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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ その794=鑑賞用奴隷。

「ち、違います。 そんな積もりは・・・。」
 咲織は不自由な首を後ろにねじ曲げて抗議した。
「じゃあ、何の計算もなくその淡いピンクがかった白い肌が映える黒光りするシルクの服を、そしてこの絶妙な長さのスカートを今日のために選んだと・・・。 それが本当なら、そんな上品な顔をして大した天性の妖婦でいらっしゃる。 三宅さんでなくては、いや三宅さんでも手に余る貪欲な奴麗と言う事ですか。」

『そ、そんな。 私は貪欲なのですか。 ご主人様に対して貪欲過ぎるのですか。 それとも、この人が揶揄するように自分の快楽に。 いいえ、それは絶対にありません。 でも、余りにご主人様を求めたら、いつかは・・・。 それが何より怖い。』

 咲織は現在の惨めで女性として恥ずかしい状況も忘れて、思い悩んだ。 心をまだ来ぬ三宅に馳せる程に躯の中心を貫く二本の凶器がその存在をじわりと肉に伝えてくる。 そのむずむずと躯を揺り動かす感覚に追い立てられ、咲織はますます三宅を想った。 その想いが全ての細胞膜を超えて染み込むのが自分でも判る程に。

「こんばんは。」
入ってきた初老の紳士は、鮮やかなオレンジのコートに包まれた女性の腰をまるで花束を抱えるみたいに左手で抱いていた。
「いらっしゃいませ。 お早いお着きですね、早坂さん。 今晩最初のお客様がいつもはゆったりといらっしゃる早坂さんとは思いませんでした。」
 バーテンの声に咲織の心臓がびくりと収縮した。 

『いゃっ。 お願い、私に気がつかないで。 見ないで。』

 咲織は振り返るのも怖ろしく、四つん這いの躯が強張った。 肌がびくびくと泡立ち、心臓の音が聞こえてくる。 

「はは。 私が最初か。 今日はスペシャルゲストの初舞台が見られるかも知れないと思うと、ちょっとわくわくして。」
早坂と呼ばれた紳士は自然に流した銀色の髪を掻いた。
「初舞台って? せいぜい縛りを体験させるだけと伺っていますが。 過度な期待はされないで下さい。」  

「うん?」
やや嗄れた声を上擦らせて早坂は、薄暗い店内の奥に眼を凝らした。 早坂に脇腹を突かれて女性もその視線を追った眼を見開く。
「ふふ、なかなか嗜虐欲をそそるシルエットに見えるが。 あれがその三宅さんの?」
 紳士は咲織の方に顎を杓った。 眼を細め、嬉しそうな含み笑いが血色の悪い唇に浮かぶ。 

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