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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ その2241=ようやく。

 一歩駅に近づく度に、感悩の刃が深く深く肉を苛んだ。 が、咲織は構わず脚を進めた。 かつかつとハイヒールが歩道を叩く。 まるで鞭を自らの肉に叩き付ける様に。 

 心がかからからに乾いていた。 砂漠に一人投げ出された囚人のごとく咲織は餓えていた。 感悩の刃が肉に与える痛みよりも、胸の痛みが勝っていた。

 人知れず爛れた肉を引き摺って、ようやく青いラインの電車の壁に寄り掛かった。 既に闇が降りた窓ガラスに青白い顔の女が映っていた。 僅かな間にやつれたその顔からは少女の面影は消え、婬らな女の性が剥き出しになっている様に思えた。 その顔を黒い奴麗の首輪が飾っていた。 

 今も躯の奥底で感悩を揺さぶるローターの事は、擦り上げられ続け剥き出しの疼きにずきずきと脈打つ秘芽の事は考えまいとした。 が、考えまいとすればする程に意識はそこへ向かった。 全身の血が性の器官に注いでいく。  

 全身の肉が感悩に蕩けていた。 ぐだぐだと肉塊になっていく様だった。 肌と言う肌が性器になった様に疼く。 掻き毟りたかった。 血が出るまで。 痛みにのたうつまで。 鞭の方が優しいと知った。 心から鞭の慈悲を願った。 意識が無くなるまで打たれたかった。


『打ってください、ご主人様。 咲織を、好きなだけ。 肌が裂け、血に染まってもいい。 気を失うまで。 いいえ、気を失っても打ってください。 痛みに目覚めた奴麗の私を打ち据えてください。 もう、疼かなくなるまで。 ご主人様を欲しがらなくなるまで。 ご主人様にただただ尽くすだけの奴麗になるまで。』

 三宅の影が胸を締め付ける。 締め付けられる程に被虐の歓びを知った奴麗の躯は却って疼いた。 

 無機質な声が駅名を告げた。 咲織の躯を血が駆けていく。 それは婬らな血かも知れなかったが、咲織の躯は精気を取り戻した。 再び咲織は自らの脚で、三宅の元へと脚を進めた。 自分が耐えれば三宅の元へそれだけ近づく。 ピアスが秘芽を苛めば苛む程に三宅に近付けるかと思うと、咲織は自らピアスに秘芽を差し出す様に歩を進めた。

 駅の灯りは遠ざかり、街は闇の中に沈んでいた。 三宅の薫りが漂っている様だった。 咲織はその薫りの中を進んだ。 

 拒む様な武家門が見えた。 咲織の胸が安堵に鼓動を止めた。 気力だけで人の形をなしていた肉がどろどろと崩れた。 見上げると三宅が煙草をくゆらせて立っていた。 

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☆ その2242=背中に掌を。

「ご主人様っ。」
 咲織は瞳の前にあった三宅の靴に両掌を差し伸べた。 愛おし気に黒革の靴を摩った掌はおずおずと、そして留め様も無く上へ上へと上がっていった。 足首から脹脛、そして腿へと咲織の掌が這い昇る。 三宅のカシミヤのスーツに頬摺りをしながら。

『スーツを通して、ご主人様の力強さが伝わって来る。 ご主人様の薫り。 ご主人様の熱を感じる。 愛しい。 愛しくて愛しくて。 溢れて来る。 想いが。 想いで溺れてしまいそう。 苦しいです、ご主人様。 苦しかったです、ご主人様。 会いたかった。 会いたかった。 本当に、会いたかった。 会えた。 やっと、やっと。 この掌の中に。 離さない。 もう、離さない。 離さないでください。 ずっと、ずっと。 もう二度と。』

 飽きなかった。 時間の感覚は無かった。 咲織は夢中で三宅の脚に縋っていた。

「何時までご主人様を立たせておく気だ。」
 降りて来た三宅の声に咲織ははっと顔を上げた。

「まるで餌を取り上げられた子猫みたいに、何をキョトンとしている? こんな門の前で脚に女を取り縋らせてるのを見られたら、俺の評判が台無しだ。 俺はここで生まれて、今もここに住んでるんだぞ。 隣近所は爺様の代以前から知り合いだ。 さっさと中に入れ。」
 語気は強いが優しい声音だった。 差し伸べられた三宅の掌を掴み、咲織はその胸の中に躯を入れた。 
 
「いいんですか。 私なんか、この家に入って。」
 きらきらと咲織の瞳が月光に輝いていた。
「いいから、中に入れ。」
 言いながら三宅は、咲織の華奢な躯を抱える様に門の中に入った。 後ろ手に戸を閉める。 その音に咲織は結界が張られたと思った。 二人だけの結界が。 世間に背を向けた男と女の世界の中に入っていく。 咲織は心臓がどきゅんと鳴るのを感じた。 初めての時とは違い、結界が張られる事が怖くは無かった。 今は期待だけが胸を高鳴らせていた。 

『嬉しいです、ご主人様。 ここはご主人様が育った家。 そこに招き入れられて、幸せです。 そのことを改めて、思います。 ここで、咲織はご主人様の奴麗になる。 ご主人様のご命令を受け入れるだけの存在に。 ご主人様を歓ばせるためだけの存在に。 歓ばせたい、ご主人様を。 この私で。 楽しんでください、ご主人様。 この咲織で。 この奴麗で。 私は奴麗。 あっ。』

「ごめんなさい。 ごめんさい。」
 咲織は腰に回されていた三宅の腕を振り払う様にコートを脱ぎ始めた。
「ご主人様と二人きりの時は、奴麗は何も身に付けてはいけないんでした。 恥ずかしい姿を全てご主人様の前に晒さなくてはいけないんでした。 ごめんなさい。」
 咲織は半泣きの顔で、ワンピースの背に掌を回していた。 

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☆ 突っ込みたい。

☆  今日はゴールデンウィークの中日。  アンドロメダは1日だけお休みをいただきます。 

☆ 明日の「アンドロメダな朝」をお楽しみに。

☆ 突っ込みたいのは、安倍首相のアメリカ議会演説。 あれだけの名家なのに系お意にも入れなかったという底無しの馬鹿さ加減を露呈してました。 

  中国・韓国を敵に回したことは、元々の目的なんだろうから、突っ込みません。

  突っ込みたいのは、アメリカを観方に付けるのが目的だったんだから、アメリカにとって日本がいかに大切な国かを納得させなきゃいけないのに、一切説明が無かったのが馬鹿さ加減の第一。

  2点目は、単語1語1語で区切る演説。 あれなら日本語ですべきだった。 せめて文節で切れよ、馬鹿。

  最後にアメリカは戦後日本に物資を送ってくれたと言ったが、送ったのは在米日本人会のララ基金。 アメリカは輸出禁止をしてたくらい。 せめて、考証ぐらいしろよ。 あぁ、恥ずかし。
 

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☆ その2243=立てません。

「俺の買ってやった服が気に入らなかったか。」
「いいえ。 凄く気に入ってます。 嬉しくて、嬉しくて、ずっと着ていたいです。 でも、私は奴麗だから。」
 
「そうか、気に入ってくれたか。 なら暫くは着ていなさい。 俺が脱がせたいと思うまで。」
「はいっ。」
 咲織は無邪気な笑顔を見せた。 

「いい笑顔だ。 おまえにはそう言う無邪気な笑顔を何時もしていられる男がいいのかも知れないな。 俺の様な泣き顔ばかりさせる男では無く。」
 三宅は照れを隠す様に煙草に火を付けた。
「いつも笑顔です。 ご主人様からの今度会おうとメールを見た時は、きっと一人でほくそ笑んでます。 それに、ご主人様と一緒に居られる時は、何時だって笑顔です。 心の中で。 嬉しくて嬉しくて。」
 夜目にも三宅を仰ぎ見る咲織のアーモンドの瞳がきらきらと輝いているのが判った。

「鞭で打たれて、啼き叫んでいる時もか。」
「はい。」
 咲織は華やいだ声で返事をすると、恥ずかしそうに小さな肩を窄める。

「ところで、奴麗はご主人様と二人きりの時に人並みに二足歩行して良かったのかな。」
 三宅は手にした煙草を咲織の眼前に近づけた。 放射される熱い光に咲織は固まった。
「すいません。 つい。」

「つい? そんなに簡単に奴麗だと言う事を忘れる程、まだおまえは奴麗になり切っていなかったのか。」
「いいえ。 そんな・・・。」
 咲織は慌てて四つん這いになろうとした。 途端に菊華の奥に潜んでいたローターがその存在を知らせて来た。 咲織はそのまま、敷石の上にしゃがみ込んだ。

「あぁぁん。」
 咲織は甘えた啼き声を上げた。 縋る瞳で三宅を見上げる。
「さっさと家に入れ。」
 冷たい言葉を残して、三宅は玄関に向った。

「あぁ、ご主人様。」
 よろよろと敷石の冷たさを掌に感じながら、咲織は高這いで三宅の後を追う。 直腸を震わせるローターの動きがそのままピアスに伝わって来る。 伸ばした膝が折れそうだった。 咲織は喘ぎを漏らしながらも、石畳を進んだ。 

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☆ その2244=メス犬になりたい。

 人らしく立って歩いていいと言われたとしても、もう立てなかった。 腰が砕けた様だった。 冷たい石畳に膝を突いた四つん這いになりたかった。

 じんじんと秘芽は充血し、ピアスの珠に両側から責め立てられ、ますます充血する。 ローターが躯の中でぶるぶると肉を攪拌してくる。 ようやく三宅の家に着いた、人目を気にする必要が無くなったと安堵した途端、躯は婬らに走り出していた。 

『遠い。 ご主人様が遠い。 行かなくちゃ。 今すぐに。 動いて、私の躯。』

 秘芽をかばい、小さく小さくしか脚を動かせなかった。 そんなじりじりとする歩みしかしていないのに、一歩一歩脚を掌を動かす度に、じんじんと婬らな波が躯の中を進んでくる。 はぁはぁといやらしい喘ぎが漏れた。 

 玄関の光の中に居る三宅の姿がぼぅと霞む。 咲織は駆けだしたい衝動を堪えて、尻たぼを高々と持ち上げて進んだ。 冬の冷たさよりも躯の熱が勝っていた。 交差する太腿がじっとりと汗ばんだ。

「あぁ、ご主人様。」
 咲織は上り框に腰かけた三宅の脚の間に転がり込む様に躯を預けた。
「たっぷりと犬歩きを楽しんだ様だな。 俺の元に来るのが嫌なのかと思ったぞ。」
 三宅は咲織の喘ぐ小さな顎を持ち上げ、その潤んだ瞳に語りかけた。

「飛んでも無いです。 片時も、片時も離れたくないです。」
「ふふん。 婬濫なメス犬だな。 だが、可愛いメス犬だ。」
 三宅は咲織の頬を掴んだ掌にぐいと力を籠めた。 品のいい咲織の唇が歪み、寒椿の蕾の様に尖る。 さらに三宅は咲織の頬を潰した。 三宅は咲織の瞳を視線で貫いたまま、痛みに開いた紅い口の中に短くなった煙草の火先を突っ込んだ。

 じゅっと溜まった唾で煙草の火が消えた。 痛みも熱さも感じはしなかった。 咲織は生真面目な貌で三宅を見詰めた。 その瞳には覚悟の色があった。 

 三宅は消えた煙草を咲織の口から取り出した。 その眼が『判ったか』と言っているのを感じた。 

『咲織は全て受け入れます。 ご主人様のされる事なら。 ご主人様のされる事を全て受け入れる、どんなご命令にも従う、それがどんなに辛い事でも。 それが、奴麗の咲織がご主人様に出来るただ一つの事だから。』

「わん。」
 咲織は自然に犬になり切っていた。 煙草の灰が溶けた自らの唾をごくんと飲み干す。 苦くも甘いものが躯を降りていった。

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☆ その2245=ひり出せ。

「可愛い犬だ。」
 
『尻尾が欲しい。 ご主人様に何も言わなくても、咲織が歓んでいるんだとお知らせできる尻尾が欲しいです、ご主人様。 犬になりたい。 咲織は犬になりたいのかも知れません。』

 三宅に頭をぐりぐりと撫でられ、咲織は嬉しそうに尻たぼを振った。

「生まれ変わったクリットの感度はどうだ?」
「凄く感じてしまいます。 でも、はっきりとは判りません。 ピアスのせいかも知れないし。 ずっとローターを入れているので。」
 咲織は答えると恥ずかしそうに下を向いた。 

「確かに。 ローターは余分だったかも知れないな。 おまえを悦ばせたかったために、やり過ぎたかも知れない。 じゃあ、邪魔なローターをひり出せ。」
「こ、ここでですか?」
 咲織は縋る様な瞳で三宅を見上げた。 

「当たり前だ。 俺がやれと言ったら、例え衆人環視の街中だろうと、その場でどんな事でもするのがおまえの存在意義だ。 ご主人様の命令に異議を唱える様な奴は奴麗じゃない。」

『判っているのに。 ご主人様が口に出されたら、幾ら奴麗の私が許して欲しいと願っても許してなど貰えない事は、判り切っているのに、聞いてしまう。 もしかしたらと。 無駄なのに。 奴麗だと、言う事を聞いて貰える恋人じゃなく、おまえは奴麗でしかないと知らされるだけなのに。 更に辛いご命令を受けるだけだと知ってる筈なのに。』 
   
 三宅の言葉に咲織は俯いたまま、小さく頷いた。 細い肩が諦めに泣いていた。

「おまえがケツからローターをひり出す様も、嬉々としてひり出す顔もどっちも見ていてやろう。 だから、少しだけケツをこっちに向けて横を向け。」
 咲織は言われるままに四つん這いの儘に曲がれ右をした。
「よし。 ワンピースを捲り上げて、ノーパンのケツを放り出せ。 そうだ。 膝をぴんと伸ばして高這いになり脚を開け。 もっと、もっとだ。」
 
『私は奴麗。 私はメス犬。 ご主人様のご命令に従うのが、私の役目。 もっと、もっと堕ちるの。 何処までも。 ご主人様のお望みの儘に。 恥ずかしくても。 どんなに恥ずかしくても。 でも、でも、慣れない。 やっぱり、恥ずかしい。 一番好きな人にお尻を突き出すなんて。 奴麗って、哀しいです。』
 
 三宅に謂われるがままに咲織は恥ずかしい態勢を取っていく。 冬のしんとした空気が尻たぼを撫でる。 白いシルク地のワンピースよりも白い尻たぼがぷるんとまろび出る。

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☆ その2246=愛する人の前で。

「ひり出せ。」
 三宅の掛け声に、咲織は力んだ。 すらりと伸びた脚の先で、ハイヒールがかたかたと黒い敷瓦に鳴った。 

「あぁっ。」
 咲織は膝から崩れた。 力んだ事でローターを包み込んだ粘膜の鞘が収縮し、振動が菊華をそして女の壷を激しく揺さぶった。 背骨を突き上げる様な刺激に長い時間感悩の炎に炙られ続けた咲織の肉は一溜りも無く燃え上がった。 がくがくと躯が痙攣するのを止められなかった。 余りにか弱く白い脹脛が黒い敷き瓦の上でぷるぷると小刻みに震えていた。 

『どうしても、どうしても感じてしまう。 ご主人様のご命令を聞かなきゃいけないのに。 ご主人様の前で、こんなに婬らに。 なのに、ご主人様が見ていらっしゃると思うと却って感じてしまう。 ご主人様と一緒だと思うと、婬らになってしまう。 止め処なく婬らに。 躯がご主人様を欲して、婬らに燃え上がる。』

「あぁぁぁんん。 あぅん。 はぁん。」
 一度堰を切ってしまった喘ぎはもう止め様が無かった。 突き上げた細い喉を震わせ、咲織ははしたなくも啼き続ける。 巻き毛を揺らし、身も世も無くその華奢な躯を波打たせた。
  
「ひぃぃん。」
 咲織は突然太腿を襲った焼け付く痛みに、突っ伏した。 痛みが躯に余韻を残しながらゆっくりと去っていく。 それは甘く懐かしい余韻だった。 咲織はその正体を見極めようと三宅を振り仰いだ。 三宅は上がり框に腰かけたまま、楽し気に掌に乗馬鞭を遊ばせていた。 

「いい鞭だろう。 これは乗馬鞭の形をしているが、おまえと言う奴麗を打つためだけの鞭だ。 謂わば奴麗鞭だな。 フラップ部分が普通の乗馬鞭より柔らかい革で二回り程大きく作った。  打たれた衝撃も大きいし、いい音もする。 が、肌には意外に優しい。 百も打ってもおまえの肌理細やかで若い肌なら、朱くなるだけで殆ど痣にもならないだろう。 だから、幾らでも遠慮会釈なく何処でも打てる訳だ。 その代わりに柄は長く、しかも革が編み込んである。 柄の部分で打てば手首だけで軽く打っても一発で蚯蚓腫れを作れる。 更に、本気で打てば肌は裂けて、消えないケロイド状の鞭痕が醜くおまえの肌を這う筈だ。 試してみるか。 さっさと、ひり出さないと柄の威力を味わう事になるぞ。」
 そう言って、三宅は今や敷瓦に張り付いた咲織の細く伸びた腿を打った。

「あぁん。」
 咲織は悲鳴とも甘い啼き声ともつかぬあえかな声を上げた。 咲織は怯えた瞳で三宅を一目みやると、震える細い腕で躯を起した。 深い息を吐く。 切なく柳眉を寄せると、裸の尻たぼを持ち上げた。

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☆ その2247=お許しください。

「うぅぅぅん。」
 咲織は再び下腹に力を籠めた。 三宅の眼の前の搗き立ての餅の様な咲織の尻たぼがきゅっと持ち上がる。 ワンピースを着ていても折れる程に細い腰から綺麗な曲線を描いて突き出た尻たぼが怯えたようにぴくぴくと震えた。 肉厚の尻たぼが作る深い谷間がおずおずと開き始めた。

「そうだ。 ひり出せ。」

『はい。 今。』

 三宅の掛け声に咲織は自らの恥ずかしい姿も忘れ、一層下腹をぎゅっと締め上げた。 躯の中でローターが暴れた。 感悩の電気が背骨を揺るがす。 三宅の腕の中では幸せな感悩の電気も、今は苦痛以外の何物でも無い。 咲織は巻き毛に隠れて眉間に縦皺を作り、優美な頬を強張らせて、苦しみに耐える。 

「はぁぁぁぁん。 うんぐっ。」
 丸い尻たぼを支える細い太腿が嫋やかな痙攣を見せた。 丸々とした尻たぼまでもがぶるぶると震えだす。 

「あぁぁんんん。」
 後少し。 ローターが顔を出そうとしているのが咲織にも判った。 菊華を直接ローターが揺さぶり始めていた。 咲織はうなじまで朱に染めて力んだ。

「いいぞ。 頑張れ。」
 咲織は三宅の掛け声に応えようとした。 か細い全身を震わせ、力む。

『ぁぁ、だめ、だめ。 あぁ、感じる。 お尻で、感じてしまう。 あっ、あっ、ぁっ。 逝く、逝きそう。 だめ、だめ。 出てしまう。 このままでは、玄関を汚してしまう。 あぁ。』

「あぁぁんんん。」 
 咲織は突然、崩折れた。 
「ごめんなさい。 出来ない。 出来ません。」
 黒い敷瓦の上に倒れ込み、細い肩で息をしていた。 

「何故だ。 何故出来ない。」
「感じてしまいます。 出てしまいます。 」
「何が出るんだ?」
 三宅の声は敷瓦よりも冷たかった。 
「身までが。 もう、もう、出来ません。 許して、許してください。 ごめんさない、ごめんなさい。 ご主人様、許して。 ごめんなさい。」
 咲織は消え入る様に言った。 そして、泣きながら幾度も幾度も謝りの言葉を言い続けた。

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☆ その2248=乗馬鞭の餌食。

「奴麗は謝る必要など無い。」
 三宅の言葉に咲織は朱く腫らした瞳を向けた。
「まだ判って無かったか?」
 咲織はこわごわ頷く。

「一旦命じられたら、どんな状況だろうと、それを聞く。 ご主人様が満足するまで命令に従い続ける。 それが奴麗だ。 奴麗には許されると言う事は無いんだ。 だから、奴麗は謝る必要など無い。」 
「でも、でも、どうしてもご命令に従えなかったら・・・。」
 聞かずにはいられなかった。 叱られると思っても、聞かなければ良かったと思う辛い答えが返って来るだけだと判っていても。

「奴麗が命令に従えなかったら? 答えは二つだ。 そして大抵は二つの答えが一つになる。 無理矢理命令に従わせる。 躯の自由を奪って、命令通りの事をさせる。 若しくは、出来るまで鞭で追い立てる。 いずれにしても、二度と命令に従わないなどと言う事が無い様に、厳罰を与える。 さて、どっちがいい。 無理矢理にでも命令に従がわざるを得ない様にして欲しいか。 それとも、鞭で追い立てられても自分の意思で命令に従うか。 どっちだ。」
 三宅の言葉が棘となって咲織の胸の裡を傷つけながら掻き毟った。 咲織は冷たい玄関の敷瓦の上で華奢な身を捩った。
「どちらがご主人様のお好みですか。」
 咲織は消え入る声で聞いた。 

「俺は優しいからな。 どっちでも好きにさせてやる。」
「無理矢理ってどうするんですか。」
 咲織は聞いた後で後悔に胸を焼かれた。 

「そうか、無理矢理がいいのか。 じゃあ、四つん這いになって待っていなさい。」
「はい。」
 咲織は三宅の姿が消える前に大人しく四つん這いになった。 床に付いた掌が凍える程に冷たい。 が、それ以上に一人残された心がきりきりと凍えた。

『どうして。 ほんの一瞬でご主人様は戻って来られるのに。 寂しい。 寂しさでこの身が切れてしまいそう。 怖い。 ご主人様は一体何を取りに行かれたの? まさか。 いいえ、きっとそう。 そんな事。 こんな処でされたら・・・。 あぁ、聞かなければ良かった。 あぁ、ご主人様が戻られるのが怖い。 でも、でも、早くお姿を見たい。 そばに居て欲しい。 どんなに辛い事をされていても。 お傍に居たい。』

「なんだその顔は? おまえは聞き別けの無い赤ん坊だな。 一瞬でも親がいなくなるとすぐに泣く。」
 いきなり咲織の尻たぼは乗馬鞭の餌食にされた。

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☆ その2249=囚人。

「ひぃあぁんん。」
 咲織の啼き声は甘い尾を引いて、玄関に響いた。 自ら突き上げた白い尻たぼに矩形の紅葉が浮ぶ。 

「嬉しかそうな声だな。」
「違います。 痛いです。 痛くて泣きそうです。」
「でも、嬉しいのだろ?」
「はい。 でも痛いです。 痛いのにじんと嬉しさが・・・。」

「変態だな。」
「はい。」
 消え入るような声だったが、咲織は確かに頷いた。

「じゃあ、自分では菊華に入れたローター一つ感じてしまってひり出せない駄目奴麗に無理矢理ひり出させてやろう。 ちゃんとお願いするんだぞ。 でなければ、ひり出すまでここに一人で放っておいてやる。」 
「嫌です。 一人なんて。 折角、お会いできたのに。」
 今にも泣き出しそうに切なげな視線を咲織は投げかけた。

「鞭よりも一人が嫌か。」
「はい。」
「じゃあ、奴麗らしくその口でお願いしてみるんだな。」
 三宅の言葉に美貌を哀しみに曇らせると、咲織は一語一語絞り出す様に口にした。
「どうか、このご主人様のご命令なのに自分一人ではお尻に入れたローターをひり出す事も出来ない駄目奴麗のために、ご主人様の手でローターをひり出せるようにしてください。」
 言い終わると、自らの言葉の持つ意味に気が付いたのか、咲織は辛い溜息を零した。

「仕方の無い奴麗だ。 しょうがないローターをひり出す手伝いをしてやろう。 ひり出した後には罰だぞ。 いいな。」
「はい。」
 咲織はがくりと肩を落として頷く。

「そのまま両手両足で躯を支えていなさい。」
 三宅は玄関に降りると、咲織の丸々とした尻たぼをむんずと掴んだ。 若く詰まった肉が三宅の掌に跳ね返って来る。 それでいて掌に張り付いてくるしっとりと肌理すら無い滑らかな肌の感触に三宅の掌は刑の執行を忘れて尻たぼを撫で動いた。 咲織は細い肩をひくつかせ、込み上げる婬らな喘ぎに堪えた。

「あぁぁぁ。」
 もう堪えられないと咲織の喉が上を向いた瞬間、咲織の躰内に冷たい感触が拡がった。

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欲し その2250=もう入りません。

「嬉しいか。 おまえの好きな浣腸液だぞ。 たっぷりと飲ませてやる。」
 三宅は物言いた気に振り向いた咲織の潤んだ瞳を意にも介さなかった。 続けざまにイチヂク浣腸の腹を握り潰していく。

「そ、そんなぁ。」
 咲織は天をふり仰ぐように頤を反らせて、啼き声を上げた。 
「菊華の中に飲み込んだローターが気持ち良くて、ひり出せと言う命令を聞かなかったからだ。 ケツの穴でも逝けると言う婬濫なおまえの事だ、浣腸の力を借りなきゃ、明日になっても悦がっているだろう。 優しいご主人様で感謝するんだな。 雅士ならこの寒空にひり出すまで外に放り出しているぞ。」
 三宅は恩着せがましく言いながらも、イチヂク浣腸を咲織の菊華に差し込んでは握り潰す作業を止めなかった。 咲織の高々と持ち上げた尻たぼの下には潰れたイチヂク浣腸のピンクの容器がもう数個も転がっていた。 

「そんなに、そんなに入れられたら、耐えられません。 もう、もう十分です。」
 咲織の躯の中に注ぎ込まれた薬液はまだ凶暴な牙を剥いてはいなかった。 それでも、咲織の躯と同時に心を寒々と凍らせてくる。 咲織の声は怯え、震えていた。  
「十分かどうかは俺が判断する。 簡単な命令に従えもしなかったおまえはただ俺がすることを受け入れていればいい。 簡単だな、奴麗でいるという事は。」
 三宅は明るい乾いた声で言った。

『まだご主人様は浣腸液を入れる気。 本当に、浣腸は一本だけでも辛く苦しいのに。 それに、ご主人様はおトイレを使わせてくれる? あぁ、大好きなご主人様の前で汚い物を出すなんて。 そんな姿を見せてしまうなんて。 ぁぁ。』
 
 咲織はまだ躯の中に入れられる浣腸に怯え、そして次に起きる躯の変化を恐れた。 それでも奴麗の性なのか、躯の自由を奪う縄の一つも掛けられていないと言うのに、その場から逃げ出す事も、三宅の前から立ち去ることも、思い浮かべもしなかった。 

「ピンクの菊華が美味しそうに浣腸を飲んでるぞ。 まだまだ欲しい様だ。 一体どのくらい飲むのか試してやろうか。」
 三宅の朗らかに笑う声が玄関に響いた。 興に乗ったのか、咲織の丸い尻たぼをぴたぴたと掌で幾度も叩いた。

『ご主人様が楽しそう。 あぁ、何故? こんな酷い目にあっていると言うのに、ご主人様の楽しげなお声を聞くと、私まで嬉しくなってしまう。 それが、奴麗なの? なら、好きなだけ咲織を虐めてください、苦しめてください。 咲織が苦吟し、のたうつ姿を楽しんでください。 でも、でも、その後で、ほんのちょっとでいいから、可愛がってください。 良く耐えたと。 それなら・・・。』

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☆ その2251=清めさせてください。

 奴麗としての咲織の心の動きが咲織の躯から頑なさを払い、柔らかなものにしていた。 その肉の変化に気づいたのか、三宅はイチヂク浣腸を潰す手を止めた。 それでも、足元のイチヂク浣腸の残骸は既に十を超えていた。

「俺ばっかり奉仕しているのも飽きたな。 メス犬のおまえが大好きな作業をさせてやろう。」
 三宅は浣腸はもう止めだと言うように咲織の尻たぼをぴしゃりと叩いた。
「はい?」
 咲織は恐れながらも、頷く。

「メス犬らしくおちんちんスタイルでこっちを向け。」
 三宅は再び上がり框に腰を下ろした。 咲織は慌てて、四つん這いのまま回れ左をした。
腰までたくし上げたワンピースを下ろす事もせず、言われるままに深々と膝を脇に付くほど広げてしゃがみ込んだ。 それだけでなく、小さな掌を胸の前でくるりと握ってみせもした。 

 三宅にきょとんと向けた咲織の顔は曇っても、哀しんでもいなかった。 むしろ、大好きな飼い主に散歩をねだる子犬の様に顔を輝かせていた。 
      
「足を舐めろ。 舐めるのは好きだろう。」
 三宅は咲織の鼻先に靴の爪先を突き出した。
「いいえ、舐めるのが好きじゃないんです。 ご主人様にご奉仕するのが好きなんです。」
 咲織は少しだけ拗ねて見せた。

「まあ、どっちでも同じことだ。 雑巾代わりにおまえの口を使ってやる。 ありがとうございます、は?」
「はい。 ご主人様のお御足をお清めするお許しを頂き、ありがとうございます。 嬉しいです。」
 咲織は三宅の足を恭しく持ち上げ、靴を脱がせにかかった。 三宅の足が土間に付かないようにと、片手で支えながら、靴下を恰も高価な絹織物でもあるかの様に丁寧に脱がせていく。 

『あぁ、ご主人様の薫り。 一日お疲れ様でした。 咲織の口で清めさせてください。 ご主人様が躯の中に入ってくるみたい。 疼いてしまう。』

 汚いとも、屈辱を与えられているとも思わなかった。 まるで瑞々しい果物を前にした様に咲織は紅い唇を精一杯に開いて、三宅の足指を頬張った。 三宅のしっかりと大地を踏み付ける大きな親指に舌を絡め、指の股まで舐め取っていく。 三宅の一日の汗を溢れ出た唾と一緒に喉を鳴らして飲み干した。 

「美味いか。」
「はい、美味しいです。」
 大きな瞳で上目使いに咲織は頷いた。

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☆ その2252=お御足が美味しいです。

「ふふ、美味いか。 だれが触ったかも知れない金やドアや吊革なんかを触わりまくる手の方が、一日中清潔な靴下に包まれている足よりも余程汚いと言う話もあるが、そんな臭い物を口に出来るだけでも驚異だ。 本当におまえはマゾの奴麗だな。」
 咲織を侮蔑する言葉を口にしながらも、三宅は咲織に安心して片足を任せて、寛いだ表情を見せていた。

「ご主人様のお御足だから、美味しく感じるんです。 ご主人様だから・・・。」
 咲織は言葉を返すとすぐに、いそいそとまた三宅の足指に舌を伸ばした。

『ご主人様のお躯だと思うと、胸がいっぱいになるんです。 だから、美味しく感じるです。 ご主人様の事が好きだから、ご主人様なら何処でも何でも汚いなんて思えないんです。 ご主人様、寛いでらっしゃる。 あんなに柔らかな表情で、私に足を任せてくれている。 嬉しいです。 幸せです。 心躍る奴麗の気持ちいいですか。 指と指の間がくすぐったくて感じるでしょ。 こうですか。 声が出そうなんでしょ、我慢されてるご主人様の顔、可愛い。』

 咲織は時折、大きな瞳で上目使いに三宅の顔を窺った。 五感全てを三宅に注いだ。 三宅の顔が擽ったそうに引き攣ったり、あるいは恍惚の表情を見せると、咲織の心は跳ねた。 なんとかして、三宅に喘ぎ声を出せさたいと、一層熱心に唇を這わせ、舌を絡める。 

 唇に、舌に、口腔全体に三宅の肌を、体温を感じた。 それが咲織の血を昂らせ、咲織の躯全体に恍惚と拡がっていく。 咲織は三宅の足指に舌を這わせながら、婬らに熔けていく自分を感じていた。 

「左もだ。」
 三宅が咲織に預けていた足を引っ込めた。 咲織は一瞬、玩具を取り上げらた子猫の瞳で三宅を睨んだ。
「はい。」
 気を取り直した輝きを瞳に宿して新しく差し出された三宅の足から靴を脱がそうとした。

「あぅん。」
 咲織は三宅の足を落とし、その場に両掌を突いた。

「どうした?」
「も、もう駄目です。」
 咲織は切ない瞳で三宅に『判ってください』と訴えた。 

「何が駄目なんだ? 片足で終わりか。 何も満足にできないのか。」
「ごめんなさい。 おトイレに行かせてください。」
 咲織は尻を持ち上げた。 その細い足首が限界の近さを見せて震えていた。

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☆ その2253=トイレに行かせてください。

「お願いです。 どうか、どうか、おトイレに。」
 三宅の脛に縋る咲織の細い指が戦慄く。 見上げる大きな瞳は既に涙に溢れていた。

 トイレに行くと言う当たり前の自然現象さえ、虐められるためにいる奴麗には簡単には許されないと判っていた。 トイレの位置も知っていた。 それを阻む縄も掛けられてはいない。 だが、咲織には三宅の許可が全てだった。 咲織の心に三宅と言う主人が縄となって雁字搦めに縛り付けていた。 それが奴麗だった。 

「ご主人様、お願いです。 もう、もう許して。 おトイレに行かせて。 でないと、玄関を汚してしまいます。 本当に。 本当に。」
 愛らしい紅い唇が泣き出しそうに歪む。 精一杯に訴えながらも、躯の内側で今にも爆ぜそうな便意と闘っていた。 火の付いた爆弾を押さえ込もうと括約筋をひしと締め付ける。 すると意地悪くローターが感悩までも揺さぶり出す。 咲織は力の限りにぷりっとした尻たぼを引き上げる。 細い太腿がぶるぶると震えだす。

 苦しみが痛みに変わっていた。 じわじわと首を絞める狡猾さで便意は咲織を甚振る。 許しを請うために口を開けば、意識を少しでも逸らせば、決壊しそうだった。 それでいて、意識すればするほど、待ってましたとばかりに便意は牙を剥く。 咲織はただ涙を浮かべて、三宅に縋った。

「もう、我慢できないのか。 たったの三百ccだぞ。 もっと、俺が与えた苦しみを味わえ。 さっさと左足も舐めないか。」
 三宅は意地悪く唇の端で嗤うと、靴の爪先で咲織の唇を突き上げた。 
「あぁ。」
 哀しい瞳を落とし、咲織は唇を割ろうと押し付けられた三宅の靴を掌で包んだ。 靴を脱がせ、靴下を剥ぎ取る細い指が幾度も苦し気に戸惑う。 

『忘れるの。 苦しみを、便意を。 ご主人様のお御足だけに意識を集中して。』

 気負い込んで、三宅の足の親指を頬張った。 小さな口避けよとばかりに呑み込む。 息苦しさに咽んだ。 咽びながら、感悩の婬らな体液が喉を落ちていくのを感じた。 その躯から湧き出る感悩に溺れ、そのまま逝きたかった。 全てを忘れ、全てから解き放されて。

 『くちゅぐちゅ』と言う湿った婬美な音がしんとした冬の重い空気を揺らす。 咲織はことさらに音を立てて、三宅の足指を啜った。 啜りながらも、黒い敷瓦の上で便意に耐える白い脹脛が限界の近さを示しておののく。 

「だめぇぇぇぇぇ。」
 咲織は三宅の足を落として、細い悲鳴を棚引かせた。 

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☆ その2254=耐える奴麗。

 四つん這いになっているのも辛そうに咲織の躯は土間の上でのたうった。 敷瓦の冷たささえ感じる余裕もなく、華奢な躯をくの字に折り曲げ、膝を抱え込む。 

 ほつれた巻き毛から覗く頬からは朱みが消え、優美な曲線は苦悶に揺れていた。 唇ははぁはぁと忙しくなく吐き出される苦吟に濡れて、血を流したように紅い。 

 もう三宅に許しを請う力だに無い瞳は涙に溺れ、虚ろに彷徨っている。 ワンピースの襟ぐりから覗くたわわな胸は自らの膝に押されて、哀れにひしゃげた。

 三宅は暫く咲織の苦悶を静かに見守っていた。 その姿を映す強い眼は一層光を増して興奮を見せる。

「辛いか。」
 慈しみを頬に口の端に残忍さを宿して、三宅は靴で咲織の丸く突き出た尻たぼを蹴った。
「いいんだぞ。 ここで汚物をばら撒いても。 どれ程汚そうが、おまえの口と言う雑巾で綺麗に掃除させるだけだ。 奴麗の粗相は奴麗が綺麗にする当然だろう。」
 三宅は靴底で咲織の腰を踏み付け、そのままぐらりと仰向けた。 その無慈悲な仕打ちに抗議の光を宿す力も失った咲織の瞳から涙が溢れていた。

「あぁぁ。 そんな。」
 咲織は哭いた。 

『そこまで、そこまで咲織の事を貶められるのですか。 一つ耐えても、ご主人様は更に辛い責め苦を与えられる。 惨い。』

 三宅の惨い言葉に胸を痛めたのも一瞬だった。 便意は咲織の内臓を掻き毟り、脂汗を絞り出し、地獄に落とそうとしていた。 
 
『苦しいです、ご主人様。 もう、もう耐えられそうにありません。 お救いください。 どうか、どうか、咲織が苦しんでいるのを知ってください。 浣腸は本当に無慈悲に苦しいんです。 ご主人様、楽しんでください。 咲織が苦しみのたうち回る姿を。』

「あぁぁぁ。 く、苦しい。 苦しいです。 苦しい・・・。」
 咲織は躯の内で暴れ回る便意の辛さを必死で訴えた。 救われることなどないなら、せめて自分の苦しみを知って欲しいと願った。 三宅に歓ばれる奴麗でいたいとこの期に及んでも思った。 

「そうか、苦しいか。 マゾにとっては最高のご馳走だな。 優しいご主人様でよかったな
。」
 三宅は捲れ上がったワンピースから覗く咲織の真ん丸に突き出した尻たぼを靴先で蹴った。

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☆ もっときて。

☆ 何時もお読みに起し頂きありがとうご座います。
今日はお休みをいただき、また明日から鋭意連載させて頂きます。 どうか、明日も読みに来てくださいます様に。 
 

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☆ その2255=恥ずかしくて、恥ずかしくて。

 蹴られた尻たぼから重い痛みが、便意とは違う痛みが咲織の肉を伝わっていった。 
 ほんの一瞬だが、便意の嵐が遠ざかった。 痛みの波が鎮まっていく瞬間、咲織はその痛みに懐かしさすら感じ、心の裡で『もっと』と呟いていた。

 咲織の地獄の底で微かに湧いた想いが三宅に伝わったのか、それとも単に残酷なまでに被虐にのたうつ美少女を自分の慾望を駆り立てる催婬剤代わりに求めただけなのか、三宅は更に咲織の尻たぼに一つ、二つと蹴りを入れた。

「さすがに自分のひり出した汚物を全部飲んだのでは、おまえの腐るかも知れないな。 これにしろ。 優し過ぎるご主人様だろう。」
 三宅が咲織の顔前に置いた金盥がからんからんと鳴った。 
「あぁぁ。」
 咲織は安堵の溜息とも悲鳴ともつかない哀切な溜息を零して、三宅と顔前に置かれた金盥を見た。 

  一刻も早くと金盥を跨ぐ。 それでも、三宅から貰ったワンピースが汚れない様にと腰までもたくし上げていた。 たくし上げてから、秘部までも三宅の眼に曝してしまっている事に気づいて、胸を痛ませた。 が、その痛みを気遣う余裕などない事を咲織が一番知っていた。

『これが奴麗。 絶対に見せたくはない恥ずかしい姿を一番見せたくない人に見せてしまう。 恥ずかしくて恥ずかしくて、死にたいくらいなのに、なのに。』 

「あぁぁぁ。」
 恥も外聞も捨て去り、世にも不恰好で破廉恥な姿を三宅に晒し、膝を折ってしゃがみ込んだ。  最後の抵抗だった。 せめて、音を、聞くに堪えない惨めな音を立てまいと菊華を引き締める。 内側から菊華を無理やり押し開らかれる痛みが咲織を襲う。 今もスイッチが入ったままのローターが菊華を震わせた。

「ぶっ、ばびっ、ぶぅ~。」 
 細やかで、哀しい奴麗の抵抗を嘲嗤い、浣腸液の噴流は金盥で派手な音を立てた。 『かん』と一際高い音を立て、ローターが飛び出す。 その後はもう止めようも無く、汚物が噴出するに任せるしかなかった。 

『なんて、なんて惨めなの。 どうしてこんな姿を大好きな人に見せなきゃいけないの。 どうして、見せてしまうの。 あぁ、止まらない。 酷い音。 酷い臭い。 嫌われる。 嫌われてしまう。 こんな、こんな女。 鞭で打ってください。 痛みをください。 この胸の痛みを忘れられる程の躯の痛みを。 ううん、きっと、こんな汚い女は鞭打つのもお嫌ですよね。』

「あぁぁぁっ。」
 咲織は掌で顔を覆った。 胸を大きく上下させ、ひくひくと込み上げる悲しみに泣いた。

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☆ その2256=噴出。

 汚物の噴出は容易には止まらなかった。 自らが立てているとは思えない下品で、穢らわしく、凶暴な破裂音が玄関を揺さぶり続ける。 

『いやぁ。 止まって、止まって。 もう、もう耐えられない。 嫌われてしまう。 捨てられてしまう。 こんな、こんな汚らしい、破廉恥な姿をご主人様に見られて。 生きていけない。 辛い、辛すぎる。 止まって、止まって。 時間が遡ればいいのに。 あぁ。 苦しい。 一体、何時まで。 何時まで、私は私を苛むの。』

 羞恥を超えて、一瞬、一瞬がナイフとなって咲織の胸を切り刻む。 残酷な時は一向に進んではくれなかった。 歩みを止め、肌に纏わり付き、躯中をその刃で切り刻んだ。

「ひっ、ひっ。 ひっく、ひっ。 はぁあ。」
 咲織はしゃくりあげて泣いていた。 顔を覆う小さな掌から滴るほどに涙を溢れさせた。 

 噴出は止まりかけてはまたぶりぶりと聞くに堪えない音を立てて、間歇した。 苦役から解放されるかもと囚人が安堵に胸を撫で下ろそうとした心の油断を突いて鞭を振り下ろす看守の狡猾さを見せて。 その度に咲織の胸は押し潰される痛みに血を流す。

「臭い、臭い、臭い。」
 ようやく汚物の噴出が止まった頃合いを見て、三宅が大げさな声を上げ、大きく玄関の引き戸を開け放った。 咲織の剥き出しにした尻たぼを吹き付けた師走の冷気が切るように薙いでいく。 

『冷たい。 もっと、もっと、冷たくして。 こんな汚い女、このまま凍えればいいのだから。』

 咲織は顔を上げられなかった。 羞恥が糸となり縄となって躯中に纏わり付き、ぎりぎりと締め上げてくる。 咲織は指一本動かせなかった。 動かせば、折れそうに思えた。 実際には手足の自由を全く奪われていない事が何よりも辛かった。 

「汚らしい脱糞ショーもようやく終わりを告げた様だな。」
 三宅が近づいてくる気配に咲織は躯を小さくした。 針が肌を刺してくる。 

「ほぉ。 出したな。 汚い、汚い。 なんて汚いウンチを、しかも大量に。 なんて、汚らしい奴麗だ。 俺は知っての通りスカトロの趣味は無い。 さっさとそのまだ動いてるローターを取り出して、綺麗にしなさい。 俺が持てる様にな。」
 三宅の言葉に咲織は凍てついた美貌を向けた。
「おまえは犬なんだから、どうやって取り出せばいいか、どうやってローターを綺麗にしたらいいかぐらいは分かるだろう。」 
 凍てついていた咲織の美貌が悲痛に崩れた。

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☆ その2257=私の舌は雑巾です。

『口で、口で、汚物の中からローターを咥えろと仰るのですか。 顔中ウンチまみれにして。 私がしたとはいえ、ウンチを舐め取れと。 そ、そんな。 犬どころか豚、豚どころか・・・。 どん底まで堕ちろと。 どん底まで堕ちた、ウンチ塗れの、そんな汚い奴麗をご主人様はかまってくださるのですか。 ううん。 きっと、きっと、汚いと追い払われる。 ご主人様は綺麗好きだもの。 潔癖症なくらいに。 あぁ。 どうしたら、どうしたら。 許される筈もない。 ご主人様のご命令なら命も投げ出すのが奴麗の、咲織の唯一の存在理由。 だったら・・・。 例え、その後で穢らわしいと足蹴にされて、寒空に放り出されても。』

 咲織は天を仰ぎ、声を上げずに慟哭した。 

 覚悟はしていた。 それは、もしかしたらローターを自らはひり出せなかった時から。 何処までも三宅が望むままに堕ちてみせると。 堕ちて、堕ちて、人でなしとなっても三宅に愛想を尽かされる方が怖かった。 今は三宅のために堕ちても、愛想を尽かされるのではないかと言う事が一番怖かった。 

 涙の向こうに三宅の顔があった。 涙で微かに歪んだその顔は厳めしかったが、何処か、心配気にも見えた。 

 咲織は痛みに晒され、今は破裂しそうに薄くなった胸に冬の冷気を吸い込んだ。 金盥から離れて、敷瓦を敷き詰めた土間に四つん這いになった。 冷たさは感じなかった。 

 自らの汚物に溢れているだろう金盥から瞳を逸らしていた。 ふと落とした視線の先で、黒い敷瓦を自らの飛沫が汚していた。 

 咲織はいてもたっても堪らず、自らの口をその飛沫に付けていた。 見せたくはなかった。 三宅に自分の汚い物を見られたくなかった。 三宅の前でこの世で一番汚れ、惨めな姿を見せたと言う証拠を消し去りたかった。 三宅の前では例え全てを晒しても、鞭に追い立てられて泣き上げようとも、可愛い女でいたかった。 

「ううっ。」
 口に拡がる苦さに、それ以上に三宅の前で汚物をこんな所まで汚すほどに噴出させてしまった事に、咲織は嗚咽した。 

『私は奴麗。 人でなし。 ご主人様のご命令のままにどんなに恥ずかしいことも、どんなに婬らなことも、どんなに穢れたこともする女。 私の口は便器。 私の舌は雑巾。』

 咲織は厳しい現実と折り合いを付けるために、自らを貶めていった。 舌を精一杯に伸ばし紅く愛らしい唇が潰れる程に冷たい敷瓦に押し付けて、土間を舐め上げていった。

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☆ その2258=唇を靴底に。

「自ら、舌を雑巾にして土間を舐め上げるとは。 心底、最低の奴麗になったようだな。 美味しいか、自分のひり出した汚らしいウンチは。 ここにも飛んでるぞ。 ここにも。」
 三宅は咲織の巻き毛を掴み、飛沫の付いた土間を見せた。 咲織は親の眼から自分の恥ずかしい性癖を隠す子供の様に、慌てて舌を飛沫に付けていく。 ワンピースの裾を尻たぼが剥き出しになるまでたくし上げ、土間に這い蹲る姿がどれ程惨めか、咲織は考えもしなかった。 

 その身に着けたワンピースが気品漂うもので、そしてそれを纏った女の躯が華奢で愛らしいだけに、四つん這いになって土間を舐める姿は無惨で、そして婬美だった。 心優しき者なら直ちにその腕に抱え起こしてひしと抱き、嗜虐の心を持った者なら獣となって犯しただろう。

 三宅は静かに咲織の姿を見下ろしていた。 咲織の躯が造るその全ての曲線を眼に焼き付ける様に、その哀しい心を汲み取る様に。 自らを鎮める様に煙草に火を付けた。 紫煙が形を無くしてしんとした外の闇に消えていった。

「ほら、舐めろ。 おまえは汚い物を舐めるのが大好きな変態奴麗だろ。」
 三宅は咲織の小さな背中を靴底で踏み付けた。 堪らず、咲織はその華奢な躯を土間にへしゃげさせる。 

 たわわで若さに張り詰めた形のいい胸球が土間に押し潰される。 その痛みに咲織は喘いだ。 

「嬉しそうだな。」
 図星だった。 一人汚物を清めていた凍てつき怖そうな心が、足蹴にされると言う虐げられた形にせよ、三宅に触れられてはしゃいでいた。 
「はい。 嬉しいです。 ご主事様に踏まれて咲織は嬉しいです。」
 喘ぎながら咲織は奴麗の台詞を吐き出した。 吐き出しながら、躯が自らの言葉に蕩けだす。

「じゃあ、もっと歓べ。」
 三宅は踏み付けた足を咲織の背中から、頭へと動かしていった。 巻き毛が掛かる細い肩を踏み付け、そして頭を踏み付けぐりぐりと左右に揺さぶる。 土間と靴底の間で、傾けた咲織の美貌が歪む。 紅いぽってりとした唇が突出し、喘ぎさえ止まるほど三宅は遠慮会釈なく咲織を踏んだ。 

「舐めさせてやる。」
 ようやく咲織を踏み付けるのに飽きると、三宅を見上げた咲織の顔前に靴底を押し付ける様に近づける。 
「はい。」
 咲織は何の躊躇いも見せずに靴底に唇を押し付けていた。 

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☆ その2259=調教。

「美味いか。」
「はい。」
 そう心から咲織は言った。 そうだと思った。 身も心も喜んでいると。 三宅がすることに屈辱など味わってはいないと。 が心の底は屈辱を味わっていた。 そして、その屈辱に泣く心が流す婬らな血を奴麗の肉が啜っていた。 

「これがおまえの躯の中にあったウンチだ。 どうだ、汚い物だろう。 それが人間だ。 どんなに綺麗な服を着ていても、どんなに艶やかな肌で覆い隠していても、その下は醜い。 汚い物で溢れてる。 それに目を瞑り、恋だの愛だのと綺麗な言葉で飾って男と女は抱き合う。 汗を、唾液を、体液を、あらゆる分泌物を交換し合う、それが愛だ。 ご主人様と奴麗はそれを受け入れた者達だ。 人間の裡側の汚らしく、眼を覆いたくなる物から眼を逸らさず、全てを曝し、受け入れた者同士がご主人様と奴麗と言う事だ。 だから、」
「見ろ。 見るのも嫌か。 それがおまえだ。」
 三宅は咲織の髪を掴み、金盥を覗かせた。 咲織は瞳を閉じ、顔を背け様とする。 三宅はそれを許さなかった。 咲織の顔を汚物の中に沈めでもする様に金盥の上に持ち上げる。 髪を掴まれた痛みも感じなかった。 咲織はいやいやと顔を振った。 

「目を逸らすな。 おまえがひり出したんだろう。」
 三宅に命じられても咲織は見られなかった。 息をするのも怖かった。 

『汚い。 汚い女です。 嫌いになってしまいますよね。 こんな物をこんな処で出してしまう様な女。 あぁ、消えたい。 いっそ、死ぬまで打ってください。 どうか。』

「底にローターが沈んでいる。 手を使わずに取り出して、清めなさい。」
 冷たく言い捨てると、三宅は咲織の髪を放した。 上がり框に腰を下ろし、煙草を燻らした。 咲織が命令に従うまで許さないと言っている様だった。

「嫌いになってしまわれませんか、私の事を。 こんな物をひり出した女を。 こんな物を顔中に付けた女を。 どんなに後で洗っても、洗っても、嫌ですよね。 もう二度とキスなんてして頂けませんよね。」
 三宅を見詰める咲織の瞳は何処までも澄んでいた。 三宅は何も答えなかった。 咲織のその清らかな貌が次第に泣き顔になっていく。

「これまでおまえをじっくりと調教してきた。 どんな命令でも俺のために心から歓んで聞く奴麗に。 ピアスも施した。 それでもまだ、そんな簡単な命令一つ聞けない様な奴麗は要らない。 もう、調教の仕様が無い。 諦める。」
 三宅の声は冬の冷気の様に静かだった。

「あぁ。」
 咲織の肺腑を引き絞った啼き声が冷気を震わせた。 

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☆ その2260=ペロリ

 初めて、まじまじと自分の汚物で満たされた金盥を覗き見た。 咲織の大きな瞳からぽたぽたと大粒の涙が落ちる。

『あぁぁぁ。』

 幾ら溜息を溢しても、胸は塞がり続ける。 塞ぐものは屈辱なのか、哀しみなのか、それとも諦めなのか、咲織にも分からなかった。 

『ご命令に従います。 とことん汚れろ。 自分のウンチさえ食べてみせろ。 それがご主人様のご命令だから。 咲織の思いを、覚悟を、解ってください。』

 咲織は意を決して四つん這いの腕を折った。 巻き毛が濡れることも、顔が汚物に塗れることも覚悟して。

「・・・。」
 汚物の中に突っ込もうとした顔を遮った物を咲織の茫然と見開いた瞳が追った。 頬を支える掌から手首へと視線を上げてゆく。 その先には三宅の生真面目な顔があった。 

「あっ、ご主人様。」
 まだ焦点の定まらない咲織の視界の中で、三宅の掌は金盥の中に躊躇も見せずに入っていった。 
「俺にはその綺麗な顔にウンチを塗り込んで喜ぶスカトロ趣味は無い。」
 三宅はそう言うと、金盥の底からピンクのローターを取り出して見せた。 アーモンドの咲織の瞳が丸く見開かれる。

「自分の腹の中に入ってたものだぞ。 泣くほど汚いか。 俺の洗っていない、一日靴を履いていた足を美味そうにしゃぶるくせにな。」
「だって、ご主人様だから。 ご主人様は何処も彼処も綺麗です。 何でも、綺麗です。」
「ふん、そう言うものか。」
 三宅は微笑むと、濡れたローターの先をぺろりと舐めた。 

「あっ。 いけません。」
 咲織は血相を変え、三宅の手からローターを取り上げようとして、三宅にぴしゃりとその手を打たれた。
「何がいけない? 雅士によると、ひり出したばかりのウンチなんて口の中より余程綺麗らしいぞ。 大腸菌はウ確かにジャウジャいるだろうが、元々腹の中にいた害のない物ばかりだ。 それに引き替え、口の中はどんな黴菌がいるか分からない。 朝なんて、それらの黴菌が一晩繁殖して、洗ってない便器より酷いらしい。 惚れて盲目にでもなってなければとてもキスなんてできたものじゃないとあいつが言ってた。 おまえが俺の足を平気でしゃぶれるのもそういう事なんだろう。」
 三宅は再びローターをぺろりと舐め、にやりと笑った。 茫然と動けないでいる咲織の前から金盥を取り上げると、家の奥に消えた。

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☆ いきそう。

☆ いつも読みにお越し頂きありがとうございます。
今日はお休みをいただき、また明日から鋭意連載させて頂きます。 どうか、明日も読みに来てくださいます様に。 
 

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☆ その2261=むしゃぶりつく女。

『ご主人様が、あの綺麗好きなご主人様が私がひり出したローターを舐められた。 飯田さんは医者だから、その通りなのかも知れない。 キスなんて、ウンチを舐めるより汚いのかも。 でも、でも、ご主人様は・・・。 惚れて盲目にでもなってなければキスなんてできないと、そう仰って、あのローターをまた・・・。 いいのですか。 私に、こんな奴麗に、惚れていると仰って。 まさか。 でも、そうなら、どんなに、どんなに嬉しいか。 もう、二度とご命令に逆らったりしません。 嫌がったりしません。 どんな事でも、どんなに辛い事でも、どんなに普通なら恥ずかしい事でも、喜んで、自らご命令に従います。 何処までも、貶めてください。 どれだけでも苦しめてください。 ご主人様が与えてくださる全ての事を全ての感覚を掛け替えのない大切なものと、愛おしいと、味わいます。 ご主人様の奴麗でいたい。 ご主人様の奴麗になれてよかった。』

 優美な頬を大粒の涙が伝い、やがて流れとなっていた。 それは冬の凍てつく空気に曝されてもなお暖かかった。

「まだそこで犬になっていたか。 『待て』は出来る様になったようだな。 感心だ。」
 戻って来ると、三宅は土間に降り、四つん這いのまま動けずにいた咲織の頭を撫でた。 

『ご主人様。 ご主人様の掌、嬉しい。』

 撫でられている頭の頂きから躯の中へと暖かな潤いに満ちたものが注がれていく。

「ご主人様ぁ。」
 咲織は気が付くと、立ち上がり、三宅に全身で抱き付いていた。
「うんぐ。」
 精一杯に背伸びをし、三宅の首に両腕を巻き付け、咲織は気が付くと三宅の口を奪っていた。 
唇に感じる熱にはっと躯を離し掛けたが、一瞬だった。 

 唇から熱い脈動が躯の芯に降りていく。 疼きに疼いた躯が目覚め、反応する。 止めようが無かった。 咲織は無我夢中で三宅の口にむしゃぶりついていた。 

 奉仕の気持ちはもちろん、相手を歓ばせようとか、感じさせようとかの意図など無く、ただ躯が求める儘に三宅を求めた。 まるで食べる様に三宅の唇を舐め取り、胸いっぱいに三宅の舌を吸い、全てを欲しがって三宅の口の中を舌が彷徨った。 

 三宅の唾を啜り込む。 疼きがますます燃え上がる。 どれだけ触れても、どれだけ啜っても足りなかった。 ますます咲織の女は飢える様だった。 白魚の細い指が三宅の背を忙しなく彷徨う。 爪先立ちの小さな指が白く冷えるのも構わず、必死に伸びをし続けた。 

「待てが出来る様になったと思ったら、今度は犬の姿勢を忘れたか。 いいだろう。 奴麗のくせにご主人様の許可も無く人並みに二本足で立つと言うなら、ここに居る間は立ちたくても、立てないようにしてやろう。」
 三宅はまだしがみ付こうとする咲織を引き剥がし、声を凍らせた。 

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☆ その2262=着衣のままで。

 三宅への思いに滾った咲織に冷水を浴びせると、三宅は咲織にくるりと背を向けた。 咲織は慌てて四つん這いになり、その後を付いていく。

 三宅は玄関の奥にある部屋に入っていった。 
「ここに入ってもいいですか。」
 初めて入ったその部屋は十畳ほどの部屋の真ん中に重厚な和机と肘掛の付いた座椅子が二つ置かれているだけの清々しい和室だった。 その潔い畳の薫りが今し方も大切な人の前でウンチまでして見せた性の奴麗である自分には似合わない気がした。  

「どうした? おまえを責めるための調教部屋じゃなかったから、拍子抜けしたか。」
「ここはお客様用のお部屋の様だから、私の様な奴麗が入っていいのかと。」
 咲織は敷居を跨いでいいのか、不安げな顔を見せた。   

「奴麗風情が入ってもいいか躊躇するなんて、また随分と謙虚になったものだな。 さっきは、許可も無く俺の口にむしゃぶりついて、放っておけば一物まで食べそうな勢いだったのに。」
「そんな、咲織はいつもご主人様の奴麗だと思っています。 謙虚でいたいと。」
 三宅の言葉に咲織は俯いた頬を真っ赤に染めた。 それが三宅の楽しみの一つだと頭では分かっていても、三宅に揶揄されるのは鞭よりも辛かった。 そのくせ、痛む胸が流す涙に子宮が反応する。 今も、うなじまで赤く恥らいながら、秘部が、ピアスを施された秘芽がじんと脈打つのを感じていた。

「そうか。 謙虚でいたいか。 犬になり切りたいと言う訳だ。 じゃあさっさと部屋に入れ。 そして机の上に乗れ。」
 三宅は机を顎で示すと、山水画の掛かった床の間を背にして、大きな座椅子にどっかと腰を下ろした。

 咲織はよたよたと四つん這いで部屋の中央に進む。 言われるままに机に手を掛けて、まだハイヒールを履いたままだと言う事に気づいた。 慌てて、脱ごうとする手を三宅に遮られた。 
「ハイヒールのまま、こんな机に上っては。」
「そのままでいい。 おまえの小さな足にはハイヒールが似合う。 たまには脱がせる楽しみも味わわないとな。」  
 咲織はハイヒールが机に触れないように細い足首に向かってすらりと曲線を描く膝下を跳ね上げ、机の上で四つん這いになった。 真正面から三宅に顔を見られるのが恥ずかしく、すぐに巻き毛に隠れるように下を向いた。

「ふふん。 おまえは何時も俺の顔を見るなり一糸纏わぬ素っ裸になりたがるからな。 たまには着衣のまま責めるのも楽しそうだ。 ワンピースと言う日常を引き摺ったままケツや乳房を放りだした方が、エロい。 さ、机の上で、昔教えた奴麗の待ての態勢を取れ。 これから一週間、犬になり切れるにしてやろう。 それがおまえの望みでもあるようだからな。」
 冷たく命じる三宅の声は悪戯を思いついた子供の様にはしゃいでいた。
 

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☆ その2263=横たえた躯。

『犬になり切る様にするって一体? 先ほども二度と人並みに二本足では立てないようにしてやると。 足でもお切りになるのですか。 それがお望みなら・・・。 咲織は歓んで受け入れます。 でも、ご主人様が楽しそう。 どうぞ、咲織で遊んでください。 咲織を玩具にして。』

 三宅のはしゃいだ声を聞くのは咲織にとって喜びだった。 咲織は自分に与えられるだろう責め苦を忘れて、心を躍らせた。 

「違う。 俺がおまえの恍惚としたエロい顔も、しとどに婬蜜を垂らしたお満子も同時に楽しめるように頭を雪見障子に向けて横たわるんだ。」
 三宅に言われて、咲織はシングルベッド程もある大きな黒檀の和机に躯を横たえる。

『あぁ、でも、でも、この奴麗のポーズは恥ずかし過ぎます。 それも責められるための部屋、裸でいることが当然の部屋じゃなく、こんな品格のある和室で。 ご主人様の仰る通りです。 ワンピースを着ていた方が遥かに恥ずかしい。 本当に消え入りたいです。』

 上向きになると自ら膝を折っていく。 ワンピースが捲れ上がり、磨き上げた黒檀の和机に白く若さの詰まった太腿が映った。 ハイヒールが裸の尻たぼに触れた。 自ら膝を内側から抱えようと伸ばした手が怯えて止まった。

『それにしても、このポーズは。  恥ずかし過ぎます。 手も足も縛られていないのに、力づくでされるのでもないのに、自らするなんて。 こんなにもあからさまな、恥ずかしいポーズをちゃんと覚えていて、言われた通りにしてしまうなんて。 自分が恥ずかしいです。 あぁ、あそこが。 あそこがまた熱い。 熱くなる。 それが恥ずかしい。』

「どうした。 両掌が背中で合わさるまで、脚を引き付けるんだったろう。 おまえの細い躯なら楽々指と指を握れる筈だ。」
 三宅の命令に助けられた気がした。 咲織は命令と言う目に見えない鞭に追い立てられ、両手を内側から捻じ込む様に脚を抱えていく。 ふと三宅を見た。 三宅の眼が剥き出しになりつつある秘部を貫く。 咲織はぞくりと躯を震わせ、三宅が頷くまで両脚を自らの手で引き付けていく。
  
 背は高くないがモデルの様にすらりと伸びた咲織の脚は頭上を越えて高々と上がっていった。咲織の華奢な肩が自分の両膝に埋もれるまで両手を引き付けた。 咲織は三宅の眼に雁字搦めに縛められるのを感じた。 恥ずかしがり、今にも逃げだしたいと願う心を余所に、三宅の眼の縛めに濡れる躯がいた。

「よく、そんな恥ずかしい姿を人目に晒せるな。 おまえの言う事を信じれば、俺を愛しているそうだが。 普通の女性は愛する人の前だからこそ慎み深くなり、余計に恥を知るものだと言うのに。 本当に俺を愛しているのか。 もしかして、俺をヴァイヴかなんかと間違えているんじゃないか。」

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☆ その2264=自縛。

「違います。 違います。 信じてください。 咲織は、咲織は本当に、心からご主人様を愛しています。 本当に。」
 態とだと思っても、三宅の言葉に咲織は胸の裡で血を流さずにはいられなかった。 三宅を思う、咲織には絶対の神聖なものを三宅自身に穢され貶められるのが辛かった。 咲織は、いやいやと激しく首を振る。   

「そうか。 愛しているのなら、俺の歓びはおまえの何よりの喜びの筈だな。」
「はい。 ご主人様が歓んでらっしゃるのが、何より嬉しいです。」

「その言葉を忘れるな。 俺が歓んでいる裡は嬉しくて仕方ないんだから、心の底から止めてとか、嫌とかと言う言葉は出ない筈だ。 言ったら、俺を愛していると言うおまえの言葉が嘘になるぞ。 いいんだな。」

『いいです。 嘘なんかじゃないんですから。 心の底からご主人様が好き。 ご主人様が楽しそうにしてらっしゃる横でそれを感じているのが好き。 だから、ご主人様が楽しんでらっしゃる限り、どんなに惨い仕打ちを受けても構いません。 分かっています。 ご主人様の言われた意味は。 咲織がどうしても泣いて、止めてと懇願する様な責め苦を与えて慰めにされる気になんでしょう。 どうぞ、好きなだけ責めてください。 そして、のたうち、哭き叫ぶ咲織の姿を楽しんでください。 ああ、でも怖い。 一体どんな責めを。 怖い。』

「はい。」
 怯える心を励ますように咲織は強く頷いた。 三宅の言葉の意味は痛いほどに分っていた。 それは言葉の縄。 自らの言葉が縄となって、身も心も縛り付ける。 解くことも出来ず、細いけれど鋼よりも切る事の出来ない縄だった。

 どんなに辛い責め苦が与えられようと、どんなに恥ずかしい命令を受けようと、もう咲織には逃れる術は無かった。 咲織は喉元まで迫り上がった慄きをごくりと飲み込んだ。

「ふふぅ。 そこまで脚を広げても、まだ穢れを知らない少女の振りをして、口を閉じてるとは。 おまえのお満子はおまえ同様、おぼこい振りをするのが上手いな。」
 捲れ上がったワンピースの裾から顔を出し、極端に躯を折っているために三宅に向かって突き出している格好の咲織の股間に三宅の声が吹き掛かる。 薄桃色の秘唇がふるふると感じだす。 躯の喘ぎが喉に詰まった。

「艶やかな肌が綺麗な球形を描く尻たぼ。 そこから伸びる細く長い脚。 見かけは細いのに何処も骨ばっていない。 押せば押しただけ跳ね返してくる弾力。 力を入れれば跳ね返してきて、それでいて触れた掌にぴったりと貼り付いて離そうとしない。 おまえそのものだな。」
 三宅の掌が咲織の尻たぼを愛でて、太腿へと移り、普段触れられる事の無い膝裏から脹脛へと遊ぶ。 

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☆ その2265=やらしい躯。 

「あぁぁんん。」
 脹脛に遊んでいた三宅の掌が再び柔らかな裡腿を愛でると、咲織はもう声を堰き止めてはいられなかった。 自分の耳にも婬美な声が咲織の羞恥を煽る。 咲織は顔を自らの脹脛に埋めた。 

「こら、全てを見せなさい。 どんなに恍惚とした表情で、恥ずかし気もなく喘ぎ声を出しているのか、見てやろう。」
 三宅の掌が咲織の小さな顔を楽々と掴み、ぐいと上を向かせる。
「だって。」
 咲織はすっかり紅潮した涙袋を湛えた瞳を三宅に向け、甘えた抗議の声を上げる。

「だって? そんな言葉は奴麗には無い筈だ。 人間らしい二足歩行をする度に痛む躯にしてやるついでだ。 俺が人間の言葉で返事をしろと言わない限り、犬語しか使うな。 感じた時も、痛いときも、苦しい時も、全てワンワン、キャンキャンと啼け。 いいな。 俺の求めも無く人語を話したら・・・。 そうだな、おまえの口を大きく開きっ放しにする開口器の付いた猿轡をずっと嵌めておいてやろう。 一日中、だらだらと涎を垂らして暮らすがいい。 ここにいる間中していたら、もう口を閉じられなくなるかも知れないな。 それもまたいいか。 おまえの口を便器代わりに使うには却って好都合かもしれない。」
 三宅の怖ろしい提案に、咲織はこくりと頷く。 三宅の手で、言葉で貶められ、責められ続けていく事に躯の奥がきゅっと絞られる感じがした。 絞られた子宮からいやらしい愛液が肉の隅々まで染みてくる。 

『濡れてくる。 不思議。 人語を話すななんて酷いご命令を受けたというのに。 ご命令を守れなかったら、ずっと口を開かされると言われても、ただ怖いだけ。 ご主人様を恨む気持ちが湧いて来ない。 それどころか、ぞくぞくとしてくる。 濡れてくる。 恥ずかしいです。 濡れてる秘唇を隠すことも出来ない。 今、ご主人様に見られたら。 そのことを指摘されたら。』

 隠すべきものを何も持たない無毛の秘唇を男の前にこれ見よがしに突き付けているのは、自分ではどうにもならない縄の縛めではなく、自分の意思で動く自分の手だと言う事すらも忘れて、咲織は羞恥に身を焼いた。 少しでも隠そうとして、その躯をいやいやと左右に小刻みに揺らした。

「おまえはこれから犬だ。 盛りの付いたやらしいメス犬だ。 いいな。」
「は、あっ、ワン。 ワンワン。」
 犬の様に返事をしながら、咲織の躯はいやらしく昂っていく。 心の中で咲織は尻尾を振っていた。

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☆ そんなにされたら。

☆ いつも読みにお越し頂きありがとうございます。
ちょっと仕事のトラブルが思わぬところから降ってきました。 トラブルって言うものは、そう言うものですよね。 ちなみにプロジェクトの定義は予期せぬトラブルがある一連の作業だそうですから。 今日はお休みをいただき、また明日から鋭意連載させて頂きます。 どうか、明日も読みに来てくださいます様に。 
 

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☆ それ以上は・・・。

☆ いつも読みにお越し頂きありがとうございます。
今日も一日トラブル処理のために電話と会議で一日が過ぎてしまいました。 二日連続の急の休みになってしまいましたが、また明日からは確実に鋭意連載させて頂きます。 どうか、明日も読みに来てくださいます様に。 
 

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