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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ 美沙の凄春その9=フルートの音色。

「何を見ているのかな? さっきから無口になって。」
「いいえ。 この豪華な部屋に先生はしっくりと溶け込んでいらして、素敵だなって。」
 そう言って、美沙は恥ずかしそうに眼を逸らせ窓を見た。 金色に縁取られた窓の外にライトアップされた緑が静かな絵を描いている。 その緑の中に自分の姿が頼りなげに薄く映っていた。   

『私はこの部屋に、先生に似合っている?』

「いや、美沙君の方だよ。 この王族の居館だった部屋にぴったりと嵌まっている。 きっとオーナーが見たら、明日からパンフレットに使いたがるだろう。」
「そんな、先生ってそんなに口の旨い方だったんですか。 カッコ良くて冷たくて厳しいから学生達の間でアイス・バロンと呼ばれてらっしゃるのに。」

「そう言われているのは面映ゆいな。 本当はこの通りの甘ちゃんなんだが。 それより、美沙君は大学を受けた時から教授陣の間でも評判だったんだよ。 開学以来の美少女だとね。 それで、フルート専攻と判った時には皆から羨ましがられたものさ。 しかも、その美少女を授業の時間だけでなく、こうして独占しているなんて皆が聞いたら殺されるな。」

『じゃあ、私の一方的な片思いだと思っていたのに、もしかして両想いだったと言う事? それだったらどんなにか・・・。』
「まるで先生も私の事を・・・。」

『あぁ、駄目駄目。 そんな事聞いたってはぐらかされるか、あるいは心にもない優しい言葉を言わせてしまうかなんだから。 私って、確かに恋愛に慣れていない。』
 町野の思いを確かめたくて思わず口にしたが、美沙はその先を言い澱んで俯いた。

「好きだったよ出会った時からね。 始めて見た時の事をはっきりと覚えているくらいに。」

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☆ 美沙の凄春その10=大人の恋。

「入試の時ですか。」
「いや、もっとずっと前。 美沙君がもう覚えてもいない程前の事だよ。」
「まさか、あの時に。 いいえ、そんなこと、ありえません。」
 美沙の白い顔が幸福なピンクにぱっと染まった。 心臓が何かにぎゅっと掴まれた感じがして、息をするのも忘れた。

「あれは五年程も前だったかな。 赤坂の音楽ホールで演奏会をした時にそれはそれは綺麗な少女が聞きに来てくれていた。 ルノワールがそこにいたらきっとその美しさを絵具の中に閉じ込めるのだろうが、生憎僕にそっちの才能がなくて。 でも記憶にはしっかりと閉じ込めていたよ。 何だか、今よりも大人びて見えたが、考えてみれば、まだ中学だったんだね。 でも、美沙君が大学に来た時、すぐにあの時の少女だと判った。 くりくりとした吸い込まれる様な大きな瞳も、綺麗な曲線でだけで出来た優しい頬も、食べたくなる様な愛らしい唇もそのままだったから。」
「信じられません。 もしかして、何処かで私があの時先生に憧れて、先生のいらっしゃる大学を受けようと決意したと言う話をお聞きになって・・・。」
「いや、そんな嬉しい話は始めて聞くけど。 そうだとすると、あの時から二人はこうして出会う運命だった訳だ。」 

『本当に先生とは結ばれる運命だったのかも知れない。 あぁ、なんて言う事。 初恋が、恋とも思わなかった様な淡い初恋が叶うだけでも幸せなのに。 それが同時に思っていたなんて。 先生の優しい嘘でもいい。 その嘘をついてくれる優しさが嬉しい。』

「嬉しいです。 もう信じられないくらい。」
 美沙は恋の頂点にいる女性特有のうっすらと朱く潤んだ眼差しで町野を見つめていた。 堪えても堪えても涙が溢れそうになる。 胸が熱く幸せな物で満たされ溺れる程だった。 食事が素晴らしく美味しいものだった事も、町野の音楽旅行の話が興味深かった事も、心をより浮き立たせる陽向の香りの様に通り過ぎていった。

「大人の恋と言う意味合いは判っているかな。」
 デザートのチョコレートスフレをつつきながら、町野が静かに聞いてきた。

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☆ 美沙の凄春その11=たかがキス。

「はい。 意味は分かります。 そのつもりで来ました。」

『やっぱり、今日は食事だけでは終わらせないお積もりなんですね。 ちゃんと覚悟してきました。 何時かは私も大人にならなくちゃいけないんだし、先生に大人にして貰えるのなら、後悔はきっと無いと信じています。 先生なら、きっと優しく私を大人に、女にしてくれる。』 
 返事をしながらも美沙は頬が熱くなるのを感じていた。 この恋が間違いの無いものだと確信していても、期待より気恥ずかしさと本能的な恐れの方が強かった。 その不安を追い払う様に美沙はこの恋が本物の恋だと自分に言い聞かせた。

「生返事はしない方が良いかも知れないよ。 大人の恋というのは、きっと苦しみも哀しみも付いてくるものなんだ。 その心の痛みが例えようもなく美しく、尊い。だからこそ、それを経験したら美沙君のフルートの音はずっと奥行きのある艶を身につけるだろう。」
「恋の苦しみなら判ります。」
 美沙は大人ぶって口にした。
「頭で判るのと、胸で、躯で知るのは違う。 誓ってくれるかな。 僕に全てを捧げてくれると。」
「はい。」
 それしか答えは浮かばなかった。  

「そう言ってくれて嬉しい。 女性が例え恋人でも覚悟もさせずにずるずると関係を持つのは嫌いでね。 ちゃんと明確な意思を持ってくれないと。 美沙君は深く大人の恋を知る素質があるよ。 キスしてすぐに判った。」
 キスと言われただけで美沙は恥ずかしくなり俯いた。 
 
『ああ、たかがキスくらいで恥ずかしがるなんて。 先生に本当に子供だと思われてしまう。 イヤっ、子供扱いされたくない。』 

「キスで何が判ったんですか?」
 恥ずかしさの反動で美沙はきっと瞳を放って聞いた。

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☆ 美沙の凄春その12=大人の男。

「その答えは後で、部屋でじっくりと教えて上げよう。」
 町野は大人の笑みを見せ、立ち上がった。 美沙の隣に回るとその手を取り、自分の腰に回して歩き始めた。 

『ああ、やっぱり。 部屋が取ってあるんだ。 最初から、私を抱くつもりで。 ついに私は本当に今日、女になるのね。 大人になる。ああ、嬉しい筈なのに、何だか怖い。』

 ふと、通学電車で見かけるあの美少年の顔が浮かんだ。 どうして浮かんだのかも判らず、美沙はすぐに町野に想いを戻した。

 町野の腰にしがみついていなければ、ふわりとその場にしゃがみ込みそうな程に美沙の足元は覚束なかった。 全身の血が蒸発してしまった程に、何処にも力が入らない。 絨毯張りの通路を進みホテル棟に向かった。 ずんずんと心臓が脈打ち、全身から血の気が引いていく。 子供じみた恐れを気取られまいと、必死に歩を進めたが床に足が着いている実感が無かった。 エレベータで二人きりになると、呼吸さえしている気がしなかった。 

「大丈夫?」
 町野が少し心配顔で美沙を見た。
「はい、全然。 大好きな先生と一緒だから、ちょっとのぼせているだけです。」
 美沙の答えに町野は大人の笑みで応える。 そうして、緩やかなカールを描く髪を暖かく撫でた。

『心地いい。 すうっと、血が戻って行く。 先生はやっぱり大人。 きっと、この謂れのない恐れも見抜いて、それでこんなに優しく。 やっぱり、先生でよかった。』 
 町野の掌が美沙の頭を撫でる度に、躯の中に温かみが沁みていく気がした。 美沙は落ち着きを取り戻し、それとは逆に胸に熱い物が拡がっていくのを感じて嬉しかった。
 それでも、部屋の鍵が開く音に躯がびくん震えるのを抑えられなかった。 美沙ははっと町野を見た。 優しい瞳が返ってくる。 美沙は町野の腕に促され、部屋に足を踏み入れた。

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☆ 美沙の凄春その13=恋の醍醐味。

「あつ。」
 何が起きたのか判らなかった。 町野にお姫様だっこをされていると判った瞬間、血色の幸せが胸に込み上げた。 そのまま広いベッドに下ろされ、気が付くと抱きしめられていた。 後ろからドアのオートロックがガチャリと締まる音が響いて来た。

『ついに女になる。 先生の掌で。』
 美沙は瞳を閉じた。 町野は美沙の躯の上に乗り掛かったまま、美沙の髪を掻き上げ、現れた柔らかで緻密な美沙の項に唇を付けてきた。 ぬちゃりと濡れる感覚と生熱い熱が肌を滲みて躯の中に入り込んでくる。 下腹部がきゅんと縮み、躯中に言い知れぬ歓びがどろどろと流れ込んでくるのが判った。 美沙の細い腕が町野の躯に廻され、小さな掌が勝手に町野の背中を確める様にまさぐっていた。

 町野の熱い舌が美沙の柔らかな肌をべろりべろりと嘗めていく。 その動きに連れてぞぞぞと肌が収縮する。 それは不快な感覚ではなく、むしろ躯が燃え立つような歓びの信号だった。 町野は唇で美沙の首筋を甘噛みしながら、舌先でその肌を舐め取って行く。

「甘い。 仄かに甘い蜜の味がする。 もっと、もっと味わいたくなる。」
町野の唇が美沙の首筋からスタンドカラーのワンピースの襟元を開きながら、くっきりと細い鎖骨が作る窪みへと降りていく。 その唇を先導する様に町野の掌が器用にワンピースのボタンを外す。 
「あぁん。 駄目。」
 町野の掌が胸の谷間を露わにするのを感じて、美沙は躯を硬くした。 町野の掌がそれ以上ボタンを外さない様に、美沙は胸を町野に押し付け、しなやかな腕を背中に強く巻き付ける。 

「ふっ。 怖い?」
 町野は正面から美沙を見た。 その端正な顔にぞくっとする皮肉な嗤いが浮かんだ。
「怖くはありません。 でも躯が勝手に・・・。」
「大丈夫。 躯を楽にして。 これから気持ち良くして上げる。 大人の恋の醍醐味を味わわせて上げるから。」

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☆ 美沙の凄春その14=秘肌。

 町野はさらにワンピースのフロントボタンを外していく。 美沙は本能的に華奢な躯を左右に捻り、町野の手を振り解こうとした。
 
「こうされるのを予想して僕のためにわざわざこんな素敵なワンピースを着てきたんだろう。 じっとしていなさい。 それとも、本能的にこんな服を選んでしまう淫らな女の子だったのか。 それなら余計僕のする事に身を任せるんだ。 楽しませて上げるから。」
町野の片手が胸から滑り降りていき、美沙のワンピースのボタンを一つ、また一つと外していく。 町野の掌の熱さが素肌を通って、美沙の中に入り込んでくる。 その熱はショーツの上からも伝わってきた。
「いやっ、嫌。 止めてください。」 
美沙は敏感な肌に熱を感じて思わず華奢な躯を弓反らす。 上を向いた美沙の唇を町野の口が塞ぎ、唇ごと包み、吸い込んだ。
「嫌じゃないっ。 君は今も僕に全てを捧げると誓ったばかりだ。 全てを捧げておいて、嫌は無い筈だ。」
 町野は美沙の薄い肩を両掌で押さえつけ、美沙の顔を睨んだ。 その顔からはいつもの優しさが消え、冷酷な薄笑いが浮かんでいた。

『こ、こわい。 先生が怖い。 逃げ出したいのに、躯が動かない。 声が出ない。 なのに、躯の中で何かが疼いている。 くすぐったい様なむずむずとした変な感じ。』
 町野は恐怖に凍った美沙からワンピースを脱がしていた。
『いや、いや。駄目、駄目。』
 声は出なかった。 ただ首を左右に振っていた。 自分の素肌を這う町野の手が何か異生物の物の様に感じられる。 手で触れられた肌が冷たい火傷をし、泡立っていく。 町野の手が美沙の背中に廻され、ブラジャーのホックを片手で器用に外した。 

「ほう、華奢なのに思った以上に豊かな胸だ。 楽しませて貰うよ。 君は僕に全てを捧げると言ったんだから。 つまり君は僕の持ち物、僕の奴隷になったんだから。」
 町野は乳白色の肌から濃桃色のブラジャーを美沙の首元まで摺り上げた。 押さえを解かれて豊かな乳球がぶるるんと飛び出す。 まだ暖まり切らない部屋の空気が秘肌を震わせた。

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☆ 美沙の凄春その15=奴隷になった?

『えっ、奴隷って。 それってどういう事? 恋人にしてもらえるのじゃないの。 いや、いや、奴隷なんて。 そんな物になりたくて、全てを捧げると言ったんじゃないのに。』
 美沙の掌は独りでに町野の手首を掴んで胸から引き離そうと踠いていた。 

「全てを捧げると言う事の意味をちゃんと教えて上げなくてはいけないようだね。」
「あっ、つうぅぅぅ。」
 いきなり優美な頬を町野の平手が叩いた。 その熱い痛みに美沙は瞳を茫然と見開いた。

『何を、何をなさるの。 一体、何が起きたの。 どうしたの? 先生。』

「驚いたかな。 初めて他人から打たれたと言う顔だね。 幾らでも叫びなさい。 反抗する限り、その綺麗な顔だろうと、この胸だろうと僕は叩くから。 さっ、大人しく僕に身を任せなさい。 それとも、まずは躯の自由を奪っておいた方がいいかな。」
 町野の口調はいつもと変わらず穏やかで優しいものだったが、眼の光が婬猥な色を浮かべていた。 その眼に射すくめられ。美沙は何も言えずに町野の下で華奢な躯を一層小さくすることしかできなかった。 

「いい反応だ。 嫌がっていても君には才能がある。 そう、男を歓ばせ快楽へと昇らせる素晴らしい性奴の才能が。 さ、その僕の掌を邪魔している手を背中に廻しなさい。」
 町野は美沙の上半身を起こし、背後に座った。 本能的に胸を抑えようとする美沙の華奢な手首を強い力で掴んだ。 そのまま、胸元を片腕で押さえ、捻り上げる様に背中に廻した。 

「やめてください。 そんな乱暴な事。 先生の事が嫌いになっちゃいます。 先生の事が判らない。」
 悲鳴に近い声だった。
「嫌いになってくれてもいい。 今は判らなくてもいい。 やがて、判る。 やがて、心が嫌がっても躯が僕を求めて押さえようが無くなる。」

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☆ 美沙の凄春その16=打たれた頬。

 町野は話しながら、ナイトテーブルの上に用意してあった麻縄の一本を掌に取り、美沙の手首にしゅるしゅると巻いていった。 その手首を易々と片手で押え、逃げようとする美沙の残った手を捕まえる。 すぐに一つに重ねて幾重にも麻縄を巻いていった。 

「さあ、これで心行くまで君を堪能できる。 同時に君も無駄な抵抗に気を殺がれず、恋の悦楽を味わい尽くせると言うものだ。 きっと、後で僕に感謝したくなるよ。」
 怯える美沙の背後に座ると、美沙の細い腰を足で絡め取った。 肩に掛かる髪を掻き上げ、柔らかな首筋を嘗め上げていく。 同時に露わになった乳房の膨らみに両掌を押し付けた。 町野の舌が美沙の蜜を舐め取る様に細い肩から耳元へと這い上がる度に、乳房がびくびくと震えるのが掌に伝わってくる。

「いやいやと口では言っていても、躯はびんびんと感じている。 ほら、感じるだろう。 これからもっと気持ち良くなる。 もう忘れられない程に。 今度は自分から僕に縛って欲しいと願い出る程に。 君は天性の奴隷なんだ。 それは最初のキスで判ったよ。」
 町野は舌を耳元に這わせ、耳たぶからその後ろまでずゅるずゅると音を立てて嘗めまわした。 同時にやわやわと掌全体で乳房を揉みし抱き、その量感と弾力、そして吸い付く様な滑らかさを楽しんだ。 
  
「やめてください。 先生。 お願いです。 こんな縛ったりしなくても私は逃げる積りはありません。 ちゃんと覚悟して来たんです。」
「嬉しいね。 覚悟して来てくれたと言うのは。 でも、いましがた君は抵抗をした。 心は僕に委ねてくれても、躯は初めての事に怯えて逃げてしまう。 それでは、感じきれないんだよ。 本当の恋の歓びをね。 こうやって、自由を失うと君の躯は僕が与える愛撫を受け入れるしかない。 何処までも遠く。 何処までも深く。 自由なんてどんなに邪魔なものか判るだろう。」  
 町野の掌が開き、中指と人差し指の股で美沙の小さな乳首を捉えた。 大きく掌で乳房全体を捏ねながら、指の股で乳首を挟みゆるゆると刺激していく。 

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☆ 美沙の凄春その17=打たれた頬。

『いやっ。 あっ、躯を電流が・・・。 感じている。 こんなに心は嫌がっているのに。 でも、本当なの。 本当に嫌がっているの、私は。 息苦しい。 何かが込み上げてくる。 下腹部がじんじんと疼く。 何かがぎゅるぎゅると掻き回っているみたい。』

「ほら、立ってきた。 躯は正直だよ。」
「違います。 そんなことありません。」 
美沙はぽってりした唇を尖らせた。 町野は掌で尖り始めた乳首を転がし、顎で美沙の髪を掻き上げ、首筋を嘗めていく。 町野の舌が美沙の耳の中までを嘗めまわした。 ぞわりと躯が震える。 ずゅぽずゅぽと言う音が淫らに耳に響いてくる。 美沙は町野の舌から逃れようと身を捩る。 その動きは胸を弄る町野の掌を歓ばすだけに終わった。 

「止めて。 止めてください。 シャワーを浴びさせてください。 逃げたりしませんから。」
美沙は敏感な肌に熱を感じて思わず華奢な躯を弓反らす。 上を向いた美沙の唇を町野の口が塞ぎ、唇ごと包み、吸い込んだ。  
「綺麗な躯だ。 今まで男性を楽しませて来なかったのが勿体ないくらいだよ。 今日からは、いつでも僕を楽しませてくれよ。」
 町野の掌がショーツの中に入り込み、直に敏感な肌に触れた。 柔毛をやわやわと撫でていく。 その初めての感触に美沙は小さな悲鳴を町野の口の中に放った。 熱い掌から逃れようと腰が蠢く。

「止めて、止めてと言っているが、どれ、本当に止めて欲しがっているのかな。」
 町野の指腹が柔毛を掻き別け、まだぴったりと閉じている肉厚の花弁の割れ目をなぞっていく。 その指にゆっくりと力が加わり、肉花の中に入り込む。 そして、美沙自身でも触れた事の無いぽちっと小さな肉蕾に触れ、軽く弾いた。
「いっ、痛っつぅぅぅぅ。」
 びくんと美沙の躯が町野の腕の中で跳ねる。

「そうか。 君はまだ処女だったのか。 大人ぶって恋を知っていると言うから。」
 町野の指が肉芽を離れ、肉花の奥に潜む粘膜の花弁を優しくゆっくりとなぞり始めた。

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☆ 美沙の凄春その18=打たれた頬。

『あぁ、良かった。 先生はずっと誤解していらしたのね。 これで縛ったりしないで優しくしてくれる。 先生はこんなことする人じゃない筈。』
 恥かしかったが、美沙の心を掴んでいた物が取れ、すっと軽くなった。 美沙は町野を振り返った。 が、そこに浮かんでいたのは優しい表情ではなく、狡猾な陵辱者の冷たい顔だった。

「処女なら処女の調教の仕方がある。 そうと判れば、肝心要の初めての夜をたっぷりと楽しませてあげなくてはね。 君の素晴らしい才能を引き出すのが教師の役目なのだから。 ほら、ご覧、この指を。 どうしてこんなにぬめぬめと光っていると思う?」
 町野は美沙の秘花に遊ばせていた指を美沙の鼻先に突き付けた。 

「いゃっ。 退けて。」
 美沙は優美な眉を顰めて、顔を捩った。 
「嫌だと怒る事は無いだろう。 これが君の躯の真実だ。 どれどんな味がするかな。」
「止めてください。」
 町野は美沙の必死の声を無視して、ぺろりと指を舐めた。 業と顔を顰めて見せる。
 
「酸っぱさは薄く、仄かに蜜の甘さがある。 どうやら君は君は万人に一人と言う名器の持ち主らしい。 その容姿に名器か。 これはとんでもない掘り出し物に出会ったものだ。 たっぷりと啼かせて上げよう。 いい声で啼くがいい。 フルートよりもいい音色で。」
 町野は美沙の躯を改めてベッドに横たえ、獲物を観察する漁師の眼で眺めた。 美沙の肌は精巧な白磁の様に一点の染みも無く、何処までも白く艶やかに光を湛えていた。 その柔肌を飾る乳房は、上向きでもその丸みと美しさをいささかも損なうことなく、若さに張り切っている。 背中の可憐なラインからはみ出したさその乳房の円から、掌の中にすっぽり収まりそうなほど細くきゅっと締まった腰へと続く曲線が女らしい優しさと危うい脆さを感じさせた。  

町野の視線から少しでも裸の躯を隠そうと両掌の自由を奪われてもその身を左右に揺らし続ける美沙の恥じらいを町野は嘲笑い、美沙が後悔と諦めに浸るまでたっぷりと時間を掛けて鑑賞し尽くした。

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☆ 美沙の凄春その19=満ちていく。

 エアコンの切られた部屋の冷たい空気が弥が上にも自分だけが素肌を町野に晒している事を肌に教えていた。 美沙は羞恥に身を捩りながらも、町野の視線に熱せられ、躯の芯が熱く蕩け始めているのを感じていた。

「可愛い子が無防備な姿を晒して、恥かしさに身を捩るのをこうやって眺められるのは男にとって最高の愉しみだね。 さて、処女姫をたっぷりと感じさせて上げよう。 僕はとても女性に尽くすタイプなんだ。」
 町野は話しながら、悲しげにその言葉を計りかねている美沙の顔を楽しげに眺めていた。
「僕の事が好きなんだろう。」
 唇を間近に寄せて、町野が聞いた。 真面目な声だった。
「はい。」
 美沙はこくりと頷いた。

『あぁ、こんな事をされているのに、私には好きとしか言えない。 はい、好きです、美沙は先生の事が好きでたまらない。』

 町野の唇が重ねられる。 しっとりと濡れた熱が美沙の中の貪欲な虚ろを満たしていく。
 熱い物が下腹部から胸へと湧き上がり、果ての知れない恋情が満ちていく。 

 美沙の口は戸惑いながらも町野の舌を受け入れ、自らそれを求めて絡まっていく。 交換される唾を例えようもない甘露の様に飲み込んだ。 もっと、もっとと鳩尾の辺りが引き攣る。 背中で縛られている事も忘れ、腕が町野の躯を抱き締めようと無駄な足掻きを繰り返す。
『腕を、この腕を自由にして。 先生を抱きしめたい。 もう、嫌がったりはしませんから。 隠したりはしませんから。』
 腕の寂しさを補おうと、美沙の躯がベッドの上で弓反り、胸が下腹が町野の躯に押し付けられる。 美沙は気づかぬ裡に町野の舌を強く吸っていた。 喉を流れる町野の唾液が美沙の躯に歓びを運んでいく。

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☆ 美沙の凄春その20=軽やかに遊ばれて。

 町野の唇は美沙の唇を離れ、喉へと降りていた。 美沙の唇がそれを追う様に切なげな喘ぎを漏らす。 町野の唇が舌が裸の美沙の柔肌の上をゆっくりと滑っていく。 くっきりと美しい鎖骨の湖を渡り、項の柔らかに火照った肌を舐め取る。 同時に音楽家の繊細な指が乳房を円やかになぞり、暖かな掌が腰の曲線を賞賛した。 町野に触れられた美沙の肌がその掌を追って縋り、まだ触れられぬ肌がその掌を求めて騒めく。

『やっぱり私は先生が好き。 どうしようない程に。 でなければこんなにも躯が先生を求める筈が無いもの。 あぁ、肌が熱い。 躯の中で何かが煮え滾っているみたい。』
 町野の掌は焦る事無く、唇に掌に触れる美沙の肌の艶めきを、吸い付く弾力を、沸き立つ反応を、じっくりと味わい、ゆっくりとゆっくりと移ろっていく。 
 町野の唇が美沙のやわかい脇に押し付けられ、じっとりとした粘膜にも似た柔肌を舌が舐め始める頃には、美沙の肌は熱く火照り、町野の掌を唇を待ち焦がれて燃え出しそうだった。

「あぁぁん。」
 くすぐったい様な感悩が脇から下腹へと走り、美沙は思わず甘い嬌声を漏らす。 町野の指が軽やかに遊ぶ乳首はまるで傷口のように敏感になり、躯の奥へと痛い程の感悩を伝えてくる。  

 町野の唇が大きく螺旋を描いて、美沙の豊かな乳房の脹らみを昇ってくる。 もう一つの脹らみも、町野の掌で丸く捏ねられ、小さいながらもぴんとしこり始めた乳首はこりこりと転がされ続けていた。 町野の右手は羽根となって美沙の脇腹を刷いていき、白いショーツの上から柔毛をそよがす。 町野に口づけられ、触れられる柔肌の細胞の一つ一つが感器となって、一斉にぷつぷつと泡立っては弾け、微弱な電気を起こしていた。 その電気が美沙の下腹に徐々に溜まっていく。
  
『ああ、早く、早くこの胸を掻き抱いて。 もっともっと強く私を抱いてください。 あぁ、もう狂いそう。』

 町野の舌が自らの乳房で立てるくちょくちょと言う音が堪らなく淫靡なものに聞こえた。

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☆ 美沙の凄春その21=掻き毟られる。

 美沙は一人頬を羞恥に染めて、シーツに顔を押し付ける。 ゆっくりと這い登ってくる町野の唇を待って、寒さに凍えながら乳首が頂きで一人屹立していた。 じんじんと期待に血が集まっているのを感じて、美沙は一人恥じらった。 

 町野の舌がつんと孤立する乳首を通り過ぎ、乳房の谷間を伝い移ろっていった。 美沙の胸の内で感悩が喘ぐ。 両腕の自由を奪われた細い躯が左右に捩れた。 町野の唇が乳房の弾力に抗して強く喰らい付く。 口の中に入り込んだ乳肌を舌が舐め回す。 ぢゅぽぢゅぽと言う音が美沙の耳を打った。 恥かしさが細胞を通り抜け、肉の奥の感悩を励起させる。 

 美沙の股間を覆う薄衣の上で戯れていた町野の掌がショーツの中に潜り込んできた。 ぞわぞわと柔毛が棚引く。 毛根から子宮へと騒めきが浸透していく。 美沙の太腿がおずおずと開き、町野の掌を隠された花弁へと導く。 

 部屋の中にはずぽずぽと言う町野の口が立てる淫靡な音だけが響いている。 熱い呼吸を美沙はそっと押しだした。 肌と言う肌が町野を待って震える。 乳房を吸われる度に肺腑を羽根で掻きむしられる様な疼痒さが波立った。 

 艶啼を堪えて、美沙の喉が苦しげに上下した。 町野の指が肉花を割って、粘膜の花弁に触れた。 触れては離れ、離れては触れる。 先に触れられた事で、花弁が町野の指を覚え、懐き始めていた。 指が花弁の裏側をつぅーとなぞる。 いつしか溢れていた蜜がその動きを助け、滲み出る様な感悩が溢れ出す。 町野の指が花弁の奥に隠れていた雌蕊を見つけ出し、そっと触れた。 美沙の華奢な躯が町野の下でぴくんと撥ねた。
「あぁんっ。」
 か細く啼いた。 その声が美沙の奥底に潜んでいた熱い塊りを揺り覚ます。 町野の温度を求めて肌が沸き立った。 その時、町野の掌が美沙の乳房を根元から荒々しく握り締めた。色素の無い桃色の乳首が紅く色付く。 乳房に集まった躯中の感悩が、その先端でしこった乳首から迸りそうだった。 町野の熱い口にその乳首が包まれ、舌で転がされた。
 
「あぁぁぁんっ。 んっ、んっ、んんん。」

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☆ 美沙の凄春その22=堪えられない。

 羞恥の膜を破って高い啼き声が噴き出した。 町野は血を啜るかの様に乳首を啜った。 同時に中指が粘膜の花弁を撫で、人差し指の腹が雌蕊を刺激する。 細い美沙の背が町野を乗せたまま弓を描く。 子宮は未だ満たされぬ餓えにぎゅるぎゅると彷徨していた。 

 町野は乳首を舌で転がしながら、指をもう一方の乳房に喰い込ませた。 指の間から真っ白な乳肌がむっくりと盛り上がる。 乳房ごと捥ぎ取られる痛みが子宮に向かって走る。 
 痛みと感悩が渦巻きながら子宮を揺さぶった。 

「あぁぁぁぁんんんんんん。」
 胸の奥が燃える熱さに躯が痺れる。 手首に縄が喰い込む痛みも忘れ、美沙の腕が町野の求めて軋んだ。 人の手を知らなかった秘唇の雌蕊はそれと知れる程に燃え上がっていた。 町野の指がふわりと触れるだけで、いや繋がった粘膜の花弁が町野の指にそよがされるだけでびりびりと痺れ、電気が走る。 

『どうしたの、私の躯。 熱い。 躯中が燃えているみたい。 それにさっきから、先生の手が触れる度に私の中を電気が走る。 痛い様な痒い様な、ぴりぴりとした感覚。 それが辛いのに、もっともっとと躯が欲しがって。 ああ、だめ、だめ。 こんなの堪えられない。 あぁ、抜け出したい。 あぁ、心ゆくまで先生を抱き締めたい。 腕を腕を自由にして。』

「あっ、あっ、あっ。 あぁぁぁぁん。 あぅ、あう、あぅ。」
 美沙の桃色の唇が切なげに震え続ける。 背中で縛られた指が必死でシーツを掻き毟る。

「あっ、あぁぁぁぁぁぁん。 いゃぁぁぁぁぁぁっ。」
 美沙は頭を反らせて、啼き声を噴き上げた。 町野の唇は胸の谷間を滑り、鳩尾を伝って、純白のレースの際に達した。 胸で遊んでいた町野の掌が美沙の肌を滑ってきて、そのレースを掴んだ。 丸い尻朶に沿って引き下ろそうとする。 

「いやっ。」

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☆ 美沙の凄春その23=掻き毟られる。

 本能的に美沙は声を上げていた。 ぱっと乳白色の胸元に恥じらいの朱が拡がる。 

『あぁ、遂に。 もうじたばたしても仕方ないのに。 怖い。 本当に怖い。 私は何を恐れているの。 先生でいいと決めていたのに。 何故か、胸騒ぎがする。 不吉な胸騒ぎが。 後悔するの? 今日の事を。 そんな筈は無いのに。 あっ、だめ。 躯が動かない。 力が抜けている。』

 美沙のすらりと伸びた脚はぱたぱたと上下に波打っただけで、さほどの抵抗はしなかった。 町野は易々と美沙のショーツを剥いて、下腹部を露わにした。 細いけれど、若さにはち切れそうな太腿のあわいを淡い柔毛が飾り、肌理細かやなうっすらと硝子質のベールを纏った柔肌を一層初々しいものに見せている。

 町野は思わずごくりと生唾を飲んだ。 今にも両脚を大きく割り拡げ、柔毛に隠された慎ましやかな肉花を散らしたい衝動をぐっと堪えた。

「いやっ。 見ないで。 灯りを消して下さい。 お願い。」
 美沙は町野が見つめる下でか細い腰を捩る。 その可憐な姿に町野はにやりと微笑んだ。 

「暴れるのなら、こうするしかないね。 今日はじっくりと楽しませて上げたいんだ。 もちろん僕も心ゆくまで君を味わいたいしね。」 
 町野はナイトテーブルからもう一本麻縄を手に取った。 足首に結ばれた白いハイヒールのリボンを解き、代わりに縄を巻き付けていく。 片手が余る程の華奢な足首に町野の血が沸き立った。 ハイヒールから出て来た足は赤子の足の様に愛らしく、汚れた地面を踏むための物とは思えなかった。 マシマロの様な指の爪先を彩るピンクのペディキュアが桜貝の様に輝いている。 町野はその角質の全くない柔らかな足を掌にし、思わずその指を口に含んだ。 

「あっ。」
 くすぐったい様なぬっとりとした初めての感覚に美沙は声を上げていた。
「あっ、だめ、駄目です。 そんな、足を舐めるなんて。 止めて下さい。」

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☆ 美沙の凄春その24=掻き毟られる。

 そう口を突く拒否の言葉にも関わらず、躯を走る感悩の電流に力が入らない。 美沙は町野に舐められるがままになっていた。 町野の舌が赤子の掌指の様な指の股を擽る。 そのまま、くっきりと綺麗なアーチを描く土踏まずを舐め上げた。

「あぁ、あんっ。」
 美沙の桃色の唇から甘い悲鳴が漏れた。 その声を媚薬に町野はなおも美沙の足指を味わっていた。 ずゅぽずゅぽと言う吸音が猥らに響く。 
「君がもっと感じられる様にして上げよう。 もちろん僕がより楽しむためでもあるけどね。」
 ようやく美沙の足から口を離すと、町野は美沙の足首に巻き付けた縄尻をベッドのフットボードを飾る木柱に結びつけた。 考えもしなかった足を舐められるという衝撃に町野の意図に気づいても躯を動かせず、弱々しい抵抗を見せただけで、気がつけば美沙は町野に片方の足首を括られるのを易々と許してしまっていた。  

 町野にもう一方の足首を掴まれて、美沙は初めて自分がどんなにかあられもない、恥ずかし過ぎる体勢を取らされようとしている事に気づいた。
「いや、いや。 お願い見ないで下さい。 灯りを消して。 暗くして。 このままでは恥ずかし過ぎます。」
 不自由な上半身を羞恥に捩り、美沙は叫ぶ様に懇願した。 
「全てを捧げると言ったのは嘘なのかな。 君は大事な時に嘘を突く様な人なのか。 僕は君の全てが欲しいし、全てを貰うつもりだよ。 例え君が嫌がってみせたとしてもね。」
 町野は脚を開かれまいとする美沙の懸命な懇願を嘲笑う様に口の端に勝利者の薄笑いを浮かべ、美沙の足を開いていく。 開かれまいと力を込めた美沙のすんなりとした太腿がぷるぷると痙攣し、町野の眼を喜ばせる。 町野は獲物の抵抗を楽しむ様にゆっくりと美沙の脚を開いていった。 小柄な割に長い美沙の脚が直角を描いた所で、町野は麻縄をもう一方のフットボードの端に括り付けた。 
   
「あぁ、見ないで、見ないで下さい。 本当に。 恥ずかしくって、死んでしまいます。 こんな事をする先生が嫌いになってしまいます。 どうか、縄を、縄を解いて。 逃げたりはしませんから。 どうか。」

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☆ 美沙の凄春その25=隠すことも出来ない。

 美沙は両脚を閉じようとしても縄掛けされた足首が痛むだけと知りながらも、躯全体が揺れる程に無駄な努力をし続けた。 懇願の声が高く、涙声になっていく。
  
 町野は美沙が人文字型に引き裂かれているベッドの周りを回りながら、手に入れた貴重な美術品を矯めつ眇めつ見つめた。 そのあからさまな視線が美沙の柔肌に針となって突き刺さる。 刺さった柔肌が現実に痛み、同時に熱を持って疼く。 

「良い眺めだ。 君に見せられないのが残念だよ。 細い腰から胸へと繋がる曲線の美しさ、その腰からすらりと伸びた脚。 見事だよ。 この芸術品の様な君がこうして僕の物になったんだ。 乾杯したくなるね。」
 町野は一旦ベッドから離れ、冷蔵庫からビールを取り出した。 

「僕に最高の贈り物が手に入った事と、君の初体験を祝って乾杯しよう。」
美沙の傍らに腰掛け、旨そうにビールを呷った。 
「君も乾杯したまえ。」
 町野は美沙のつんとした顎を掴み、体を捻って唇を押し付けた。 苦しげに開いた美沙の口にビールを流し込む。 不意にビールを飲まされて美沙は噎んだ。  

「美味しいだろう。 この火照った躯に冷たいビールが滲みていくのはさぞ気持ちいいだろう。」
 町野はビールを方手に、美沙の胸を脇腹をそして柔毛に飾られたぷっくりとした丘を
我が物顔で撫で回した。 その屈辱的な行為から逃れようと身を捩っても、美沙にはその掌を払い退ける事も出来ない。
『あぁ、どうして、どうしてこんな事になってしまったの。 どうして、こんな風に扱われなくちゃいけないの。 もっと優しく抱き締めて欲しいのに。 恥ずかしい。 先生はまだ服も脱いでいないのに。 私だけ裸で、手で隠す事すら出来ない。 あぁ、恥ずかしい。 哀しい。 それなのに、先生が触れられると、躯が・・・。』

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☆ 美沙の凄春その26=移ろうままに。

「こうしてみると大学生と言っても君はまだまだ少女だね。 綺麗な脚で足首も締まっているのに何処か幼さを感じさせる。 太腿も細くて、むっちりした女の色気が無いからかな。 それに恥丘を飾る柔毛も細くて、まだ若草の風情だ。ま、僕にとってはたまらない魅力だけどね。」
 町野の批評家の様な冷静な口振りに、美沙の羞恥が深まる。 

「柔毛で守られたマンコはどうかな。 ふふっ。 ぷっくりとしてこちらはもっと愛らしい感じだね。 でも、これだけ脚を拡げていると、その割れ目から粘膜の花弁が顔を出しているよ。 どれ。 あははは。 嫌そうなそぶりをしながらちゃんと濡れているじゃないか。 君はやはり素晴らしい素質をしている。 淫乱なマゾヒストの素質。 サディストの男を喜ばせるために生まれてきた女だ。」
「見ないで。」
 町野のあからさまでまるで品物を値踏みする下品な言い方に美沙は叫んでいた。 叫びながら、躯の中を羞恥が熱く輻射していくのを感じた。   

「じゃあ、今回だけは言う事を聞いて上げよう。 その代わり後でたっぷりと騒いだお仕置きをして上げる。」
 町野はベッドに上がると、美沙の脚の間に座った。 左掌が恥丘に伸びて柔毛をさわさわと撫で、右掌で尻朶を揉み始めた。 同時に口を膝の裏から内股へとまるで蛞蝓が這う様にゆっくりと移ろわせていく。 町野の口は時に美沙の艶肌を軽く吸い、時にざらつく舌が舐め上げる。

たむずむずとする感覚が美沙の中で溜まっていた感悩の油をぐらぐらと煮え立たせる。 
美沙は羞恥を忘れ、躯の中で蠢き始めた感悩に戸惑い、その痒い様な居ても立ってもいられない感覚に躯を揺らした。 
『いやっ、先生、そんな所を舐めないで。 お願い、止めて下さい。 あんっ、感じてしまう。 あぁ、駄目、駄目。 もう、逃げ出したい。 いや、いや。 もっと上の方を。』
 躯の自由を奪われ、町野の為すがままに躯の感覚を弄ばれている事実を美沙は感じていた。 逃げる事も、逆に抱きつく事も、もっと熱くなっている所へと誘導する事すら出来ない。 ただ、町野の掌が口が移ろうままに感じ、期待し、裏切られ、また疼いた。

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☆ 美沙の凄春その27=ゆるゆると。

 町野の舌が美沙の内腿と秘唇の間にある柔らかな肉に到達した。 肉が凹む程強く舌を押し当て、其の儘べろべろと舐め上げる。 かと思えば大きく口を開けて肉を吸い込み、ちゅうちゅうと音を立てて吸った。 くすぐったさが美沙の奥で簡単に感悩に変わっていく。 じるじると感悩が子宮に溜まっていくのを感じていた。 その切ない様な焦れったさを美沙はどうする事も出来なかった。

『ああ、切ない。 堪らない。 なぁに?この疼きは? これが、女の疼き? 辛い。 だんだんと苦しくなってくる。 耐えているのが、辛い。 声が喉に詰まって、いゃっ、恥かしい。 声なんて出せない。』 

 町野は美沙の秘唇に近づきながら、美沙の反応を冷静に推し量っている様だった。 頬に触れる美沙の裡腿がふるふると引くついている。 開きかけた秘唇を避け、町野の口が美沙の股間に遊んだ。 掌を柔らかに使って、口が遊んでいる反対側をゆるゆると撫でていく。 町野は美沙の豊かな胸がぶるぶると震えるのを感じた。 美沙のあわいを甘噛みしながら、笑みが込み上げた。

「あぁっ。」
 突然、躯の中心に電流が走り、美沙は悲鳴を上げていた。 敏感な肉の花弁が町野の熱い唇を感じた。 花弁全体を大きく口の中に入れ、町野は蜜を啜り出す様に吸い始める。 ひっそりと隠れていた粘膜の花弁が肉花の隙間から吸い出され、ふるふるとそよぐ。 そよぐ度に花弁は細い電流を発し、美沙の躯は痺れた。 花弁から滴る蜜を町野は舌を伸ばして吸った。 町野の舌が蜜と唾とにまみれ、ねっとりと滑る美沙の花弁を舐め上げる。 舌が動く度に美沙の喉から抑えた、それが却って聞く者の性を呼び覚ます、そんな響きを持った啼き声が漏れた。
「ぁぁぁんんんん。」
電流に撃たれた躯は震え、喉は艶やかな啼き声を響かせた。 苦しい程の愉悦を恐れた躯の掌がシーツを掴む。 縛り上げられた足首の先で足指が内側に折れ曲がる。
 町野の両掌に美沙の丸く引き締まった尻朶が吸い付く。 町野はその尻朶を大きく揉みながら指を菊華に沿わせた。 ゆるゆると円を描き、町野の指腹が菊華の花弁一片一片を丁寧に愛撫していく。 

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☆ 美沙の凄春その28=跳ねる裸身。

『あぁ、頭の中が真っ白になっていく。 何も考えられない。 あぁ、これが大人の恋? 大人の愛撫? 先生、美沙は狂いそうです。 お願い、もう止めて。 苦しくなってくる。』

「あんっ、あんっ、あぁんんんっ。」
 可憐な唇を震わせて、美沙はか細く啼き続けた。 躯がとろとろと形を失っていく気がした。 一方で、渇いた躯が水を欲しがる様な、痒いのに掻けない様な焦燥感が躯の中で生まれていた。

「あぅぅっっ。 あぁぁ。」
 愛らかった美沙の啼き声が徐々に切なげな、辛そうな啼き声に変わっていった。 町野の両頬を包む美沙の熱い裡腿がぴくぴくと震えていた。 町野は舌を花弁に沿って上へと伝わせた。 舌先がコリっとした小豆程の雌蕊を見つけた。 先程は指に触れられただけで、傷口を開かれた様な痛みを美沙に感じさせた雌蕊が今は肉が焼ける様な感悩の電流を生みだした。 美沙は華奢な上体をばたんばたんと波打つようにペットの上で跳ねさせた。

「あぁぁぁぁぁっっっっっっ。」
 美沙の泣き声が一際高くなった。
 町野の舌が雌蕊から離れる。 唇は花弁から裡腿へと戻った。 昂まった美沙の中の感悩の波が行き場を失って戸惑い、乱れる。 町野は頬に触れる美沙の内腿の熱さで美沙の昴りを推し量っていた。 美沙の啼き声が鎮まり、切なげな吐息に変わっていった。

『この物足りなさは何? 後少し、後一歩で苦しさから突き抜けられそうだったのに。 あぁ、焦れったい。 あぁ、疼く。 躯中が痒いみたいに。 先生、何をしてらっしゃるの。 ぞわぞわと堪らない。 そこじゃないです。 さっきの所を、お願い、舐めて。』    
 
 自由を奪われた美沙の躯がうねうねと蠢いた。 町野の口に秘唇が来る様に本能的に躯をずらす。 町野は心の中でほくそ笑んだ。 再び美沙の雌蕊を捉え、舌先を器用に丸めて啜り上げた。 柔らかでいながらこりっとした雌蕊がぷるると震える。

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☆ 美沙の凄春その29=弾む肉。

「あぁぁんんんんんん。」
 先程よりも高く美沙は啼いた。 町野の舌により強く雌蕊が当たる様に尻朶を持ち上げる。 町野は顔を上げ、美沙の太腿をぴちんと平掌で打った。 弾む様な手応えを町野に伝えた美沙の躯がびくりと痙攣する。 
  
「痛ぅぅぅ。」
 町野を非難する調子では無かった。 むしろ、聞く者の胸を締め付けてくる子犬の様な甘えた啼き声だった。 町野はもう一発、美沙の太腿を打った。 透ける様な白い肌に町野の手形が朱く浮かび上がる。 

「僕の物だ。」
 町野は抑えてはいたが興奮した口調で言った。
「打って上げよう。 君の淫乱なマゾの素質を開花させて上げる。」
 町野はナイトテーブルの引き出しから、用意してあった房鞭を取り出した。 
 何も気づかぬ様子で美沙は美しい顔を上気させ、汗のベールを纏った白い肌を感悩のままに波打たせている。 

「これが何か判るかい。 房鞭だ。 ほら、君の様なマゾの女性を打ち、快楽の地獄へ堕とすための道具だよ。」
 ベッドの傍らに立った町野は美沙の瞳の上で房鞭を揺らした。 

『えっ、何? 鞭? どういう事? 私に何をするの?』
 感悩の霞が掛かった美沙にも目の前の房鞭の禍々しい姿は本能的な恐怖を与えた。 同時に感悩の渦巻く美沙の子宮がぎゅんと縮み、熱い疼きが胸を濡らす。 

「逝きたいだろう。 君の淫らな躯がいきたいいきたいと悲痛な叫びを上げている。 でも、君はマゾだ。 痛みを受けて初めて最高の歓びを得るマゾだ。 僕の奴隷になると誓いなさい。 たっぷりとこれて打って上げる。 最高の快楽を与えて上げるよ。 ほら、もう我慢が出来ないんだろう。」
 町野は房鞭の十数本の分厚く細長い革帯の先端で美沙の肌を撫でた。

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☆ 美沙の凄春その30=弾む肉。

 革束はしなやかに美沙の美しいカーブを描く柔肌に沿い、無数の指となって肌を愛撫していく。 喉元から上を向いてもくっきりとした谷間を造る乳房を撫で上げ、きゅっと凹んだ鳩尾へと降りていき、柔毛に彩られた恥丘を昇る。 革帯の一本一本が柔肌を刺激し、ぞみぞみとする様な感悩の電流を起こしていく。 

「あぁぁぁん。 あぁぁぁん。 いやっ、いゃっ。」
 美沙の唇が嗚咽の様な艶啼に震えた。 

『どうして、どうして感じるの。 好きな先生から酷い事を言われ、。こんな鞭で嬲られるなんて屈辱的な事をされているのに。 胸は哀しみで震えているというのに、どうして、こんなに感じてしまうの。 それが、女?』
 驚きで見開かれていた大きな瞳が哀しみを湛えた女の歓びに濡れていた。 ねっとりと物問いたげな視線を町野に投げかける。 

「言いなさい。 私を奴隷にして、鞭で好きなだけ打ち据えて下さいと。」
 美沙には町野の言っている事が殆ど理解できなかった。 ただ、本能的にそれが女にとって屈辱的で酷い言葉だと、頷いた先には怖ろしい事が待っていると知っていた。 それでも、鞭の先端が美沙の柔肌を撫でて行く度、言いしれぬ感悩がふつふつと沸き上がる。 

「感じるだろう。 君はマゾなんだよ。 鞭で躯を撫でられて感じる様な淫乱なね。 僕の奴隷になるために出会ったんだ。 僕の事が好きだろう? あの言葉は嘘なのか?」
 美沙の朦朧とした頭は町野の最後の言葉だけに反応した。 
「はい。 好きです。」
 知らずの裡に応えていた。
 革束がしっとりと汗を浮かべた美沙の内腿を這っていく。 汗で革束が肌に貼り付き、柔肌の上を何匹もの蛞蝓となって這い上がる。 そのくすぐったい様な淫らな感触が美沙の神経を狂わせる。 本能的な恐怖感と本能的な感悩が絡み合い、蜷局となって美沙の中を駆け上がる。 もうすぐ、もうすぐあの敏感な秘唇を這うんだと信号が伝える。 躯が愉悦を期待して疼く。 鞭は待ちかねた秘唇を避けて逆戻りしていく。 細い腰がゆるゆると捩れた。

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☆ 美沙の凄春その31=愛撫する鞭。

「言いなさい奴隷になると言いなさい。 欲しいんだろう、この鞭が。 撫でて欲しいのだろう。 こんなに期待しているじゃないか。 もう、自分でも判るだろう。 紅い花弁が物欲しそうに涎を垂らしているのが。 奴隷になるね。」
 鞭が再び美沙の脚を這い上がっていく。 すんなりとした脹ら脛の内側を舐め、膝裏の柔らかい肉を咬み、内腿の艶肌を這った。 美沙の躯が期待に揺れた。 

「あぁっっっっ。」
 甘い喘ぎが切なく棚引く。 鞭は秘唇の横を通り、乳房の丘を螺旋を描いて昇っていく。 
つんと頂きに立つ桃色の乳首が黒い革束に遊ばれる。

『酷い。 こんな鞭なんかで私の事を弄んで。 先生がそんな人だとは。 でも、感じてしまう。 もっともっとと躯が疼く。 あぁ、そ、そこは駄目。』
 鞭から躯を庇おうとしても何も出来なかった。 自分の置かれた状況を思い知らされる。 
酷い扱いを受けている、逃げられない、と言う意識が却って美沙の躯を熱くする。 倒錯した意識の中、じわじわと子宮から淫靡な液体が生み出されていくのを感じていた。

「あんっ、あんっ。 駄目ぇぇぇ。」
 美沙は華奢な身を左右に捩った。 痺れる様な電流が躯中を走る。 背中で括られた掌を痛い程握りしめていた。 頭の中が白く霞んでいく。 革帯の束が鳩尾をなぞり、恥丘の柔毛を刷き、濡れそぼった秘唇に貼り付く。 何十本もの指で弄ばれる様な感悩が躯を走った。 
「奴隷になるね。」
 革帯の束を秘唇に置いたまま、町野はこれが最後と言わんばかりに厳かに聞いた。有無を言わせぬ迫力があった。 美沙は自分でも知らぬ裡にこっくりと頷いていた。
「ちゃんと言葉にして言いなさい。 僕に聞こえる様に。」
 町野の手にした鞭が、何時でも柔肌を打つと言いたげに美沙の躯を舐めていく。 美沙はまだ知らぬ痛みに戦き瞳を伏せた。 ふっと、鞭の重さが肌から消えた。 

『打たれる。』
 美沙の躯がきゅっと縮こまる。 その瞬間、鞭は再び美沙の秘唇をふわりと舐めた。

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☆ 美沙の凄春その32=委ねて。

 否応のない感悩が脳天まで一気に駆け抜ける。 心が感じている恐怖に冷めるには美沙の躯は燃え上がりすぎていた。 

『もっと、もっと構って。 お願い。』
 心ではなく美沙の躯が期待していた。 逝き着き掛けては、はぐらかされ、後一歩まで追い込まれては、打ち捨てられた躯が鞭の些細な愛撫にも暴発しそうに焦れた。

『言わなくては。 恥ずかしくて、余りに哀しい言葉だけど、言わなければ。 先生の事が好きなのは確かなんだから。 その先生が言えと仰っているのだから。』
 躯の要求の前に美沙の心は言い訳を造りだし、自らを欺いた。 

「先生の奴隷にして下さい。」
 自分の声にその言葉の持つ響きに躯が震えた。 胸が詰まった。 訳も知らぬ涙が伏せた長い睫に溜まっていった。 
「早く言えば良いのに。 いいです。 君の様な愛らしい娘からそんなに熱くお願いされたら、僕も嫌とは言えない。 喜んで僕の奴隷にしてあげよう。」
 町野は勝手を言いながら、美沙の足首に繋がった縄をフッドボードの支柱から外した。

『言って、良かった。 ようやく躯を自由にしてくれる。 優しい先生に戻ってくれる。』
 美沙の心がほっと和らいだ。 両脚が自由になっても、感じすぎた躯はすぐに動かなかった。 それを見取ったのか、町野は美沙の躯を抱え上げ、ベッドサイドに立たせた。
「お願い、外して。」
 町野への想いが溢れ、両腕で抱き締め様として縛られている事を思い出した。 美沙は、甘えの入った声で言った。 
「まだ駄目だ。 君が奴麗になった記念に打ってあげよう。 さあ、脚を開いて。」
 美沙は町野の言葉に落胆した。 哀しげなな溜息を洩らし、町野の胸に倒れ込んだ。 

「さあ、ベッドの方を向いて」
 町野は美沙の躯をくるりと半回転させ、上体を軽く押した。 両腕を背中で括られた美沙はばたりとペットの上に上体を預けるしかなかった。

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☆ 美沙の凄春その33=委ねて。

「脚を開きなさい。」
町野は冷たく命じたが、美沙はその言い方の中に何処かはしゃいだものを感じた。

『先生が喜んでる。 私を奴隷に出来たせい? 私を鞭で打てるから? どうして、そんなにそんなことがしたいの。 でも、先生が喜ぶなら、少し痛いぐらいなら我慢してあげてもいい。 でも耐えられない程だったら、どうしよう。』

「本当に綺麗な尻だ。 ぷりんと張っていて、日本人には珍しく丸く上がっている。 それに磁器のように滑らかで吹き出物一つない肌。 この肌を鞭痕がどんな風に染めるかとワクワクするよ。」
 町野は完全に肌蹴たワンピースの裾を背中で縛った両腕の所に丸め、剥き出しにした茹で卵の尻朶を掌で捏ねる様に撫でまわした。 その柔肌は町野の掌に吸い付き、心地よい弾力を腕に伝えて、もっと弄んで欲しいと言っている様だった。

『あぁ、先生の掌がいやらしい。 また、躯が熱くなってくる。 感じだしてくる。 私の躯、変になっちゃったみたい。 先生の掌が何処に触れても、触れられた肌から電気が走ってしまう。 下腹がきゅんっと・・・。 あぁ、駄目、お尻を揉まれると熱くなってるあそこが擦れて・・・。』
 堪えようとしても撫で回す裡に町野のすぐ眼の下で、細腰がくねくねと蛇の様に畝るのを美沙は止められなかった。 すぐに声が漏れそうになり、シーツの唇を押し付けた。

 町野の掌が美沙の尻朶を離れ、鞭が宙にひゅうと鳴ってもまだ美沙はとろりとした愉悦に躯を浸していた。 一つに纏まって空気を引き裂いた革帯の束が美沙の白い尻朶で爆ぜた。 丸い肉丘が揺れ、一瞬、ぷるんと波が立った。 尻朶はその弾力を示して、波はすぐに収まった。 
「痛っぁぁぁぁぁぃぃぃ。」
 美沙は突然躯を襲った灼ける痛みに胸が潰れ、一気に吐き出された空気は悲鳴となって喉を震わせた。

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