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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ その2573=求める躯。

 咲織は泣いていた。 もう涙を隠す目隠しは無いと判っていても、涙を止める事は出来なかった。 その熱く、冷たく頬を流れるものは、喪失の涙だったのかも知れない。 咲織は全てを失ったと思った。 常識も、誇りも、三宅の愛も、そして女としての命も。 喪失の果てで、躯が飢え切っていた。 心が乾いていた。

「さぁ、余興は終わりだ。 これからの本番を愉しもう。」
「そうだな。 三宅さんが作ったご自慢の責め部屋を使い果たさなきゃ、ご招待を受けた甲斐が無い。」
「凄そうでしたからね。」
「ショー用の部屋より遥かに凄いと言う話だから。」

「さ、来なさい。」
 穢れた秘唇を強いシャワーで奥まで洗われた躯を床で小さく丸めている咲織の首輪を清水は乱暴に引っ張った。 男達の後をよろよろとついていく咲織は、命じられてもいないのに、自然と犬這いをしていた。 床を蹴る足裏が痛かった。 咲織は蚯蚓腫れが覆うまで足裏を鞭打ち続けた三宅を求めた。 満たされず欠けた心に疼きを滾らせる熱い血が流れ込む。 咲織は胸を焼く思いに一人嗚咽した。

「自分がどんな扱いを受ける身か、その瞳に否と言う程焼き付けただろう。 見てしまった以上は、自分が責められる姿を、次に何をされるか知らされない事で、その情景は増幅される。 暗闇の中では物音一つにも怯えるだろう。 奴麗には歓喜の表情より、怯えた表情がお似合いだ。 地獄の闇の中でのたうつがいい。」
 部屋の中央に立たされた咲織の瞳に鏡の床に浮かんだ自分の裸身が映っていた。 その憐れな姿が瞳の中で滲んだ。 咲織は再び目隠しをされた。 

「杉山さん、六本木のクラブで見せて貰ったあの縛りをもう一度してもらえませんか。 そして、今日はあの縛りを受けた咲織さんを見るだけでなく、この体でとことん楽しみたい。」
 早坂の言葉に男達の眼が燃える。
「いいでしょう。 あれは余程のマゾでも悦びを感じる余裕も無く、ただ責め苦が終わるのを、否、気が遠のくのを待ちわびる程の辛さだが。 躯がとても柔らかく、また縄食いのいい咲織さんの肉でしか出来ない縛りでもある。 三宅さんに徹底的にと頼まれてもいるし、今日の責めには相応しいかも知れない。」
 杉山は緊張の中に凪いだ眼で咲織を見た。 

「棒はありますか。 男の背丈よりも少し長いくらいの。」
「ありますよ。 麻縄の縛りには鉄の光より竹の方が似合うと思って、昔ながらの竹の物干し竿を用意しておきました。」
 部屋の隅から聞こえたその穏やかな声に、咲織の心臓が脈打った。 

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☆ その2574=蹲る女。

「ご主人様。」
 咲織は叫んでいた。 声のする部屋の隅に顔を巡らした。 目隠しをされた瞳で三宅の姿を求めた。 躯中の血が沸騰した。 三宅からの声は帰ってこなかった。 
 
『ご主人様がいらっしゃる。 ご主人様が、私を見ている。 あぁ、駄目、駄目。 この人達に責められて、啼く処なんてご主人様に見せられない。 そんな姿を見られたら嫌われてしまう。 どうしようもないマゾの婬濫だと呆れ果てられてしまう。 二度と、ご主人様の胸に顔を埋められなくなる。 ご主人様の奴麗でいられなくなる。 私で愉しんで貰えなくなる。 もし、もし、今までの嬌態を見られていたら。 あぁ。 今すぐにその胸に飛び込みたい。 抱かれたい。 肌を、温もりを感じたい。 なのに、なのに。』

 噴き出す感情が言葉を押し流し、咲織は凍て付いた。 目隠しの下でただ涙だけが流れ落ちた。 

「さすが三宅さん、用意がいい。 これですよ、これ。」
 三宅から竹竿を受け取り、杉山はその一般的な物干し竿より一回り太い竹竿が滑らかに節を処理してあるのを掌で確かめた。
「では早坂さんのお言葉通りに、美女の蟹縛りと行きましょうか。」
 杉山は改めてぐるりと頭を巡らした。 人の腰ほどもあるステンレスの柱やその上部から垂れている頑丈そうな鎖を見定めると、部屋の隅にいる三宅に向かって愛好者同志の感嘆の眼差しを向けた。
「お嬢さん、両腕を水平に伸ばしてください。」
 杉山の先程までと違う柔らかな口調に咲織ははっと我に返った。 三宅の視線を血が通い始めた肌が感じて、ざわざわと騒ぐ。 裸でいる事に、それも多くの男達の前で全てを晒している事に今更ながら気が付いた。 咲織は胸を掻き抱いて蹲る。 その腕に胸の蕾を咬むクリップの硬さを感じて、咲織は動けなくなった。 

『あぁ、私は奴麗。 胸の蕾にクリップを咬まされ、鈴を付けられた奴麗。 それも、ただご主人様だけの奴麗じゃなく、誰にでも鞭打たれ、躯を開く公衆用肉便器。 今も、今も、あんな事まで。 あぁ。』

 見えない三宅の視線が咲織を恋する乙女に引き戻していた。 その心を奴麗である事を否定できない現実が鎖となってぐるぐると咲織を締め付ける。 小さく折り畳んだ咲織の躯の中で疼く血が捌け口を求めて彷徨った。 

「あれあれ。 今更、初めてショーのステージに引き出された処女のようなふりをして。 そうか、三宅さんの前だけでも恥ずかしがって見せたいのか。 さっきまで、俺達に小水を飲まされながら感じ捲っていた婬濫マゾ奴麗のくせに。 まだ、感じたりないんだろう。」
 杉山の言葉が三宅の耳に届かない事を祈った。 祈りながら、咲織は胸の痛みに紅い呻きを漏らす。

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☆ その2575=十字架。

「愉しませてくれますね。 本当に咲織さんは素晴らしいマゾ奴麗だ。 俺達がほら見てと全てを晒してくる女より、恥じらう女の方が好きだと、興奮すると知って、そんな態度を取るんですね。 いいでしょう。 共に楽しみましょう。 咲織さんがどれ程マゾか、どれ程婬濫な奴麗か、どれ程魅惑的な奴麗かをご主人様にも見て貰いましょう。 きっと、今まで以上に可愛がってくれますよ。」
 杉山は咲織の前にしゃがみ込み、耳元で皆に聞こえる様に言った。 裸の男達の物が同意を示していた。 

『嫌、いや。 ご主人様の前で、他の人に責められて感じるなんて、そんなそんな婬らな真似はしたくない。 どんなに責められても、どんなに鞭打たれても、それだけは、それだけは聞けない。 聞きたくない。 例え、ご主人様に捨てられても、ご主人様だけの奴麗でいたい。 ご主人様だけの奴麗だったと・・・。』

 立てと言う杉山の命令も聞こえなかった。 咲織は蹲ったまま、嗚咽を漏らし続けていた。 

「ふぅん。 無理矢理は好みじゃないんだが。 仕方ない。」
 杉山は咲織の胸の頂から垂れた鈴を弄んだ。 細い鎖を通して、振動が咲織の胸の蕾に伝わってくる。 びりびりと疼きが躯を走る。 と、杉山は乱暴にその鈴を引っ張った。 引っ張る力に応じて喰い込むクリップが鋭く胸の蕾を咬んで引き千切ろうとする。 咲織の躯は痛みに倒れ込んだ。

 丸めた咲織の背に杉山は竹竿を押し付けた。 男達が一斉に咲織の腕を取り、竹竿にぴたりと這わせていく。 男達の予想に反して咲織は抗いを見せなかった。 咲織の柔らかな躯は意思の無い精妙な人形の様に男達のするが儘に力なく姿勢を変えた。 

 杉山は咲織の手首から黒革の枷を外すと、無駄の無い手捌きで二重にした麻縄で竹竿に縛り付けていった。 咲織の白く細い腕が見る間に浅黒い縄で細かな網を掛けられていく。 杉山は網を作りながら、慎重に関節の前後では麻縄を固定する。 

 咲織の腕が竹竿と一つになると、男達は竹竿ごと咲織を持ち上げた。 ぐいと背を反らせて突き出された量感の溢れた胸球の上下に杉山は背中で竹竿を括り付ける様に縄を打った。 竹竿と咲織の腕が一つになったことを確かめると、杉山はステンレスの柱の上部から伸びた鎖と竹竿の端を麻縄で括り付けた。 

「鎖を上げてくれませんか。」
 杉山の声に三宅が答え、モーター音が響いた。 鎖が引かれ、咲織は前へ蹌踉け出る。  
「いいでしょう。」
 杉山の言葉にモーターが静まると、二本のステンレス柱の間で咲織の裸身は魅惑的な十字を描いて宙に磔られていた。 すっと伸びた爪先の紅が頼りを求めて揺れていた。


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☆ その2576=神秘の女。

 杉山は真顔で裸身の裡側から不安に慄く色香を発している咲織のぐるりを回った。 特に竹竿と咲織の腕を縛る麻縄の張り具合は掌をすっと這わせて念入りに見た。 

「鎖を下げてください。」
 じゃらじゃと音を立てて、鎖がステンレスの柱から繰り出される。 竹竿の端で鎖が作る輪が咲織の腰まで垂れると杉山は鎖を止めさせた。 
「よしっ。」
 掛け声と共に人形となった咲織の躯を杉山は抱き、そのまま仰向けに床に下した。 目隠しをされた咲織は淡い吐息を漏らす他は、終始無言だった。 だだ羞恥にか、それとも怖れにか、そのほんのりと朱を載せた柔らかな頬が怯えと諦めの間で揺れている様に見えた。 

 床の上で十字を描く咲織の裸身を男達は改めて魅せられた様に息を呑んで、見下ろした。 まるで地面を歩いた事の無い様な小粒な足指からすらりと伸びる脚、女性らしい丸みを見せる尻たぼから綺麗な曲線を描いて一気に細くなる腰、それら全てが白磁の様に滑らかで温度を感じさせる肌に包まれている。 そしてその裸身の中で何処までも円い胸が唯一生き生きと鼓動していた。 瞳を黒い革で覆われていても、否、隠されているからこそ、余計に咲織の顔は神秘的な美しさを見せていた。 

 両の胸球の頂は銀色に光るクリップに咬まれ、躯の横に垂れている金の鈴が鼓動の度に微かに音を響かせる。 心許無い腕は一文字に伸ばされて、腕よりも太い竹竿に括りつけられていた。 浅黒い縄が作る幾つもの菱形に縊られた白い肌が一層頼りなげな光を返した。 それは正に理想の生贄だった。 裸身を縛める麻縄が生贄を一層美しく見せ、同時に見る者達を倒錯の悦びへと駆り立てた。

『ご主人様。 ご主人様は何処に? 見ていらっしゃるのですか。 この咲織が穢される処を。 責められる処を。 あぁ、もしそうなら。 もし、今もすぐ近くにいらっしゃるのなら、ご主人様を狂わせたい。 私の、咲織の責められる姿で、屈辱と苦痛にのた打ち回る姿を見て、いてもたってもいられなくしたい。 この人達を押しのけ、私を啼かさずにはいられない程に、ご主人様を駆り立てたい。 この躯で。 あぁ、そんな事、そんな事、ある訳が無い。 きっと、今も呆れ果てていらっしゃる。 何も抵抗しない私に。 見知らぬ人達に、この躯を任せて、何も出来ない私に。 どうして、どうして、私は抵抗できないんだろう。 まるで、薬でも飲まされたみたいに。 躯が動かない。 ううん、期待している。 この人達に責められる事を。 責められた時のめくるめく時を。 そして、その後でご主人様に息も出来ないまでに責め立てられる時が来る事を。』

 男達に視姦されながら、咲織の白かった裸身は静々と嬌羞を含んで色を載せていった。 

「この綺麗な躯を壊すのは勿体ないが。」
 そう言うと、杉山は咲織の細腰の下にもう一本の竹竿を押し込んだ。

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☆ その2577=カニ縛り。

 杉山が足首からも黒い革枷を外し、腕と同様に腰から水平に伸びる竹竿に縛り付けようと持ち上げても、咲織は悲鳴も発せず、抗いも見せなかった。 柔らかな球形関節を持つ人形の様に咲織の脚は杉山の思い通りに開いていき、肉の弾力を見せる太腿からガラス細工の足首までぴたりと竹竿に寄り添った。 

 杉山は淡々と腕と同じく咲織の脚を竹竿と一体にしていく。 麻縄で一つ網目を作っては、きっちりと竹竿に結わえつける。 咲織はまるで縛り付けられているのが自分では無い様に吐息一つ立てずにいる。 取り囲んだ男達も息も憚られる程に熱い沈黙の中で二人を見守った。

 瞬く間に咲織の左右の脚は麻縄の網タイツに飾れて、一直線に水平を描いた。 杉山は咲織の華奢な躯から伸びる二本の竹竿の端を長さを整えた麻縄で繋ぐと、脚を縛り付けた竹竿の端も別の二本のステンレス柱から伸ばした鎖に縛り付ける。

「よしっ。」
 杉山は一息吐き切ると、すっと立ち上がった。 その足元で、咲織は両腕、両脚を左右に引き伸ばされ、茹で上げられた蟹さながらの惨めな姿を男達の肉慾に塗れた視線に曝していた。 その無遠慮な視線を受けて痛むとでもいう様に、背負わされた竹竿のせいで突き出した胸球は微かに揺れ、開き切った太腿のあわいで薄桃色の秘唇は淡く開き、その奥で隠れる様に鮮紅色の花びらが慄く。 

「さあ、皆さん待望の蟹縛りの出来上がりだ。 これ程の蟹縛りは二度と出来まい。 三宅さんがこれからも咲織さんを貸し出してくれれば別だが。」
 杉山がちらりとまだ隅にいた三宅を見た。 三宅はしな垂れかかる江梨菜の肩を抱いて、静かに微笑んでいた。
 
「蟹縛りは見た目が悲惨でそそるだけじゃない。 じわじわと縛られた奴麗を苦しめ、同時にマゾの血を滾らさせる。 それに何より、ケツでもオッパイでも何処でも好きなだけ鞭打ち、熱蝋を垂らして遊べる。 考え付く限りのどんな責めも思いのままだ。 しかも、口でも、ケツでもお満子でも存分に楽しみながら、責められると言う寸法だ。 おまけにこの調教部屋には自由に上げ下げ出来る鎖が幾つも整っている。 前も後ろもスイッチ一つで簡単に味わえる。 さて、まずはオッパイの付いてる方を鑑賞してもらおう。 三宅さん、鎖を四つとも同時に引き上げてください。」
 杉山が話し終わると同時にモーター音が部屋を圧した。 咲織を縛り付けた二本の竹竿の端に括り付けられた四本の鎖が床を離れ、巻き上げられていった。

「あぁ。」
 咲織は初めて小さく怯えた。 肩が、次いで尻たぼが床を離れ、咲織の躯は宙に浮き上がる。 杉山の縛りは完璧だった。 予想に反して、躯の何処も特に痛みを発することは無かった。 それでも、細やかな床と言う寄る辺すら亡くした不安が胸に拡がった。

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☆ その2578=怯えた美貌。

 がくりと頭が下がり床を掃いだ巻き毛も宙に揺れた。 なおも咲織の躯は二本の竹竿に支えられ、持ち上がっていった。

「止めてください。 うん、この位置がいいでしょう。 丁度俺達の腰の位置よりやや低い処が。」
 杉山が浅黒い顔に好色な笑みを浮かべた。 同時に部屋の隅に三宅と江梨菜を残して、裸の男達が咲織を囲む。 男達の熱が咲織の素肌にねっとりと絡み付く。 光を閉ざされているが上に、咲織は蛭が肌を這い回ろうとしている様なおぞましさに躯に力を込めた。

「怯えた顔がいいな。 細っこい指で必死に竹竿を掴んでいる。」
「どうせ奴麗がされる事なんて分かり切っているのに。 穴と言う穴を使われ、体液を注がれ、躯中を弄ばれるだけのこと。 命まで取られるような事はまずありはしない。 まして、本当のご主人様の前では。 それでも、怯えさせるものがあるのだろう、この蟹縛りには。」
「吊り責めは他の責めと違って躯が宙に浮く不安が付き纏う。 責めに慣れた奴麗でも、怯えるものだ。 その上、この蟹縛りは何処も隠す事が出来ないのだからな。 例え瞳に見えなくとも、極限まで開かれて伸ばされた腕が、脚がそれを絶えず伝えてくる。」
「でしょうね。 きっと、このあからさまに曝された花びらが、空気に嬲られるのを感じるんだろう。」
「今まで雑誌の企画で多くの緊縛現場を見させて貰ったが、これ程無防備で、それだけにぐっと来る縛りは初めてだ。 それを受けているこの娘の気持ちはいかばかりだろう。」
「同意しますよ、先生。 毎日の様に撮影現場で緊縛師の縛りを見てきた僕でも、興奮が抑えられませんから。 何よりモデルがいい。 いや、杉山さんの縛りあっての事ですけどね。」
 男達は口々に囃し立てながら、もぞもぞと出したいばかりの手を出せずにいた。 百戦錬磨の凌辱者達でも、怖い程の昂ぶりを感じていた。 誰が口火を切るのか、顔を見合わせる。

「ケツの穴に潤滑剤を塗って欲しいんでしたね。 俺達にいっぱい使って貰うために。」
 杉山が咲織に静かに宣告するように話しかけた。

『こんな態勢で、蟹縛りを受けて、何もかも曝して、この人達に使われてしまう。 乱れてしまったら、ご主人様の見ていらっしゃる前で。 本当に、本当に呆れられてしまう。 でも、でも、仕方ないのかも知れない。 こんな姿にされて、どんな責めを受けるかも知れないと言うのに。 恐らく躯中を鞭打たれ、熱蝋を垂らされながら、全ての器官を侵されると言うのに。 何処か期待している様な婬らな女だもの。 でも、でも、乱れたくない。 ご主人様の前では清楚な少女でいたい。』

 咲織は目隠しの下で覚悟の瞳を閉じた。 刑の宣告を受ける前よりも、心は凪いでいた。 ただ、この期に及んでも婬らにうずうずと騒ぐ自らの肉が怖かった。

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☆ その2579=血を流す。

「あぁぁぁ。」
 杉山が咲織の日本人には珍しい丸い尻たぼを左右に割った。 飯田から預かった催婬剤入りの潤滑剤を中指にたっぷり載せると、朱を濃くしてひくつく咲織の菊華にずぶりと突き入れた。 大量の牛乳浣腸に責められていつも以上に固く閉じていた菊華は潤滑剤の助けを借りても処女の様に悲鳴を上げた。 か弱い粘膜が血を流す痛みが咲織の髄を引き攣らせる。 咲織はぽってりとした唇を薄く開いて、高く鳴いた。

「ご主人様お気に入りの奴麗だ、散々使われているだろうに。 まるで初めて貫通される様な啼き方をしてくれる。 それにこのきつさ。 俺達サディストを悦ばせてくれるきつさだ。」
 杉山は引き締まった頬を悦びに緩めた。 第一関節まで潜り込ませた中指と親指で咲織の菊華を挟み、ゆるゆると揉み始める。 熟練の指技に浣腸に冷えていた肉が緩んでいく。 肉厚の菊華が杉山の指に馴染み、纏わり始めた。 両の尻たぼが緊張し、杉山の掌を喰い締める。 杉山はほくそ笑んで、指の動きを早くする。 

 咲織は声を漏らさまいと唇をきつく結んだ。 最初の痛みはすぐに引いていき、もぞもぞと内臓が蠢き出す様な、痒い様な堪らない感覚が肉に拡がっていく。 杉山の指の動きが次第に大きくなっていく。 それに引き連れられて包皮を剥かれてより敏感にされた秘芽に繋がる感悩の入り口が刺激され、むず痒さが感悩に代わっていく。 杉山の掌に咲織の秘唇が流した婬蜜がとろりと垂れた。

「感じるか? ケツの穴で。」
 杉山の野卑な言葉が咲織の胸に刺さる。 そのぽかりと開いた傷口を感悩が舐めていく。 咲織の平らな下腹がひくひくと蠢く。 
「感じるんだな? じゃあ、奴麗らしく、自分の口で皆に白状しなさい。 ケツの穴を捏ね繰り回されて感じていますと。」
 咲織が抗う気力も失くしているのを知った熟達の調教師の言葉だった。 自白させる事で、女を追い込んでいく。 女は自らを卑下し、蔑むことで、より被虐を求め、被虐に悦ぶ奴麗へと生まれ変わるのを杉山達は熟知していた。 

「私は、咲織は、お尻の穴を、ケツの穴を、指で弄られて感じています。」 
 耳を寄せないと聞こえないか細い声だったが、その言葉は咲織には十二分に大きく聞こえた。 咲織が発した恥ずかしい言葉は自分に還り、咲織の躯を縛っていく。 咲織は胸の奥で血の涙を流しながらも、一層大きくなる感悩の波に身を任せようとしていた。

「そうか、指一本でも感じるか。 じゃあ、指を二本にしてやろう。」
「ほら、奴麗ならお願いしないか。」
 杉山は咲織の菊華から潤滑剤にねっとりと光る指を引き抜いた。 咲織の尻たぼが杉山の指を追う様にひくついた。

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☆ その2580=二本の指。

「あぁ、指を、指を二本にしてください。」
 先ほどよりもはっきりと聞こえる声で咲織はねだった。 その間も丸い尻たぼは限られた動きの中で焦れったそうに円を描く。

「聞きましたか。 咲織さんがケツの穴に指を二本も入れて欲しいそうです。」
 杉山は指を二本立てて見せると、その指に更に潤滑剤をたっぷりと載せた。 潤滑剤を中に押し込む様に二本の指を根元まで深々と身を捩る菊華に押し込む。 手首を器用に捻っては、粘膜の筒の裡側にその潤滑剤を塗り込んでいった。

 元々、三宅に調教されてきた菊華は最早くねくねと肉の悦びを発し、求めていた。 まるで唇で舐め取る様に咲織の菊華は杉山の指を咥えてぬらぬらと蠢いた。 それに連れて咲織の丸い尻たぼが誘う様にくねくねと身を捩り、開かされた上付きの秘唇は悩ましく喘いだ。 杉山が施した蟹縛りは、その自分にでさえ見せたくない恥ずかしくも婬らな姿を余す処なく男達の視線に曝させる。 

「堪らないな。 この動き。 この躯。」
「蟹縛りがいいですね。 何もかも見える。」
「本当に。 躯の線が全て判る。 そして、この人は全てが鑑賞に堪える線で出来ている。 今、崩れようとしている初々しい少女の線が何ともそそってくる。」
「感じてる。 感じてる。 こっちも、グッとくる。」
「杉山さんが菊華を抉る度にぷるぷると硬いプリンの様に揺れるオッパイが堪らないね。」
「苛めたくなるオッパイですよ。 そして吸い付きたくなる。」
 男達は眼を爛々とさせて、思わず見入ってしまう程に蟹縛りにされ、宙に浮かべられた咲織の裸身は婬らに美しかった。 杉山の指に思わず反応してしまうその身を恥じ入るが故の秘められた裸身のくねり、それでも躯中を縛める麻縄に肉を喰い込ませても身を捩る女の情感が男達の血を沸騰させる。

 左右に割られた可憐さを感じさせる両脚の間でぱっくりと開かされた秘唇はリップクリームを塗り込めたように自らの蜜にぬめぬめと光を纏って男達の眼を引いた。 その奥の花びらは生き生きと血の色を濃くして、微かにそよいでいた。 三宅の手で肥大化調教を受けたとは言え、未だ豆粒ほどの秘芽すらその包皮を剥かれた艶やかな鮮紅色を見せていた。 杉山は二本の指で咲織の菊華を揉み込みながら親指を伸ばし、咲織自身が滴らせる蜜を潤滑剤にしてその秘芽をゆるゆると転がした。 

「あぁぁぁ。 あぁぁっ。 うぅぅん。 
 二本の竹竿の上で工の字を描く咲織の裸身はぴくぴくとその肉を収縮させた。 黒革の目隠しに一層引き立てられた高く細い鼻の小鼻が膨らむ。 苦しげに眉間を寄せて、咲織は甘く啼き始めた。 

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☆ その2581=メスの啼き声。

『あぁ、だめ、だめ。 声が出てしまう。 声を堪えたら、壊れてしまいそう。 欲しがってる、私の躯。 抉られているのは、秘唇じゃなくて菊華だと言うのに。 こんなにも感じてしまうなんて。 もう、何処を弄られているのか分からない。 何処に触れられても電気が走ってしまう。 あ、また。 秘芽が敏感に。 スイッチになってしまったみたい。 だめ、だめ。 ご主人様に聞こえてしまう。 ご主人様のための躯なのに。 他の人に弄られて感じるなんて。 許されない。』

 包皮を剥かれ、肥大化させるために長い間器具に吸われ続けた秘芽はまるで瘡蓋を剥がされた傷口の様に酷く感度が増していた。 初めは杉山の羽根のようなタッチにさえ痛いと感じていたものが、自らの婬蜜のぬめりも味方して、転がされる度に婬らな電気を放つようになっていた。 そしてじわじわと蕩けていく菊華と一つとなって、咲織を感悩の大波に押し包んでいく。 

 菊華、秘芽、などと言う一つ一つの器官ではなく、もはや躯の奥全体から込み上げる感悩にひくひくと脈打ち、くねらずにはいられない咲織の肉を麻縄が咎める。 縄が与えるじわじわと沁み込む苦痛に感悩とは別の苦悶の表情を咲織の裸身は見せては、またいやいやと縄に抗い、縛めの下で藻掻く。 愛らしい唇と優美が頬が見せる恥じらいと戸惑い、そして怖れの表情がその裸身の動きに色を載せる。 それらはサディストの血を滾らせる最高の見世物だった。 

「見ましたか、この花びらのうねうねと蠢く様。 なんて、そそるんだ。」
「如何にも、欲しくて欲しくて堪らないといった風情だな。」
「これで、私達の熱い物で突かれたら、さぞ凄い声で啼くんだろうな。」
「俺達だけで満足するかな。 これまでも何回も逝ってる筈だ。 底なしの婬濫だ。」
「こいつ、何をされても感じるぞ。 きっと、鞭でも、蝋でも。 躯を痙攣させて啼き叫びながら、逝きまくるに違いない。」
「若いからね。 この輝く肌を見なさい。 この後、どう料理しようか。 蟹縛りで口も、菊華もお満子も味わったら、次は苦痛にのたうつ姿を堪能したいものだ。 木馬責めがいいか。 乳責めがいいか。 それとも、電気責めに責めまくるか。 気を失って、息を吹き返し、そしてまた気を失うって、浮かび上がらなくなるまで。」

 男達のあからさまな言葉が咲織の羞恥を煽る。 その聞くだに堪えない言葉の鞭に痛み、捩れる胸の裡が流す涙にさえ、咲織の肉は婬らな血を滾らせる。 医者である飯田が調合したと言う催婬剤の効果なのか、咲織の肉が持つ元来の婬らさの故なのか、杉山の指の動きに感悩の波が打ち寄せ、引くとすぐにもっとと刺激をねだる。 その肉慾の疼きは次第に高まり、狂おしいまでになっていった。

「あぁぁぁぁ。 あぁぁぁぁぁん。 あぁぁぁぁぁ。」
 羞恥に幾ら抑え込もうとしても、もはや咲織には啼く事を止められなかった。 甘え、高く響く雌の啼き声に、男達の雄の本能が燃え立つ。

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☆ その2582=イヤっ。

「なに? この甘ったるいムラムラしてくる匂い。 咲織ちゃんが出しているのか。 駄目だ、我慢できない。 もう爆発する。」
 悠介は両手で前を抑え、冗談めかして言ったが、その血走った眼が切羽詰まった慾望を如実に示していた。
「そんなの水口君だけじゃない、ここにいるみんなそうだ。 そんな事では江梨菜ちゃんが三宅さんに走っちゃうぞ。 慾望のままにただやるだけなら、それは単なる獣にすぎない。 それをぐっと抑えて、女を責め続け、羞恥と感悩の狭間で悶える姿を愉しむのが我々サディストの矜持だ。 慾望に打ち勝て無い様ではサディストじゃない。 違いますか、早坂先生。」
「流石は佐竹さんだ。 よく判っていらっしゃる。 そうだよ、水口君。 興奮に任せて走ったら、それは奴麗と一緒だ。 我々は創造者であり、観察者なんだ。 求めるものは体の満足ではない、心の満足だ。 芸術なんだよ。 理想の奴麗を作り出すと言うね。」
 早坂は冷たい視線を悠介に送った。

「確かにそうかも知れないですけど、ボクは先生方と違って若いんですから。 もう我慢も限界なんです。 こんなに色っぽく悶えてる超美少女を前にして、鑑賞してるだけなんてお年寄りの真似なんかできません。」
 悠介は剽軽さを装いながらも、欲求に突き上げられ、やおら咲織の胸球にむしゃぶりついた。
「あぁ、美味い。 なんて美味しいオッパイなんだ。 不思議な事に甘さすら感じますよ。」
 悠介は顔を上げて誘う様に男達を見渡した。 
「随分長い間、噛まれて可哀相に。 ボクが癒してあげるからね。」
 咲織の胸の蕾を未だに噛んでいるクリップを外すと、淡い桃色の蕾がぷっくりとしこってきた。 その半透明の小さなグミを悠介は口に含み、音を立てて吸い始める。 

「うぅぅん。 ぁあああんっ。」
 咲織は細首に筋を走らせ、喘ぐ。 細い指が自らを括り付けている竹竿をぎゅっと掴んで戦慄いた。 その様子を冷静な眼差しに捉えて、杉山は菊華を弄る指を引き抜いた。 紅い粘膜が名残を惜しんで小さく咲き、そして再び隠れた。

「空中で破裂しては可哀相だ。 水口君、この席を譲るよ。 ただし、生で行くと水口君の物まで痒くて堪らなくなるだろうが。」
「イヤ、ボクは口を使わせて貰いますよ。 美人を見下ろしながら、この愛らしい口を侵すなんて、最高だ。」
 悠介は咲織の胸を揉みし抱いたまま、咲織の喘ぎ続けている紅い唇に自分の物を当てた。

『気持ち悪い。 熱い。 これはご主人様の物じゃない。 嫌。 絶対に。 ご主人様の前で、他の人の物になんて、奉仕できない。』

 咲織は嫌々と駄々っ子の様に顔を振った。

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☆ その2583=ひくつく腋窩。

 悠介が咲織のつんとした鼻を摘まむ。 咲織は苦しげに顔を歪めながらも、唇をきゅっと結んだ。 

「嫌がってるじゃないですか。 無理は駄目ですよ、水口さん。 女性は優しく扱わなくちゃ。」
 中島が悠介の手を取った。 にやりと好色に笑う。 
「そうそう、奴麗と言っても、肉便器と言っても女性であることに変わりは無い。 抗う術を奪っておいて、無理矢理犯すのは愚かな犯罪者がする事だ。 我々は紳士に、女性からお願いされるまで待たなくちゃいけない。」
 清水は杉山と交代すると、咲織の菊華に指を伸ばした。 日本画家の長く繊細な指が触れられることの無い粘膜を羽根となって擽る。 催婬剤入りの潤滑剤がその動きを更に柔らかに伝えた。 

「あぁぁぁん。」
 遣り場のない肉慾に強張った表情の悠介が咲織の女の啼き声に崩れる。 
「なるほど。 確かにボクは修行が足りないや。」
 悠介も指に催婬剤を取ると、咲織の胸で輝く紅玉に塗り込め始めた。

「あぁぁぁっ。 あふぅぁん。」
 透き通る紅玉を載せた桜色の乳暈が色を増して微かに盛り上がりだす。 呼応するように咲織の啼き声が艶を増していった。

『駄目、駄目。 そんなに優しく。 あぁ、むずむずしてくる。 堪え切れない。 恥ずかしい声が出てしまう。 堪えたら、壊れてしまいそう。 あぁ、ご主人様。 お許しください。 咲織は見ず知らずの人の手で感じてしまっています。 なんて、罪深い躯。 母から受け継いだ婬らな血。 穢れた血。』

 咲織の白を透かした狭い腋窩がじっとりと汗ばんで、ひくつく。 小さな小鼻を精一杯に膨らませ、咲織は押し寄せる感悩に堪えた。 

「これからが、見物だ。 このご主人様に剥かれ、ピアスまで通された秘芽がどんな反応を導くか。」
 清水は片手を深々と咲織の菊華に埋めたまま、咲織の秘唇を指でなぞった。 紅も濃い花びらを透かすほどに薄く開き切らされた秘唇が震える。 ねっとりと蜜を纏った花びらが清水の指先に絡み付く。 清水は花びらを開き、頂きに隠れた秘芽を剥き出しにした。 桃色の珠の根元を挟むピアスの金色がぎらりと光る。

「あぁぁぁぁん。 駄目です。 駄目です。」
 秘芽が外気に触れただけで、咲織の躯を稲妻が襲った。 伸び切った白い裡腿に浮き上がった細い筋がぴくぴくと小刻みに感悩を奏でる。

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☆ その2584=肉の餓え。

「普通、女性の秘部はグロい。 グロい物が美しい躯から覗く。 それがエロを生む。 エゴン・シーレが暴いて見せた通りに。 が、この人のは見るだに愛らしい。 それが、小さいながらも、精一杯にし凝っている。 今にも爆ぜて、鮮やかに血を噴き出しそうに。 その健気な生が愛おしく、そして、見事にエロい。 しかも、その根元は愛するご主人様の手でピアッシングされ、秘めなきゃいけない物をこれ見よがしに飾られている。 つまり、見世物なんだ。 ワクワクするじゃないか。」
 誰に言うともなく、清水は思いを口走り、自分の言葉に駆り立てられる様に、催婬剤入りの潤滑剤をたっぷりと載せた指で咲織の秘芽を玩弄した。

「いゃあぁぁぁぁぁ。」
 潤滑剤を間にしても、剥き出しの秘芽は敏感に過ぎた。 感悩の波を衝いて、鋭い痛みにも似た電気が走る。 咲織は麻縄をその柔肉に喰い込ませて、全身を硬直させる。

 咲織の悲痛な叫びも清水達の慈悲を惹き起しはしなかった。 却って男達の加虐慾を呼び覚ましたかの様だった。 清水は指腹で転がしていた秘芽を摘み、捻る様な動きさせ見せた。 一方で菊華を嬲る指は何時の間にか二本が三本になり、指だけでなく、腕全体を使って大きく往復運動を繰り返す。

 胸球に取り付いた悠介は舌先で蕾を転がすのを止め、ちゅーちゅーと音を立てて吸った。 まるで、ありもしない乳を肉の中から吸い取る様に。 

「この小さな足。 白い透き通るような甲、細い指。 その裏はと言うと真っ白い肌の中で、唯一まだ血の色さえ見せた蚯蚓腫れが何本も走っている。 清水さん、この対比はどうです。」
 杉山は咲織の爪先を掴み、ぐいと清水へと捻じ曲げた。 
「それこそ、奴麗の象徴。 清楚で気高ささえ感じるこの肌の持ち主が、実は日々ご主人様の加虐慾の捌け口になっている事を知らせる象徴だ。 そそりますね。 うん。」
 清水は突き上げる慾望を飲み込む様にごくりと喉を鳴らした。 杉山は頷き、咲織の痛んだ足裏に舌を付け、舐め始める。 それが合図だった。 佐竹はもう一方の脚に取り付き、麻縄に縊られて張り切った内腿の弱い肌を味わい、中島は胸球を揉みながら吸い、勝山は喘ぐ腋窩の汗を啜り、その股に舌を早坂は喘ぐ唇を奪った。 

 男達は思う様に両の掌で口で咲織の肉体を味わい、貪り、そしてまるで女神に傅く僕のごとく尽くした。

「あぁぁぁぁん。 だめ、駄目です。 も、もう。」
 咲織は縄に肌を擦らせて、屈服の言葉を漏らした。 清水に触れられ、転がされ、摘ままれる度に胃の腑が捩れる程の痛みと似た稲妻が肉を貫いた。 やがて、その鋭い稲妻でさえ忘れさせてくれない程に男に触れられてる肌と言う肌が疼き、餓え、刺激を求めて蠢めき始める。 

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☆ その2585=火が付いた躯。

『駄目、駄目。 変になる。 ううん、もう変になっちゃった。 苦しい。 逝きたい。 逃げ出したい。 なのに、なのに、求めてる。 もっと、もっとって。 あぁ、気が振れそう。』

「ぁぁぁぁ。 止めて、止めて。 あぁ、駄目、駄目。」
 咲織は濡れた巻き毛を白い肩に揺らし、啼きじゃくった。 縄の下で華奢な裸身は強張り、ぶるぶると瘧を振るう。 躯の何処もかもが感器となった。 そして、その全ての感器を男達の掌が、口が這い、撫で回し、揉みし抱く。 

 取り分け清水の指で玩弄されている秘唇と菊華が火が付いた様に熱かった。 危険を感じた躯は清水の掌から逃れようと願うのに、縄が許さなかった。 そして、咲織自身が望んでいなかった。 感悩の炎で炙られた感器は更に燃える事を望んだ。 喉が渇いた。 躯が渇いていた。 余りの渇きに羞恥も三宅の存在さえも忘れかけていた。

「なんて婬らな女だ。 吸い付いてくる。 躯中で求めてくる。 欲しいか。 指では物足りないだろう。 欲しいと言いなさい。」
 清水の指は咲織の菊華の中で、秘芽の上で動きを止めた。 
「あぁぁぁぁ。 止めないで。」
 咲織は口走っていた。 その声に咲織の躯が頷き、更に餓えを覚えた。 焦れた咲織の肉が右に左に縄の中で駄々を捏ねる。 その様子に他の男達も一斉に動きを止めた。 ただ、掌は口は咲織の肌から、粘膜から放しはしない。 熱だけが咲織の肉に染みてくる。 その熱が咲織を餌を眼の前に待てを喰らわされた犬にする。

「止めないで? 続けて欲しければ、我々のお珍珍を舐めさせて欲しい、口で奉仕させて欲しい、と懇願するんだな。 誠実に奉仕している間だけは、皆で愛撫を続けてやろう。」
 清水は当たり前の事を言う様に静かに言った。 指を喰い締めようとする菊華の動きにほくそ笑みながら。
「あぁぁぁ。」
 咲織は絶望の声を上げた。 そして、自分に勝ち目が無いと予感した。 自ら堕ちる事を覚悟した躯が一層疼く。 

「どうか、どうかお珍珍を舐めさせてください。 ご奉仕させてください。 あぁぁぁぁ。」
 咲織はか細くもはっきりと懇願した。 哀しい言葉を絞り出した喉は熱い物を、熱い物で穢されるのを望んでいた。 口いっぱいに頬張りたいと、息も出来ない程に咥えたいと確かに求めていた。 

「水口君、舐めさせて欲しいそうだ。 さっきはあんなに拒否したのにね。 浅ましくも可愛い奴麗じゃないか。 どうだ? ご奉仕させてやっては。」
 清水の言葉に男達の嘲笑が続いた。

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☆ その2586=卑猥な言葉で。

 耳を塞ぎたくなる様な男達の卑猥な嘲りにさえ、咲織の躯は熱く疼いた。 唇が熱く硬い物に触れるのを待ち望んでいた。 躯中の肉が色慾に騒めき立つ。 動きを止めた指に焦れた花びらが秘芽がずきずきと血を脈打たせる。

『耐えられない。 我慢できない。 躯の中を数え切れない程の何かが這い回っているみたい。 苦しい。 もし、縛られていなかったら、浅ましくも自分の掌で・・・。 ご主人様、どうか見捨てないでください。』
 
 胸が苦しかった。 掻き毟りたい程に躯が騒ついた。 その細胞と言う細胞が蠢き出した様な渇きから逃れられるなら、悪魔にだって魂を売り渡した。 否、既に売却済みの躯だった。 その事に気づいて、咲織は目隠しの下で泣いた。

「あぁ、お願い。 弄って。 奉仕させてください。 滅茶苦茶にしてください。 この躯を。」
 咲織の唇は血を浮かべた様に熱く望んだ。
「ふうん、そんなにボクのを舐めたいの? 江梨菜ちゃんが何て言うかな。 怒られないかな。」
 悠介は得意気な顔で清水を見た。 清水がしたり顔で頷くと、既に力々と漲った自らの物で咲織の頬をぴちゃぴちゃと叩く。 その女にとって最も屈辱的な仕打ちにも咲織は、却って自ら紅い唇を開いて、悠介の物を含もうとする仕草さえ見せる。

「見てみろ。 こいつ、水口君の物を咥えようとして必死だ。」
「恥など疾うに忘れた様だ。」
「掌の下で、おっぱいが早く揉んでと強請んでいる。」
「太腿が我慢に我慢を重ねた様にひくひくして。」
「この小さな掌に何を握りたい? 私の物か?」
「お満子も涎を、ほら、こんなに垂らしている。」
 清水は咲織の花びらをゆるりと撫でた指を立てて見せた。 指先でねっとりと透明な蜜が光った。 

「江梨菜ちゃんが駄目だって言ってる。 それを承知でお強請りするんだから、判っているよね。 ここにいる全員の物をこの口で奉仕するんだよ。 そして全員の精を一滴残らず飲み干す事。 いいよね。」
「は、はい。 皆さんの物に奉仕させてください。 皆さんの精を飲ませてください。 だから、どうか。」
 咲織は息絶え絶えに言った。 その間も両腕両脚を引き裂かれた白い裸身が焦れている。

「お満子は放って置いていいんだ?」
「あぁぁ。 いや、いや。 どうか、どうかお満子も弄ってください。」
 男達の掌の下で咲織の肉が身を捩る。

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☆ その2587=想いで。

「なんて我儘で、欲張りな奴麗なんだろ。 皆さん、聞いましたか? この娘、口もお満子も貫いて欲しいって。 自分が気持ち良くなることしか考えてないんだ。」
 悠介が呆れ返って見せた。

「いいのかな。 奴麗のくせに自分ばっかり気持ち良くなって。 ご主人様の快感のためだけに存在するのが奴麗だって判ってないのかな。」
 悠介は咲織の唇をぴんぴんと爪弾く。

「あぁ。 どうぞこの躯を自由にしてください。」
 咲織の声は切羽詰まっていた。 
「ふん。 我々に感じさせてくれと強請っておいて、その代りがこの躯を自由にしてくださいか。 どうやら咲織さんは自分が我々にとって最高のご褒美だと思っているらしい。 自分の躯を差し出しさえすれば、我々がどんな言う事も聞くとでも。 何も許可など貰わなくても、ご主人様は何時だって、奴麗の躯を自由にしていいんだよ。 自由は何時も我々ご主人様にあり、奴麗には何一つ権利は無いものだ。」

「あぁ、お許しください。 そ、そんな積りは・・・。」
 怒気を含んだ勝山の言葉に咲織は震えた。 
「そんな積りが無かったら、どんな積りで言ったんだ。 生意気すぎる奴麗にはどんな罰が必要かな。」
  
『この声は。 あの日、ご主人様に見捨てられた私を散々に嬲った声。 あの時、私は自分が変態だと思い知らされた。 屈辱と痛みと苦悶の中で、逝かされた。 箱根で私は身も心も奴麗になった。』

 静かでも有無を言わせぬ勝山の声が咲織に箱根での残忍で執拗な責めを思い出させた。 犬にされ、意志とは無関係に全ての器官を侵され、電気鞭に追われながら逝かされた屈辱が躯を巡った。 咲織は今また屈辱さえもがマゾの躯には疼きになる事を知った。 躯の芯が熱く燃え、秘唇が癒しを求めて餓えた。

「あぁ、どんな罰でもお与えください。」
 咲織は言いながら、躯が責め苦さえ欲して蠢くのを覚えた。 鞭の痛みが、熱蝋の熱さを肌が求めていた。 まるで肉に喰い込ませる様に白い裸身が縄の下で悶える。 
「何で責められるのが一番辛い? 正直に答えるんだな。」
 勝山は地獄の審判の様に厳かに言った。

「電気責めです。」
 そう言って、咲織は細首をがくりと折った。

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☆ その2588=泡立つ肌。

「正直だな。 では、その辛い電気責めを後でたっぷりと味わわせてやろう。」
 勝山がその骸骨を思わせる精悍な顔に好色な笑みを浮かべた。
「どうぞ、幾ら泣いても喚いても、失禁しても続けてやってください。 皆さんが飽きるか、咲織がこと切れるか、どちらが先が判りませんが。」
 三宅の声が咲織の耳を打った。  
「あぁっ。」
 電気鞭の非人間的な苦しみを知っているだけに咲織の胸は猫の爪に捉えられた子鼠の様に震えた。 その胸の震えさえ三宅の声が止めた。  

『ご主人様、ご主人様が。 見ていらっしゃるの? 私の姿を。 この惨めで、婬ら過ぎる姿を。 あぁ、なんて、なんていう事。 駄目、駄目。 これ以上に乱れては。 見ず知らずの人に感じては。』

 咲織は電気鞭の恐怖さえ忘れ、三宅の声に怯えた。 が、その愛おしい胸が熱く濡れる様な怯えに肉の疼きを忘れられたのも束の間に過ぎなかった。 すぐに肌と言う肌が感器と化した。 ぞわぞわとした泡立つ疼きが這い登ってくる。 気が付けば、男達は再び咲織の肌の滑らかさを、肉の弾力をその掌で口で味わい始めていた。 

「あぅぅぅぅぅ。 あぁぁぁぁん。 あぁぁぁぁぁぁ。」
 愉悦と言うより、感じ過ぎる苦しみに、血が噴き出るまで掻き毟りたくなる疼きに咲織は再び啼き始めた。 一たび啼き出すと、感悩を留めて置く事はもう出来なかった。 三宅の事も、羞恥も、電気鞭の怯えすら忘れ、咲織は躯の中で荒れ狂う感悩に翻弄された。 
「欲しいんだろ。 これで奥深くまで突っ込まれたいんだろ。」
 清水は硬直の先で咲織の艶々とぬめ光る秘芽をくにゅくにゅと転がす。 清水の熱が剥き出しの粘膜を貫き、みっしりと詰まった感悩の神経を沸騰させる。 
「あぁぁぁぁぁぁ。」
 咲織は小刻みに裡腿の筋肉を収縮させ、啼いた。 逝ってはいなかった。 それはまだ遥か遠くにあった。 が、それを求めてもう躯は止めようも無く、駆け出してしまっていた。 

「欲しいと正直に言え。 ご主人様の見ている前でお満子を貫いてくださいと。」
 清水は咲織の花びらを自らの肉傘に巻き付けるように弄りながら命じた。

『なんて、なんてことを。 そんな、恥ずかしい事を。 そんな哀しい事をこの口で言うなんて。 言えない。 言えない。 言っては駄目。 奴麗でさえいられなくなる。』
 
 咲織は感悩の渦に巻き込まれながらも、脳裏に浮かぶ三宅の姿に煩悶する。

「いぎゃぁぁぁぁぁ。」
 全ての感覚を吹き上げる様に咲織は突然、啼き上げた。

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