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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ 美沙の凄春その88=奴隷譲渡証書。

『先生は、先生は私をこの人に貸し出したんだ。 この人は私が貸し出されと知っていたと思っていた。 貸し出されたと知った上で私が躯を任せたと・・・。』
 心が千々に乱れた。 悲しみに沈めばいいのか、怒りに震えればいいのか、そのぶつけ先さえ判らなかった。 

「おまえが知っていたか、どうかなどは関係が無い。 おまえは今日から俺の奴隷だ。 町野などの奴隷ではなく、俺の奴隷になったんだ。 これからは俺の命令を聞け、俺を歓ばせるためだけに生きろ。 俺の全ての行為を受け入れろ。 そして、それがどんなに過酷な事でも歓べ、そして悶え狂え。」
 鏡の中の男のごつい指が腰から動き、ぬらぬらとした鮮紅色を見せている花弁を玩び始めた。 蜜を掬い取る様に、そして羽根の様に粘膜の花弁の上を滑る。 たちまち、傷口を触れられた様な痛い程の刺激が脊髄を駈け昇る。 我慢しようにも細い腰がくねくねとくねり、男の掌を喜ばせる。

「あぁぁぁぁっ。 や、止めて。 お願いです。 どうか、もう。」
 美沙は顔さえ見えぬ見知らぬ男に哀願した。 
「おまえは一人勝手にさんざん逝きまくったからいいだろうが、俺はまだ逝っていない。 奴隷なら、ご主人様をこの躯で満足させるのが最大のそして唯一の責務だ。 ほら、おまえが何と言おうと、この躯は俺の奴隷になりたがっているぞ。」
 鏡の中の男の指が美沙の花弁を掻き別けて、蜜壺の中へと埋没していく。 感悩の電流が走り、美沙は躯を震わせた。  

「あぁぁぁぁ。 止めて。 止めて。 あっ、あぁぁぁぁ。」
 美沙は高く啼いた。 

「奴隷のおまえに止めて等と言う権利は無い。 これを読み上げてみろ。 ちゃんと声に出して読むんだ。」
 男は美沙の眼前に突き付けた。 
「奴隷譲渡証書。 町野昭彦はその所有する奴隷橋本美沙の所有権を橋本健一に譲渡したことを・・・。」

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☆ 美沙の凄春その89=売られた女。

 それ以上は声が出なかった。 美沙は穢れた物から逃れる様に顔を横向けた。 

『先生は本当に私をこの人に譲ってしまったの。 奴隷として。 そ、そんな酷い。 当の私に何も仰らずに。 信じない。 そんな事、そんな酷い事信じない。』
 躯中の血が逆流した。 裸の躯が寒かった。

「違う、違う。 こんなの嘘です。 嘘に決まって・・・。」
 美沙は声を震わせた。 
「ちゃんと見ろ。 町野の文字に間違いないだろう。 嘘は無い。」
 美沙は鏡の中の自分を背後から抱き締めている男の顔を初めて見た。太い眉、その下でギラリと光る細い眼、大きな鼻、がっしりとした顎。 町野の様な線の細い優しい顔とは全く違う野性的な顔だった。 威圧感があった。 怖いと本能的に思わせるものを漂わせている。 が、自信に溢れ、信用できる顔でもあった。 美沙はいやいやをする幼子の様に巻き毛を振り立てた。

「本人から聞いていないのでは信じられないのも無理は無い。 だが、これは冗談でも何でもない。 こんな物を見せるつもりも無かったが、これを見れば、町野が冗談でこれを書いたのではないと判るだろう。 町野はこの金で派手な生活で作った借金を整理し、正月からパリのコンセルブァトワールへ行くそうだ。 もう、おまえと会う事も無いだろう。 馬鹿な男だ。」
 男は美沙に書類を見せた。 五千万円の借用証書だった。 涙に濡れた美沙の瞳にもその金額は読めた。 

『本当だった。 先生が私をこの人に売り渡したのは本当の事だった。 私は、愛されてなんかいなかった。 ただの奴隷だったの。 ただのお金のために売り渡しても心も痛まない奴隷。 あぁ、先生に求められているなんて、勝手なわたしの幻想に過ぎなかった。』
 美沙の脳裏に理奈から一緒にホテルから出て来たと聞いた優子のすました細い顔が浮かんだ。 悔しさに悲しみに心が鷲掴みにされ、潰される痛みに襲われた。 

 美沙は細い頸が折れる程、頸を振った。 悲しみに震える唇から押し殺した泣き声を漏らしながら、おとがいを反らす。 橋本の腕の中で華奢な躯がぶるぶると震えた。

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☆ 美沙の凄春その90=身も心も売られて。

 橋本は何も言わず、美沙の発作が治まるのをじっと待っていた。 

『でも、でも、私はもう奴隷になんてならない。 いくら先生がこの人に私を売り渡しとしても。 私がこの人の、この何も知らない人の奴隷になんてなる理由なんて何処にもない。 私は失恋をした。 大好きだった人に愛されなかったと言うだけ。 この人とは何の関係も無いこと。』

「いや、いゃ、いゃ。 あなたの奴隷になんてならない。 離して。 縄を解いて。 腕を退けて。 私を自由にして。」
 美沙は濡れた瞳で橋本を睨んだ。  
  
「駄目だ。 おまえは俺の奴隷だ。 これを見ろ。」
 また橋本は美沙の前に紙を突き付けた。
「おまえに対する町野の最後の命令書だ。 俺の奴隷として町野に対するのと同じ様に全ての権利と自由を俺に捧げ、どんな命令にも服従するようにと書いてある。」 

『先生の言うことなんて、もう聞かない。 どんな事も聞かない。 例え、また付き合おうと言われても絶対に聞かない。 もう、もう、いやぁ。』 
 美沙は、嗚咽の漏れる唇を噛んだ。 その唇がぷるぷると震える。 涙が大きな瞳から溢れ、優美な頬を伝って床に落ちた。

「そしてこれはおまえがおまんこの血判までついた契約書だ。 第四条、権利の譲渡。 乙つまりおまえだ。 おまえの所有者である甲、町野は何時にても乙、おまえの所有権を第三者に譲渡できる、とある。 そもそも第一条には、乙は甲に所有される奴隷として生存権を含む全ての人権を甲に委ねるものであり、向後乙は甲に対し一切の権利を主張できないとある。 その町野がおまえに俺の奴隷になれと命じている以上、おまえに否やを言う権利は何処にもない。」
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁ。」
 美沙は叫んでいた。 縄を軋ませ、背中が折れる程に反らせ、天を向いて叫んだ。

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☆ 美沙の凄春その91=傾く心。

「ぴちーーーん。」
 橋本は美沙の尻朶を大きな手で強かに打った。 半狂乱に泣き叫ぶ美沙が鎮まった。 
「う、うぅぅぅ。」
 美沙は荒い息を吐き出し、橋本を恨みを湛えた拗ねた瞳で見つめた。 

「嫌か。 そうだろうな。 何処の馬の骨とも知らぬ男の奴隷になどおまえで無くとも誰だってなりたくは無いだろう。 町野のことは好きだったんだろう? 絶対服従を誓ったおまえの主としてではなく、恋人としておまえは見ていた。 縄で縛られ、鞭で打たれたことぐらいはあるだろうが、それはおまえにとって前戯でしか無かった。 奴隷契約書も大好きな町野に迫られて意味も判らず血判を押しただけ。 それで、本当におまえの全ての権利を譲り渡したとは思ってみなかった訳だ。 こんなもの裁判所に持ち込めば俺が嗤われるだけだ。 確かに社会的には何の意味も持たない稚技に等しいものだ。」
 橋本はびりびりと町野からの奴隷譲渡証書も町野と美沙の奴隷契約書も誓約書も破っていった。 美沙は驚きに大きな瞳をさらに見開いた。 

『この人は? この人は一体? この人はどういう人なの? 何をしたいの? 五千万円も払って私を所有したかったんじゃないの?』 
 美沙は橋本を正面から見た。 そのがっしりした顎に町野には無い誠実さを見た気がした。

「さ、おまえが犯した過去のくだらない過ちを示す物は無くなった。 破ってしまったが、俺は奴隷契約書が何の意味も持たない紙屑だったとは思っていない。 心は行為に表れる、そして、行為は心を縛っていく。 上の者に卑屈に笑ったら、その瞬間にそいつは卑屈な人間になる。 胸を張ったら、自信が生まれる。 奴隷になると誓った時からおまえは奴隷になった。 その事実は消えない。 奴隷にされ、奴隷として捨てられてさ迷うおまえを俺が拾ってやる。 改めて俺の奴隷になれ。」
 魂の籠もった話し方だった。 話している内容は世間から見ればおかしな話だったが、橋本の言葉は美沙の胸を撃った。 

『私は町野先生だから、奴隷になってもいいと思っただけ。 大好きな先生だったから、鞭で打たれても耐えられた。 ううん、嬉しかった。 構って貰える事が、求められる事が。 でも、こんな初めて会う人に。 そんなこととても承知なんて出来ない。』
 美沙の瞳が嫌と伝えた。

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☆ 美沙の凄春その92=正直な躯。

「これを見ろ。 おまえがさっき噴き上げた潮だ。」
 橋本の指さす足元の床板は水が一杯入ったコップをひっくり返した程に濡れていた。 紛れも無くそれは美沙がさっき橋本に絶頂を極めさせられた証拠だった。 
「いやっ。」
 美沙は顔を背けた。 

「おまえは縛られ、自由を奪われた躯を鞭で打たれ、見ず知らずの男と気がつきながらも侵されて絶叫を上げながら逝った。 おまえはマゾヒストだ。 天性のマゾヒストだ。  この先、どんな男に出会ってももう普通の恋は出来まい。その素晴らしい素質を開花できるのはやはり生まれつきのサディストである俺だけだ。 改めて言う、俺の奴隷になれ。」
 情熱的に語る橋本の言葉に嘘は感じられなかった。 眼を輝かせ、一心に美沙の顔を見ていた。

 美沙は俯いた頭を振った。 巻き毛が白い肌の上で踊った。 大きく息を吸った。 縄が胸を締め付け、躯が軋み、苦しさがじわりと躯に滲みた。 同時に美沙の蜜壺がぢゅわりと反応していた。 熱い感悩の渦潮が胸を満たし、込み上げてくる。 

「どうだ。 嫌か。 おまえが幾ら嫌がっても、俺はおまえをここで諦める訳にはいかない。 それにお前の躯は嫌がっているとも思えないが。」
 橋本は再び美沙の秘唇を指でなぞり、ひっそりと佇む肉芽を捉えた。 指腹に未発達ながらも既にしこり切ったこりこりとした弾力が伝わってくる。 橋本は優しい指遣いで皮衣を剥き、露出した肉芽を柔柔と揉み上げる。 
「あはっ、あはっ。 あはぁぁぁぁんんんん。」
 美沙は優美な眉根を寄せ、細いうなじに筋を走らせて艶啼を漏らす。 自由を縄に奪われた華奢な躯が精一杯に、くねくねと橋本の腕の中で捩れる。 橋本は口の端を嬉しそうにひくつかせ、ぷるぶると弾む美沙の乳房をもう一方の掌で揉みくちゃにした。 

「これが、おまえの躯の答えだ。 おまえが口で何と言おうと、この頭の中で何を考えていようと、躯は正直に答えている。 俺の奴隷になるとな。 ほら、聞こえるか。 おまえの躯が応えている音が。」

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☆ 美沙の凄春その93=淫らな魂。

 橋本は太い中指を肉芽から花弁へと滑らせた。 くいっと中指を曲げると鏡の中でその鮮紅色を見せている蜜壺の中に埋めていく。 手首を器用に動かす。 太い指に粘膜を絡み付けながら蜜壺に溢れる淫蜜ががぐちゅぐちゅと音を立てる。 自分の荒い息遣いのみが聞こえる部屋にその音がいやらしく響く。 

『いや、いや。 聞きたくない。 私はこんなにも淫らな女なの。 躯が自分の物じゃ無いみたい。 こんな見ず知らずの人に抱かれて。 それなのに、恥ずかしい所を指で侵されて、、こんなにも濡れて。 あぁ、声が出てしまう。 また、この人に逝かされてしまう。 感じる。 感じる。 躯が蕩ける。 堪え切れない。 あぁ、めちゃくちゃにされたい。 抱きしめられたい。 ああ、欲しい。 もっと、もっと、もっと欲しい。 いや、いや。 駄目、駄目なの。 感じては駄目。 奴隷になんて、もう、いや。 止まって、お願い、私の躯。』

「あぁぁぁぁぁっ。」
 美沙は自分の中の淫らな魂を追い払う様に、巻き毛を振り立て、腹筋に力を込めて啼き声を上げた。 絶望の悲鳴が湿った空気を震わせる。

 橋本は美沙の陥落が近い事を知り、鼻腔を膨らませて、さらに指を動かし続けた。 蜜壺を蹂躙しながら、同時につんと立った乳首を掌でころころと転がし、乳房全体を揉み立てる。

「俺は今年の春に初めてモーニング・コンサートの会場でおまえを見た。 何かに打たれた様な衝撃を受けた。 あれは天が運命を知らせた衝撃だった。 その時に、おまえは俺の奴隷になると決まったんだ。 おまえは俺が結婚もせず追い求め続けた女だった。 清楚でいながら、その奥にぞくっとする妖しさ、淫らさを秘めていた。 透き通る様な白い肌と華奢な躯も、泣き顔の似合う優美な顔も、俺を歓ばせるためのものだ。」
 橋本は腕の中の美沙を攻め続けながら、語っていった。 美沙に言い聞かせる様でもあり、自分の胸の裡を知って欲しいと切に願う吐露でもあった。

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☆ 美沙の凄春その94=感じてしまう。

『勝手な、勝手な話です。 私はあなたの奴隷になるために生まれたんじゃない。 大学に入ったんじゃない。 先生に出会うため・・・。 あぁ、先生はもういない。 私を捨てて・・・。 うぅっ。 悲しい。 どうして、私の躯は悲しみに震えていないの。 どうして、あなたの勝手な想いに反応して感じてしまうの。 私は、奴隷になんてなりたくないのに。 止めて、止めて、それ以上は。 あぁ、逝きそう。 逝くっ。 逝くっ。 逝っては駄目。 逝ってはいけない。 く、苦しい。 もう、もう少しなのに。 あっ、また感じてしまう。 逝けない。 苦しい。 躯が燃える。』
 
「あはぁっっっ。 あぐうっ。 あはっ。 うぅぅぅ。 あぁぁぁぁぁんんんん。」
 感じるままに啼けない思いが、美沙に苦しげな呻きを漏らさせる。 徐々に熱く滾る躯が思いを飲み込み、啼き声が艶やかに色めいていく。

 橋本の指はさらに滑らかな動きで蜜壺の中を掻き混ぜる。 ねっとりと濡れた粘膜が指を逃さないとばかりに絡み付く。 蜜壺全体が引くひくと蠢く。 橋本の指は蜜壺の中の粘膜の微小な粒が集まった感器の丘を見つけて擦り上げた。 橋本の肌に密着した美沙のしなやかな腰がうねうねと淫らにくねる。 

「娘程にも年が違う事は考えもしなかった。 すぐに町野に紹介してくれと頼んだ。 あいつは、俺に紹介もせず、自分の物にしてしまったが。 が、それでやはりおまえが天性のマゾヒストだと、俺の奴隷になるべき女だったと証明された。 あいつは、おまえを俺の奴隷にするために天が遣わした召使だ。 おまえの天性を引き出して、おまえの本当の支配者である俺に引き渡すためだけの。 それだけの存在だったんだ。 おまえは俺の奴隷になって初めて本当の満足を得られる。 そういう女だ。 ほら、こんなにも感じた事は無かっただろう。 魂が宙に舞う悦楽の極みに導いてやれるのは俺だけだ。 おまえは俺に仕えて、俺に身も心も支配されて初めて歓びの日々を送れる。 そう言う女だ。」

『あぁ、もう、もう駄目。 躯が熱い。 燃えて融けていく。 躯が躯じゃない。 何処を触れられているのかも、何をされているのかも判らない。 あぁ、私は、私は駄目な女。 堕ちる。 堕ちていく。 もう、もうどうなってもいい。 苦しい。 お願い。 逝かせて。』 

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☆ 美沙の凄春その95=淫らな魂。

 美沙の躯から力が抜け、橋本の体の形に寄り沿っていく。 美沙の熱く燃えた尻朶の柔肌が橋本の腹にぴったりと吸い付く。 橋本は両掌で美沙を愛でながら、顎で巻き毛を掻き別け、産毛の煙る細いうなじに口を這わせた。 甘い香りの立ち上る柔らかな肉を甘咬みする。 舌をべちょべちょと這わせ、柔肌を味わう。 ずぶぅと時折、自分の唾で濡れた美沙の柔肌を啜った。 

「あはんっ。 あはぁんんんん。 いっ、いっ、いいっ。 あぁぁぁ。」
 美沙の紅い唇が橋本の耳元で甘やかな啼き声に震える。 橋本の指を喰い千切る程に蜜壺は収縮していた。 背中で括られた美沙の小さな掌が限られた動きの中で精一杯に橋本の腹をまさぐる。 

「どうだ。 もう一度逝かせて欲しいか。」
「あ、はい。」
 橋本の口が這う美沙の細首がくっと折れた。 甘く切ない喘ぎを唇から吐き溢す。 

「俺の奴隷になると誓え。」
 乳房を揉みし抱いていた橋本の指がしこり立った乳首を摘まみ上げる。 じーんと深い痛みが美沙の躯の奥に滲み渡る。 
「あぁぁぁ。 奴隷になります。 だから、だから。 あぁぁぁぁぁっ。」
 悲しげに細い啼き声を上げた。 細い腰ががくがくと震える振動が橋本の下服に伝わってくる。 橋本は蜜壺から掌を伝わせ、辛うじて床を捉えている美沙の太腿をがっしりと掴んだ。 そのまま易々と持ち上げる。 

「見ろ鏡を。 見えるだろ。 両脚を開ききったおまえが。 その中心の花弁の中に俺が入ってくのが。」
 美沙は顔を上げ、顔にに掛かった巻き毛を振った。 白く艶めく脚は、一方は麻縄に無残に吊り上げられ、もう一方は橋本の浅黒く大きな掌に掴まれ高々と持ち上げられていた。 これ以上は無い程にあられもなく開かれた脚の中心で紅い花弁が物欲しげにそよいでいた。
その花弁を押し拡げ、黒光りする橋本の剛直が今まさにその威容を埋没させようとしていた。 瞳にその淫らな光景が映ると同時に、灼け付く様な痛みが躯を貫いた。

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☆ 美沙の凄春その96=もっと突いて。

「ぐはぁぁぁっ。 裂けるぅぅううっ。 あぁぁぁぁ。」
 鏡の中の紅い唇が開き、悲鳴ににも聞こえる啼き声が美沙の耳を劈いた。 ぽってりとしていた鏡の中の秘唇は裂けるかと思える程に薄く伸び切り、黒々とした橋本の剛直に拉がれていく。 紅い粘膜が黒い剛直に寄り添い、巻き付く。 美沙が鏡を見られたのはそこまでだった。 焼けそうに熱い橋本の剛直が粘膜の細い蜜壺を強引に押し拡げながら、無理やりにも子宮を突き上げる頃には、痛みと怖れと感悩に躯中の肉が震え、意識は飛び去っていた。 

「ぐわぁぁぁぁぁぁ。 あぐぅぅぅぅぅぅ。 はあっ、はあっ、はあっ。」
 美沙の唇は高い絶叫を吹き上げ続けた。 ぱんぱんと美沙の尻朶が橋本の下服に打ちつけられる度に、橋本の剛直が蜜壺を突き上げる度に痛みは影を潜め、感悩の歓びだけが躯を貫いていった。
 
「いいぞ、いいぞ。 凄い。 凄い、締め付けだ。 最高の女だ。 おまえは最高の奴隷だ。」
 橋本も声高に叫んでいた。 その声が美沙の耳を打ち、さらに感悩の炎が燃え上がる。 躯中が焼け爛れ、蜜壺は炎を吹き上げている様だった。 いつしか、蜜壺は橋本の形に馴染み、無数の粘膜の畝がぐりゅぐりゅと剛直に巻き付き蠢いているのが自分にも判った。 
「いいぃぃぃぃぃぃっ。 いいぃぃぃぃぃっ。 ぁぁぁぁぁぁぁ。」
 美沙の啼き声が高く高く、一層甘えていく。 艶やかな柔肌は吹き出した汗に輝き、熱で桃色に染まっていく。 

「いいか。 いいか? ご主人様いいです、と言え。 もっと、もっと突いてくださいと。」
 橋本が荒い息を弾ませ、美沙の耳元で命じた。
「いいです。 いいです、ご主人様。 ご主人様、もっと、もっと、どうか、もっと突いてください。 美沙を壊してください。」
 美沙は訳も判らぬ裡に叫んでいた。 逝け逝けと肉に急き立てられ、心から懇願していた。 その自分の声に躯が反応する。 ご主人様と叫ぶ度に躯が燃え、切なく熱いものが胸を焦がす事に薄れ行く意識の底で気がついた。

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☆ 美沙の凄春その97=落ちた女。

「もっと啼け。 もっと叫べ。 ご主人様と。」
 橋本は雄叫びを上げ、腰をぱんぱんぱんと美沙に打ちつけた。 剛直に絡み付く粘膜を擦り上げ、もっと奥へ、もっと激しくと追いたてる。 
「ご主人様ぁぁぁぁぁ。 ご主人様ぁぁぁぁぁぁぁ。 ご主人様ぁぁぁぁぁぁ。 逝く、逝く、逝きます。 ぁはぁぁぁぁぁぁぁはぁぁんんんんん。」

「まだだ。 まだ。 もっと、もっと、もっと叫べ。 燃えろ。 悶えろ。 狂え。」
 橋本雄叫びに呼応して、美沙の躯が震える。 
「ああ、はぁぁぁぁぁ。 はん、はんっ、はん。 あぁぁぁぁ。 逝かせて、逝かせて、ご主人様、苦しい、苦しいです。 あはぁぁぁぁん。 はっ、はっ、はっ。」
 美沙の躯が橋本の腕の中でがくんがくんと揺れる。 剛直に絡み付く蜜壺がびくびくと痙攣する。 ヒールの中で足指がぎゅっと内側に折り曲げられる。 

「いけ。 いけっ。 うぉぅぅぅぅ。」
 橋本は声を上げた。 折れる程の力で美沙の太腿を握り締める。 火が付く程に剛直を叩きこんだ。 ぬちゃっぬちゃっと粘り付く淫靡な摩擦音が立ち込める。
「あぁぁぁぁ。 ぁんっ、ぁんっ、あはんっ。 逝ってもいいですか。 逝くっ、逝く、逝くぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ。」 
 美沙の躯が力強い橋本の腕を振り解かんばかりにぐらぐらと揺れる。 宙に浮いたすらりとした脚がびんっと突っ張る。 細い背がぐわんと折れ曲がる。 

 橋本は美沙の骨が折れる程に太腿を掴んで、体に引き付ける。 根元まで深々と剛直が美沙の蜜壺に突き刺さる。 橋本の引き締まった躯がぶるぶると震えた。 美沙の子宮に橋本の精が迸る。 美沙の脳天に向かって歓喜が稲光る。 頭の中で閃光が激しく瞬き、真っ白に爆ぜた。 

 橋本は荒い息が収まるのも待たず、美沙を梁から下ろした。 腕の中に落ちた美沙の胸に絡み付く縄をもどかしげに解いていく。
「あはぁっ、うぅぅっ。 うぐぅぅぅ。」
 長時間縛られて鬱血していた腕に血が戻り、神経が通う痛みに美沙は呻いた。

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☆ 美沙の凄春その98=奴隷の誓約。

 ぐったりと力の抜けた美沙の躯をベッドに横たえると、橋本は愛おしげに縄痕の深く残る美沙の腕を、胸をマッサージしていった。 

「この躯は俺のものだ。 一生、俺のものだ。 そうだろう。」
 丁寧なマッサージを続けながら、大きな瞳に光を宿した美沙に橋本は語りかけた。
「はい。 でも、お願いがあります。 どうか、私だけを愛してください。 それなら喜んで奴隷になれます。」
 美沙の大きな瞳が真っ直ぐに橋本を見ていた。 

「言ったろう。 おまえが俺の奴隷になるのは運命だ。 同じ様に俺がおまえを、おまえだけを所有するのも運命だ。 おまえが手に入るなら、俺は何も要らない。 おまえ以外の女など責めたいとも抱きたいとも思わない。」
 橋本はきっぱりと言うと美沙を抱き起こし、力強く抱きしめた。 唇を重ね、美沙の舌を吸った。 
  
『あぁ、私の躯はこの人の奴隷になる事を選んでしまった。 あんなに歓んで。 もう、人を好きになる事も、愛する事も出来ない躯になってしまった。 もう、私の青春は終わってしまった。』
 決意の幕が悲しく心の中を降りていった。 ふと、脳裏に毎日の様に電車で見かける少年の澄んだ瞳が浮かんだ。 輝く笑顔が眩しく、美沙は長い睫毛を瞬いた。 

『あの子の顔が今浮かぶなんて。 あの子はきっと私の青春の象徴。 二度と戻れないキラキラとした日々。 私は堕ちてしまった。 性の歓びに身を委ねて。』

「はい。 奴隷としてご主人様にお仕えします。」
 美沙は唇を橋本から離し、はっきりと承諾を口にした。
「そうか。 よく言ってくれた。 改めて二人の奴隷契約書を作ろう。」
 橋本は少年の様な笑顔を浮かべた。 美沙をベッドに置いて、デスクに向かう。

「読み上げろ。 それが奴隷としての誓約代わりだ。」

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☆ 美沙の凄春その99=奴隷のサイン。

橋本は戻ってくると顔を輝かせて、紙を渡した。 オーベルジュに備え付けの便せんにボールペンで奴隷契約書と書かれていた。
「奴隷契約書。
 第一条、山野美沙は橋本健一の奴隷としてその全ての自由と肉体の使用権を橋本健一に委ねる。
 第二条、山野美沙は橋本健一の許す限りにおいて、日常の生活を行う権利を有する。
 第三条、山野美沙は橋本健一の奴隷としてその全ての命令に異議を差し挟む事無く自ら進んで服従しなければならない。 命令に従わなかった場合、又は命令を完全に遂行できなかった場合は、橋本健一により生命の危険を含むあらゆる懲罰を謹んで受けなければならない。
 第四条、山野美沙は橋本健一を肉体的、精神的に満足させ、歓びを与えるため、自身の健康・美容の維持、清潔の保持に努め、同時に性技の研鑽に努めなければならない。
 第五条、橋本健一は山野美沙以外の何人をも性の対象としない。対象とした場合は、山野美沙の所有権を失う。
第六条、 この契約の解除は前条の場合を除くほか、山野美沙、橋本健一双方共にいかなる理由に酔っても行う事が出来ない。 この契約は一方の死のみをもって終了する。」
 
美沙は読み上げながら透明な涙が溢れ、頬を濡らすのを止められなかった。 深い深い透明なのに底の見えないほど深い悲しみの淵に沈んでいく気がした。 沈みながら水面を仰ぎ見る。 あの少年の輝く笑顔はどんどんと霞み、やがて真っ暗になって何も見えなくなった。 

心が悲しみの淵の底へ沈む一方で、躯は喜びに震えていた。 胸が熱い液体で溺れそうだった。 読み上げながら、再び蜜壺が淫蜜で満ちてくるを感じていた。 

「異存は無いな。」
「はい。 ありません。 いいのですか、一生私だけとお誓いになって。」
「いいんだ。 おまえ以外の物など、俺には何の価値も無い。 その条文は俺にとって無いのも同じだ。 サインしなさい。」
「はい。」

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☆ 美沙の凄春その100=悦ばせる存在。

美沙は渡されたボールペンでくっきりと署名した。 

「奴隷の初仕事だ。 おまえの淫蜜で汚れた俺の物を口で清めなさい。」
 ベッドの上で大の字になった橋本の足の間に躯を入れ、美沙は硬さを失ってもなお偉容を見せている橋本の物を口に含んだ。 町野にしていた様に口の中の肉傘に舌を這わせて行く。 胸が焼ける様な悲しい味がした。 

『こんなことを何の感慨も無く私はしている。 どうするか指示されなくても、口を動かし、舌を這わせて。 この人に奴隷にされるまでも無く、私は奴隷になっていたの。 そう、私の躯はとっくに奴隷になっていた。 こんな自分を陵辱した肉塊を口で清めるなんて、本当ならどんなにか惨めで悲しい作業されられながら、私の躯は確かに燃えている。』
 熱い涙が頬を伝い、橋本の下服にぽたりと落ちた。 

「もういい。 飯にしよう。 おまえも服を着なさい。 そこのクローゼット服がある。」
 美沙は橋本に従ってクローゼットを開けた。 黒い高価そうなシルクのドレスが掛かっていた。 それに似合いそうな黒いサテンのヒールも揃えて置いてある。

『この人は、先生と違って、私を、私の全てを支配するのでしょう。 着る物から食べる物まで全て。 会っている時はもちろん、会っていない時間まで。 これがその第一歩。』
 
「引き出しの上におまえが身に着けるべき下着がある。 と言っても、俺が思い立ったら何時でもおまえの躯を使える様に、おまえはこれから基本的にノーパンノーブラだが。」
 自分もベッドの上に脱ぎ捨ててあった服を着ながら、立ち尽くしている美沙に橋本が声を掛けた。 

『奴隷の衣装。 ご主人様を歓ばせるためだけの。 そう、私が私自身がご主人様を歓ばせるためだけの存在になったと言うこと。』
 美沙は深いため息を漏らした。 引き出しの中には黒い艶やかないストッキングとレースのガーターベルト、それにガーターベルトとお揃いと思えるハーフカップのブラが入っていた。 美沙は静かな心でそれらを身に着けていった。

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☆ 美沙の凄春その101=奴隷の証。

「予想通りだ。 よく似合う。 魔性を秘めたレディーの誕生だ。 誇らしいくらいだ。 こんな素晴らしい奴隷を持てて。」
 橋本はいかつい顔を崩して、美沙を舐める様に見た。 美沙は頬を恥ずかしげに染め、俯いた。 
「見なさい。 ほら。 素敵だろう。」
 美沙を鏡の前に立たせる。 確かに深い艶を湛えた黒いドレスは桜色の美沙の柔肌を一層引き立て、自分でも心が弾むのを押さえられない程に似合っていた。 ただ、たわわな乳房をハーフカップのブラが一層突き出させ、しなやかなドレスの胸はパンと張り切り、その頂きの小さな乳首が立っているのが丸判りだった。 深く切れ込んだホルターネックの胸元から深い谷間を魅惑的に見せていた。 歩く度にサイドのスリットからすらりとした脚がストッキングの上の白い柔肌まで露わになる。 黒い額縁から覗く白い柔肌は特に煽情的に見えた。 如何にも大物と言う風情を湛えたダークスーツに身を包んだ橋本に寄り添う姿は淑やかな娘にも、妖艶な娼婦にも思える。 

『本当に似合っている。 自分では決して選ばない大人のドレス。 でも、その下が裸だと思うと着ているのも恥ずかしい。 きっと、いつもこう言うドレスを着るのでしょうね。 ご主人様を歓ばせ、そして脱がされるために。 あぁ、感じている。 本当に私はご主人様の仰る通り、奴隷になるための躯なのでしょう。』
 
「首筋が寂しいだろう。 奴隷の証だ。 付けてやる。 首を出しなさい。」
 橋本が手にしていたのは、幅が数センチもある黒い革の首輪だった。 差し出した美沙の細い頸にそれはぴったりと嵌まった。 分厚い革だっだが余程高級なのだろう内側はビロードの様にしなやかで、弱い肌にもしなやかに馴染んだ。 ガチャリと重い音を立てて、金具が締められる。 その音が美沙には青春の扉が、自由の扉が閉まる音に聞こえた。 拭いた筈の涙が長い睫毛を濡らしていた。 

鏡に映った首輪は留めるとハートの形になる宝石を飾られた金具のせいもあって、鍵穴に気がつかなければ、洒落たチョーカーにも見えた。 美沙の細い頸をよりたおやかに見せる黒い首輪は奴隷となった美沙には悲しい程に似合っていた。

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☆ 美沙の凄春その102=奴隷妻の誕生。

「俺に会う時も、そうでない時も外出する時はいつもそれを身に着けなさい。 いつもおまえが俺の奴隷だと自覚できる様に。」
「はい。」
 橋本は美沙の巻き毛を掻き別け、首輪の後ろについた金輪に大型犬用のリードを取り付けた。 ついて来いと顎をしゃくると、リードを手に持ちダイニングルームに向かった。

 ウェイターは町野から橋本に変わっている事にも、美沙のドレスにも、眉ひとつ動かさなかった。 黄金のオシェトラキャビアとホワイトトリュフを飾ったフォアグラのジュレから始まった料理は評判に違わず素晴らしいものだった。 その料理を味わいながら、美沙は『俺はおまえの事を何でも知っているが、おまえは俺の事を何も知るまい。 どんな質問にも正直に答えよう。』と言った橋本の言葉に従って、橋本の半生を聞いていた。

 橋本の人生は初めて見た時に感じた通りだった。 東大を出て、一流商社に入ると、若くして美沙でも知っている高級食品ブランドの総代理店契約を取り独立し、今ではトップの食品輸入企業に育て上げたと言うものだった。 

 橋本がオーダーしておいたのだろう小さなフルートを象ったレアチーズケーキが出された時だった。 
「俺と結婚して欲しい。」
橋本が真面目な顔で、幾分どもりながら言った。
「いいのですか、奴隷なんかを妻にして。」
 美沙は笑みを浮かべながら聞いた。 

「いいんだ。 俺の女はおまえだけと決めていたのだから。」
「でも、まだ二十歳前なので両親の同意が要りますけど。 奴隷である事は秘密に出来ても、父と変わらぬ年齢の男性と結婚する事に同意してくれるとは・・・。」

「それは俺が取り付ける。 俺が気にしているのは、おまえの気持ちだけだ。」
「私は一生、ご主人様のご命令に従うと誓った身です。 ご主人様が妻になれと仰るなら喜んでなります。」

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☆ 美沙の凄春その103=初めての浣腸責め。

 美沙の言葉は本心だった。 幾ら社会的に無効だろうと奴隷契約書にサインした時に一生橋本の物になると決めてしまっていた。 妻にと言う話は悲しみに沈んだままの心の底はともかく、理屈では嬉しいものでしかなかった。 
 
「そうか、それならいい。 來春にも挙式を挙げよう。 みんなにおまえが俺の物だと知らせたい。」
 橋本はまた少年の様な笑顔を見せた。 美沙もつられて微笑んだ。 

「今日は友達の家で練習するとでも言って両親には泊まりの了解が取れているのだろう。 俺の奴隷になって初めての夜だ。 躯が壊れるまで徹底的に調教してやる。 おまえの躯からも心からも町野を追い出し、俺に染め上げるためにな。」 
 橋本がいかつい顔を幾分強張らせて宣告したとおりに、美沙はこれまで町野から受けた事の無い厳しく辛い調教というの名の責め苦を受け続けた。

「奴隷であるはおまえは何時でもご主人様である俺の眼を楽しませ、俺がおまえの躯を自由に使えるように、二人の時は何時でも、命令が無くても裸でいなければならない。 それに奴隷はご主人様の前では何時でもご主人様に使われるための二つの穴がよく見える様に脚を開いて、四つん這いで歩くんだ。」
と、橋本に宣告され、ベッドルームに戻るとすぐに美沙はドレスを脱ぎ素肌を曝すと、橋本の足元で四つん這いになった。 

「奴隷の菊華は排泄のための器官ではなく、ご主人様に使われるための器官だ。 普通の女性なら一生異物を入れることも、他人の眼に曝すことすら無い菊華を性器の一つして使われることで、奴隷の自覚ができる。 だから、いつも清潔を心がけ、俺に会う前には自分で浣腸をし、菊華を侵した俺の物に汚物など付かない様にする事だ。 今日は、初めてだから俺の手でおまえの菊華を清めてやろう。」
 橋本がまるで美沙のためだと言わんばかりに美沙の首輪に繋いだリードを引っ張り四つん這いの美沙をバスルームに連れて行った。 広いバスルームの大理石の床が膝に冷たかった。 橋本の言葉通り本来誰にも見せるものではない菊華を曝すのさえ、恥ずかしさを通り越して苦痛そのものだった。 そして、生まれて初めて菊華に異物を入れられた。  

 橋本は広いバスタブの縁に腰掛けると美沙に尻を橋本に向けさせ、用意していた十本ものイチジク浣腸を薄桃色の襞がきゅっと締まった菊華に突っ込み、冷たい溶液を腸に注いだ。

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☆ 美沙の凄春その104=踏み付けられた美貌。

 六本も入れられた辺りから便意が強くなり始めた。 七本、八本、九本と入れられる裡に便意は嵐となって美沙の直腸を責め苛んだ。 最後のイチジク浣腸が注ぎ込まれた時には、美沙は躯を支えるしなやかな太腿がふるふると震える程に精一杯の力を込めて、菊華を締めねばならなかった。 

「こっちを向け、便意に耐えているおまえの悲痛な顔を見るのは、サディストの俺にとって最高の歓びの一つだ。 少しでも長く耐えて、俺を歓ばせろ。」
 橋本は美沙を半回転させ、その優しいラインの顎を持って、上向かせた。 
「浣腸は最低十五分は我慢しないと効果が無い。 それにその便意に耐えるためにおまえの括約筋は鍛えられ、蜜壺も菊華も俺に最高の愉悦を与える名器になるんだ。 俺を歓ばすためだと思って耐えろ。 ただ耐えているのも芸が無い。 俺が良いと言うまで、俺の足を舐めろ。 指を一本一本口に含んで、指の間には舌を差し入れ、丁寧に宝物だと思って舐めるんだぞ。」
 橋本は辛そうに顔を顰めている美沙の頭を下に押した。 美沙は恨み言も言わずに、悲しげな瞳を一瞬橋本に向けると、ごつい橋本の足指に花の様な唇を付けた。 四つん這いのまま、肘を床に着け、橋本の足を捧げ持つ様にして大きな親指を口に含む。 小さな美沙の口いっぱいに圧するそのざらざとした指に舌を這わせた。 こんな事までしていると思うと何故か美沙の子宮がきゅうきゅうと蠢き、蜜壺はじゅわっと感悩に悶える。 

 親指から人差し指、そして中指と一本一本、唾でほとびる程に口に含み、丁寧に舐めていった。 薬指に移ろうとする頃、下腹で便意か渦巻き、その苦しさに橋本の足指を口から離し、腹を両掌で抑えた。 小さな躯を丸め、凶暴な便意に耐えた。 ぐるぐると音を立て便意は竜巻の様に美沙の腹部で吠え狂った。 

「口を離すな。 俺はもう良いとは一言も言っていない。 俺の許しが無い限り、奴隷は命令を受けた奉仕をし続けるんだ。 たとえ、顎が痛くなろうと、粘膜が擂り切れて血が出ようと俺が満足するまで奉仕し続けるのが奴隷だ。 体力が尽きて途中で止めたとしても後で厳しく罰せられる。 判ったな。」
 足元で丸めた躯を苦痛に戦慄かせている美沙の顔を足裏で床に押し付けた。 横倒しになった美沙の腹部更に足蹴にして仰向かせる。 苦悶に歪む美沙の可憐な顔を足裏で踏みつけ、そのまま唇に足裏を押し付けた。 

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☆ 美沙の凄春その105=恥ずかしすぎる責め。

「舐めろ。」
 美沙の鼻から口までを足裏で塞ぎ、橋本は命じた。 息苦しさに美沙は唇を開き、大きな瞳に涙を湛えて舌を足裏に伸ばした。 すぐにまた痛烈な便意が押し寄せ、仰向きの儘、華奢な躯を海老の様に曲げる。 
「トイレに、トイレに行かせてください。」
 美沙の火を噴く様な哀願は、押し付けられている橋本の足でくぐもった。
「駄目だ。 まだ十分も経っていないだろう。 俺が良いと言うまでトイレは使わせない。」
 その橋本の言葉に絶望的な哀しみが美沙の胸を羽交い締めにした。 橋本は右足で美沙の美しい顔を踏み付けながら、左足を持ち上げ、美沙の上向きでも殆ど流れない若く張りのある乳房を踏みつけた。 踏みつけながらこりこりとした乳首の感触を楽しみ、足裏で転がす。 
 もはや一刻の猶予もない程に成長した便意に美沙はただただ腹筋を引き攣らせ、太腿を痙攣させて耐えていた。 腸が捩れ、爛れる様な痛みが全身を圧してくる。 美沙は橋本の足裏の下で脂汗を吹き出させ、苦悶に呻いた。 
「ちゃんと舐めろ。 奉仕しろ。」
 橋本に乳房を足蹴にされる。 その衝撃に美沙は舌を足裏に這わせる。 が、すぐに腹部が破裂するかと思う程の痛みに身を捩り、舌を足裏から離す。 離す度に橋本は美沙をより強く足蹴にした。 
「駄目奴隷が。」
 橋本は態とらしく怒ってみせ、美沙の脇腹を足の甲で蹴った。 

「うわぁぁぁぁ。」
美沙は顔を踏まれたまま、躯を捩り転げ回った。 ばばばばと激しい音を立てて、美沙の尻から汚物が迸っていた。 

「あぁぁぁぁぁぁ。」
 絶望の啼き声を上げ、美沙は泣いた。 全ての誇り、人としての矜恃を失い、奈落の底に墜ちたことを知った。 奴隷などと言う生やさしい存在ではなく、何の誇りも持たせて貰えないまさに「人で無し」になったんだと思った。 それは羞恥という甘い言葉では表せない恥ずかしさだった。

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☆ 美沙の凄春その106=悲鳴。

「臭い。 臭いな。 鼻が曲がりそうだ。 それにこの汚い色は何だ。 こんな汚い物をこの躯の中に納めていたのか、汚い女だ。」
 橋本は汚物の付いた足裏で美沙の顔を乳房をそして股間を踏みつけた。 
「あぁぁぁぁぁぁぁぁ。」
 美沙は躯を震わせ、赤子の様に泣きじゃくった。 

 泣きじゃくる美沙の躯にシャワーを浴びせ、橋本は床も洗った。 あらかた汚物を美沙の躯から洗い流すとシャワールームに連れていき、シャンプーをし、柔肌を愛おしむ様に丁寧に泡で洗い流した。 シトラスの香りが立ち上る泡風呂に入れ、抱き締めた。 
 
 橋本の分厚い胸に抱かれながら、美沙はまだ悲しみにしゃくり上げていた。 

 その日から、美沙の週末は橋本の手で与えられる痛みの悲鳴と心を拉ぐ屈辱の嗚咽と、性の歓喜の啼き声に染め上げられた。 週の初めには、椅子に座るのはもちろん、電車の壁にもたれる時にも慎重にならなければ、橋本に打たれ尻朶が剣山を押し付けられた悲鳴を上げ、教室や車両中の耳目を集める事になりかねなかった。 

 その日、朝八時の大宮行き京浜東北線はいつものように通勤・通学客で混んでいた。 美沙は眩しそうに秋の陽射しを受けて浮かび上がった、その少年の横顔を見つめていた。

『綺麗な顔。 透き通る眼差し。 今の私には眩しすぎて目が潰れそう。 でも、心が洗われていく気がする。 一樹。 彼と一度、一度だけ同じ時が過ごしてみたい。 何も無かった私の青春に素敵な思い出を書き込むの。 そう、もうすぐ、ご主人様の元へと嫁ぎ、一生奴隷としてこの躯をこの心を支配される前に。』
 美沙はつい一瞬前まで思いもしなかった想いに心を浮き立たせた。 そして、キスもしたことの無い娘のように優美な頬を一人上気させた。

 授業を一つサボって大学を出ると、美沙はいつもとは反対のホームに来た電車に乗った。 西日暮里で降りて、何もない小さな歩道を歩いていた。 五分と経たない裡に古い校門に出た。 

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☆ 美沙の凄春その107=涼しい瞳。

『一時間、一時間だけ待ってみよう。 もし、それで会えなかったら、もうとっくに学校を帰っていたり、部活でもして遅くなるんだったら、それで美沙の冒険は終わり。 もし、会えたら・・・。 その時は美沙の青春が始まるの。 多分、一日だけの、だけどキラキラとした青春が。 あっ、端から相手にされないことを計算に入れてなかった。 私は駄目だな。』
 美沙は透明で浮き浮きとした心を取り戻していることに気がついた。 

「一樹さん。」
 意外にも十分と経たずに現れた少年に美沙は弾む声を掛けていた。 驚いた顔で振り向いた顔に、美沙は嬉しくなり、思わず満面の笑顔を向けていた。
「何か用ですか。」
 少年は突っ慳貪に言った。

「一緒に帰っていい? 方向は一緒みたいだから。」 
 自分でも驚く程自然に声が出た。
「いいですよ。」
 断る理由も見つからないし、どういう展開になるのか好奇心も湧いたと言う顔で少年はあっけなく承諾した。 歩道の狭さもあって、美沙は一樹と肩が触れそうな隣を歩いた。 少年は汗臭さとは無縁な、蒼い若草の香りがした。 
「一樹さんって呼んでいいかしら。」
 美沙は少し大人ぶって言った。
「どうぞ。 そう言う名前なんだから。」
 一樹は堅い声でぶっきらぼうに答えてくる。
 
「あはっ。 面白いこと言うのね。」
「どこが?」
 一樹の涼しい眼が少し吊り上がった。 
「だって、面白いもの。 一樹って言う名前だから、一樹って呼んでいいなんて、理屈っぽい。」
「理屈っぽいのが面白い?」

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☆ 美沙の凄春その108=デートの誘い。

「うん。 面白い。」
「それ以外に言いようが無いじゃないですか。」
「確かにそうだけど。 一樹さんは飯田さんだっけ、彼と同じ高校三年生なんでしょ。」
「それが何か。」

「いちいち、理由が要るの?」
「ただ学年を確認しただけですか。」
「三年生なら、受験受験で忙しいのかな、と思って。」
「まだ忙しくはしていないですよ。 後半から本気になれば十分だと思ってます。」

 帰りの京浜東北線はいつものように混んでいた。 ただ美沙の前に一樹が居ることが普段と違っていた。 乗客に押されて一樹と密着した。 鞄を持つ一樹の掌に美沙の柔らかな腰が触れる。 見下ろした一樹の眼に、美沙のU字型に空いたワンピースの襟元から桜色の谷間がくっきりと見えた。 甘い蜜の香りが濃密に漂ってきた。
「じゃあ、女の子とデートする暇は有るのね。」
 美沙は大きな瞳を上目遣いにして一樹を見る。
「デートする気は無いけど、時間は有りますよ。 家では勉強しない主義だし。」
 美沙は一樹の答えに心から嬉しそうに笑えた。 一樹の怪訝そうな顔が楽しかった。
「デートする気は無いの?」
「特に。」
「彼女は居ないの?」
「居ません。 欲しいとも思わないし。」
「欲しいって思ったこと無いの?」
「思わなきゃいけませんか?」
「また理屈。」
 美沙は笑っていた。 一樹は子供っぽくむっとした顔をする。
「一樹さんって、怒ると凛々しくなるのね。」
 一樹はそっぽを向いた。 
「そう、その表情。 凄くステキ。」
 美沙は背伸びをして、一樹の顔を正面から覗き込む。

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