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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ その51=恥ずかしくて堪らないのに。

「見ないで。」
 咲織は小さな声だったが叫んでいた。 叫んで、三宅の怒りを怖れ、躯を震わせた。 

「見てくださいと言ったから、見てやっている。 それなのに、見ないでとはどういう事だ。」    
「だって、だって。 恥ずかしくて、恥ずかしくて。」
 咲織はようやく言葉を吐き出した。

「ふん。 恥ずかしいか。 それは濡れているからか。 どうして恥ずかしいのに、濡れていると思う?」  
 三宅の言葉に咲織は首を左右に振るのが精一杯だった。 胸の中を羞恥と怯え、そして哀しさが渦巻いていた。 だが、そこには自分を追い込む三宅を憎む気持ちは影も無い事に咲織は気付いていなかった。

「奴麗はご主人様の命令一つでどんな羞恥も乗り越えなければいけない。 ご主人様を満足させるためだけに、自分の誇りを一切捨てるんだ。 だが、勘違いするな。 恥を知らない女は奴麗にはなれない。 そんな女に用は無い。 恥を知り、否普通の女性よりも羞恥心の強い女が自分のために恥を乗り越えてくれる、その風情がご主人様を悦ばせるのだと。 良く、花びらをこんな明るい部屋で自ら開いて見せたな。 それだけは褒めてやろう。」
 三宅は咲織の頭を撫でた。 渦巻いていた感情が胸を破り噴き出す。 咲織は泣きじゃくり、三宅の胸を目掛けて躯をぶつけていた。 滑らかな高級綿が熱い頬を柔らかに包んだ。 その奥から三宅の体温が伝わってくる。 咲織は声を上げてまた泣きじゃくった。

 三宅は震える咲織の頭を愛おしそうに見下ろしながら、そっと溜息を宙に漏らした。 咲織の肩を掴み引き剥がす。
「コーヒーが冷める。 こっちに来い。」
 言葉を残して、三宅はくるりと背を向けた。 咲織は蹌踉けながらも後を追った。

「何を突っ立っている?」
 窓際に置かれたソファの前で不意に振り向くと、三宅は呆れ顔を見せた。
「だって。」
 咲織はもじもじと躯をくねらせた。 

「だってなんだ? 奴麗がご主人様の前で立ってて良かったか?」
「すいません。」
 咲織は三宅の足元に跪いた。
「違うだろ。 四つん這いになる前に、俺に会ったら裸に為り、膝を抱え全てを曝すんだ。 ご主人様の前でひっくり返り、両手両足を曲げてだらしなく構われるのを待っている犬の様に。 そう謂っておいた筈だが。 忘れたか。」

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