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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ その1870=針責め。

 瞳を閉じた咲織の脳裏で針先の残像が光を放ち、その光が微かに桜色を載せた柔肌の中に吸い込まれていった。

「いやぁぁぁ。」
 今まで感じた事の無い鋭い痛みだった。 躯が逃げた。 床に着いた爪先を支点に後ろに倒れ込む。 三宅の掌が肩に喰い込んだ。 
「逃げるな。 それでは肌を傷つけるぞ。」
 三宅の鋭い声も聞こえなかった。 咲織は美貌を引き攣らせ、嫌々と子供の様に首を振り立てた。 

「あぁぁぁっ。」
 びしりと頬を打たれた。 咲織は乳房を揺さぶって、しゃくりあげる。 長い睫毛を朱く腫れた涙丘に張り付かせ、涙が頬を流れ落ちた。
「泣くな、子供みたいに。 そんな泣き方をされてはビールが不味くなる。 おまえが針で飾って欲しいと願い出たんだぞ。 まだまだだな。 駄目奴麗のままか。」
 三宅の呆れ返ったと言う嘆息が咲織の胸を締め付けた。 咲織は落ちる様にがっくりと三宅の膝に手を突いた。 俯いたまま、幾度も巻き毛を左右に揺らし続ける。

『怖いんです。 怖いんです。 怖くて、怖くて仕方がないんです。 針は。 針の痛みは。 後戻りできない様な気がして。 割れた風船が元に戻らない様に。 何処かに自分が流れて行ってしまうようで。』

「見てみろ。」
 三宅は咲織の肩を掴んで起した。 頑なに細頸に力を籠めて抵抗する咲織の頭を無理やり下げさせた。
「あぁぁ。」
 何かが抜けていく様な小さな呻きだった。青く細い血管の浮んだ柔肌を縫って、銀色の針が顔を出していた。 その針先が紅く濡れて行き、血玉が膨らんでいく。 咲織の見開いた瞳から恐怖が躯に滲みていった。 血玉がついに表面張力を越えて、つーっと白い肌の上を転がっていった。 ごくりと涙を飲んで、咲織は顔を上げた。

「駄目奴麗ですか。 捨てられるんですか。」
「違うと言うなら、胸を突き出しなさい。 ちゃんと見ているんだ。 怖ければ怯えればいい。 だが、俺の命令には絶対に服従しろ。」
 新しい針が用意された。 咲織は自分の胸に視線を落としながらも、菊華でくねるバイブに意識を集めた。 感悩に逃れようと。 

 瞳の中で針に刺さていく肌が自分の物とは思えなかった。 遠くの景色の中で乳房を針が貫いていく。 肌の白さを引き立てる青いプラスチックの基部がいかにも安っぽくそして軽かった。 それが自分には似合っていると咲織は思った。

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