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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ その1874=耐えるしかない。

『ご主人様が楽しそう。 私で、愉しまれてる。 もっと遊んでください。 この躯で良ければ。 この奴麗で良ければ。』

 三宅は引き締まった唇の端に悪魔的な笑みを浮かべた。 咲織はその笑みに引き込まれてしまう自分を抑えられなかった。 疑問も、哀しみも、怖れさえも押し流し、胸苦しいまでに三宅への思いが噴き出す。 躯が沸々と疼いた。 もぞもぞと腰が動くのを止められない。 

「動くんじゃないぞ。」
 それでも、三宅が難しい顔を見せ、消毒薬を乳首に塗りつけ始めると、改めて怖れが湧き上がってくる。 痛みを知った躯が緊張する。 乳首はアルコールに凍え、銀色の注射針が瞳でぎらつくと悲鳴が喉元に迫った。

「啼いていい。 だが、逃げるな。 逃げれば傷が深くなる。」
 三宅の言葉に咲織はごくりと恐怖を飲み込んだ。 苦いものに喉がひりつく。 何かに縋る様に足首をぎゅっと握る。 掌に足首にがっちり嵌まった足枷の金具が当った。 

『何処までも咲織はご主人様の奴麗。 耐えるしかない。 耐える事だけが咲織の存在理由なんだから。』

 咲織は乳房を三宅に捧げる様に突き出した。 その上で鎖骨が飲み込んだ怖れに戦慄いていた。 

「ひぃぃぃぃぃぃっっ。」
 憐れな決意を針の鋭い痛みが引き裂いた。 躯が針から逃げようと傾く。 三宅にがっしりと蕾を掴まれた乳房が悲痛に歪んだ。
「動くな。 怪我をする。」
 三宅は強い意志で針を突き刺した。 乳首の根元、淡い桃色の乳暈を袈裟掛けに注射針が貫き、下から銀色の張先が顔を出す。 針先に小さな血玉が浮かび、ぷっくりと脹れて割れた。

「あぁぁぁぁぁぁ。」
 痛みよりも恐怖の余韻に咲織は胸を大きく上下させて嗚咽を繰り返していた。 優しい頬の線が今は引き攣り、唇は一層紅く凄艶さを漂わす。
 
「痛かったか。」
 案に無い三宅の優しい声に、咲織の瞳から暖かな涙が溢れた。 潤んだ瞳に三宅の顔を映し、咲織は嗚咽に喉を詰まらせながらもこくりと頷く。

「そうか、良かったな。 また一つおまえはハードルを乗り越えた。 より理想の奴麗に近づいた訳だ。 後、三本だ。 耐えなさい。」
 許されるとは思ってはいなかった。 それでも、咲織の胸に哀しみが溢れた。

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