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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ その1871=針の華。

『花が咲いていく。 安くてちゃちな造花が。 一瞬、眼を奪う事はあっても、すぐに作りものと知れて、後は見向きもされなくなり、埃を被って、捨てられる。 奴麗にさえなれない。 ちゃんとご主人様のご命令にも従えない。 ご主人様に楽しんでも貰えない。 怖くて、馬鹿みたいに泣き叫んで。 咲織はどうしたら。 痛い。 怖い。 このまま捨てられるの? 嫌っ。 愛されたい。 ご主人様に。 奴麗として。 ちゃんとした奴麗として、せめてご主人様を歓ばせたい。 例え、怖くても、逃げないで。』

 哀しく冷たい涙が頬を伝っていった。 その涙の行方を追う様に咲織は自分の胸を見た。 三宅の指が注射針を取り出し、慎重な動きで咲織の乳房に突き刺していく。

 銀色の針先が肌に没する。 と同時に鋭い痛みが肉を貫き、背骨を揺るがす。 躯が逃げようとするのを咲織は哀しい覚悟で耐えた。 

 哀しみが澱の様に躯の底に溜まっていく。 咲織の覚悟を嘲笑う様に、菊華を貫くバイブがその澱ごと肉を攪拌していく。 肉を波打たせ、その裏側の粘膜の襞擦り上げる。 躯がとろけていく。 肉と言う肉に哀しみと感悩の疼きが痲薬の様に染み込んでいく。 咲織の神経は酔い、同時に鋭敏になっていった。 

 針が柔肌を貫く瞬間の痛みは鞭よりも遥かに鋭く、鋭いが故に非情で人間的な逃げ場を与えてはくれない。 その恐怖に慣れる事も出来ない。 が、針の痛みは一瞬だった。 痛みの余韻に苦悶する事は無い。

 闇夜を貫く稲妻の様な鋭い痛みが、疼きもあらゆる思いも貫いて躯を走り、そして消えていく。 その刹那の深紫の静寂に咲織の躯は陶酔を見出していた。 

「あひぃぃぃっ。」
 幾度、咲織は鋭く啼いただろう。 既に何本かの針が咲織の乳房を丸く縫っていた。 その幾本かの針の先に浮かんだ血玉が膨らみ、白い肌に沿って紅い線を描いていく。 優しくまろやかな曲線だった。 その白い肌は小刻みに震え続けていた。 

「綺麗だ。 鮮やかな紅色をしている。 これが紅いと言う色なんだろうな。」
 手を止めて、三宅はごくりとビールを飲み干した。
 
「この一本で花が完成する。 まだ左の胸が残っているが。 じっとしているんだぞ。 そして、花が咲く処をちゃんと見ていなさい。」
「はい。 見ています。 逃げないで、ご主人様に針の花を咲かせて頂く処をちゃんと見ています。」
 三宅の手が咲織の乳房を支え、指に持った針をその肌に突き刺す。 ぷるんと盛り上がった乳房の中腹にプラスチックの青い花が綺麗な円を描いて咲いた。

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