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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ その2539=潰れる。

「もう一つ。中島さん、行きますか。」
「もちろん。 いい声を引き出して見せますよ。」
 杉山に譲られた中島は返事が早いか、咲織の背後に腰を落とした。 既に二つの護謨球を呑み込まされ、ひくひくと喘いでいる菊華の周りを指腹でなぞり始めた。

「あぁぁぁ。 ひいぃっ。 はぁぁ。 ひっ。 ひっ。」
 触れるか触れないかのくすぐったい様な触れ方をしているかと思うと、突然に中の護謨球が潰れるかと思う程強く押す。 咲織の啼き声が高く、切なく、そして悲痛に変化する。 

「さすがに男優さんは経験数が違う。 何とも言い調べを引き出すじゃないですか。」
「いや、この子がいいんですよ。 女優でもなかなかこんなそそる啼き方が出来る奴はいません。 大抵は野獣みたいに叫ぶばかりで。 やはり、いい声だと売れ行きが違うから、アフレコ入れたりしてね。 現場じゃ、興覚め。 無理やり、自分を奮い立たせる方が多いんです。」
 中島の話を聞きながらも、男達は眼の前の咲織の肌に夢中になっていた。 触れ、揉み、舐め続ける。 咲織の啼き声が甘くなる。 媚びた女の艶が混じり出す。 強張り震えていた躯から力がふっと消え、柔らかく男達の掌に口に馴染み出す。 

「ふふ、今だな。」
 中島は咲織の菊華から飛び出している黒い護謨球をぐいと押し込んだ。 
「ひゃぁぁぁぁ。」
 咲織は清水の、勝山の、佐竹の掌を跳ね除け、その細い背を仰け反らせて、嘶く。 悲痛な嘶きに中島は舌舐め摺りし、更にぐいぐいと護謨球を押し込んでいく。 直腸の粘膜を引き摺りながら護謨球は咲織の中へ中へと入りこんで、粘膜の管を無理やり押し広げていく。 その躯の内側を蹂躙される異様な苦痛に、咲織の美貌が歪む。 赤い唇は滴る涎を舐め取る余裕も無く、熱い悲鳴と嗚咽を迸らせ続けた。 

「あぁ、あぁ。 はぁぁぁ。」
 三つ目の護謨球が完全に咲織の中に没して、過酷な痛みが鈍痛へと緩む。 咲織の啼き声から悲痛さが影を潜め、息を整え始めた。
「お楽しみはこれからだ。」 
 杉山は中島から護謨球の横から伸びた護謨球の空気入れを掌にした。 

「ほら、啼くがいい。 腹の中で膨れていくのが判るだろう。」
「あぁぁ。 あひぃぃぃん。」
 杉山が掌の中の空気入れを一押しする度に、咲織の中に埋め込まれた三つもの護謨球が直腸を引き裂く様に膨れる。 咲織は背中を凹ませて啼く。 その哀切な調べが浴室に反響し続ける。
   
 勝山と共に咲織の胸を前から揉みし抱いていた早坂が作務衣を脱ぎ始めた。


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☆ その2540=吐き気。

「いい声だ。 この年でもむくむくと起き上がってくる。」
「僕なんかとっくに、もうビンビンですよ。 それを咲織ちゃんが身悶えし、自分から欲しいとねだり出すまでと我慢しているんです。 幾ら先生でも先駆けは許しませんよ。」
 既に何も身に着けていない早坂に悠介が抗議の声を上げた。 

「確かに咲織さんが堕ちるのを待つのも一興だ。 が、護謨球で完全に菊華を塞がれ、液を注入され続けて出すに出せない苦痛にのたうち、腹が爆ぜる恐怖に慄く咲織さんの美貌を見ながら、その愛らしい口を犯すこと以上に楽しい事も無いだろう。」
 勝山の言葉に男達は眼をぎらつかせ、頷いた。

「そういう事だ、水口君。 この咲織さんが自らおねだりしたくなるまで責める楽しみは、皆がこの口を愉しんでからでいいだろう。 その方がみんな純粋に責めを楽しめると言うものだ。」
 早坂は咲織の頬を両掌で包み、ぐいと自分の腰まで持ち上げた。 早坂の目論見を助ける様に杉山は空気入れを潰す。

「あぁぁぁ。」
 菊華が裂ける痛みに咲織は背を仰け反らせ、開いた唇を震わせる。 悲鳴を迸らせようとした瞬間を狙って、早坂は太く漲った肉塊をその口に突き入れた。 
「うぐっ。」
 悲鳴を押し込まれた咲織の躯がびくんと跳ねる。 黒い目隠しの下から涙が頬へと流れ落ちた。 床に突いていた小さな掌が支えを求めて、宙を彷徨う。 勝山はその掌を早坂の腰へと誘った。 咲織の細い腕は苦しみの中で躯を支えるために、その苦しみを与え、凌辱している男にしがみ付くしかなかった。  

 崩れ落ちようとする咲織の躯は未だに柔肌を味わい、若い肉を愉しむ男達の掌で宙に支えられた。 息を求め、躯の中から溢れ出す悲鳴を吐き出すために早坂の物を吐き出そうとしても、早坂の掌が頭を掴んで逆に肉塊を口いっぱいに押し込まれた。

 逃れられず、堪り続ける苦痛に咲織の躯は男達の掌を跳ね除ける様に突っ張った。 その苦悶の末の抗いさえ、男達を愉しませる。 暴れる力が強ければ強い程、それは腕の中の性の供物が味わっている苦痛が大きい事を示していた。 ただのたうつ美しい供物の姿を眼で味わうより、その悲鳴を聞くよりも、直接供物の苦悶が体に伝わってくる。 男達は腕の中の供物にむしゃぶりついた。 

「美味い。 美味い。 もっと啼け。 もっと悶えろ。」
 咲織の胸球を押し潰さんばかりに指をめり込ませ、喘ぎ続ける背に口を押し付ける清水の言葉が男達の気持ちそのものだった。
「ほら、啼け。 口を早坂さんの太い肉棒に塞がれていては、啼けないだろうが。」
 杉山は白い牛乳で満たされたバケツに咲織の菊華から伸びた護謨管の先を沈めた。 

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☆ その2541=波打つ裸身。

「うぐっ。 ぐはっ。」
 早坂の黒光りする熱棒が愛らしい咲織の唇を薄く引き伸ばし、出入りする様は婬らそのものの光景だった。 その唇の端から白濁した涎をつんと尖った顎へと滴らせ、咲織は押し殺された呻きを漏らすしか出来なかった。 

 杉山が護謨球を握り潰すとバケツの牛乳が吸い上げられ、咲織の躯深くへと注ぎ込まれる。 細い牛乳の噴出が直腸の粘膜を打つ。 その冷たく異様な感覚は女の器官を冒される以上に受けた者を惨めにさせる。 他人の掌で異物を直腸に注入される事など、普通の人生ではあり得ない。 そんな事をされるのは男の慾望の捌け口となった性の供物に他ならない事をその冷たい異様な感覚は直接咲織の躯に教えてくる。 つい先程、浣腸責めにあった咲織の躯は早坂に口を使われている事さえ忘れる程に、その崩壊の苦しみを予兆して怯え、そして貶められるだけ貶められ、反抗する気持ちすら浮かばない奴麗の惨めさに哭いた。

『あぁ、苦しい。 哀しい。 啼くことさえ許されずに。 ただ、苦しみが、哀しみが躯の底に溜まっていく。 どうして、ここまで、貶められなきゃいけないの。 ただ、ご主人様の悦ぶお顔が見たいだけなのに。 こんな苦しみ、こんな扱い。 逃げ出したい。 早く、早く。 それなのに、何処かでもっと、瞳の前が白くなる苦しみの淵へと堕ちてしまいたいと感じている私がいる。 感じるの。 ずんずんとむず痒い感覚が込み上げてくる。 もっと、堕ちたいと。 もっと苦しみたいと。 あぁ、もっと突いて。 喉を。 お尻を。 あそこを。 熱い。 あそこが、じりじりとしている。 あぁ、また、躯の中に。 怖い。』

 咲織は早坂の熱棒に口を塞がれ、喉を突かれ、護謨球に押し広げられた直腸に牛乳を注がれながら、惑乱した。 苦しみと哀しみ、そして、異様な疼きが咲織の中で混ざり合い、鬩ぎ合う。 

 咲織の胸の裡を剣山で掻き毟る様な煩悶にも関わらず、咲織のしっとりとガラス質の釉薬が掛けられた様に輝く白磁の肌はその内側から朱を濃くしていった。 そして、若い肉は固い抗いを止め、男達の掌を受け入れて、馴染み始める。

「咲織ちゃん、こんなに責められて気を遣り始めてる。 ほら、どっぷりと本気汁を垂らして。」
 咲織の秘唇を弄っていた指を悠介は男達に見せびらかせた。

「本当に恐ろしい奴隷体質だな。 この尻たぼも俺の掌を受け入れて、反応してくる。 俺が誰かも知らない筈なのにな。」
 中島は嗤った。 その声に男達は頷き、男達の掌はより傍若無人に咲織の躯を玩弄し始める。 尻たぼも、両の胸球も、細腰も、下腹も、男達の掌の下で歪み、波打つ。 清らかだった柔肌は男達の唾液に汚されてぬめぬめと光った。

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☆ その2542=汚れて。

「こいつ、舌を使ってくるんだ。 舌先で肉傘の裏筋を刺激してくる。 しかも、私の物をしゃぶりながら、自ら感じている。 目隠しをされて、誰かも判らない男に無理やり口を使われているにも拘らずだぞ。」
 中島の言葉に応える様に早坂は言った。 その言葉は昂ぶる肉の悦びに度々途切れ、震えていた。 言いながら、咲織の頭を掴む早坂の指に力が込められていく。 ぶよぶよした老人の下腹に筋肉の筋さえ浮かび出した。 

「堪らん。 もっと、もっと喘げ。 もっと苦しみに喉を振るわせろ。 その喉を味わってやる。」
 早坂は掴んだ咲織の頭を満身の力で己の腰に押し付けた。 咲織の高い鼻は弛んだ脂肪の塊の中にめり込み、息が閉ざされる。 口の中に誰の物かも判らない汚らわしい縮れ毛が入り込む。 口をいっぱいに開いても余りある肉棒が喉を塞いだ。 

 胃の中の物が逆流して、喉を突く。 その苦しさに咲織は口の中の早坂の物を吐き出そうとした。 が、老人とは言え男の渾身の力で抑えつけられた頭を上げる事も叶わず、咲織は咽んだ。 その苦しみに咲織は早坂の腰をに指を喰い込ませた。 

「はは、苦しいか。 苦しいか。 もっと苦しめ。 喉が震えてるぞ。 息が出来ないか。 見ず知らずの男の一物に喉を突かれて、死ぬか。 女にとってこれ以上は無い、無残な死に方だな。 マゾ奴麗に相応しい死だ。」
 早坂は叫ぶ様に侮蔑の言葉を吐き出し、我を忘れて腰を振るった。 それは、己の墓標となる杭を固い大地に打ち込む様な激しさだった。

「ぐはぁぁぁぁぁ。 うぐっ。 ごわっ。」
 黒く醜い肉棒が出入りする咲織の紅い唇から胃液が零れた。 白い泡の混じった吐瀉物に汚れながら、咲織は苦悶に身を強張らせ、痙攣させた。 断末魔の苦しみに繊細な咲織の脚も男達を弾き飛ばすほどの力を見せた。 

「おっと。」
「凄いな。」
「これほどとは。」
「本当に死んじゃいますよ。 早坂さん。」
 男達は口々に驚きの声を上げながらも、顔は凌辱者の歓びに輝いていた。 抱き締めた腕に返ってくる力が責苦を与えられた性の獲物の苦しみを何よりも雄弁に語っていた。 獲物の渾身の抗いに男達は加虐の歓びを満喫した。 一層強く咲織の腰を、太腿を、尻たぼを、そして胸球を必死の抗いを嘲笑う様に抱き留め、更に痙攣を見せる肉を揉みたてた。

「おおぉっ、お。」
 早坂は咲織の美貌が全て己の下腹に埋まるまで、肉棒の全てを咲織の口の中に突き入れたまま、ぶるんぶるんと脂肪の付いた体を幾度となく瘧らせた。

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☆ その2543=張り裂ける。

「ぐぶっ。 あぁ。 あぁ。」
 早坂が口から離れると、咲織は紅い唇から胃液と一緒に白濁した精を滴らせ、人目を憚る余裕も無く噎せ返った。 咳き込む激しさに細い肋骨が軋みを上げて、肺腑に刺さりそうに痛む。 男達に抱き留められた華奢な裸身は苦しみに捩る許されず、宙でのたうつ。

「男の精と自らの涎に汚れても、愛らしいままの顔だ。 いや、汚れた分、却って美貌が冴え渡っている様に思える。」
 早坂から譲られた杉山は咲織のつんとした小さな顎を持ち上げ、まだ苦悶の余韻を残すその顔をまじまじと見下ろした。 
「うん、綺麗だ。 伊藤晴雨や月岡芳年でなくとも無性に絵にしたくなる。 汚れていてなお清らかで、そしてこの上なく婬ら。 この目隠しの下でどんな瞳から涙を流しているんだ。」
 清水は横から惚れ惚れと咲織の顔を見つめた。

「あぁぁ。」
 咲織は杉山の掌を跳ね除け、豹の様にしなやかに背を反らせて、啼いた。 杉山は咲織が啼くに任せた。 見れば、悠介が憑かれた眼で咲織の菊華を見つめ、掌の中の注入ポンプを潰し続けている。 バケツの中のミルクは既に半分近くも減っていた。 

「あぅぅぅ。 うわぁぁぁぁ。」
 男達の掌で支えられてぴんと伸ばされていた膝を折り曲げ、咲織は躯の中の苦しみにその身を丸めた。 と、その中心から護謨管が生えた両の尻たぼを突き上げる様に裸身を弓と反らせて、哀切に哭く。 

『あぁ、苦しい。 苦しい。 苦しいのに、苦しいのに。 疼く。 止めて、触れないで。 あぁ、駄目。 気が変になりそう。 あぁ、いっそ狂いたい。 狂ってしまいたい。』

 躯の内側からは、空気をぱんぱんに入れられた三つの護謨球が常に菊華を破ろうとし、、その上、既に一リットルを超える牛乳を注入されて、腹が内側から張り裂けそうな苦しみと恐怖が刻一刻と増していた。 そして、躯の外からは、両の胸の蕾から秘唇はおろか秘芽までも女を知り尽くした男達の掌で、口で刺激され続け、催婬剤を飲まされ、疼きに疼いた肉の奥へと感悩の波が打ち寄せてる。

 咲織は躯の内外から苦しみと感悩に責め立てられ、狂いそうになる程の感覚の津波にただ啼くしかなかった。 津波の前に全ての思いは押しやられ、哀しみさえも底へと沈んだ。 人としての誇りも、常識も、羞恥心さえも洗い流され、雌の、マゾの雌の本能だけが剥き出しにされた。 咲織は啼いた。

「縛ってあげましょうか。」
 杉山の言葉に咲織はまるで救いの神の声を聴いたかの様に、素直に頷いていた。

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☆ その2544=救いの縄。

「咲織さんの自由を縄である程度奪った方が。皆もいいんじゃないですか。 その方が咲織さんの躯をとことん責められる。 隅々まで楽しめる。」
 杉山の言葉に、今まで散々に咲織の柔肌を堪能していた男達の掌が、息を呑んで退いていった。
「怖れる事は無い。 どうせ、今日はとことん弄られるのだから。 自由と言うのは却って邪魔でしょう。 色々出来るから色々考えてしまう。 逃げられるから、逃げない事に言い訳がいる。 縛られれば、言い訳は要らない。 ただされる事をそのまま受け入れるだけで済む。 ただ感じていればいい。 楽なものだ。 前に縛らせて貰ったが、あなたの躯は実に縄に良く馴染む。 そして、あなたの心も。」
 杉山の言葉がすっと咲織の中に入っていった。 咲織は身も心も縄を欲した。 縄の救いを求めた。  

「楽にしてあげよう。 膝立ちになりなさい。 そして、掌は後ろに。 あなたなら背面合掌が易々と出来る筈だ。」
 咲織は謂われるが儘に杉山の前に拝跪して、両腕を背中に回していった。

「本当に縄を受けるために生まれて来たような躯だ。 縄と争う事無く、柔らかく受け入れていく。 だから、きつく締め付けなくともずれる心配がない。 そのくせ、ある所で肉が素晴らしい弾力を見せて、確かな手応えを返してくる。 気を付けていないと、つい夢中になって締め付け過ぎてしまいそうだ。」
 杉山は熟達の手捌きで咲織に縄を掛けていった。 咲織はまるでショーモデルの様に従順に縄を受け入れていく。 縄が胸の上下に巻き付いていく従い、咲織の顔は穏やかになっていった。 縄が両腕の自由を完全に奪い、息さえ苦しくなる高手小手の合掌縛りが完成する頃には全てを柔らかに受け入れる聖女の美しさを放っていた。 

「立ちなさい。」
 黒い大理石を敷き詰めた浴室に白い咲織の裸身が浮かび上がった。 丸い尻たぼの間から黒い護謨管が伸びているのが、その女が女神では無い事を示していた。
「堪らないな。 またおっ立ちそうだ。」
「ボクなんか、爆発しそうですよ。」
「次を待つのが辛く、そして楽しみで仕方がない。」
「これを穢すのか。 これを他人に平気で穢させてしまう三宅と言う人が判らなくなった。」
「描けないな。 これは。 一言、美しかったと書けば済む早坂先生が羨ましい。」
「これまでやってきた女優達とは違い過ぎる。 興奮すると同時に、怖くさえ感じる。 いいのか、この人を責めて。」

 杉山が思案顔で咲織の周りをぐるりと巡りだすと観客達は息を潜めた。 その静かな熱気の中で、咲織は神に身を捧げる決心をした生贄然としてその時を待った。

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☆ その2545=子兎。

 咲織の肌の白さを引き立てる浅黒い縄はまるで躯の一部の様に半ば柔らかな肉に埋まり、只でさえ人目を引く豊かな胸を強調していた。 更に頼りない腕を何かに縋る様に天を向いて合掌する形に背中で固定されているために、厭でもその胸を突き出す姿になっている。 縛められた躯のバランスを取るために丸い尻たぼを突き出して、咲織の裸身全体で美しいS字を描く。 傾ぎ易い躯を支えるすらりと伸びた脚は何かに怯える小兎の様に絶えず震えている。

「三宅さんが凝りに凝った風呂場だ。 ここと言う処にちゃんと求める物が仕掛けてある。」
 杉山は何かを決めた様に独り頷くと、天井から鎖の先のフックを下した。 咲織を高手小手に縛めている縄尻をそのフックに繋ぎ止める。 縄は咲織の躯を浮き上がらる事も無く、背中から撓んだ。   

「脚を開きなさい。」
 杉山の断乎とした声に、咲織の小さな足が黒い大理石の上をにじり這った。
 
『もういい。』と命じる代わりに杉山は咲織の足首を一層華奢に見せている黒い足枷ごと掴んだ。 ぴたりと動きを止めたその足首を床の金輪に繋ぐ。 

 杉山の掌はしなやかに動いた。 咲織の深い胸の谷間に縄を通すと、上下の縄をぎゅっと引き寄せる。 目隠しの下で長い睫毛が怯えているのを知ってか知らずか、杉山は無言のままその縄尻をぐいと下に引っ張った。 

「あぁぁ。」
 咲織は心細い啼き声を上げて、前に倒れ込みそうになる。 しかし、床に着く前に咲織の背中から伸びた麻縄がぴんと張り、咲織の躯は斜めに傾いで宙に止められた。 三重にも巻かれているとは言え、胸の上下を縊る麻縄に体重が掛かり、柔肉に喰い込む。 その痛みと息苦しさに咲織の紅い唇が喘ぐ。  

「尻を突き出せ。 こうだ。」
 杉山は咲織の腰を片手で軽々と抱くと抗えない力で後ろに押した。 咲織の上半身は振り子の様に振れて、杉山の言葉通りに尻たぼを思いっきり突き出させられた。 

「水口君、ちょっと咲織さんをこの態勢のまま支えててくれないか。」
 杉山は悠介がしっかりと咲織を抱き留めるのを確認すると、玄人の無駄なく動いた。 咲織は自分の躯を見えない男達の掌で自由に扱われながら、不安と怖れ、そして胸の底に湧き上がる黒い慾望の疼きに言葉を失っていた。
 
「これで、存分に咲織さんを愉しめる。」
 杉山が誇らしげに男達を見まわした。


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☆ その2546=慾望の捌け口。

 見惚れるような動きで杉山は咲織の腰に縄掛けし、その左右に結んだ麻縄を壁の金具に留め、更に胸球の間から伸びた縄を床の金輪に固定した。

 咲織は小柄ながらすらりと伸びた脚を大きく開き、薄桃色の秘唇までも丸見えになるまで侵してくださいと言わんばかりに尻たぼを突出し、上半身を床と水平になるまで腰を折った姿勢で空間に留められていた。 

 黒い革の目隠しが咲織を無名の女にしていた。 その目隠しから見える鼻が気高く、頬の線が優しいだけに被虐感が漂う。 下向きになり、上下を縄で縊られて只でさえ豊かな胸球がこれでもかとばかりに強調されている。 その上、突き出させられた小ぶりながらもぷりっと肉付きのいい尻たぼの間から、黒い護謨管がだらりと伸びている。 丸い縄に強調されたそれらの女でしかない曲線が清楚な横顔を裏切り、裸身を縊る麻縄と護謨管がそれがあらゆる性の慾望の捌け口となるためだけにそこに置かれている事を示していた。
物に出来るかも知れない女はそれだけで数段色っぽく見える。誰でも性の捌け口に出来る女は存在するだけでも男を奮い立たせる。ましてそれが神が祝福する程の美しさなら。

 男達が生唾を呑む音が浴室に木霊し、杉山は満足げに頷いた。 

「さ、その愛らしい口で俺のをしゃぶり尽くしてください。 三宅さんに性戯をたっぷり仕込まれたと聞いてます。 出し惜しみしていると責苦が長くなるだけだと知ってますね。」
 杉山の言葉遣いが丁寧なだけに咲織は逃れられないものを感じた。 杉山がいきり立った物を咲織の唇に付けると、咲織は自ら唇を開いて舌を絡めていった。

 しゃぶれと命じた声には何処か聞き覚えがあった。 が、目隠しをされている咲織には今口の中に受け入れ、舌を絡めている鏃の様な形の熱い物が誰の物か判らなかった。 否、判ろうとも思わなかった。 誰の物であっても、それが三宅の物では無いと言う事が咲織にとってはただ一つの否定できない事実だった。 

『ご主人様のご命令一つで、私は誰にでも躯を開く。 この口だけじゃない、きっと秘唇も菊華までも自由に使われる。 誰とも知らない人の熱棒に舌を絡め、何人いるかも判らない大勢の人から犯される。 好きなように縛られ、鞭打たれて、熱蝋を浴び、浣腸をされて、汚物を垂れ流す。 麗子さんがご自分の事を肉便器と呼ばれていたけど、私こそ肉便器。 もう、奴麗ですらない、ご主人様に所有されている肉便器。 もうこれ以上に堕ちる処さえ持たない肉便器。 あぁ、もう、もうご主人様に愛される資格なんてない。 ただ、誰にでもこの躯を慾望の儘に使われるだけの存在。 ご主人様。 本当にこれがお望みなのですか。 ご主人様、これでいいのですか。』

 背徳の哀しくも甘い感応に咲織は自らその身を浸そうとしていた。 杉山の物を含んだ優しい頬が妖艶さを纏って凹む。

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☆ その2547=異常な感覚。

「咲織さんが自分から舌を使っている。」
 悠介が呆れた様に言った。
「短い間に調教出来た訳だ。 形だけの奴麗が心からの奴麗へと脱皮した訳だ。」
 早坂の言葉に男達は頷く。 そして、一斉に咲織の裸身に取り付いた。

「心からの奴麗になったとあっては、心の底まで楽しませてあげなきゃな。」
 中島は咲織の尻たぼに取り付き、その艶やかな肌に舌を押し付けながら、菊華から伸びた浣腸器の護謨球をゆっくりとゅっくりと押していく。 

「あぁ。」
 自ら羞恥に身を浸して苦しみを忘れていた下腹に無理やり液体が注ぎ込まれるのを覚えて、咲織は杉山の物を吐き出し、小さく呻いた。
「しゃぶってくださいと言った筈ですが。 どんな時でも、奴麗は命令に忠実でなくてはいけません。  どんなに苦しくても、痛くても、しゃぶれと命令された以上、俺が満足してもういいと言うまでは、俺の物を口から放してはいけません。 躯に与えられた苦しみも痛みも飲み込むのです。 哀しみもね。 それが奴麗です。 それが、奴麗を美しく、かけがえの無い物にする。」
 杉山は咲織の高い鼻を撮んだ。 半歩前ににじり出て、息苦しさに開いた咲織の口に己の物をぐいと押し込む。 目隠しの下で涙を流し、えずきながらも、咲織は口の中の肉傘に舌を絡めた。 溢れ出る自らの唾液を啜り込む。 

「それにちょっと苦しいからと言って、一々口から放していたんじゃ、何時まで経っても私は逝きませんよ。 それだけ長く苦しみが続くだけです。 そうそう、その舌遣いです。 傘の裏も舌先で舐めてください。」
 命じられた儘に咲織は舌を尖らせ、杉山の肉傘に押し付ける。 精一杯に力を込めてその舌を回す。 細い首筋にその動きを示して腱が走る。 細い鎖骨が喘ぐ。 

「元々若さの詰まったおっぱいが、一層はちきれそうになってる。 これはいい。 この揉み応え。 堪らないですよ。」
 勝山は麻縄で縊られ、まるで欄干の宝珠を思わせて飛び出した咲織の胸球を揉みし抱きだした。 肉球を揉みながら、その頂きの蕾を掌で捏ね回し、時に撮む。

 もう片方の胸球は清水の掌で弄ばれていた。 柔々と掌全体を柔肌に這わせ、跪いてその胸球の根本の柔らかな肉を口に含んでは甘噛みする。

 悠介は細く括れた腰の暖かく息づく肉に頬を押し付け、佐竹はすらりと伸びた太腿に抱き付く様にして撫で回していた。

 じわじわと下腹の苦しみが膨れ上がろうとしていた。 その上を躯中から感悩の波が押し寄せてくる。 咲織はそれら全ての異常な感覚をぶつける様に杉山の物をしゃぶった。


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☆ その2548=好奇の眼で。

「うぅっ。 うぅん。 はぁ、はぁ、はぁ。 あうん。」
 咲織は唯一動かせる細首を捻り、杉山の物を扱き上げた。 じゅぽじゅぽと婬らな音が浴室に反響する。 その音がまた男達を昂ぶらせると知ってか、知らずか、咲織は頬を狭め、唇だけでなく頬肉全体で杉山の肉傘を包み、圧縮し、楔形の肉棒の根元まで自らを刺し貫かせるように大きく扱いた。 

『逝って、早く。 早く、逝ってください。 私の口に精を放ってください。 何処までも穢してください。 この汚れ果てた奴麗を。 肉便器を。 あぁ、感じる。 脈打つのが。 感じる。 疼く。 躯が熱い。 もっと、もっと感じたい。 もっと、もっと堕ちたい。』

 咲織は自ら背徳で穢れた海に溺れようとしていた。 奴麗となった肉体がその海で昏い歓びに震える。 女は心が動かなければ何処をどうされても苦痛しか感じない。 そして、一度感悩の海に溺れ始めた女の躯は何処をどうされても感じてしまう。 躯中が感器になる。 その事がどんなに哀しくとも、口惜しくとも止められはしない。 まして、そういう資質を受け継ぎ、そういう躯に調教され、そういう心映えを植え付けられた奴麗は、苦しい程に、恥ずかしい程に、そして哀しい程に、躯が感応に染まっていく。

「駄目だ。 もう限界です。 悪いけど、お先に。」
 悠介は叫ぶ様に言うと、脱ぐのもまどろっこしそうにズボンを下した。 気を利かせた中島の位置に陣取ると、下腹を叩く屹立を掌で抑え咲織の秘唇に宛がった。

「おぁっ。」
 悠介は小さく雄叫びを発して、突き出させられた咲織の尻たぼに滾った腰を突き入れる。
「うがっ。」
 咲織は杉山の物を含んだまま、紅い唇を呻きに波打たせた。 細い首に苦痛故か、堪えきれない愉悦のためか筋を走らせ、たわわな胸球を揺らして喘ぐ。 腰と胸とを麻縄に固定された華奢な背がきゅうと深い弓を描く。 天使の翅痕が辛そうに喘いだ。

「咲織さんが悦んでるぞ。 水口君、頑張れ。 応援してやる。」
 中島は掌の中の護謨球を潰した。 バケツの中のミルクの水位が下がる。 悠介の腰にぴったりと密着した尻肉が固く引き締まり、えくぼを作る。 佐竹の腕の中で引き締まった太腿がぷるぷると痙攣を見せた。

「堪らんな。 咲織さん相手ならこの年で楽々二度目、三度目が楽しめそうだ。」
 早坂は醜い下腹の脂肪を波打たせて、笑った。
「上と下、否、今は前と後ろか。 二つの口を侵された女、浅黒い肌に挟まれた白い肌がこんなにも美しいとは。 だが、ただ慾望の儘に侵すのでは、折角のモチーフが勿体ない。」
 清水は赤い和蝋燭を早坂に渡した。 自らは少し離れて、慾と好奇に光る眼を咲織の裸身に向けた。 

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☆ その2549=悶え。

「確かにこの白く透き通る肌には紅い蝋が良く似合いそうだ。 清水画伯の傑作に手を貸しましょう。」
 今にもぽきりと折れそうに喘ぎ続ける咲織の小さな背を和蝋燭の明るい炎が照らしだした。 朱を帯びた炎を受けて、咲織の白い肌が際立つ。 炎が揺れるに連れて、咲織の裸身が描く滑らかな曲線が作る陰影が幻の様に揺れた。

 紅い雫が光の糸を引いてぽたりと落ちた。 白い肌の上で小さく爆ぜる。 
「痛ぅぅぅ。」
 咲織は細く喉を引き攣らせた。 その頭を杉山は掴み、ぐいと己の腰に押し付ける。 息苦しさに胸が上下に踊り、縄に縊られた胸球がぷるんぶるんと揺れる。

「逃げる事も防ぐことも出来ない咲織さんの前と後ろを交代で楽しんでいる間、残った者で咲織さんを更に感じさせてあげるのはいい。 私も参加しよう。」
 勝山は揉みし抱いていた咲織の胸球から離れ、自分も和蝋燭を掌にした。 炎が立つ音が咲織の耳を打つ。 

 二つの炎の底から流れ落ちる紅く熱い雫が白い肌に一滴、また一滴と降り注いでいく。 熱蝋は肌を紅く焼きながらしなやかな背中を腰の窪みへと流れ込んでいく。 その肉に浸み込む痛みに華奢な咲織の背中がくねり、のたうつ。 泣き喚く事は出来なかった。 喉までも貫こうとする杉山の灼熱が咲織から泣き声奪っていた。 躯を七転八倒させる事も肉に喰い込む麻縄が許してはくれなかった。 咲織に許された苦痛を少しでも和らげる手立てはただその小さな背中を捩る事だけだった。 

 咲織に許された苦悶の発露が余りに慎ましやかなものであるだけに、奴麗の身の哀しさ、憐れさを感じさせる。 見る者の胸を打ち、サディスト達を昂ぶらせる。 そして、逃げ場を奪われた奴麗は与えられる苦痛も屈辱も全てを吐き出す事無くその身に沁み込ませるしかない。

『あぁ、辛い。 辛いです。 ご主人様。 何時終わるのですか。 どれ程責め苛まれるのですか。 何処まで貶められるのですか。 あぁ、逃げたい。 逃げられない。 苦しい。 痛い。 哀しい。』

 咲織は目隠しの下で泣き崩れた。 

『躯が燃えている。 肉が蕩けていく。 血が熱い。 逝きたい。 逝き果てたい。 苦しい。 このままでは狂いそう。 あぁ、もっと、もっと激しい苦しみを、痛みを、快楽を与えて。 何もかも忘れるまで。 何も考えられなくなるまで。 何も感じなくなるまで。 躯が、心が、爆ぜてしまうまで。 真っ白な花火の中で。」

 咲織の胸はマゾの疼きに独り悶え苦しんだ。

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☆ その2550=鈴の音。

「白い肌が紅い血を流している。 紅い血に染まっていく。 それなのに、何処までも穢れない。 染まれば染まる程に清らかさが増していく。 黒い汚物を含んだ紅い唇は可憐なままだ。 華奢な躯がのた打ち回っている。 密やかに、あくまで慎ましく。 それは苦悶にか、あるいは悦びにか。 どちらでもなく、どちらでもある。 のたうち回る程に美しくなる。 黒い目隠しの下で、円らな瞳は苦しみの涙に溺れているのか、それとも悦びに爛々と輝いているのか。」
 清水は前後を男に犯され、胸を揉みし抱かれ、太腿を舐められ、両側から紅い熱蝋を垂らされている咲織の裸身に放心したように見入っていた。   
 
「自由を奪い、徐々に肉に喰い込み骨までぎりぎりと締め付ける縄に躯は苦しみながら、きっと、心は逃げ口上を得て、羽根を伸ばしているのだろう。 何処までも、婬らで口には出来ない慾望を満たされるのだから。 奴麗とは、とことん貪慾な生き物だ。 貪欲だからこそ、愛しく、穢れ果てているからこそ、美しい。」
 体が熱いのか、清水は衣服を脱いだ。 細身の体の中心は既に黒々と天を向いていた。

「下腹をじわじわと圧迫し続ける牛乳浣腸の苦しみ、そして、熱蝋を掛けられる熱さにのたうち、秘唇を貫かれる女の悦びと、本来性の道具では無い喉を突かれる哀しみに酔う。 見ろ、白い肌が内側から婬らな血の朱さを浮かび上がらせて、光を放っている。 桃の花弁程の慎ましさだった乳首の色が今は血を滴らせる程に赤い。 もっと、苦しみをやろう。 痛みを与えてやろう。 屈辱に浸してやろう。 もっと輝かせてやる。」
 清水は金色に光るニップルクリップを咲織の胸の蕾に咬ませる。 肥大化させられたとはいえ、まだまだ小さな咲織の蕾は金色のクリップの中に消えた。 

「あぁぁ。」
 清水がクリップから指を放す。 胸の蕾をクリップに咬まれた姿を長く楽しもうと言うのだろう、発条は強くはなく、重さで喰い尽く種類のクリップだった。 痛みよりも金属の冷たさが大切な女の器官さえ玩具にされる身を思い知らせてくる。 胸に辛い物が込み上げる。 杉山の物がそれを吐き出す事を許さず、咲織は咽び泣いた。 

「痛いか。 苦しいか。 嬉しいか。 感じるんだろう。 啼きたいんだろう。 啼かせてやろう。 躯が感じるままに乳を揺らせ。 啼き声の代わりに鈴の音を響かせろ。」
 清水は左右の胸の蕾に咬み付くクリップに金色の金色の鈴を付けた。 それは奴麗を責めるための重い鈴だった。 その重さにも関わらず、咲織の若い胸球は丸さを保ち続けていた。 その胸を歪ませて、咲織は躯を捩った。 鋭い痛みが神経の糸を引き攣らせる。
「ちり~ん、ちりん。」
 余りに涼やかな鈴の音が浴室に響いた。 

「鞭が要るんじゃないかな。 鈴を嫌でも鳴らし、背中を覆い始めた紅い熱蝋を弾く鞭が。」
 佐竹は咲織の太腿から顔を上げた。

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☆ その2551=引き攣る肉。

「そうだな。 縛り、熱蝋、乳首責めと来たら、鞭は必須だな。 きっと、咲織さんも望んでいるだろう。 マゾはそれが無いと逝くに逝けない生き物だから。」
 清水が佐竹に向けた眼差しは恍惚としていた。 

「打ちますか。」
「否、見ていたい。 ずっと。 咲織さんが果てるまで。」
「じゃあ、中島さん。」
 佐竹と中島は咲織の裸身を挟んで左右に立った。 

「鞭は象徴だ。 奴麗とそれを自由にできる主人との。 だから、痛みと屈辱は与えても、傷は殆どつかない。 何時までも打ち続けられる。 決して奴麗が望むままではなく、主人達が飽きるまで。」
 清水は佐竹に目配せをした。 

 ひゅっと浴室の湿った空気が高く啼いた。 黒い鞭束が咲織の背で爆ぜた。

「びしっ。」
 張り詰めた咲織の若い肌は高い音を響かせる。 紅い蝋の花弁が三つ四つと散り、現れた白い肌はたちまちに自ら朱を載せた。 
「ちりん、ちりん。」
 麻縄に縊られて苦しげな胸球がぶるんぶるんと波を打ち、その頂きから垂れた鈴が大きく振れた。

「う゛がぁぁぁぁ。」
 咲織は縄が背に喰い込むのも構わず、顔を上げて啼いた。 杉山の物を吐き出した紅い口からしとどに唾液を噴き零す。
「咥えろ。 それが奴麗の唯一の仕事だ。 一人に時間を掛けてるとみんなが果てる頃にはその肉まで千切れているぞ。」
 杉山が咲織の頬をぴしゃりと打った。 啼き声を呻かせながら開いた唇に己の鏃を突き刺す。 と、二度と放させないと教え込む様に、ぐいと咲織の頭を抑え込んだ。 咲織の細い喉が咽んで、引き攣り波打つ。   

「そら、鈴を鳴らせ。」
 苦しげに肩甲骨を歪ませる咲織の背に鞭が叩きつけられた。 麻縄に上下を縊られた華奢な背が深々と折れる。 それしか、咲織には出来なかった。 痛みが、鞭打たれる身の口惜しさが肉に浸み込んでいく。 
「ほれ。」
 中島と佐竹は咲織に痛みの緩む間を与えなかった。 ぴしっ、ばしっと鞭がリズムを刻み、その僅かな間隙さえも埋めて熱蝋が咲織の肌を焼く。 その衝撃に躯をくねらせば、鈴は涼やかに音色を響かせ、クリップがその重みに胸の蕾を咬む。 

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☆ その2552=結ばれる指。

「揺れてる、揺れてる。」
 清水の咲織を見つめる眼がらんらんと光った。 
「痛いのか、苦しいのか、感じるのか。 鞭打たれて躯を捩れば、クリップが揺れて乳首を一層咬んで新たな痛みを与える。 奴麗は苦しめば苦しむほど新たな苦しみに襲われる。 なのに、痛みを与える重い鈴は如何にも軽やかな音を蟹でる。 まるで、奴麗の苦しみを嘲笑う様に。 何とも皮肉で憐れだな。 そう、奴麗は憐れだからこそ、魅力的だ。 悲惨だからこそ美しい。 そして、全てを晒して、全てを犯され、全てを穢される。 心の裡までも。 なんと婬らな存在だろう。 婬らさ以外何も無い。 だからこそ、清らかだ。」
「ほら、躯の裡側からも苦しめ、穢れろ。」
 清水は咲織の尻たぼの間から垂れている護謨管に牛乳を吸わせた。

「うぐぅ。」
 増していく鈍苦に咲織の腰が捻じれる。 杉山の物に紅も薄くなった唇の端を震わせて呻く。 注ぎ込まれ続けた牛乳に細っそりとしていた下腹がぷっくりと膨れていた。 鞭と熱蝋を浴び続ける背中で、朱く変色した指が祈る様に固く結ばれる。   

『躯中を責められて、躯中を犯されて、鈴を鳴らして、啼いて。 ご主人様に見捨てられて、この人達を、見ず知らずの男性達を悦ばせて。 奴麗。 呆れ果てた奴麗。 肉便器。私は肉便器。 そう、もっと責めて。 もっと犯して。 この身が壊れるまで。 汚辱に塗れて腐り果てるまで。』

 咲織は苦しみの中から生まれ出る肉の悦びを感じていた。 痛みは痛み、苦しみは苦しみとして感じるのに、辛い、逃げたいと思うのに、肉が悦ぶのを止められなかった。 痛いほど感じ、苦しいほど昂ぶり、穢されるほど疼いた。 

 咲織は喉すら突く杉山の物をしゃぶった。 自ら縄を軋ませ、鞭の痛みが残る足指を立てて顔を自ら杉山に押し付けて、扱き上げる。 同時に痛みに震え、苦しみにのたうつ肉が緊張し、秘唇を貫く悠介の物をきつく締め上げていくのを感じた。 躯の中心を貫く悠介の物の熱を求めた。 女の悦びすら感じながら、悠介の硬い物が脈打つのを知った。

「苦しいか。 そうか。 喉が苦しみにのたうっている。 ふふ、確かに皮肉だな。 咲織さんは苦しめば苦しむほど、犯している私を悦ばせるんだから。 もっと、愉しませてください。」
 杉山は咲織の鼻が下腹に埋まるまでめり込ませた己の物を激しく動かし始めた。 鍛えられた腹が割れ、その時を迎えつつあるのを示していた。

「あぁっ。 いいっ。 凄い。」
 悠介は咲織の尻たぼを平手で思いっきり打った。 丸く白い尻たぼがたちまち赤い手形に覆われていく。 

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☆ その2553=軋む麻縄。

「うおおっ。 飲めっ。」
 咲織が込み上げる吐き気に咽ぶのも構わず、杉山は己の物を咲織の口に突き入れた。 喘ごうとする頭を力強い腕が抑え込む。 咲織は激しく咳き込んだ。 鈴は細い鎖を千切らんばかりに揺れて、高く鳴った。 麻縄を食い破る様に胸球がのたうつ。

「あぁぁぁぁ。 逝っくぅ。」
 悠介は女の様な高い声を上げた。 咲織の麻縄に縛められた細腰が折れる程に抱き付き、熱い物を咲織の中に突き入れて、上半身を震わせる。

 二人の男はほぼ同時に達した。 喉と秘唇の奥の粘膜を精が打つのを咲織ははっきりと感じた。 咲織は逝った。 逝きながら、二つの物を放さまいとする様に吸い上げる。 そののたうつ背に鞭は打擲し続けた。 熱蝋は肌を焼いた。

「あぁぁぁぁぁぁ。」
 二人が離れても、咲織はその華奢な裸身を痙攣させ、救いを求める様に赤い唇を宙に泳がせ続ける。 白い肌は桃色に照り光っていた。 

「この女、逝ったぞ。 鞭打たれ、熱蝋を注がれ、口と秘唇を犯されながら逝ったぞ。 本物だ。 本物のマゾだ。」
 清水は唾を飛ばして叫んだ。
「本当にマゾだな。 それも凄いマゾだ。」
「なんて、婬らな喘ぎ顔。 清楚で幼さすら感じられる顔だけに、ぞくぞくする。」
「こんな顔を見ていたら、また起ってくる。」

『言わないで、言わないで。 本当に逝ってしまった。 あぁ、ご主人様以外の人に侵されて、逝ってしまうなんて。 鞭打たれ、熱蝋を注がれ、前後を侵されながら逝ってしまうなんて。 ご主人様に会わせる顔が無い。 もう、会えない。 なのに、なのに、まだこの躯は。 欲しがってる。 もっと、もっとと私を駆り立てる。 なんて、躯なの。 なんて、汚らわしい女なの、咲織と言う女は。』

 咲織は躯の裡側から膨れ上がる愉悦に裸身をくねらせ、そして心の襞を鋭い爪で引っ掻く男達の言葉に肉を捩らせた。 躯が感じる痛みに心が感じる痛みが重なり、マゾの血がどくどくと流れていく。 咲織は目隠しの下で泣きながら、どうにもならない肉の疼きに身悶えた。

「ほら、啼け。 もっと啼け。」  
 佐竹がのたうつ咲織の背を打った。
「あぁぁぁぁ。 あぁぁん。 はふぅぁん。」
 びしっ、ばしっと言う鞭の音が響く度に咲織は麻縄を軋ませて華奢な裸身を捩った。 肌を裂かれる痛みが肉に浸み込み、マゾの血がその痛みを愉悦に変えていく。 

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☆ その2554=桃色の柔肌。

「その精で汚れた口で私の物を咥えなさい。 何処までも堕ちなさい。 堕ち果てた姿を見せろ。」
 鞭打たれながらマゾの悦びに喘ぐ咲織の紅い唇に、清水は己の硬直を押し込んだ。 頭ではなく、はふはふと息苦しさに揺れる胸球を絞る様に掴み、咲織の唇が己の腰に着くまで一気に突き入れる。 

 絞られた胸球の血がクリップに咬まれた蕾に流れ込み、じんじんと熱い痛みを発した。 辛さに仰け反ろうとする躯を麻縄が咎め、胸の上下が引き絞られる。 奴麗には苦しみにのたうつ自由さえも与えられてはいなかった。 

『あぁ、苦しい。 苦しい。 感じる。 燃える。 もっと、もっと、堕ちればいい。』

 咲織は苦しみにただ耐えるしかなかった。 圧倒的な感覚の奔流の前に羞恥心すら浚われ、本能だけが剥き出しなる。 痛みに、苦しみに感覚は慣れるどころかますます先鋭化し、肉を揺るがし、骨にまでずきずきと突き刺さる。 

「オレも、もう堪らん。」
 中島は鞭を悠介に渡し、咲織のくねり続ける尻たぼに取り付いた。 太い指を朱に染まった艶肌に指を喰い込ませ、己の物に引き付ける。 咲織の足首を繋いだ金輪が伸び切り、華奢な躯が浮き上がった。 

 男優をしている中島の太く長い物が咲織の狭い秘鞘を押し広げ、躯の中に土足で入ってくる。 既に濡れに濡れていた咲織の秘唇は軋みを上げながらも、拒むことなく受け入れていた。

「うぐぅ。 あがぁ。」
 清水に塞がれた咲織の口から苦しげな呻きが漏れる。 只でさえ細い脹脛が切れ上がり、華奢な背がのたうつ。 その背を佐竹と悠介の鞭が容赦なく打ち据えた。 

 鞭の痛み、熱蝋の熱さ、麻縄の軋み、浣腸の辛さ、肉の悦び、マゾの血の沸騰、あらゆる感覚が咲織を襲った。 啼く事ものたうつ事も許されない縛められた躯の中で感覚が渦巻く。 その疼く血を表してか、咲織の肌は桃色を濃くして光り、躯全体から甘い蜂蜜の香りを漂わせた。 その香りに、悶え続ける美しい躯に男達は昂ぶり、猛った肉慾を咲織にぶつけた。 男達は本能の儘に咲織の躯を貪った。 鞭を叩き付け、熱蝋を垂らし、口をそして秘唇を犯した。 人権も意志さえも無視される奴麗として、咲織は男達の慾望を一身に受けた。
 
 清水が咲織の口に放ち、喉に粘つく精に開いた咲織の口は咳き込む前に勝山の硬い物で塞がれ、中島に精を打ち込まれて朱を濃くした柔らかな粘膜の花は、慎ましやかに閉じ切る前に佐竹の太い物に散らされた。 

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☆ その2555=くねる腰。

 咲織は男達の肉慾を昂ぶらせ、そしてそれをぶつけるための最高の道具として、使い続けられた。 男達は咲織がその美しい裸身を如何に妖艶にのたうたせるか、胸を打ち、血を沸騰させる啼き声を引き出すかには最大限に心を砕き、性の道具としての使い心地を高める事には熱心だったが、咲織の心には全く無関心だった。 否、男達は皆、咲織が心を持つ人間としては扱わなかった。 むしろ、そんな物があれば粉々になるまで砕こうとした。 

 咲織は男達の肉慾を慰める最高の玩具として、昂ぶった精を排泄すべき美しい人型の便器として扱い抜かれた。 麻縄に躯の自由を奪われ、熱蝋に柔肌を焼かれ、鞭に肉を打たれ、浣腸に内臓を抉られ、熱棒に粘膜を擦り上げられる度に、咲織の心は血を流し、傷つき、砕かれ、やがて形を失っていった。

 最高の玩具として扱われながら、咲織もまた玩具になり切っていった。 男達の汚れた肉慾をその躯に受け止めながら、自らも汚れた肉慾だけの存在になっていった。 

 窒息の苦しみの中で勝山の絶頂を喉の奥に感じ、佐竹の放出を秘鞘の粘膜で知ると、咲織の疼きもまた恐ろしい津波となって躯を押し包んだ。 なのに、最後の最後の処で逝けない。 躯に注がれた牛乳が咲織に逝くことを許さなかった。 激しい便意と疼きが鬩ぎ合い、咲織を責め苛む。

「あぁぁぁ。 うぁぁぁぁ。 あぁぁぁぁぁ。」
 上半身が床と水平にるまで折った腰を伸ばそうとして、胸の谷間と床を結んだ麻縄を軋ませて華奢な肩を左右に捩り、床に倒れ込もうとして胸の上下を縊る麻縄に肉を咬まれて尻たぼを波打たせた。 ぶるんぶるんと飛び出させた胸球を歪ませてのたうち、弾け飛ぶ様に揺れる鈴錘に蕾を取られて腰を引き攣らせる。 咲織は麻縄を打たれた裸身をくねらせ続けた。
 
「美しい。 生きたまま炎に炙られた地獄変の乙女の様に。 穢れれば穢れる程、この人は美しくなる。 透き通り、清らかになっていく。」
 清水は茫然を咲織を見詰めた。  
「感じてる。 感じてる。」
「逝ったな。」
「ぁぁ、余程深く逝ったんだろう。」
「肉の悦びの余震が何時までも終わらない訳か。」
「こうなると女は凄いぞ。」
「否、逝けないで苦しんでるんだ。 身も心も逝きたくて仕方がないのに、牛乳を入れられて破裂しそうな苦しみに逝かせて貰えず、狂いそうでのたうっているんだ。 もっとと求めているんだ。 応えてやろう。 足腰が立たなくなるまで。 それが礼儀と言うものだろう。」
 早坂の言葉に男達は頷いた。 

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☆ その2556=嗚咽。

「苦しいか。」
 早坂は咲織の小さな顎を掴んで、顔を持ち上げた。 
「は、はい。 苦しいです。」
 口紅を全て男達の物で拭われてもなお紅を引いた様な唇を戦慄かせ、咲織は素直に答える。

「逝けなくて苦しいか。」
「はい。 逝けなくて苦しいです。」
 咲織は恥ずかしげにも自ら婬らな言葉を復唱した。 その自らの言葉が自らの肉に響く。 咲織は奴麗になり切り、恥辱に塗れる事で自らマゾの肉慾に溺れようとしていた。 肉慾に溺れなければ、苦しさの中で果てていくしかないと知っている様に。 今の咲織には肉慾だけが命を繋ぐ血だった。 肉慾に塗れなければ、傷つき果てた心が、踏み躙られた自己が息を吹き返し、血の流しながら果てていくと知っていた。   

「逝きたいか。 逝かせて欲しいか。」
「逝きたいです。 逝かせて欲しいです。」
 目隠しが無ければ、その哀切な憂いの籠った瞳に老獪な早坂と言えどたじろいだかも知れない。 目隠しは付けられた者の視界を奪い不安にさせると同時に、付けられた者の人としての一番の象徴を隠すことで、無名化し、相対する者を大胆に、本能を剥き出しにさせる効果がある。 幾ら咲織が裡の思いを込めて海原の木片に縋りつく円らな瞳に涙を湛えても、早坂を始めとする男達には見えない、通じない。 目隠しは咲織から名前を奪い、一匹の性の奴麗、肉慾の処理器にしていた。 

「どうしたら、逝ける?」
「出させてください。 お腹の中の物を。 もう、もう限界です。」
 恥ずかしい言葉を口にしなければならない辛さに咲織は嗚咽した。 訴えた処で許される訳では無い身だと判っていても、訴えずにはいられなかった。 それ程に腹部の苦しさは限界に来ていた。 

「出したいのか?」
「はい。 出したいです。」
 言いながらも、菊華を絞めるのに必死だった。 開かされた太腿がぶるぶると震えていた。   

「そうだな、このまま放置しておいたら、大変なことになるかも知れないな。 いずれは高まった腸の圧力に膨らんだストッパーが吹っ飛び、菊華を引き裂くだろう。 そうなれば括約筋が切れて、いつも汚い物を垂れ流しの躯になるしかない。」
 早坂は咲織の顔をぐいと持ち上げ、分厚い薄い唇を引き伸ばして笑うと、今はぶっくりと膨れた下腹に手を伸ばしてぐいぐいと押した。

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