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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ 美沙の凄春その118=官能の火。

「ええ。 壊して。 そのために誘ったんだから。」
 想いを口にしながら、美沙は胸が焦げるのを感じていた。 一樹の煙草を持っていない方の手を取り、衝動的に人差し指を口に含んだ。 指の股に舌を這わせ、ペロペロと舐め始める。 

「くすぐったい。」
 眼を驚きに丸くし、一樹は手を引っ込めようとした。 美沙はその掌を握りしめた。 離したくなかった。 自分の衝動を、自分の躯の中の穢れた性向を否定されるのが怖かった。 
「だめ、くすぐったいのが良くなるの。 最初だけはおねぇさんに任せて。 その後は好きにしていいから。」

 美沙は再び、一樹の指を口に含んだ。 一樹の観察する様な鋭い視線が頬に痛かった。 一樹の清らかな命が自分の中に流れ込んでくる様な気がした。 美沙はもっとその命の迸りに触れたくて、一樹そのものに触れたくて、舌を指に這わせた。 指紋を作る細胞の一つ一つが愛しく、掛け替えのない物の様に思われた。 美沙は一つの細胞も疎かにしまいと舌を絡めていく。 くすぐったそうに指を引こうとする一樹の力が溶けていき、一樹の指は美沙の口の中で寛ぎ始めた。 

 美沙は一樹の指の一本一本を丁寧に舐め上げていった。 時々、大きな瞳で上目遣いに一樹の顔を恐る恐る見つめた。 一樹の顔が怒っても、驚いても、呆れてもいない事に安心すると、心を一樹の指に触れている口に戻した。 一樹は真っ直ぐに自分の指をまるで天から授けられた宝物の様に愛しんでいる美沙の幸福そうな顔を見ていた。 自分の中でも涌き起こる感悩の火を逸らす様に、自由な手で煙草を吸った。 

 一樹が煙草をもみ消した。 美沙は、全ての指が欲しくて、今まで口に含んでいた掌を自分の肩に誘い、煙草を吸っていた手を舐め始める。 バスローブの大きく開いた胸元に一樹の視線を感じた。 美沙の胸が恥ずかしさと期待でぶるんと揺れる。 
 一樹は胸の誘惑にもすぐには乗ってこなかった。 美沙は少しの寂しさを感じた。

「一樹さん、いつまでお澄まししてるの。 こっちに来て。」

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