は裸身を震わせて啼いた。 杉山が逆さになった咲織の瞳に見せつけたのは、麗子が三宅から責められた電気責めのための電圧ボックスだった。 あの時のまるで発条仕掛けの人形の様に三角木馬の上で飛び跳ねていた麗子の姿が浮かんだ。 それは鞭打たれる時の辛そうでいながらも何処か誘う様な艶を帯びた姿態とは全く別の非人間的な苦悶の姿だった。 咲織の躯をまだ浴びていない電気が走る。 咲織は喉を振るわせた。 

「これでね。 そういう約束だったでしょう。」
 杉山はさらに電圧ボックスから伸びたコードの先に付いたぎらぎらと光るステンレスのディルドゥを差し出した。 とても女性に人間に使う物とは思えない無機質な金属の輝きが咲織の瞳を更に大きく見開かせる。 それは手術用のメスやその他の道具にも似た冷たさを放っていた。 咲織は声も上げられずにただ躯を強張らせる。
「違いますか? これで散々に責められたいと言ったのは咲織さんですよ。」
 杉山の柔らかな物言いが咲織を威圧する。 杉山の鋭い眼はもう一度、咲織の口から責めを請えと言っていた。

 咲織は言葉を失い、ただ頭を振った。 

「あんな物をぶち込まれたら、この愛らしい秘唇も菊華も壊れちゃうね。 その前に感じたいよね。 女の悦びを。」
 佐竹は咲織の男達の精の汚れをタオルで拭うと、小さ目の咲織の秘唇を丸ごと口に含んだ。
「あぁぁぁぁ。」
 男の唇の熱が粘膜に伝わってくる。 吸われた花びらが佐竹の口の中でそよいだ。 佐竹のざらりとして粘っこい舌が剥き出しの秘芽を舐め回す。 咲織の躯は電気責めの恐怖も忘れて、反応した。 竹竿を軋ませ、華奢な腰が跳ねる。 握り締められた小さな拳が朱く色付く。

 勝山は咲織の迫り出した胸の蕾にバイブレータを当てた。 シリコンの疣が小さくし凝った蕾を摘み上げる様に震わせる。 同時にもう一つの蕾は勝山の口に頬張られた。 強く肉ごと吸われ、尖った蕾の先が舐め回された。 

 指が這うだけでも擽ったい敏感な脇腹も男の掌と舌とバイブレータの餌食になっていた。

 一度に三つのバイブレータが咲織の躯を震わせ、三つの掌が柔肌を撫で擦り、三つの舌が敏感な粘膜を舐め回した。 

「あぁぁぁぁぁ。 あぁぁぁぁぁ。 ひぃあぁぁぁぁ。」
 咲織は啼き上げていた。 

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☆ その2605=揺さぶられた花びら。

 躯の何処を男達に好き勝手に弄られているのかも判らなかった。 ただ、疼きに疼いた飢えに飢えていてた躯は余りにも敏感になっていた。 感器から、柔肌から、感悩の歓びが迸る。 

 それは余りに強い感覚だった。 すぐに悦びは痛みに、苦しみに変わった。 苦しいまでに感じても、逝き着きはしなかった。 長い責めのせいか、催婬剤のせいか、果てが余りに遠く、高くなり過ぎていた。 感じ過ぎる程に感じても、果てない事に本能が怯えた。

「いゃぁぁぁぁ。 止めてぇぇぇ。 ああぁぁぁ。 狂っちゃう。」
 咲織は唯一動かせる頭を振り立て、何時になく我を忘れて哭き喚いた。 哭いている間にも男達の掌で感悩の刺激が送り込まれ続ける。 咲織の肉は痺れ、筋肉は疲労し切った。 
刺激が、感じる事が、逝くことが、怖かった。 余りに強い刺激は鞭の痛みよりも耐え難い。 咲織の脚腕は縄を喰い込ませて強張り、柔肌は紅を濃くして熱を発していた。

「逝かせてくれと、弄ってくれと、あんなに頼み込んだくせに。 今度は止めてか。 なんて我儘な。 誰にでも躯を差し出す肉便器のくせに。」
 佐竹は顔を起こし、侮蔑の言葉を咲織に投げかけた。 厚めの唇の端をぺろりと舐めると、咲織の秘唇にシリコンの疣の塊を押し当てた。 ぶーーーんとモーター音が高鳴った。 無数の疣が咲織の秘唇を花びらを秘芽を捉えて、右へ左へ上へ下へと無秩序に揺さぶり始める。
「あぎゃあぁぁぁぁぁ。 うわぁん。 ひいぃん。 あぅぅぁぁぁぁぁ。」
 正に敏感な秘部を鷲掴みにされ、揺さぶられる感じだった。 内臓までもをぐちゃぐちゃに攪拌される感覚に本能が怯える。 幾ら怯えても、感じまいと防御しても、余りに大きな感覚の渦に抗いようなく、咲織はぐるぐると渦潮に飲み込まれ、溺れるしかなかった。円らな瞳には男達の下卑た笑みが映っていたが、それを認識することも無かった。 ただ、本能だけの人形となり、壊れようとする様に咲織は哭いた。

「嬉しいだろう。 逝かせてやっているんだ。 どうだ、ついでに今一度電気責めを請い願っては。 もっと愉しませてやるぞ。」
 早坂が目配せに、佐竹はバイブレーターを止めた。 
「あぁぁぁ。」
 感悩の渦潮からようやく浮き上がった咲織は、自分の定めを改めて知って哀しみを吐き出した。 躯の中をまだ走り続ける感悩の稲妻がゆっくりと鎮まっていく。

『あぁ、また。 ご主人様が見ていらっしゃる。 堕ちます、咲織は。 この婬らな躯の求める儘に。 ようやく狂おしい責めから許されたと言うのに、途端にまた躯が欲しがっている。 疼く。 苦しい程に疼く。 これが、マゾ? これが、母の血?』

 咲織の啼き声が止んだ。 咲織の紅い唇がわななくのを止め、何かを言う様に開いた。 
 男達はぐっと顔を近づけた。

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☆ その2606=言ってしまった女。

「どうか、どうか、電気責めに好きなだけ責めてください。 壊れるまで。」
 咲織は呟く様に言った。

『あぁ、言ってしまった。 言っても、言わなくてもこの人達に好きなだけ責められるのに。 マゾ。 本当にマゾ。 ご主人様が言われた通りに、元々マゾだったんですね、私は。 ご主人様にそう仕向けられたのではなく。 命じられると抗えない、それが辛いと判っていても受け入れようとする。 受け入れて、辛いのに、苦しいのに、哀しいのに、感じてしまう。 そして、また哀しみ、次を求める。 中毒患者。 性の中毒患者。』

 自虐の言葉に胸が濡れた。 哀しみが逆さまに吊られた躯を逆流していく。 肉が疼いた。

「小さいな。 そんな小さな声では聞こえない。」
 早坂が咲織の胸の蕾に指を伸ばした。 その指に徐々に力が籠められる。 

『言わなくてはいけませんか。 もう一度。』

 じわじわと蕾が潰され、重い痛みに躯の中心が引き攣る。 その中の秘められた感悩の悦びに子宮が悶えた。 また、視界の隅にじっと咲織に視線を注いでいる三宅の姿を捉えた。
「どうか、好きなだけ電気責めにしてください。」
 胸の痛みを声に換えて、咲織は叫ぶ様に言った。 
「そうか、そうか。 お姫様は電気責めがご所望か。 で、どんな電気責めがご所望かな。」  
 早坂の揶揄に応える様に、傍らで杉山が銀色も毒々しい二本のステンレスのディルドゥをかちかちと叩き合わせた。 

「そ、その金属棒を咲織の中に入れて、電気責めにしてください。」
 男達の願いを叶える女神の様に咲織は厳かに言った。 また、自分の台詞に秘唇がずきゅんと脈打つ。 蜜が下腹まで零れた気がした。

「そのディルドゥを咲織さんの何処と何処に入れて欲しいんですか。」
 今度は勝山が眼尻の皺を期待にひくひくとさせる。
「あぁ。」
 咲織は嘆息を零した。 全てを諦めた清らかな貌で口を開く。
「どうぞ、金属棒を私のお満子と菊華に入れて、電気責めにしてください。」
 言葉の魔力か、自ら吐き出した台詞通りに責め苦を期待すらしている自分の躯に咲織は涙を浮かべた。
「ステンレスのディルドゥはお満子と菊華に使うんですね。 じゃあ、これは何処に使のがいいかな。」
 杉山が電圧器から伸びた別のコードの先についている鰐口をかたかたと開閉させた。

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☆ その2607=怯えた瞳で。

「そ、そんなものまで。 あぁ。」
 咲織は既に濡れていた睫毛を震わせた。 ごくりと息を呑んだ。
「どうぞ、そのクリップは咲織の両の乳首にお使いください。」
 男の意に沿う言葉を口にしながらも、硬そうなクリップの発条に挟まれた時の痛みをまざまざと感じて、背筋が凍る。 咲織は言い終えると、意識を無くしたように首を落とす。
「あぁぁぁぁ。」
 鏡になった床に映った自分の惨めな姿を改めて瞳にした。 それは、瞳を覆わずにはいられない、あからさまな性の生贄の姿だった。

「だそうです。 皆さん、聞きましたか。 咲織さんはステンレス製の冷たいディルドゥをお満子と菊華に深々と刺し込んだ上に、両の乳首も鰐口で挟んで電気責めにして欲しいそうだ。 哭き叫び、逝きまくって、果てるまでね。」
 杉山の露骨な言葉が咲織の肉を貫いた。 その痛みに咲織は嗚咽をしゃくりあげる。 

『なんて、なんて事を自分からお願いしてしまったの。 怖い。 とても。 この人達は本当に私を壊してしまうだろう。 あぁ、ご主人様は壊れた私をお捨てになるのかしら。 今も私が見えている筈なのに、何も仰らない。 この人達に私を任せたまま。 もう、捨てられているんだ。 だったら、だったら、こんな躯・・・。』

 咲織が無念さに身を悶えさせ、胸を焼く痛みに啜り泣く様さえ、男達には娯楽の一つに過ぎなかった。 男達の二度も咲織の中に精を放った黒い肉塊が興奮に再びむくむくと鎌首を擡げていた。 咲織を更に追い込み、この美しい生贄の身悶えを更に愉しもうと、杉山が追い打ちを掛けた。 
「実は、鰐口がもう一組あるんです。 こっちは何処に付けてあげましょうか。」
 今度は単にかちかちと言う硬い音で脅すだけでは無かった。 既に通電されていた鰐口は杉山が打ち合わせる度に小さく火花を放った。 ジッと言う放電音が殊更大きく咲織の耳を打つ。 咲織は怯えた瞳を見開いた。
「何処でも、何処でもお好きな処に付けてください。」
 咲織は奴隷の台詞を吐き捨てた。 咲織にはそういうしか無かった。 何も言わなければ、男達は言うまで新しい責め苦を与えるだろう。 とは言え、その歯のぎざぎざも狂暴な鰐口を付けられた上に電気責めにされても構わない様な所は何処にも無かった。 

「と言う事です。 皆さん、咲織さんの躯の何処にこの鰐口は付けてあげるのがいいですか。 この白魚の指先? 脇腹? 爪先かな? それともこのたわわなおっぱい? おっぱいは乳首に近すぎて詰まらないですか? じゃあ、耳たぶなんかはどうかな? それか、鼻はどう? いや唇か? 舌も面白いかな?」
 杉山は皆に意見を聞く様に話しながら、鰐口を咲織の躯の上に滑らせていく。 その冷やかな感触に触れられた咲織の白い肌がきゅっきゅと波を打つ。 怯えた咲織の躯の中心で、花びらだけが熱く蜜を滴らせていた。 


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☆ その2608=酔い痴れる躯。

「あぁぁぁぁぁ。」
 怖ろしい電気責めがいつ始まるかと張り詰めた咲織の躯は過敏になっていた。 その躯の中心を不意にバイブレーターの振動を与えられ、咲織は悲鳴にも似た啼き声を発した。

「あふぁぁぁぁん。 いぃ、いぃ。 あぁぁぁぁ。」
 初めはただ強い刺激に拒否反応を示した咲織の躯は、すぐにその刺激を受け入れ始めた。 それ程までに咲織の躯は疼き、そして性の刺激に熟れていた。 高いだけだった啼き声に甘えが滲み始める。 桜色を潤ませた肉厚の秘唇はじわじわと開き、佐竹が秘唇に当てたバイブレーターを受け入れていく。 濃桃色の花びらが禍々しい黒色のシリコンの疣を包む様にうねった。 無機質なシリコンの球がねっとりと蜜に塗れ命を得た様にくねりだす。

「欲しいんだろ。 こっちにも。」
 勝山が咲織の天に向かって曝された菊華にもヴァイブレーターの頭を押し付ける。 たっぷりと催婬剤入りの潤滑クリームを注入され、何本もの男性の物で犯されたばかりの菊華はまるで唇の様に朱い襞をシリコンの球に押されて柔らかに開いていく。
「見てみてください。 ほらひくひくとケツも欲しがっている。」
 勝山が佐竹を肘で突く。 
「こっちなんて、吸い込む様な動きを見せてる。 この小さめのお満子が何処までこの大きなシリコン球を呑み込めますかね。」
 男達は眼尻で楽しげに笑い合った。 佐竹がバイブレーターのスイッチを強に入れていく。 蚊が飛ぶような音が車の排気音を思わせて強くなる。 それと同時に佐竹はバイブで咲織を犯そうとする様に強く秘唇に押し付けていった。 

「あぁぁぁぁぁぁんん。 だめぇぇぇぇ。 壊れますぅぅぅ。 あぁぁぁぁぁ。」
 大きなバイブの頭は花びらも秘芽も丸ごとその無数の疣で捉え、鷲掴みに攪拌した。 優しさの欠片も無い暴力的な感悩が咲織の背骨を突き抜ける。 電気責めの恐怖さえ忘れ、咲織は躯を呑み込む感悩の竜巻に舞い上げられた。 
「入るかな。 呑み込んでみろ。」
 佐竹は二の腕に静脈すら浮かべ、バイブをぐりぐりと手首で捏ね回しながら、咲織の秘唇の中へと押し込もうとした。 開き切り、筋さえ浮かべた太腿さえバイブの動きに振動を見せる。 色素の無い薄い咲織の肌が透ける程に引き攣った。 

「あぁぁぁ。 壊れますぅぅぅ。 本当に、本当に、やめてぇぇ。 あぅぅぅぅ。」
 咲織は丸い額に脂汗を浮かべ、細い喉も折れよと頭を仰け反らせて啼く。 余りに激しく強い刺激に粉々に砕け散るかと躯が怯える。 それでいて、被虐の感悩に疼いた肉は刺激に酔い痴れ、歓びを爆ぜさせようと走り出した。 

「あぁぁぁぁ。 い、逝っても、逝っても・・・。 あぁぁぁぁ。」
 咲織は凄艶さを見せる美貌を左右に振り立てた。

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☆ その2609=漲る男達。

「逝けっ、逝けっ。」
「逝きまくれ。」
「ほら、もっと、もっと感じろ。」
 咲織の感に堪えない喘ぎに男達はますます昂ぶり、責め手を強める。 

 早坂と佐竹は息を合わせて、咲織の秘唇と菊華を揺らすバイブレーターに力を籠めた。 最強に入れられ、狂った様にその振り立てる拳大の頭が咲織の秘唇と菊華を波打たせながら、粘膜の狭い入口を喰い破らんばかりに押し拡げてくる。 勝山は痛い程にしこった小さな胸の蕾にバイブレーターを押し当て、若さに詰まった胸球全体をぶるぶると波打たせる。

「あぁぁぁ。 こ、壊れますぅ。 壊れるっ。 あぁぁぁ、も、もう、駄目ぇぇぇ。」
 か弱い二つの粘膜の穴が張り裂ける重く強い痛みが背骨を軋ませ、全身の肉を揺さぶった。 揺さぶられた肉はマゾの哀しい感悩を絞り出す。 咲織は女が壊れていく恐怖と頭の芯まで痺れさせる感悩の刺激に身も世も無く、啼いた。 余りに強く激しい刺激から逃れようと華奢な躯は時に硬直し、責められている胸球を更に突き出して仰け反り、縛められた手脚は縄を喰い込ませて、痙攣する。 

「逝け、逝けっ。」
「逝ったか、逝ったか。」
「もっと逝けっ。」
 男達は脂の浮かんだ顔を紅潮させ、その掌に婬らな慾望を載せた。 

「あぁぁぁぁ。 逝く、逝く、いぃぃぃ。 いぃぃぃぃ。 あぁぁぁ。逝きました。」
 逃げる術を奪われた咲織の躯は与えられる全ての刺激を受け入れ、まるで地獄に落とされた亡者の様に苦悶し、のたうった。 
「も、もう、駄目。 こ、壊れる。 死んじゃう。 駄目ぇぇぇぇ。」
 頭の中で幾度も真っ黒な花火が爆ぜては散った。 散っても散っても、後から後から、どろどろの溶岩の様な肉の悦びが流れ込み、耐え切れず、爆ぜ、そして散った。 

「逝ったか。」
「逝ったのか。」
「もっと逝け。 哭け。」
「あぁ、はい。 逝きました。 あ、また。 あぁぁぁぁぁぁ。 駄目ぇぇぇぇ。」
 咲織の品のいい小さな唇は流れ続ける自らの唾液に濡れそぼち、逆さにされた鼻に流れ込んで、噎せては、咲織はまた啼いた。 浅黒い縄を巻かれた白い肌は朱に満ちて光り、華奢な躯は骨を軋ませて、ひくつく。 円らな瞳は訳の分からない涙に潤み、時折白眼さえ剥いた。 それでも男達は責めるのを止めなかった。 直接咲織を責めている男も、食い入る様に見入っている男も、その中心に力を漲らせていた。

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☆ その2610=拡がる漣。

「あぁぁぁぁぁぁぁぁ。」
 一際高い声を発して、咲織の華奢な裸身が痙攣を見せた。 がくりと力なく小さな顔が落ちた。 巻き毛が虚しく宙に揺れる。 

 半ばその黒いシリコンの瘤を咲織の中に埋めたバイブが幾ら激しく振動しても、ただ周辺の柔肌に漣が拡がるだけになった。 啼き声を失った調教部屋にモーターの音だけが響く。

 咲織は気を失った訳では無かった。 ただ躯がもう動かなかっただけだった。 死んだ様に息音さえ立てない躯の中で、意識は晴れ晴れと澄み渡っていた。 その鮮明な意識を揺るがして、絶え間なく感悩の悦びが爆ぜ続けていた。 その強い刺激が終わる事を、その刺激から逃れられる時が来る事だけを名残の哀しみの中で望んで。

「あっ。」
 熱く熱く滾った敏感な粘膜に氷の冷たさを感じて、咲織は息を吹き返した。 頭を持ち上げて、自分の股間を仰ぎ見る。 その見る者を惹き付けるアーモンドの瞳に恐怖の色が拡がった。 咲織の天を向いて突き出された菊華の中にステンレスのディルドゥの一つは既に躯体を埋め切り、一際太く作られた握りだけが柔らかな肉からぎらぎらと生えていた。 

「驚くにはあたらない。 咲織さんのおケツの穴は大喜びでディルドゥを飲み込んでいきましたよ。」
 杉山は職人の満足げな笑みを浮かべて咲織を見下ろした。 
「あぁぁぁっ。」
 また冷たい感覚が股間の熱い肉を凍てつかせた。 杉山の感情を押し殺した掌がずぶりと咲織の秘唇を押し開き、銀色のディルドゥを鎮めていく。 ぎらつく金属の淵から咲織の蜜が浸み溢れる。 無毛の可憐な恥丘がめり込むディルドゥに盛り上がった。 

 左右に引き伸ばされた脆い硝子細工を思わせる咲織の脚の中心から、無機質なステンレスの突起が二本生えている姿は余りに異様で、無惨で、それ故に美しかった。 男達は魂を奪われた亡者よろしく眼を奪われた。 その視線を受けてか、銀色の握りから伸びた紅いコードが命ある物の様に揺れた。

「さて、この鰐口は何処に付けて欲しいですか。」
 杉山は咲織の前に膝を着き、二つの鰐口をかちかちと合わせた。 小さな火花が咲織の額に跳ねる。 
「あぁぁぁ。」
 咲織は引き伸ばされた躯を震わせた。

「舌を出しなさい。」
 杉山の宣告に絶望と言う言葉の意味を知った咲織の瞳が伏せられた。

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☆ その2611=舌を震わせて。

「はい。」
 諦める事に慣れさせられてしまった哀しみを飲み下し、咲織は小さく返事をすると、素直に小さ目の愛らしい舌を伸ばした。

「もっとだ。」
 杉山は咲織の舌先を痛みに咲織が涙を浮かべるまで強く摘まんで、ぐいと力任せに引っ張った。 うぐと声にならない咲織の呻きを無視して、その赤い舌の横に開いた鰐口を深々と刺し込む。 
「あ゛がぁぁぁぁ。」
 咲織の啼き声さえあげられない悲痛な呻きが響く。 逆さに磔けられた咲織の裸身がびくぴくと小魚の様に若い柔肌を煌めかせて跳ねた。 

「もう一つ。」
 杉山は冷静にもう一つの鰐口を咲織の舌先に押し込む。
「がっぁぁぁぁ。」
 銅で出来た鰐口の歯が容赦なく咲織の舌を咬んだ。 鋭い痛みが肉をつんざ劈く。 咲織の躯が再び跳ねる。 咲織の痛みの深さを男達に知らせる様に太い青竹が軋みを上げた。

 痛みに舌が震え、銅の鰐口が白い歯に当たってカタカタと音を立てた。 男達は苦悶に打ち震える美しい生贄に一層眼を光らせ、声を上げる。

「後、二つ。 次は乳首だったね。」
 醒める事の無い痛みに思考力さえ奪われた咲織は杉山の無情な宣告にも嫌とさえ言えず、少ない筋肉を震わせ続ける。 杉山は込み上げる悦びを押し隠し、咲織の胸の蕾を桃色の乳暈ごと摘み上げる。

「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ。」
 小さく貴重な宝石にも見える胸の蕾を金属の歯が根元から咬んだ。 ぎりと言う音が聞こえた気がした。 その後に神経を切り裂く痛みが脳天まで走った。 血が流れ、無残に千切れた事を咲織は無意識の裡にも覚悟した。 それ程の痛みだった。 その痛みがもう一度躯を貫いていった。 形のいい球形の白い胸から赤と黒のコードが伸びる様は、見るからに痛々しい。 咲織は怖くて、自分の胸を見られなかった。 

「見なさい。 いい姿だろう。」
 杉山は咲織の頭を持ち上げ、無理矢理瞳を開かせる。 咲織の瞳に無残な自分の裸身が映った。

『ご主人様。 咲織はこれ以上は無い、無惨な裸を晒しています。 痛みの中でのたうっています。 歓んでいてくださいますか。 愉しんでください。 咲織はこれから、喉が裂けるまで啼き続けます。』

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☆ その2612=哀しい旋律。

 咲織はびくんと躯を震わせた。 不思議な事に深い哀しみと羞恥の隙間を縫って、陶酔が喉まで込み上げる。 三宅の姿が咲織の中で鮮明に浮かんだ。 咲織はその三宅に全てを投げ出す様に躯を弛緩させた。 
 
「これ以上はあり得ない恥ずかしい姿だろう。 隠すべきお満子もケツ穴まで上に突き出して。 しかも、その二つの穴にはステンレスの張り型を突っ込まれている。 この姿をその瞳に焼き付けておくんだな。 これが、奴麗の晴れ姿だ。」
 早坂はバイブレーターで咲織の頬を嬲った。 既に心の中で三宅に全てを委ねた咲織は早坂の言葉にも心を乱さなくなっていた。 むしろ、穏やかにその時を待った。 じんじんと甘ったるい感応が肉を染み渡ってくる。 ステンレスのディルドゥを突き立てられたを秘唇の奥が再び熱く潤い、じわじわと締め付けるのを感じた。

「啼きなさい。」
 杉山が電圧器のスイッチの一つをかちりと倒した。 
「くわっ。 あぁぁぁぁぁぁ。 あぁぁぁぁぁぁぁ。」
 咲織の伏せられた長い睫毛が躍った。 紅い舌を咬む銅製の鰐口をびりびりと震わせ、咲織は啼いた。 

 鞭の様なそれと判る鋭い音も立てず、電気は咲織の二つの胸球を刺し貫いた。 鋭く長い長い針が柔肌を突き破り、肉を切り裂いて進み続ける痛みが胸球に走る。 他の責めでは感じられない非人間的な慣れることの無い痛みだった。 

 だが、まだその先の苦しみがある事を躯が感じていた。 現実の痛みに翻弄されながら、咲織はその先の苦しみに怯えた。   

「あぁぁああ。 あぁぁあぁぁあああぁぁぁ。」
 咲織に怯える余裕を残して、苦しみに身悶えさせる様に杉山は電圧器のダイヤルを操作した。 杉山がダイヤルを動かす通りに咲織の啼き声が高く、強く響く。 杉山達は咲織の啼き声が奏でる哀しい旋律を愉しんだ。  

「あぁぁぁぁぁぁ。」
 咲織の張り詰めた柔肌の痙攣が弱弱しくなった。 蕾を咬む鰐口を躍らせて、胸球が激しく上下する。 杉山は頃合いとみて、電圧器のスイッチを切った。 肉を痺れさせながら、電気の余韻が走り消えていく。 咲織の首が力なく垂れた。

「乳首に受ける電気責めの味はどうだったかな。 次は本当に電気を味わえますよ。 舌に電気を流してみましょう。」
 杉山は電圧器の別のスイッチを入れた。 
「あがぁぁぁあああああ。」
 咲織は瞳を見開き、二つの鰐口に咬まれた舌を紅い唇から突き出して啼いた。

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☆ その2613=男達を悦ばせるために。

「あがぁぁぁ。 びぃぐぅぅぅぅ。」
 金属の銅が溶け出した痺れる苦さが口に拡がった。 その苦い唾液を吐き出す余裕も無く、言葉では表せられない苦痛に咲織は曝され続けた。 舌を錐で刺し貫き、何時までもその錐をぎりぎりと回し続けられる様な苦しみが舌から喉、喉から肋骨へと貫いてくる。 その苦しみに抗う事も、慣れる事も、耐える事さえできず、咲織はただ翻弄される儘にその華奢な裸身を捩り続ける。

 杉山が咲織の苦悶をその眼で愛しむ様に愉しみながら、電圧器のダイヤルを回していく。 咲織は喉が痛くなるのも構わず杉山の思いの儘に啼く。 

「あぁぁぁああああああ。」
 咲織の啼き声が高まる。 若い肉の痙攣が激しくなる。 その様子を見て、杉山はダイヤルをゆっくりと戻していった。 
「ぁぁぁ。 ぁん。ぁん。 ぁぁぁ。」
 咲織の啼き声が小さくなり、痙攣が鎮まっていく。 確かに舌を貫く電気が耐え難いものでは無くなり、辛うじてではあるが、生きていると言う感覚が戻り始めた。

「感じさせてあげてください。」
 杉山の声に早坂と佐竹、それに勝山までが応じた。 咲織の秘芽を、二本のディルドゥが突き刺さった秘唇と菊華の周りの柔肉をそして、鰐口が咬む胸の蕾をバイブで揺さぶり始めた。  
「あああああああ。 いやああああああ。 駄目ええええええん。 ぐああぁぁああ。」
 咲織の啼き声が一気に高まる。 感悩と言うには激し過ぎ、疼痛と言うには悩まし過ぎる感覚に曝されて咲織はその躯を強張らせ、啼くしかなかった。 怯える本能が押さえつけようとしても余りにも強い感悩が背骨を軋ませ、頭の中で爆ぜては消える。 苦しいのか、痛いのか、感じているのかさえ判らず、感覚の爆発に肉が粉々に砕け散る感覚だけが咲織を支配した。

 二本のステンレス棒をにょっきりと生えさせた薄桃色の秘肉に漣が拡がっていた。 若さの詰まった丸い胸球はぷるんぷるんと男達の視線を釘付けにして絶えず波打った。 

「逝ったか?」
 杉山の言葉が咲織の中に浸みた。 違うとは思えなかった。
「は、はい。 でも、も、もうダメ。 こ、壊れますううう。 あああああ。」
 咲織は懇願する眼差しで、辛うじて杉山の姿を捉えた。 一瞬波の上に頭を出した思いはたちまちに感悩の渦に飲み込まれ、何処までも落ちていく。  

「壊れるんだ。 壊れろ。 壊れる姿を見せて、俺達を悦ばせろ。」
 杉山がステンレスのディルドゥに繋がる電圧器のスイッチを押し倒した。

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☆ その2614=吐いた。

「ひゃあああぁぁぁああああ。 あぎゃあぁぁん。 ぐひぃいいいぁぁぁ。」
 痛み、苦しみと言った言葉で表せない圧倒的で、絶望的な狂おしい苦しみが、高圧電気の流れる股間だけでなく躯を縦横無尽に走った。 何が起きたのか分からなかった。 股間をハンマーで叩き壊されている様だった。 とは言え、その感覚すら分別できる余裕などなく、咲織は苦痛の極致に叩き付けられた。 肉が粉々に砕け、そして焼かれる様だった。 咲織の華奢な躯が麻縄を引き千切らんばかりに跳ね、折れ、仰け反り、固まり、震え、痙攣した。 巻かれた麻縄を柔肌を咬ませ、肉に喰い込ませ、手脚を力の限りに踏ん張った。 壊れ物の様な可憐な手脚が縄ごとにぷくぷくと膨れ、薄い肌を赤紫色に染め上げる。

 咲織は全身で哭き上げた。 その調べは今にも事切れる子猫の一啼きにも似て、聞く者の慈悲を呼び覚まし、手を差し伸べずにはいられなくなる哀切さと切迫さを含んでいた。 しかし、サディスト達は断末魔の咲織を助ける様子など見せはしなかった。咲織が苦しめば苦しむほど却って眼を輝かせて興奮し、更なる苦悶する姿を貪欲に求めた。 杉山は血色の悪い唇を紅くてらつかせ、電圧器のダイアルを回していく。

「あぐわあああぁぁぁぁ。 ぎゃぁぁぁぁぁぁ。 ひいゃんんんんんんん。」
 咲織は声を限りに、命の限りに哭き叫ぶ。 その引き伸ばされた股間から、銀色にぎらつくディルドゥを光らせて飛沫が噴出した。 咲織は男達の前で全てを曝して放水している事すら知らず、喉から血を吐く様に哭いた。 

「あがああああ。 ああぁぁぁぁぁ。 はぁ、はぁ。 あぁぁぁぁ。」
 杉山が電圧器のスイッチを切った。 咲織の啼き声が涸れた。 細い肋骨が折れるかと思われたたわわな胸球の上下動がゆっくりと鎮まっていった。 鎖骨の窪みだけが苦しげに何時までもひくついている。 自ら放った尿が滴る顔から苦悶だけでなく、全ての表情が消えて命を超えた美しい彫像となった。 

 一瞬、静寂が調教部屋を支配した。 その底から男達の熱い息遣いが湯気の様に立ち昇っていた。 

「あぐあっ。」
 佐竹と早坂が互いに笑みを浮かべながら、咲織の秘肉にバイブレーターを当て、スイッチを入れた。 若く美しささえ湛えた桜色の柔肌が漣を打ち始める。 秘芽はシリコンの突起に捉えられ無理矢理に揺り動かされた。

 微かに残った意識の中で気絶の安らぎを求めて彷徨っていた咲織の躯を感悩の炎がめらめらと炙った。 咲織の小さな上半身がたわわな胸を突き出して仰け反る。 左右に開かれた長い手脚がびくんと緊張する。

「あああああああ。 や、やめてええぇぇぇぇ。」

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