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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ その2266=メス犬の歓び。

「あぁん。 あっ、ごめんなさい。 ワゥゥンン。」
 咲織は恐る恐る三宅を仰ぎ見た。 三宅の顔が微笑んでいるのを見て、ほっと胸を安らがせる。
「喘ぎも犬の様に喘ぐか。 それはいいな。 その心掛けに免じて、今、人間の言葉で謝ったのは許して止る。」
 三宅の掌が優しく咲織の紅潮した頬を撫でて降りていく。 優美な頬が歓びに熱を帯びる。 細胞の一つ一つが火照り、輝く。 その先の細い首筋が、鎖骨に落ち込むやわかな肉が今か今かと沸き立つ。 

「キュゥゥゥゥン。」
 三宅の指が鎖骨の小さな池を愛で、くっきりと弧を描く細い鎖骨をなぞっていく。 どきどきと咲織の心臓が脈打つ。 細い喉が耐えきれない様に啼いた。 もう、身も心も三宅と言うご主人様に預け切った一匹の子犬だった。 構ってくれる事が嬉しくて、ご主人様の掌が指が何よりも嬉しい贈り物。 咲織の躯はもっともっとと甘露を滴らせる。

「クゥン、ク、ク、クワァン。」
 鎖骨のすぐ下から綺麗な盛り上がりを見せる胸球の杏仁豆腐の甘さを持った柔肌が期待に震えていた。 そこに三宅の指が触れる。 煙草の火を当たられたとで言う様に柔肌から肉へと熱が痛いほど沁みた。 捲れ上がったワンピースから食み出した秘唇が朱を増して喘いでいた。 

「期待したか。 ふふふ。 婬らな女だ。 おまえを犬にするには時間が掛る。 その時間を楽しまなければな。 それだけ苦痛を味わえる時間が長引くんだ。 おまえも嬉しいだろう。」
 残忍な予告を残して、三宅は部屋を出ていった。 期待に疼いた肉が身悶えする。 ちょろちょと婬蜜を滴らせ、咲織の肉は次の愛撫を三宅の熱を焦れながら待った。 

 腕は自らの脚を極限まで割り裂いたまま動かなかった。 虚空に剥き出しの秘唇も菊華までも捧げたまま咲織はじっと三宅を待った。 しんと空気は佇み、揺れもしない。 その深海の底の様な夜の下で、咲織はただ待った。

「ワゥン。」
 戸の開く静かな音にも咲織の胸ははち切れそうだった。 躯中の血が沸騰した。 躯の下で掌をぎゅっと握り締める。 
「待っていたか。 可愛い犬だ。」
 和机の上に置かれた舟盛りさながらの咲織の前に三宅は腰を落とした。 手にした塗りの盆を咲織の開かれた艶々とした太腿の間、平らな腹の上にぽんと置いた。 ビール瓶を取り上げ、コップに注いだ。 

「ビールが美味い。 さて、犬にしてやるか。」
 三宅は咲織が頭上高く持ち上げたハイヒールに手を掛けた。

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☆ その2267=切ないです。

 ワイングラスのステムさながらに心細げな足首を飾る黒いリボンを無骨な三宅の指が優しく解く。 まるで宝石箱から貴重な指輪でも取り出しでもする様に、踵からヒールを外す。 くるりと丸い踵を三宅の掌が包み、ハイヒールをするりと咲織の足から抜き取った。  足指とは思えない繊細な指を飾る紅い爪先が三宅を招いている様に折れ曲がる。

「クゥゥンンンン。」
 三宅の指にくっきりと弧を描く土踏まずを撫でられ、咲織はくすぐったげに鎖骨をひくつかせた。 
「足なんかを可愛いと思ったのはおまえが始めてだ。」
 言うが早いか、三宅は咲織の足の小指を口に含んだ。 ぬるま湯に浸った様な気持ち良さとむずむずとしたくすぐったさに咲織は首を反らして頭上の自分の足を見た。

「ダメ、ダメです。 ご主人様。 そんなものを舐められては。 汚いです。」
 三宅が自分の足を舐めていると知って、慌てて叫んでいた。 
「しょっぱくて、なかなかいいビールの摘まみになるぞ。 それにおまえが俺の足を汚いと思えないように、俺にもおまえの足は汚いと思えない。 それに何より躯は手も足も俺の物だったな?」
「はい。」
「なら、俺が舐めようが鞭打とうが、切り落とそうが、どうしようとおまえに抗議する権利はない。 おまえに許されたことは痛みや感悩を感じる事だけだ。 何度言ったら判るんだ? それに、今はメス犬になり切っている筈だが。」
「あぁぁぁ。」
 人語を話してしまった罰を怖れての嘆息ではなかった。 三宅が自分の足を汚いととは思えないと言ってくれた事への表現しようのない歓びが漏れたと言ってよかった。 

「キュゥゥゥゥン。」
 三宅は咲織が今しがた玄関でした様に、口に含んだ咲織の足指を吸い、指の股に舌を差し入れて、擦る様に舐め上げた。 咲織は堪らず子犬になり切って鳴き声を上げた。 

『あぁ、ご主人様が私の足を。 その大切な大切なお口で。 いけないです。 ダメです。 でもでも、嬉しい。 嬉し過ぎます。 あぁ、感じてしまう。 こんなに足を舐められるだけで、躯が蕩けてしまうなんて。』

 まるで三宅が舐めているのが足指ではなく、秘芽ほどに感悩の波が立つ。 咲織の下腹が切なげにくねる。

「ワァン。」
 甘い時を破って、突然襲った鋭い痛みに咲織の躯が跳ねた。 

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☆ その2268=怖い。

 初めての痛みだった。 房鞭のような重い衝撃は無かった。 赤々と焼けた鉄棒でも押し当てられた様な痛みだった。 その最初の鋭い痛みがゆっくりと引いていくまで、咲織は躯の何処が痛みを発したのかさえ分からなかった。 
 じわりと痛みが薄らいでいくのを待つ咲織の華奢な躯が和机の上で一層小さくなる。 その様子を三宅は何処か恍惚の表情で眺めていた。
  
「痛かったか。」
 優しい声だった。
「ワン。」
 咲織は放って置かれた子犬がご主人様を見つけた時の甘えた声を出していた。

「何処をどう打たれたか分かったか。」
 三宅の言葉に咲織は首を反らせて頭上に掲げられた自分の足を不思議そうに見た。 そして、今三宅が得意げに見せている鉛筆程の細さの丸い竹の棒で足裏を打たれたのだとようやく知った。   
「ウゥゥン。」
 人語を使ってよいものか、どうか分からず咲織は躯を揺さぶった。

「ふふ、すっかり犬になったな。 可愛いぞ。」
「クゥゥゥン。」
 今痛みを与えられたばかりだと言うのに、三宅に頬を撫でられると咲織の胸は嬉しさと愛おしさにいっぱいになってしまう。 肉の奥できゅんと子宮が鳴いた。

「鞭の威力は見た目の恐ろしさとは反比例だ。 こんな細い竹の棒がおどろおどろしい革帯をいっぱい付けた房鞭よりも遥かに効く。 これで尻を打てば弱くても一発で蚯蚓腫れが走り、ちょっと手首を捻れば切れるだろう。 だが、おまえみたいに角質が全くない赤ん坊の様な足でも足は足だな、さすがに赤く線が入っただけだ。 これで、性奴隷の分際で、メス犬のくせに生意気にも人様の真似をして二足歩行をしようとしたら痛みで倒れ込むほど足裏を打ってやろうと言う訳だ。 一体何発打てば、おまえのこの可愛い足が血まみれなるかな。 それまでおまえの苦悶する姿をたっぷりと楽しめそうだ。」
 三宅は今自分が打った咲織の足をぺろりと舌先で舐め、美味そうにビールを煽った。

「おまえも俺が与える痛みを楽しむんだぞ。 逝きたければ逝ってもいい。 幾らでも啼け。 痛みに、マゾの悦びに。」 

『はい、ご主人様に打って頂けるだから、痛くても辛くても、嬉しいです。 それで、咲織がのたうつ様を楽しんでくださるなら、咲織は幾らでも痛みを味わいます。 でも、でも、怖い。』

「ワンッ。」
 咲織は哭いた。

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☆ その2269=敏感過ぎる器官。

 三宅は口移しにビールを咲織に飲ませた。 咲織は咽ながらも、まるで甘露を与えられたようにごくりと喉を波打たせる。 アルコールのせいではなく、感悩に躯が火照るのを感じた。

「ワゥゥゥン。」
 咲織は三宅に向って細い首を伸ばした。 紅い唇がもっととねだる。
「うぐぅ。」
 三宅の口に唇を塞がれた咲織の躯を熱い痛みが襲った。 三宅は咲織の上に覆い被さり、小さな頭を片手で抱きながら、もう片手で咲織の足裏を竹鞭で強かに打っていた。 

「うぅぅん。 クゥン。 キュゥゥゥ。」
 咲織の唇を離し、三宅は悪戯な笑いを浮かべた。 一つ、二つ、三つと咲織の足裏に竹鞭を当て続ける。 俎板の上の鯉さながらに、和机の上で咲織は極限まで二つに折った躯をぴくぴくと跳ねさせる。 紅い唇は濡れて光り、三宅に何かを訴える様に啼き続ける。

「大分朱くなって来た。 だが、血が流れるまでには遠そうだ。 楽しめるな。 お互いに。」
 三宅の眼は何時に無く慾望にぎらついていた。
「キュゥゥゥン。 クゥ、クゥ、キュワン。」
 三宅は今しがた咲織の足裏を高く鳴るシンバルの様に叩いていた竹鞭の先で足首から脹脛、そして一層白い裏腿へとからかうように撫でていく。 柔肌は痛みの予感にびりびりと反応し、躯の奥は感悩の火に婬靡な油を注いで燃え上がらせる。

 和机の上の咲織の華奢な躯がきゅきゅと擽ったそうに、婬靡な炎に炙られた肉を小さく踊らせる。 その反応の良さに三宅は眼を細めた。

「クゥゥン。 あふ、あふ、フギュン。」
 三宅の操作する竹鞭は咲織の尻たぼの丸さを愛でると、秘唇の合わせ目をなぞった。 ふわりと合わせられた左右の秘唇を竹鞭の先が優しく、そして我が物顔に押し開く。 丸く形作られた竹鞭の先が秘唇に隠れた秘芽を捉えた。 つんつんと羽根の柔らかさで突かれる。 咲織の脚を開いて背に回された細い腕に力が籠る。 無理やり折ったしなやかな躯がぎゅっと耐えていた。

「ふふん。 かなり敏感になったようだな。 これだと痛みを感じるか。」
「キュゥゥゥゥン。」
 三宅は竹鞭の先端で咲織の秘芽をぐっと押した。 途端に咲織の二つに折られた躯が四つに折れるかと曲がる。  
「そうか、本当に処女以上に感じるようだな。 敏感過ぎてちょっと刺激が強いと痛みに感じてしまう。 楽しみだ。 どれ、おまえの新しいクリットはどんな顔をしてる?」
 三宅は両手の指で咲織の秘唇をぱっくりと開かせた。

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☆ その2270=舐めて欲しいです。

「ほぉ。 綺麗に剥けているな。 遣り込んだ娼婦みたいだ。 クリットが剥け剥けで素顔を晒している。 透明なピンクのグミみたいだ。 食べ物と間違えそうだぞ。 いや、間違ていいのか。 食べられたいんだものな。」
 三宅は咲織の突き出した格好の股間に覆い被さる様に、秘部を覗き込んだ。

「ひゃぁん。」
 咲織はメス犬であるのも忘れて、恥ずかしさに身を捩る。 まるで三宅の視線が形を持ち、敏感な秘芽を撫でてでもいる様に、びくんびくんと感じてしまう。 秘芽の周りの粘膜でできた桃色の花びらが触れられたそうにそよぐ。
「色素沈着が全くないな。 だから、一層婬らで、誘っているようだ。 本当にいやらしいお満子をしてる。 まだ開いていない入口からジュクジュクとお汁が溢れているぞ。 飲んで欲しいか。」
 三宅は咲織の顔をまじまじと見下ろした。 細い顎を頬ごと掴まれ、咲織は顔を逸らせない。 紅い唇が何かを訴える様に戦慄く。

『ワンと、ワンと言えって、私の躯が求めてる。 恥ずかしい。 そんな事自分の口から求められない。 今、ご主人様の唇に触れられたら。 その瞬間に上り詰めてしまいそう。 その後はどうなるか、分からない。 怖い。 怖いです。 ご主人様。 この躯が怖いです。 あぁ、言えない。 私からは絶対に。』

 分かって欲しいと三宅を見上げる咲織の大きな瞳が濡れた。

「俺に舐められるのは嫌か。 これで叩かれたいんだな。」
 三宅の言葉に咲織は必死で首を左右に振る。
「これも嫌か。 じゃあ、どうされたいんだ?」
 三宅が眼を尖らせる。 それだけで、咲織の胸は鞭で打たれたよりも痛んだ。

「あぅぅぅんんん。」
 胸から溢れる想いを吹き溢すように咲織は鳴いた。 その様子に三宅の相好が崩れる。
「ワァァァァン。」
 三宅の指が秘唇を開き、花びらに舞ってたっぷりと蜜を纏うと、その蜜をつんとしこった秘芽に塗り込める様に捏ね回し始めた。 ぬめぬめと感悩の波がそこから咲織の中に流れ込んだ。

「キュゥゥゥゥン、クン、クン、クワァン。」
 ゆっくりとそして羽根の様に軽かった三宅のタッチが徐々に早くそして量感を増していく。 同時に幼女の様に小さいとは言えしこった秘芽にピアスの珠が左右からめり込む様に刺激してくる。 暴れ出しそうな躯を咲織は押さえ付ける様に両の腕に力を込める。 逃げ場を自ら閉ざした咲織の肉の中で、感悩の嵐が吹き荒れた。

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☆ その2271=注ぎ込む官能。

「あっ。ダメっ。」
 三宅が自分の股間に顔を埋めようとしているのを見て、感悩の嵐の中で微かに残っていた咲織の理性が叫んでいた。

「メス犬の分際で、人語を口にしたな。 それも奴麗にとって絶対的な禁句である否定の言葉を。 覚えておきなさい。 後でたっぷりの罰をやろう。」
 口では冷たく言いながら、三宅は唇の端に優しい線を浮かべ、そのまま咲織の股間に顔を埋めていった。
「あぁぁ。」
 咲織の唇から零れた掠れた啼き声は、罰を憂う胸の痛みだったか、秘芽を三宅に舐められる予感の震えだったのか分からなかった。

「あぅんんん。」
 次の瞬間、咲織の下腹が三宅の高い鼻を感じた。 それだけで、咲織の全ての感覚は罰の怖ろしさもメス犬であることも全てを忘れて婬らな刺激に向かった。

「きゅぅぅぅ。 あっ、あっ、あぅぅぅん。」
 三宅の熱い吐息が花びらを濡らす。 じわんと感悩がそこから波紋の様に広がっていく。 自らの躯を自ら達磨縛りにしている細い腕が戦慄く。 三宅の舌が花びらを下から上へと舐め上げる。 強烈な感じたことも無いような口づけの刺激に肉が一瞬で酔った。 

「うわぁん。 あうん。 はぁいぃん。 あぁぁぁっ。」
 三宅の舌が開きかけた粘膜の花鞘を押し開く。 咲織の花鞘は三宅の尖らせた舌を歓びと共に迎え入れ、そして強い力で押し包む。 その動きの度に咲織の中を感悩の嵐が通っていく。 細いそして強い稲妻を発しながら。

 咲織の躯は怯えていた。 もし、ずきずきと血が通うだけで感じる秘芽を舐められたらと、婬靡な予感に怯えて、達磨転がしになった躯が一層きゅっと丸まろうとする。 

「うわぁぁぁぁぁぁん。 はひゃぁぁぁぁぁぁん。 いっ、いっ、いっ。 はぁぁぁんんん。」
 三宅の唇が秘芽を啄んだ。 柔らかで暖かな唇に包まれ、咲織の秘芽がどきゅんどきゅんと鼓動する。 鼓動の度に左右からピアスの珠が絞り込んでくる。 どくどくと感悩の血が全身を揺さぶる。 鞭打たれた足裏のずきずきとする痛みが感悩に共鳴し、一つになって咲織の中に注ぎ込んでくる。 

「あぁぁぁぁん。 だめぇぇぇぇぇ。 だめ、だめ、だめぇぇぇ。」
 三宅の唇が秘芽を啜った。 咲織の躯がバラバラになると怯える。 その怖さに咲織は叫んだ。 叫びながら、怯えながら、咲織の躯はその先の刺激を望んで身悶える。

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☆ その2272=啼くしかない。

『駄目、駄目です、ご主人様。 そ、それ以上、舐めないでください。 感じて貰うのは奴麗の務めなのに。 恥ずかしい。 全てを見られてる。 全てに触れられて。 何も、何も秘密がないんですね。 あ、駄目。 本当に、耐えられない。 どうしたの? こんなに、柔らかなご主人様の唇と舌で、軽く、軽く触れられていると判るのに。 びりびりと躯の中を電気が走る。 痛いほど。 苦しい。 苦しいです。 ご主人様。 逝きたい。 あぁ、ご主人様の腕の中で溶けていきたい。 あっ、駄目、また、電気が走る。』

「あぁぁ。 いっ、いっ、痛いっ。 あぁ、駄目です。 あぁぁぁぁ。」
 咲織の頭上で足指が反り返る。 ガラス細工の足首が罅割れそうにひくつく。 ワンピースの下で胸の蕾がしこっていた。 胸球が揺れる度に絹の滑らかな織目にさえざらざらと砥石で擦られる様に感じてしまう。 

 三宅の口がじゅるっと音を立てて咲織の婬蜜を啜る秘猥な音を立てた。 その音に咲織の心は羞恥にのたうち、躯は一層燃え上がる。

 小さくも透き通る程充満した秘芽を三宅の舌が愛撫し、転がし、吸い上げる。 びりびりと電気が咲織の肉を焦がして走る。 快感と言うより、苦悶に近かった。 そのくせ、その苦悶が続く事を、もっと強くなる事を躯が望む。 

 すぐそこに見える果てを求めて、咲織の肉は焦れる。 辛い程、胸が痛む程に。 三宅を求めて惑う自分の腕を押し留め様と咲織は指を絡めた。 極端に躯を折って、今にもはち切れそうに光る尻たぼがぴくつく。

「ピシッ。」
 三宅は咲織の花びらを啜りながら、上目遣いに標的を見据えた。 片手で咲織の尻の丸さを確かめながら、竹鞭を手首だけで咲織の足裏に当てた。
「あひゃぁん。」
 咲織は啼く。 足裏を焼く痛みがしなやかな脚を痺らせて、躯を貫く。 痛みを飲み込み、躯を圧する感悩の嵐が一層咲織の中で吹き荒れた。 小さな足は耐えて握り締められ、紅い爪先が血の涙を流しているかに見えた。

「ピシッ、ピシッ、ピン、ピン、ビチッ。」
 今や三宅は体を起していた。 逃げ惑い、痛みに跳ねる咲織の足を下からがっしりと掴み、苦し気にのたうつ足裏を三宅は冷静に打ち据えていく。 角質の全くない柔らかに桜色した咲織の足裏に血を流した様な紅い筋が一本、また一本と刻まれていく。  
「あぁぁぁん。 あぁぁぁぁん。 あひぃん。」
 啼くしかなかった。 痛いのか、熱いのか、感じるのか、苦しいのか、辛いのか、何も判らなかった。 ただ、ただ、咲織は啼くしかなかった。

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☆ その2273=痛みは雪の様に。

「気持ち良さだそうだな。」
 三宅の冷静な声が咲織に刺さる。 咲織は実際に矢に射られた様に躯を固くした。
「あぁぁっ。」
 『違います』と言いたかったが言葉にならなかった。 メス犬のくせに言わなくて良かったとほっとした。

「痛みはもうおまえの恋人だな。」
「クゥゥゥゥン。」
 メス犬は哀し気に無く。 焼ける痛みが静かに癒えていく。 躯は却って燃え盛る。 秘部を三宅に突き出して、真っ二つに折り続ける躯の軋みも忘れて、燃え盛る婬慾に柔肌は桃色に光を放つ。 

「感じろ。 もっと、啼け。」
 三宅はビールを呷り、煙草に火を付ける。 火先から視線を咲織の足に移した眼が光った。
 リズミカルに咲織の足裏に竹鞭を振るった。 スネアドラムを叩く高く乾いた音が刻まれる。
「キュゥン、クゥゥ、クゥゥゥン。」
 鞭音の合間を縫って咲織の啼き声が哀切に響く。 その声に三宅の表情が明らかに昂っていく。 ビールの酔いもあるのか、何時に無く眼の下を赫く光らせ、更に竹鞭を振るった。 

『痛い、痛い、痛いです、ご主人様。 あぁ、なのに、なのに、気が遠くなっていく。 まるで、長く長く愛撫されているみたいに。 秘唇が疼いています。 ううん、感じてる。 ご主人様の熱を、肌を、形を。 あぁ、痛い、痛い。 辛いです。 もう、切れそう。 瞳の前が薄れていく。 変です、ご主人様。 痛いのに、辛いのに、感じていく。 感じている。』

 打たれる度に、紅い筋が足裏に刻まれる度に、窮屈に二つに折った咲織の躯が許される限りにのたうち回る。 花が咲き誇るワンピースから伸びやかに飛び出した柔肌は汗を纏い、ぬめぬめと婬美に輝いた。 婬薫が煙草の薫りよりも強く部屋を満たしていた。 

 三宅は上着を脱ぎ捨て、ネクタイを外した。 一服深々と煙草を胸に入れる。 溜息の様に紫煙を吐き出した。 

「啼け、啼け。 悶えろ。 躯中で。」
 三宅は手首をしならせた。 細い竹鞭がひゅぅと鋭く空気を裂いた。 その勢いそのままに咲織の足裏の薄い皮膚を切る。 桃色も濃く血の充満したその足裏を蚯蚓腫れが紅く区切った。

 くっきりとした土踏まずも、丸い踵も、食べ物の様な小さな足指も何処もかも蚯蚓腫れがのたうっていた。 微かに残った桃色の肌も次の瞬間には蚯蚓腫れに犯された。 痛みは消える事無く、雪の様に積み重なっていく。 積み重なりながら、傷ついた肌は更に敏感になり、更に痛みを発した。 

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☆ その2274=打ち寄せられる躯。

「あぁぁん。 あんっ。 痛っ。 わぁぁんん。 あひぃぃん。」
 咲織は啼き続けた。 自ら無惨にも真っ二つに折った華奢な躯をひく付かせ、躯全体で啼いた。 啼きながら、痛みに耐えながら、心は不思議に透明になっていく。 思考も、悩みも、思いも、煩悩も、全て痛みに押し流されて。 

 足裏を竹鞭が打つ。 その瞬間に真っ赤に焼けた火箸を当てられた様な焼け付く痛みの波が躯の隅々にまで一気に打ち寄せる。 痛みの波がゆっくりと引いていく。 その引き潮に乗って咲織の奥底で燃え続ける感悩の疼きが躯に満ちる。

 それがマゾの愉悦なのだと思い至るには、感覚の波が大き過ぎた。 咲織は痛みの寄せ波に、感悩の引き潮に打ち寄せられる砂粒の一つになっていた。 

「美味い。」
 三宅は時折竹鞭を振るう手を止めた。 咲織の真っ赤に焼けた足裏をぺろりと舐め、ビールを呷る。 しばし和机の上の咲織が作りだした婬美な絶景に眼を細めて、紫煙を燻らす。

「汗をかいてるな。 冬と言うのに。 そんなに鞭が好きか。 その婬らな汗はどんな味だ。」
 三宅は無造作に咲織のワンピースの背中のフックを外した。 ついでジッパーを少しだけ下ろすと、ぐいと前襟を引き下げた。 上を向いても丸々とした量感を失わない若く張り詰めた胸球がまろび出る。

「あぅん。」
 咲織が甘い啼き声を漏らす。 じっとりと濡れた瞳を三宅に向けた。
「うん。 いいビールの魚だ。」
 桜の上に乳を垂らした様な柔肌を舐め回す。 咲織の顔が悲痛なものから柔らかな女の貌に変わる。 三宅は胸球の頂きで桜色を集めた様な小さな蕾を口に含んだ。 舌で転がし、そして、音を立てて啜った。

「あぁぁぁん。」
 咲織の躯が電撃を受けた様に跳ねた。 張り詰めた裏腿に筋が走る。 
「ふふっ。 美味しいぞ。 ご褒美だ。」
 三宅はまた竹鞭を咲織の足裏に叩き付けた。 ついに、足裏中を覆った蚯蚓腫れから紅い血の珠が幾つも噴き出した。 

「あぁぁぁぁぁっ。」
 咲織はひと際高く啼く。 躯の隅々まで焼けていく様だった。 華奢な躯を丸め、痛みが引くのをじっと待つ。 その引き切らぬ間にまた竹鞭が振るわれる。 
「びゃぁぁぁぁぁぁっ。」
 紅いぽってりとした唇が哭いた後もわなないていた。

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☆ その2275=ひな鳥の瞳。

「無惨だな。 まるで岩だらけの山道を何キロも裸足で歩いたみたいだ。 可哀想に。」
 三宅は咲織の足裏をじっと見つめると、一面を覆う紅い血を舐めた。 舐めた後から後から無数に走る蚯蚓腫れから血が滲み出てくる。 三宅は眼尻をきっと決して、遠くを眺めた。

「ひっ、ひっ、ひっくっ、ひっく。」
 足裏を打たれることが無くなった後も、咲織は胸を激しく上下させては啼き上げ、瘧を振る様に躯を幾度もぶるんと揺らし続けた。      

「あぁぁぁ。」
 まるで気付け薬だと言う様に三宅に唇を吸われ、咲織は生まれて初めて親を見た雛鳥の円らな瞳で三宅をじっと見つめた。 
「逝ったか?」
 三宅の言葉に咲織は不思議そうな貌を見せた。 

「人の言葉を使わせてやる。 逝ったか?」
「分かりません。 辛かったです。 辛くて、苦しくて、生きてるかどうかも分かりませんでした。」
 
「分からないなら教えてやろう。 おまえは逝ったんだ。 竹鞭で足裏が血だらけになるまで打たれ続けて、逝き続けたんだ。」
「ひいっ。」
 三宅の指が無造作に咲織の秘唇をなぞった。 強く擦られた訳でもないのに、咲織の躯を鋭い稲妻が走る。 咲織は躯を固くした。 

「見ろ。 おまえのお満子は今も濡れ濡れだ。 このべっとりとした婬蜜は男を迎える時の潤滑剤じゃない。 逝った証拠だ。」
 三宅はたっぷりと咲織の婬蜜を掬い取った指を咲織の口の中に押し込んだ。 婬靡そのものの甘くそして発酵した薫りが咲織の鼻腔を包む。 咲織は恥ずかしげに身を捩るしかなかった。
  
『本当に逝ったの?私は。 鞭で足裏を血塗れになるまで打たれて。 痛みの中で、苦しみの中で逝ったの? あぁ、本当なんですね。 私は本物のマゾ。 マゾ奴隷。 ご主人様に弄ばれて歓ぶ肉奴隷。 あぁ、ご主人様、捨てないでください。』

「本当に凄いマゾだ。 だが、安心しろ。 まだ片足を血まみれにしただけだ。 言ってみればオードブルが終わったに過ぎない。 もっともっと責めてやるからな。」
 三宅の放った残酷な筈の宣言が、今の咲織には何故か嬉しかった。 自らの脚を自ら達磨縛りに割り拡げている咲織の腕を三宅が解いた。 途端、咲織の中で何かが弾けた。 咲織は無我夢中で三宅にしがみついていた。

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☆ その2276=奴麗の全て。

「あぁ、ご主人様。 好きです、好きです。 大好きです。」
 酒の肴さながらに乗せられていた和机から転げ落ちる様に三宅にその躯を預けながら、咲織は胸に詰まった想いを解き放った。

 長い間、二つに折っていた躯が軋んだ。 脚の付け根が捥げる様な痛みを発していた。 腕も、腰もずきずきと痛んだ。 竹鞭で打たれた足は火で炙られ続けた様に熱を持っていた。 

 が、今の咲織はその痛みにも苦しみにも気づかなかった。 ただ、瞳の前の三宅が全てだった。

「好きです。 好きです。 好きなんです。 離さないでください。 捨てないでください。 ずっと、ずっと。」
 咲織は叫ぶように言いながら、三宅にむしゃぶりつく。 三宅はそんな咲織をがっしりと胸に抱いた。

「あぁん。 あぁぁん。 あぁぁぁぁっ。」
 三宅に抱かれて安心したのか、躯中の痛みに咲織は気づいた。 その痛みをぶつける様に三宅のシャツを濡らして、咲織は泣いた。 三宅の膝の上に乗ってしまう小柄な躯を震わせ、全身でしゃくりあげる。

「まるで駄々っ子だな。」
 三宅が咲織の頭を抱いて、ぐいと自分に向かせた。 咲織の瞳の中で三宅の顔が滲む。 紅く形の好い唇の端がわなわなと歪む。 親と逸れていた幼子の様に端正な顔が愛らしく崩れた。
「ワン。 ワン。 ワァァァァァァァァン。」
 犬になりたかった。 咲織は飼い犬になって啼き上げた。 

「そうか、そうか。 可愛いメス犬だ。 足を打たれて痛かったか。 そして、感じてしまったか。」
 三宅は子犬をあやす様に咲織の頭を撫でる。 咲織の喉がひっくひっくと鎮まっていく。
「ワン。ワン。」
 涙に濡れた顔が幸せを湛えて微笑む。

「まだ、足りないんだろう。」
「ワンワン。」
 三宅を見上げる咲織の大きな瞳が輝く。
「よし、おまえが幾ら欲しがっても、もう躯が耐えられなくなるまで責めてやる。 優しいご主人様だな。」
 立ち上がった三宅の後を咲織は忠犬よろしく四つん這いで追い掛けた。

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☆ その2277=耐える歓び。

『不思議。 嬉しいんです。 ご主人様に責めてやると言われると。 今しがたも足裏を打たれ続けて、どんなにか辛かったと言うのに。 でも、縛られてもいなかったのに、逃げなかった。 逃げずにご主人様に打たれ続けられた。 ご主人様がご自分からお止めになるまで。 どうして? 躯に何か喜びが満ちてくる。 達成感の様な、何処か誇らしくもある気持ちが。 あぁ、また責められる。 きっと、きっと、今までより辛い責め。 きっと泣き出す様な責め。 怖い。 なのに、嬉しい。 ご主人様が構ってくださることが。 ご主人様にご満足頂けるまで、きっと、きっと耐えて、耐えてお見せしたい。』

 咲織は胸を膨らませた。 三宅の足に凄り付こうとするように咲織は四つん這いの脚を伸ばし、尻を高く持ち上げた。 

「キャン。」
 咲織は後脚を爪先立ちにした。 途端に鞭打たれ続けた左足が悲鳴を上げた。 床に付いた指腹だけでなく、爪先立ちで伸び上がった土踏まずをナイフに刺される痛みが襲っていた。 

「とても足だけで大地を踏みしめ、二本足で立つと言う人間らしい姿にはなれないだろ。」
 三宅は足を止めた。
「ワン。」
 倒れそうになるのを必死で堪え、掌と膝を付いた四つん這いの姿勢から咲織は三宅を見上げた。 その瞳には不思議と歓びの色が溢れ、恨みの影は無かった。

「犬だな。 メス犬だ。 可愛いメス犬だ。」
 三宅は腰を屈めて咲織の頭をぐりぐりと撫でると、また進み始めた。 咲織は痛んだ足裏を上に向けて引き摺りながら付いていく。 

『まさか、歩いているだけで、犬の様に四つん這いで歩いているだけで、感じてしまう。 思ったより、遥かに敏感に。 膝を進める度に、秘芽をピアスが擦り上げて。 こんなにも私は敏感に。 あぁ、欲しい、欲しいです。 ご主人様が。 抱かれたい。』
 
 不思議と涙が溢れた。 その意味も分からず咲織は長い廊下を進んだ。 三宅はバスルームの中を抜け、調教部屋に入っていった。  

『ご主人様が私のために作られた調教部屋。 なんだか、懐かしく、そして怖い。 全てを見られてしまう鏡の床。 銀色の冷たい柱。 重い鎖。 怖いです。 怖いです。 ご主人様。』

 咲織は怯えた犬さながらに華奢な躯をきゅっと窄めた。 丸い尻を後ろに突出し、ぴんと伸ばした細い腕をわななかせる。 既に部屋の中央にそそり立つ四本のステンレスの円柱の前で、三宅は腰を落とし、おいでおいでと手招きをしていた。

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☆ その2278=触れられたい。

「よしよし。 いい子だ。」
 しゃがみ込んだ三宅の膝の間に咲織は愛犬よろしく頭を潜り込ませた。 三宅はその首っ玉を片腕に抱え、咲織の巻き毛をくしゃくしゃと掻き回した。
「ワンワン。」
 歓び回る子犬の様に咲織は甘え、躯を揺さぶる。 触れて貰えないたわわな胸が華やかなワンピースの下で弾んだ。

「ふふふ。 欲しいのか。」
 三宅のシャツに鼻を擦り付ける様に咲織は顔をぐいぐいと三宅に押し付けた。 押し付ける程に三宅の薫りが濃くなる。 咲織はメス犬になり切って、三宅の薫りで鼻腔を満たした。
「ワンワンワン。」
 アーモンドの瞳が鈴になった。 咲織は瞳だけで三宅を見上げる。 その間も顔を三宅の腹に押し付け続けた。

「仕方のない、エロメス犬だ。 そんなに欲しければ食べさせてやる。 上を向いて、寝転がりなさい。」
 三宅は咲織の小さな肩を掴んで、ぐるんとひっくり返した。 

「じっとしていろ。」
 三宅は責め具の詰まったワゴンを引き寄せ、引き出しの一つから革枷を取り出した。 何時も着けられている咲織のために誂えられた足枷より一回り幅広の革枷だった。 されるがままになっている咲織の足首にその革枷を巻き付け、ぐいと絞って外側に付いたベルトを締めた。
「本当に細いな。 この革枷は足枷じゃなくて、手枷なんだぞ。 それでも、留め具の一番細い処で留めないといけないとは。 既製品ではおまえの腕に合う革枷はたぶんないな。 足首が折れても恨むなよ。」
 三宅は咲織の両の足首に締めた革枷の金具に人の背丈より離れた二本のステンレスの円柱からそれぞれ垂れ下がる鎖の端を繋いだ。

「あぁぁっ。」
 モーターが力強い音を立て、咲織の両足首から伸びた鎖がぴんと伸び切る。 ぐいぐい強い力で咲織の躯はステンレスの柱に引きずられていった。 

 踵が床を離れる。 咲織は思わず床を掴もうとしていた。 虚しくつるつると床を滑る咲織の掌を嘲笑い、腰ごと持っていかれる。 本能的な怯えに美貌が固まった。

「今、楽にしてやる。」
 三宅がモーターを止めた時には、咲織のすらりと伸びた脚は大きく天に向って引き裂かれ、小さな肩と頭だけが床に付いているだけだった。 それでも、細い腕は三宅を求めて宙を彷徨っていた。

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☆ もっと踏んでください。

☆ いつも読みにお越し頂きありがとうございます。
今日は臨時の休日出勤のため、お休みをいただきます。 また明日から鋭意連載いたします。 
徐々にメス犬になっていく、咲織。 
どうか、明日も読みに来てくださいます様に。 
 

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☆ その2279=踏まれて歓ぶ女。

 三宅は部屋の隅から鞍馬型の責め台を咲織の前に運んできた。 台形に組まれたステンレスの支柱の上に一抱え程の円筒形のクッションが載っている。 咲織はこれに括りつけられ前後を侵された時の止め処ない痴態を思い出し、顔を手で覆った。 羞恥だけでなく、底知れない怖さが込み上げて、躯が震えを覚えた。 叫びたい、甘えたいと言う思いが胸に渦巻くばかりで、言葉にはならず、ただ紅い唇が三宅に向って物欲しげに動くばかりだった。

「そんなに欲しがらなくても、すぐに食べさせてやる。」
 三宅は責め台を動かしながら、咲織の顔を素足で踏み付けた。 つんとした鼻が潰れる程に加減の無い踏み方だった。 三宅の足裏の下でくぐもった喘ぎが漏れる。

『あぁ、ご主人様。 く、苦しいです。 あぁ、躯が熱い。 欲しいです。 ご主人様。』

 息苦しさの中でじんわりと咲織の躯は濡れていく。 咲織は自分の美貌を平然と踏み付ける足裏に舌先で触れた。 ざらっとした感触の中の暖かさに胸を濡らす。 

「嬉しそうだな。」
「んぐぅ。」
 詰まった声を出しながら、返事の代わりにすっと浮かしてくれた三宅の足裏に舌を押し付け、ぺろぺろと舐めた。

「その綺麗な顔を踏まれて、嬉しいのか。 大抵エムだと自分で言う様な女でも、一番大事な顔を踏みつけられたら、マジギレするものだ。 それを歓ぶとは。 おまえは本当にマゾだな。 弩マゾだ。 されとも、その可愛い顔の価値を知らないのか。」
 三宅に言われても、咲織は三宅の足裏を舐め続けていた。 小さな掌で三宅の足を押し包み、ぺろぺろと舐めていく。 時折、擽ったそうに三宅の足首がひくつくのを掌に感じると、咲織の胸は高鳴った。

「いいんだぞ。 俺が聞いた時は、人語を話しても。 どうなんだ。 その顔を踏まれて腹が立たないのか。」
「嬉しいです。 不思議に安らぐんです。 もっと、踏んで貰いたいと思ってしまいます。 変態ですか。」
 咲織は頬を踏んでくださいとばかりに、顔を横向けた。 三宅がすかさず差し出された咲織の横顔を踏む。 幼さの残る優しい頬の曲線が潰れる。 咲織は嬉しそうに瞳を閉じた。 掌が意思を伝える様に三宅の足を愛おしく撫でさする。

「ふんっ。 メス犬。 もう離せ。 おまえの大好きな責め苦を与えてやる。」
 三宅は咲織を抱え上げ、責め台の上にその背を乗せた。 もの問いた気な顔を見せる咲織に声も掛けず、三宅はクッションから伸びた革帯で咲織の腰をかっちりと固定した。 

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☆ その2280=口いっぱいに。

 三宅は咲織を上向きに固定した責め台をぐいと二本のステンレス柱の向こうへ押し出した。 両脚を引き裂く鎖に引っ張られ、ワンピースの裾から覗く咲織の双臀が浮き上がる。 咲織の華奢な躯は責め台に括り付けられた腰を支点にして、強くくの字に折り曲げられた。 

「これで、おまえが好きなだけしゃぶれるだろう。」
 三宅は身に着けていたものを脱いで、咲織の前に立った。 咲織は責め台からはみ出した首を精一杯に反らして、歓びに輝かせた瞳で三宅を仰ぎ見る。 唯一自由を与えられたしなやかな腕が三宅の腰へと伸びた。 三宅に触れようと細い指が宙を舞う。

「そして、俺も好きなだけおまえを責められる。」
 三宅は咲織の顔に向かってぐいと一歩踏み出した。 咲織の腕は三宅の腰を捉えて自分の方へ導き、紅い唇は三宅の既に大きくなった物を迎え入れようと開く。

「そんなに欲しかったか。」
「ワン。」
 三宅を見上げる咲織の瞳が濡れる。 咲織は唇に三宅の物を捉えると、集中しようとする様にその長い睫毛を伏せた。 

『熱い。 ご主人様の物が熱い。 唇が火傷しそうです。 こうするのがお好きですよね。 どうか、咲織の口を楽しんでください。』

 ぽっかりと紅い唇を開いて咲織は三宅の肉傘を含んだ。 頬に力を入れ、唇を窄めて三宅の肉傘の根本に密着させる。 不自由ながらも、咲織は顔を左右に振って唇で扱き上げ始めた。
同時に舌の先で口の中の三宅の肉傘の一番弱い裏筋を刺激するのを忘れなかった。

『大きくなって。 私の口の中でご主人様が大きくなって。 嬉しい。 感じてくださっているのですか。 もっと、もっと感じて。 あぁ、咲織の躯に悦びが注がれていく。 あぁ、熱い。 大きい。 息が出来ない程。 嬉しい。』

 三宅に奉仕する咲織の躯が火照り始める。 大きく開いたワンピースの胸元の柔らかな肌が桜色に上気して、一層艶めき始めた。 自分を見下ろす三宅の眼に曝したすらりとそして肉の充満した裏腿もしっとりと朱を載せていた。

「楽しいか。 もっと、楽しめ。 おまえの大好きな口の奉仕を止めるなよ。 何があっても、俺がもういいと言うまでは。 いいな。」
 三宅の言葉に咲織は長い睫毛だけで頷いた。 三宅を含んだ口の動きに一層熱を込める。 

 三宅は満足そうに唇を綻ばすと、引き寄せたワゴンから赤い和蝋燭を取り出した。

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☆ その2281=淫靡な雫。

「ううっ。 うぅん。」
 三宅の持った和蝋燭が大きな炎を上げた。  三宅は咲織にたっぷりと立ち上る和蝋燭の炎を咲織に見せた後、ゆっくりと肩口へと移動させていった。 そこにはステンレスの柱から伸びた鎖で吊られた咲織の足が怯えていた。 三宅はその炎で直に焼くかと思える程、咲織の柔らかでひ弱な足裏に蝋燭の火口を近づけていく。 三宅を含んだまま、咲織の美貌が引き攣る。

「う゛ぐぅぅぅ。 が、ぎごぉぉぉ。」
 和蝋燭の火口から生み出されたばかりの透明な赤い雫が、まだ痛めつけられていない咲織の右足にぽたぽたと落ちていく。 その小さな足は三宅の眼の前で痛みに握り締められ、そしてのたうつ。 すらりと伸びた細い脚が苦しげに鎖を鳴らす。 

「あ゛がぁぁぁ。 う゛ごがぁ。」
 三宅を含んだ咲織の優美な頬が歪んだ。 極限まで反らせたか細い喉が忙しなく上下する。
三宅の腰を掴んだ小さな細い指が、ぶるぶると震える。 咲織の指が自分の肉に喰い込む痛みに三宅は昂った。 その痛みは被虐の奴麗が今味わっている苦しみをまじまじと伝えるものだった。 三宅は咲織の口で直接的に愉悦を貪り、眼で咲織の苦悶を楽しみ、喰い込む指から被虐に耐える咲織の愛を味わっていた。 

 三宅の物は咲織の口の中ではち切れそうに怒張し、どくどくと力強く脈打った。 咲織は足裏の熱さも忘れた様に三宅の肉傘に舌を絡める。 ソフトクリームを味わう様に舌全面を押し付け、舐め回した。 じゅるじゅると婬靡な音が滴る。 

「ぐあぁぁぁぁ。 ぎゅああああ。」
 三宅は和蝋燭の炎で嬲る様に咲織の足裏に直接蝋燭の火口を付けて転がした。 蝋燭が桃色の肌の上を舐めるに従って、紅い蝋がその肌を隠していく。 咲織の足は一つの命ある生き物の様にのたうつ、くねる。 折り曲げられた指先で紅い爪が啼いていた。

「尻より遥かに辛いだろう。 人間の足は今は土を踏むだけの物だが、猿だった頃には掌と一緒だった。 だから、細かな神経が張り巡らされている。 十センチ離れた所を指で押されても判らない背中とは違う。 それだけ痛みにも敏感だ。 しかも、傷ついていても他人に知られる事は無い。 どれ程蚯蚓腫れや火傷痕があっても、職場でマゾだと噂になる事も無い。 人知れず、歩く度に痛みを味わうだけだ。 ふふふ。 正月明けでもまだ痛みは残っているだろうな。 歩く度に痛む足を堪えて、副社長の前で笑顔を見せながら今日の責めを思い出して婬らに秘唇を濡らすおまえが見える。 楽しみだな。」
 既に咲織の右足裏は肌も見えない程、紅い蝋涙に埋められていた。 三宅は可憐な指を開き、か弱い指の股に蝋涙を垂らしていく。 咲織は背を仰け反らせる。 胸球がワンピースをはち切らんばかりに盛り上がる。 三宅の肉傘に啼き声すら奪われた喉が苦し気にひくついた。

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☆ その2282=竹鞭。

「もっと誠意を込めて奉仕しろ。」
 三宅が咲織の頬を軽く叩く。 くっと小首で頷くと、咲織は頬を窄め口の内側を三宅の肉傘に密着させた。 そのまま首を前後に動かし扱き上げたかったが、仰向けに躯を固定された身ではそれも叶わない。 それでも、少しでも三宅に満足して貰おうと、咲織は首を左右に回した。

「ふふん、上手くなった。 天性の婬婦だな。 この美貌と躯、そしてそれだけの口技を持っていれば、何処に出しても高く売れるな。 しかも真正のマゾと来ている。 美貌のマゾを好きなだけ甚振りたいと言う金持ちのサディストは多い。 どうだ、SMクラブで働いて毎日金持ち達に鞭打たれ、口もケツも犯されながら、金を稼いで俺に貢ぐ気はないか。」
 三宅の冗談とも本気とも取れない惨い話に咲織は必死にいやいやをした。 

『本気なのですか。 本当に咲織をSMクラブに売るのですか。 熱海で、そして六本木で連れて行かれた様な所ですよね。 あんなところで夜な夜な見ず知らずの人に肌を晒して、縛られ、鞭打たれながら犯されろと仰るんですか。 そんな、そんなひどい事を。』

 咲織の口の動きが止まった。 咲織は三宅の物を口に含んだまま、上瞳使いに三宅を恨んだ。

「いつも、俺の事が好きだ、愛していると言ってるじゃないか。 マゾだから、婬濫だから、俺の責め苦を受けている訳じゃない、愛しているからだと。 だったら、愛している俺のために貢いでくれてもいいだろう。 そろそろ、俺も働くのには飽きてきた。 奴麗なら、俺を愛しているのなら、俺を歓ばせようとは思わないのか。」
 三宅は咲織の頬をぴちゃぴちゃと面白そうに叩く。  

『ご命令なら、それが本当にご主人様の本心からのご命令なら。 咲織はきっと従ってしまう。 ううん、従うしかありません。 あぁ、でもでも、それだけは、それだけは。どうか、どうか許して。』

 咲織は涙目になって嗚咽した。
 
「こら、お口がお留守だぞ。 おまえは俺を楽しませる為だけに生きる性の奴麗だろ。 本分をちゃんと果たせ。」
 三宅は咲織の左足を蚯蚓腫れで埋め尽くした竹鞭を紅い蝋で固められた右足裏に見舞った。 それは、愉しむと言うより、早く血を流させようと言う叩き方だった。 紅い蝋が割れて飛び散った。

「あぁぁぁぁぁぁぁ。」
 不意を打たれ、咲織は三宅の物を吐き出して、啼き上げた。 その啼き声に被せる様に竹鞭を振う。    

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☆ その2283=痛みと奉仕。

「あぁぁん。 あぅん。 ぅぁん。 いゃぁぁぁぁ。」
 三宅は鋭い鞭を放つために、一歩咲織から下がった。 片手で咲織の足首を掴んで固定すると、紅い塊となった咲織の足に鞭を立て続けに当てた。 鞭が高い音を刻む度に紅い破片が飛び散る。 咲織は顔を振り、躯を捩って痛みに耐える。 その姿に、絹を裂く悲鳴に三宅の物は怒張した。 眼を光らせ、鞭を鳴らし続けた。

「こら、口が留守だ。 舐めろ。 俺を気持ち良くさせろ。」
 三宅は竹鞭を下ろすと、まだ痛みにわななく咲織の唇を己の怒張でこじ開けた。 まだ冷めやらぬ痛みに肉を痙攣させながらも、咲織は三宅の物を迎えようと舌を刺し伸ばす。 

「もっと、唇で扱け。 もっと舌で裏筋を舐めなさい。 そうだ。 出来るじゃないか。 気持いいぞ。」
 三宅は乱れた咲織の巻き毛を直す様に頭を撫でた。 咲織の顔から苦しみの色が消え、うっとりと色めく。
「よしよし。 いい子だ。」
 三宅は再び和蝋燭に火を付けた。 竹鞭の前にあらかた消し飛んだ蝋涙の塊よりも紅く咲織の足裏は紅く腫れていた。 その上に新たな蝋涙が垂らされる。

「う゛がぁぁぁぁ。」
 三宅に捧げる様に見せている咲織の裏腿がぴくんぴくんと叫ぶ。 三宅の物を呑み込んだ咲織の唇の端から悲鳴が漏れ零れる。 
「口でも感じるんだろう。 もう、放すなよ。 気持ち良くさせてやっているんだ。 感謝しなさい。」
 三宅は炎が咲織の肌を舐める程和蝋燭を近づける。 透明な熱い蝋涙が足裏を焼き、紅さを増して固まっていく。 

「あ゛がぁ゛ぁぁぁぁ。」
 咲織は痛みを少しでも忘れ様とするかのように、あるいは自分の痛みを三宅に伝え様とするかのように口の中の三宅の物を唇で扱いた。 巻き毛を狂った様に振り立て、顔を右に左に揺らす。 それでも、溢れる悲鳴に細い喉が絶望的に波打つ。
「気持いいか。 もっと感じろ。」
 三宅は片手で咲織のつんとした小さな顎を掴み、ぐいと自分の腰を突き出した。 口に溢れ、喉さえ貫こうとする三宅の怒張に咲織は声も上げられずに咽ぶ。 息苦しさに長い睫毛を濡らして涙が零れ落ちる。

「そうだ。 そうだ。 全身で感じるんだぞ。」
 既に足裏の上で盛り上がった蝋の塊に三宅は炎を近づけた。 紅い蝋の塊が炎に炙られて再び溶け、透き通り咲織の足裏の上を流れ出す。 

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☆ 心地良い痛み。

☆ いつも読みにお越し頂きありがとうございます。
今日は臨時の休日出勤のため、お休みをいただきます。 また明日から鋭意連載いたします。 
徐々にメス犬になっていく、咲織。 
どうか、明日も読みに来てくださいます様に。 
 

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☆ その2284=痛みの中で。

「ぐごぁぁぁぁぁ。」
 焼け付く足の痛みに込み上げた悲鳴は三宅の怒張に押し留められた。 三宅は咲織の顔を挟み、腰をぐいと突き入れる。 行き場を失った痛みが躯中に滲みていく。 咲織の躯が責め台の上でくねり、すらりと三宅の前に伸びた脚ががくがくと揺れる。 声を奪われた咲織の代わりにまるで悲鳴の様に鎖が鳴った。

「いいぞ。 喉を突くと、おまえの苦しみが俺の物に伝わって来る。 最高だ。 まったりとおまえの奉仕を味わっているのも楽しいが、つい、一気に侵したくなる。 まだまだ蒼いかな、俺も。」
 三宅は咲織の頬を両掌で押さえたまま、己の物を根元まで一気に突き入れては引き抜いた。 咲織の愛らしい紅い唇が三宅のどす黒い怒張に好きな様に蹂躙される様を三宅は恍惚と見下ろしていた。 三宅が喉の震えを味わう度に咲織の胸はワンピースに咲く花を散らして突き上げ、そして悶える。

 三宅に紅い唇を開かされ、意の儘に喉の奥までをも犯される。 逆流しようとする饐えた胃液にえづき、肺腑を抉られる。 その度に咲織の意識は遠のいた。 全ての思考も感情も断末魔の苦しみに押し流されて、ただ感覚だけが先鋭になっていく。

 咲織の肉体は苦悶と痛みに満たされていた。 その中で躯は苦悶が去る時だけを望んでいた訳では無かった。 三宅の熱棒が口いっぱいに入り込み、喉までも押し開く様に突き立てられる時、一瞬の死を見ながらも、何処かでもっと苦しみたい、もっと三宅を感じたい、受け入れたい、一つになりたいと望む咲織がいた。 

 三宅の肉棒がただ己の快感だけを求めて、咲織の喉を離れ、引く時、咲織の肉に一抹の寂しささえも湧き上がる。 咲織の腕が三宅を求めて、巻き付いた三宅の腰を自分の顔へと引き付ける。 その力に三宅は愛しさを感じた。

「啼き声を聞かせろ。」
 高みに上り詰めかけた恍惚の時を引き伸ばすために、三宅は咲織の紅い唇から黒い怒張を引き抜いた。 紅い唇が喘ぎながらも三宅を求めて宙に彷徨う。 三宅は一つ深い息を吐いた。

 再び三宅は竹鞭を振るった。 腰を入れ、手首のスナップを効かせる。 体重が細い竹鞭の先に乗る。 ぴしりと紅い蝋を弾き、竹鞭の先が咲織の足裏を引き裂いた。

「痛いぃぃぃぃぃぃぃ。 いゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。」
 奴麗の身も忘れ、咲織の本能が哭く。 痛烈な痛みの電気が骨を揺るがして咲織の肉を貫いていく。 たった一発の竹鞭に咲織の躯は幾度も幾度も痙攣した。
「ほら、啼け。」
 竹鞭がひゅっと空気を切り裂いた。

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☆ その2285=血潮。

「ぁぎゃあぁぁぁぁぁぁぁ。 あぁぁん。 あふっ、あぐっ。」
 咲織は喉も切れよと痛みを噴き上げる。 細い背が折れる程弓型に仰け反る。 躯をがたがたと揺さぶりながら、痙攣が走る。 打たれる度に皮膚は薄れ、痛みは増した。 

 三宅は恍惚と鬼の形相で竹鞭を当て続けた。 紅い蝋の鎧が砕け散り、蝋よりも紅い蚯蚓腫れが走る皮膚が痛々しく剥き出しになっても、止めようとはしない。

「いやぁぁぁぁぁぁ。 あがぁぁぁぁぁぁぁ。 ひゃゃゃゃゃぁぁ。」
 咲織の細い指が宙を掴む。 優美な頬は一瞬で窶れ、こけた様に見えた。 優しい眉は引き寄せられ、紅い唇は歪んでわななく。 

 小さな子どもの様な咲織の足は血に染まっていた。 醜い蚯蚓腫れが愛らしい足裏を覆い、破れた蚯蚓腫れのあちこちから血玉が吹き出し、今にも流れようとしていた。

 三宅は竹鞭を置いた。 

「あぁぁぁぁん。 あんっ。 あぅぅぅぅぅ。 はぁぁぁぁ。 ひふぅぅぅぅ。」
 咲織の啼き声が鎮まっていく。 痛みが肉を焼きながら、ゆっくりとその炎を小さくしていく。 折れよとばかりに弓を描いていた咲織の胸の波が引いていく。

「味わわせろ。」
 三宅は咲織の前に熱棒を突き付けた。 涙に溺れた大きな瞳に光が差し込む。 紅い唇は熱棒を受け入れようと咲き綻ぶ。  
「はい。」
 暗い海底から這い上がったばかりにも関わらず、咲織は三宅を受け入れた。 うっとりと長い睫毛を震わせ、自ら熱棒を呑み込んでいく。 舌先に三宅を熱を感じた。 死にかけていた躯に精気が満ちていく。 

『あぁ、ご主人様。 嬉しいです。 帰ってきてくださって。 私の口に。 どうぞ、精をください。』 

 三宅の腰に咲織の細い腕が巻き付く。 自らの顔を三宅の腰に押し付ける。 咲織は苦悶を求めて、愉悦を求めて、自らの喉を差し出す。

「いいぞ。 いいぞ。 ほらほら。」
 三宅は大きく腰を前後に動かした。 形のいい咲織の唇が乱れ、涎が紅を汚す。 溢れた涎が高い鼻に流れ落ち、綺麗な顔が穢される。 それでも、咲織は満足げに細い喉を波打たせた。
「あ゛がぁ。」
 咲織の躯が硬直した。

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☆ その2286=楽しまれる喉。 

 三宅は無造作に咲織の頬を両掌で挟み、紅い唇を割って、一気に怒張を喉の奥まで突き入れた。 咲織の高い鼻が三宅の下腹に埋まる。 三宅はがっしりと咲織の頭を両掌で掴み、まるでそれが命の無い性具でもあるかのように、咲織の喉を貫き続けた。

 息を奪われた咲織の躯に胃液が込み上げる苦いえずきが襲う。 本能が咲織の躯を支配した。 咲織は三宅の物を吐き出そうと全身で藻掻く。 三宅の怒張に鳴き声さえ奪われた咲織の代わりに、両脚を吊る鎖だけが悲鳴を上げ続ける。 

 その咲織の命が上げる断末魔の悲鳴が、喉を犯す肉傘に最高の愉悦を与えていた。 

 三宅は何も見ていない遠い眼で、自らの快楽だけに集中していた。 咲織のワンピースから剥き出しになった尻たぼが責め台から落ちそうに苦悶のダンスを踊ろうと、ほっそりとした脚が痙攣を繰り返そうと、自らの物が貫く咲織の優美な頬が血の色を失い掛けようと気にはしなかった。

「おぉぉぉぉっ。」
 三宅の引き締まった体が震えた。 
「あがぁぁぁぁ。」
 三宅はより大きな肉の歓びを求めてか、咲織の顔を掴んだまま腰を後に引いた。 咲織は一瞬息を吹き返し、激しくえづく。 紅い唇を汚して、胃液がだらだらと吹き零れた。

「ほらほら。 おおおおっ。」
 三宅は咲織の惨事も気にせず、腰を幾度も突き入れた。 精を放ったのだろう、咲織の唇が股間に埋まるまで、怒張の全てを咲織の口の中に突き入れて、全身を震わせた。

「ごぶっ。 ごほっ。 うぐわぁぁぁ。」
 息を奪われた喉に粘つく精を放たれ、咲織は解放されても細っこい肋骨が折れるかと思うほど、幾度も咽せび、咳込んだ。

「ご主人様。」
 ようやく息を吐くと、咲織は綺麗な瞳で三宅を見上げた。 優美な頬も、愛らしい唇も、自慢の巻き毛も自らの吐瀉物と三宅の精に汚れていた。 それでも、三宅をうっとりと見詰める貌は余りに美しかった。

「最高だったぞ。 おまえのご奉仕は。 今はなったばかりだと言うのに、またすぐにでも犯したくなっている程だ。」
 三宅の言葉に咲織の瞳が生気を放った。
「おまえの胃液で汚れてしまった。 清めなさい。」
 三宅は咲織の美貌の上に弛緩し始めた自らの物を置いた。

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☆ その2287=雑巾代りに。

「はい。」
 咲織は素直に口の上に置かれた三宅の物に舌を差し伸べていった。 自分の顔の上に汚れた男根を置かれると言う事が最も女を馬鹿にした屈辱的行為だとも思わなかった。 

『ご主人様の大切な物がこんなにも汚れて。 これ程、吐いてしまったの? ごめんなさい、 ご主人様。 ご主人様は綺麗好きなのに。 せめて、早くこの口で綺麗に舐め取らなくては。 でも、嬉しいです。 私に無防備に大切な物を預けて頂いて。 ご主人様、満足そうなお顔をしてる。 任せてくださいね。 綺麗にしますから。』

「ずずぅ。 めちゃ、ずちゃ。」
 咲織は自ら顔を反らせ、三宅の物の根元から先端まで舌を絡めるようにして清めていく。 恥じ入る様に自らの吐瀉物と三宅の精とを啜り、舌で舐め上げる。 鼻を突く饐えた臭いに混じって、三宅の精の香りがした。 咲織は婬靡な音を立て、喉を鳴らして飲み下す。 飲み込む度に肉の奥底がじわりと濡れていくのが分かった。 躯の中心の敏感過ぎる器官がずきずきとしこった。 それを責めるピアスの珠に感悩は深まっていく。

「もういい。」
「あぁぁぁっ。 ご主人様。」
 三宅が咲織から離れた。 咲織は切なそうに啼き、その腕が三宅を留めようと宙に足掻く。

 三宅は責め台から咲織を床にごろんと下ろした。 鏡になっている床を咲織の吐瀉物が汚していた。 

「汚したものだ。 これでは、おまえの喉を何処ででも思う様味わう訳にはいかない。 胃の中身を吐き出すことなく俺を喉の奥まで迎え入れられるように訓練が必要だな。」
「はい、咲織の喉をご主人様が何処でもお使い頂ける様に訓練してください。」
 咲織は意識する前に三宅の身勝手な命令を復唱し、自ら求めていた。 

「よし。おまえが汚したんだ、おまえが清めなさい。」
「は、はい。」
 床に掌を突き、痛む足裏を庇う様に、しどけなく白い脚を投げ出していた咲織は四つん這いになると、吐瀉物に顔を近づけていく。 饐えた臭いに咽た。 再び襲い掛ける吐き気に折りかけた腕が固まる。

「何をぐずぐずしている。」
「あぁぁ。」
 三宅は咲織の頭を素足で踏み付けた。 咲織は蛙の様に無様に自ら吐瀉物に突っ伏した。 三宅はまるでモップで床を拭く様に、咲織の足で咲織の顔を前後左右に動かした。

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☆ その2288=小水のシャンプー。

「うぐぅ。」
 綺麗な頬の曲線が潰れる程に足で踏み付けられ、咲織は呻いた。

『酷い、酷いです、ご主人様。 あぁ、でも、でも、憎めない。 ううん、却ってこの躯がご主人様に靡いていくみたい。 あそこがじんじんと。 どうして? もっと踏まれたい。 汚されたい、ご主人様の思う様に乱暴に扱われたい。』

 息苦しいほど顔を踏まれ、撫でられるべき柔らかな巻き毛で吐瀉物を清めさせられながらも、咲織は三宅を憎む事は出来なかった。 それどころか、より強く三宅に惹かれていく、否、従属していく自分を感じていた。

「来い。」
 三宅は太い大型犬用の鎖を咲織の首輪に付けると、ぐいと引っ張った。
「あぐっ、は、はい。」
 喉を絞める首輪に引き摺られて、咲織は三宅の後を必死に這いついていく。

「汚れたな。」
 バスルームの上にしゃがみ込む咲織の顎をぐいと持ち上げ、三宅は見下ろした。
咲織は上目遣いに三宅を仰ぎ見る。 その顔は汚れていても、無垢な少女そのままに恥じらいを見せて、愛らしさに満ちていた。
「洗い流してやる。」
 言うが早いか、三宅は咲織の汚れた髪に向かって小水を掛け始めた。 驚きと戸惑いに見開いた咲織の丸い瞳は、すぐ従順に伏せられた。 床の大理石に手を付き、咲織は小水のシャンプーを頭から受けた。 眉に掛る巻き毛から咲織の顔を濡らして、小水が流れ落ちていく。 

『ご主人様のお御足が汚れてしまう。』

 咲織はタイルの上に零れた小水がやがて三宅の素足まで拡がっていくのを見詰めていた。 三宅の足を舐め清めたいと言う衝動が胸に満ちていくのを咲織は不思議な思いで受け入れていた。

「綺麗にして貰って嬉しいか。 メス犬。」
「はい。 嬉しいです。 あっ、ワン、ワン。」
 咲織はタイルの上に正座し、子犬の仕草で応える。

「本当に、いい奴麗、いやメス犬になった。 ご褒美に本当に洗ってやる。」
 今度は本当のシャワーを掛けられながら、咲織は胸を潤わした。 ごしごしと髪を洗われ、若草のシャンプーの香りに包まれながら、咲織は沸々とまだ煮え滾る躯の疼きに眼を瞑り、奴麗の幸せを噛み締めようとしていた。

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☆ その2289=甘い媚薬。

「柔らかな髪だ。 俺はいつも思いっきり深爪だから、頭皮マッサージが気持ちいいだろ。」
 三宅が朗らかに言った。 十本の指の腹が巻き毛を掻き分け、直接頭皮をごしごしと揉んでいく。 その心地よさに、その嬉しさに、咲織は裸の背を三宅の胸に預けた。 脱がされたワンピースは畳んで、その膝の上で大切に抱いていた。 
「ワン。」
 咲織は飛び切り明るく啼いた。

「そうか、そうか。」
 三宅の指腹に一層力が籠った。 その力強さに咲織はうっとりと心の睫毛を伏せる。 胸一杯に束の間の温もりを吸い込んだ。 

「立てないな。 固いタイルの上で、痛みに転んでは大変だ。 横になれ。」
 咲織の髪からコンディショナーを洗い流すと、三宅はボディーソープ用のネットを手に咲織の傍らに立っていた。 
「そんな、勿体ないです。 ご主人様に躯まで洗って頂いては。 私に洗わせてください。」  
 咲織は円らな瞳を更に丸くして、三宅を見上げる。

「言われた通りにするのが奴麗だったろう。 何度忘れればいいんだ。」
 三宅が態と怒声で言った。
「ワ、ワン。」
 咲織は慌てて、裸身をタイルの上に横たえた。 ワンピースは既にずぶ濡れになっていたが、大切なそれを何処に置いていいか分からず、胸に頂いていた。 

「何時まで後生大事に抱えている。 安心しろ、クリーニングに出して置いてやる。」
 三宅は咲織の姿に微笑んだ。
「ありがとうございます。」
 そう咲織が言うが早いか、三宅は咲織の躯を洗い始めた。 意外にも、咲織の肌を気遣う優しい洗い方だった。 ネット自体で肌を擦るのではなく、やはり新緑の香りがする泡で咲織の肌を包む様に洗っていく。 

 その軟からな泡が咲織の柔肌を滑る度に咲織の躯は悦びに打ち震えた。 それは今まで感じたことが無い、優しくそして深い悦びだった。 このまま、時が止まってくれることを咲織は願った。 躯の横に添えた腕がすぐ上にいる三宅に触れたくて、抱き締めたくて、震えた。

「あっ。 ああん。」
 タイルに触れた足裏が痛みにひりついた。 咲織は悲鳴を上げながら、表も裏も三宅の掌で洗われたその悦びの余韻の中ではひりつく痛みさえ、甘い媚薬に感じられた。

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☆ その2290=泡の女。

 三宅は咲織の掌にしたボディーネットが胸の谷間から平らな腹へそしてきゅっと細く細くくるりと弧を描く腰へと羽根のタッチで移っていく。 何時にない優しさに雲に乗ったように揺蕩う躯に感悩の蜜が満ちていく。

『あぁ、ご主人様。 幸せです。 本当に。 夢を見てるみたいに。 怖いくらいに。 あぁ、ダメ、ダメです。 肌が感じてしまう。 ぴりぴりと婬らな電気が肌から走る。 堪っていく。 躯の中に。 いやいや。 そんな風には感じたくない。 この幸せを感じていたいのに。 この掛け替えのないあったかな幸せを味わっていたいのに。 躯に刻みたいのに。 ダメっ。 私の躯。 ダメっ。』

 ボディーネットが咲織の柔肌を移ろう度に、咲織の躯はぴくぴくと小さな痙攣を見せた。 その女の反応に気づいているのか、いないのか、三宅の掌はまるで余りに傷つき易い真珠を磨く様に軽く、そして慎重に咲織の肌の上に泡を残していく。 

 静寂を、幸せを壊すのが怖くて、咲織は喘ぎを堪えた。 上を向いても円やかさを失わない胸が大きく上下する。 白い泡から覗く桜色の乳首が恥ずかしげに揺れて見える。 

『来ないで。 そこは、ダメです。 ご主人様。 あぁ、でも。』

 両の脇を洗うネットが下腹に移ろい、ぴったりと合わさった太腿をなぞる。 ネットの次の目標はそのぴったりと合わさった太腿が隠している処に違いなかった。 咲織の裸身が不安と期待に緊張した。 

「あぁぁん。」
 犬語も忘れ、咲織の中の感悩が噴き出す。 上付の咲織の割れ目は太腿の合わせ目が描く谷間から恥ずかしげに顔を覗かせている。 その上をネットが愛撫する。 泡がきめ細かな柔肌の細胞一つ一つを綻ばせようと撫で回す。 細い電気が走った。 咲織の中に溜まりに溜まった感悩の油に火が付く。 もう堪えられなかった。

「いゃぁぁぁん。」
 咲織は感悩の火に炙られ真っ赤になった頬を両掌で隠した。 華奢でいながら、柔らかな裸身がいやいやと波打つ。 

「開け。」
 三宅の命令を待ちかねていた様に咲織の細くもむっちりと弾力を見せる脚が左右に開いていく。 おずおずとそして厳かに桜色の秘唇が顔を表す。 秘唇は既に朱を濃く載せて、ぷっくりと充血している。 何時もなら幼女の様にぴったりと合わさっている秘唇は、愛撫を誘う様に微かに開き、一層赤い花びらを見せていた。 

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☆ その2291=粟立つ肌。

「あぁぁぁんん。」
 咲織の唇から断続的に漏れていた甘い啼き声が高まる。 白い泡に飾られた桜色の裸身はその時を待って、微かに波打つ。 

「あふぅぅん。」
 ボディーネットの泡が顔を見せている濃桃色の花びらの上を滑っていく。 その微かな刺激にさえ、咲織の躯は反応した。 次を期待して、咲織の中の全ての細胞が粟立つ。 
「ふっ。」
 三宅の持つネットは咲織の秘唇を通り過ぎ、わななく裡腿を撫でていく。 昂った期待は咲織の中で行き場を失い子宮の辺りで渦巻く。 ボディーネットに愛撫される太腿から脹脛から、昂ぶりが走り、その渦に飲み込まれていく。 解放される事無く、溜まるばかりの感悩に咲織の裸身は妖しくくねり続ける。

「俯け。」
「あふん。」
 言われるままに咲織は転がった。 胸の蕾が固い大理石に当たっただけで、声が零れてしまう。 その感悩の昂ぶりに恥じ入り、一層咲織は感悩に酔った。 

「なんて言う声だ。 ただ洗ってやってるだけだぞ。」
 咲織を揶揄する三宅の声は何処か愉しそうだった。 その声の調子に咲織はほっと胸をときめかした。 
「ううん。」
 何か言いたくて、言えば恥ずかしくて、咲織はただ裸身を左右に揺らす。 まるで構って欲しいと言うように。

「期待しても無駄だぞ。 俺はもうお前の口に出して、満足している。 そう、つまり今日の処はお前はもう用無しだ。 使われる事のない肉便器だ。」
 そう言って、三宅は眼の前で誘う様にぷりぷりとした尻たぼをぴしゃりと叩いた。 それだけで、咲織の口から感悩の喘ぎが噴き零れる。 

『そ、そんな。 酷いです、ご主人様。 こんなに、こんなに躯が熱いのに。 癒してはくださらないんですか。 酷い責め。 今の咲織には、ご主人様の手で婬らにされた咲織には一番、辛い責めです。 いっそ、縛って自由を奪ってください。 ご主人様に叱られても、恥知らずにも、抱きつきたくて、抱きしめたくて、苦しいです。 恥知らずな事をご主人様の前でしてしまいそう。 あぁ、鞭が恋しい。 打たれたい。 あそこを、いいえお尻でもいい、ご主人様に使われたい。 後でひりひりするほど。 ぁぁ、こんなに婬らになってしまいました。 もう、婬らなことしか考えられない。 あぁ、触れないで。 そんなに優しく。 感じてしまいます。 止めてください、もう。 いいえ、止めないで。 もっと、もっと感じていたい。』

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☆ その2292=太腿をよじり合わせて。

「あぁん。」
 動かずにはいられなかった。 ボディースポンジが背中を撫でていくだけで、いや泡の一つ一つが柔肌の上で弾けるだけで、感悩の電流がぴりぴりと肉を走る。 溜まりに溜まった感悩のマグマがそこここで小さく噴火する。 黒い大理石の上で桜色の裸身がくねくねと婬らにのたうつのを咲織は止められなかった。

「動くな。 洗えないだろう。 それとも縛られないとじっとしていることもできないのか。」
「お許しください。 でも、感じてしまって・・・。」
 
「洗われただけで感じるのか。」
「だって、」
 咲織は俯いた裸身をもじもじと揺らした。 話をしている間にも三宅の掌にしたボディーネットが小さな背中を撫で尽くし、柔らかに凹んだ腰へそしてぐいっと盛り上がった尻たぼへと咲織の見事な曲線を愛でていく。 幾ら口を閉じていても、細やかな感悩の粟立ちに喉が鳴るのを抑えられなかった。

「だってなんだ? 正直に言ってみろ。」
「だって、ご主人様の洗い方が優しすぎて。 嬉しくて、感じてしまうんです。」

「ごしごし束子でこの肌を傷めつられたいのか。」
「いやっ。 そんなの、嫌です。 どうか、許して、許してください。」
 三宅なら本当にしかねないと咲織の胸に不安が刺さる。

「そしたら、マゾのおまえはまた感じてしまうんだろう。 この肌から血を流しながらな。」
「そ、そんな。」
「その痛みを想像して、もう濡らしているんじゃないか。」
「そんなことありません。」
 咲織は小首を捻って三宅の横顔を見上げる。 紅い唇が少しだけ尖った。

「足裏が血だらけになるまで竹鞭で打たれて、その上に熱蝋を垂らされて、感じ捲くっていたんだろう。 だが、流石のおまえでもそれだけでは逝けない。 幾らお満子より敏感だと言っても足裏は皮を剥かれて感じたくて仕方がなくなっているクリットからは遠すぎるからな。 前戯だけで放って置かれて、溜まりに溜まっている。 そんなところだろう。 溜めておけ。 明日、解放してやる。 それまで、溜めに溜めろ。」
 ボディーネットが尻たぼが作る深い谷間を割って入ってくる。 咲織の裸身がじれじれとくねる。 太腿が捩り合わせられる。 そんな刺激にも咲織の秘唇は感悩に噎ぶ。 洗われた菊華がひくひくと喘いだ。

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☆ その2293=そんな処を舐めないで。

「足を出せ。 手当てしてやる。 このままでは毒が入りかねないからな。」
「あ、はい。」
 返事をしながらも、咲織の躯はすぐには動かなかった。 躯の前後を丁寧に洗われ、その甘美な感覚に咲織の肉は爛れ切っていた。 自ら筋肉に力を入れようとするだけで、子宮に向かってびりびりと感悩の電気が走る。 喘ぎ声が漏れる事を恐れて、力が入らない。

「こら、出せ。」
 三宅は咲織の足首を持って、ぐいと引っ張った。 
「まだ新しく血が滲んでいる。 この足というには可愛い過ぎる小さな足をここまで痛めつける奴はきっと悪魔だろうな。 そんな悪魔と一週間も過ごしていたら、おまえの肌と言う肌は傷ついてしまうんじゃないか。 逃げるなら今のうちだぞ。」
「逃げません。 ずっと、ずっとお傍にいたいです。」
「この綺麗な肌が見るも無残になるぞ。」
「構いません。 ご主人様に愛された跡が残るなら。 残して欲しいです。 消えて欲しくないって思ってしまうんです。 ご主人様の鞭跡が。」
 言いながら、咲織は胸を熱くする。 躯が三宅に向って溶けていく。

「ふん。 可愛い事を言っても、今日はもうおまえを使わないからな。」
「あうん。」
 三宅がいきなり咲織の足裏を舐め始めた。 そのぬっちょりと熱く柔らかな感触が咲織の躯に浸みていく。 咲織は躯を捻り、思わず三宅を見た。

「いけません。 そんなこと。 ご主人様が奴隷の足など舐められては。」
 言いながら、痺れた様に躯は動かなかった。 もっとその甘やかな感触を味わっていたかった。 甘美で婬蕩な感覚の淵に沈んでいたがった。

 真っ赤な血を滲ませて、醜い蚯蚓腫れに覆われた足裏に三宅は舌を押し付け、血を啜るように舐めていく。 舐められる度にびくんびくんと咲織の肉が引き攣る。 

「あぁぁん。 ぁふん。」
 足裏を綺麗に舐め取ると、三宅は咲織の足指一本一本を口に入れてはちゅぱちゅぱと吸い出した。 普段人に触れられることの無い指の谷間を舌で舐められ、言い知れぬ感悩が咲織の肉を波打たせる。 

『ご主人様が私の足を、足指を舐めて。 ご主人様も私がご主人様の足を舐め清めている時の様な感じなのですか。 ううん、そんな訳は。 でも、嫌いだったら、足なんて舐められませんね。 だから、だから、嬉しいです。 嬉しすぎます。』

 咲織は夢の中を揺蕩っていた。

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