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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ その517=見知らぬ人。

 すぐ向こうのホテルに三宅がいると思った途端に菊華を割裂くディルドウが意識に昇る。 スカートが風に舞えば全てが露わになってしまう裸で人混みにいる事に耐えきれなくなる。 

 咲織は脚を速めた。 指定された場所はラウンジでは無く、3階の花の名前の付いたレストランだった。 階段を一段昇るごとに心臓がどくどくと早鐘を打った。 

 深い色の木を多用した古風なレストランに脚を踏み入れた。 
「お連れ様が先にお待ちです。」
 すかさず近づいてきたタキシードが板に付いたウエイターに案内されて左手奥の個室の
木の扉を開けた。 小さいが落ち着いた雰囲気の部屋だった。 入り口から間近のゆったりとした肘掛け椅子に人影があった。 『ご主人様。』心臓がはち切れそうに脈打ち、思わず駆け寄ろうとして戸惑った。 

「ご主人様達は直にいらっしゃいますわ。 どうぞ、こちらへ。」 
 先に待っていたのは三宅ではなく綺麗な女性だった。 柔らかで落ち着いた声と共に艶やかな笑顔を咲織に振り向けた。 その女性は前髪を揃えた長い髪に縁取られている白い瓜実顔に真っ直ぐな鼻、翳りを帯びた切れ長の目、そしてやや豊かな唇が端正に配置されていた。 蠱惑的な紅い唇が上品さに同じ女性の咲織さえもうっとりする艶香を付け加えていた。

『待ってた人が女性とは。 ご主人様が私を見せたい人ってこの人なの? それに、ご主人様達って?』 

 咲織は戸惑いながらも女性に優雅な手つきで勧められるままに、斜め向かいの席に向かった。 女性はラウンドカラーの濃紺のワンピースからやや目の細かい黒の網タイツに包まれたむっちりと長い脚を優雅に流していた。 ワンピースの細やかなニット地が肌にぴっちりと寄り添い、胸元の艶やかな肌から豊かに盛り上がる胸まで躯のラインを余さず見せつけている。

「橋本咲織です。 あの、三宅さんの・・・。」
 咲織はぺこりと頭を下げた。
「はい、承知してます。 お会いしてすぐに咲織さんだって、確信できました。 だって、本当に愛らしい人なんですもの。 でも、聞いていたより、ずっとずっと愛らしいし、凄く可憐。 フランス人形か天使みたい。 清楚って言葉がぴったりな人。 羨ましいわ。」
 女性は人懐っこい笑顔を咲織に向けた。 肉感的な唇がさーつと伸びて、華やかな笑顔が拡がる。 いきなり褒められて、咲織は椅子の中でもじもじとした。

「そんなことありません。 ところで、私の事は事前に・・・?」
「はい、この前お会いした時に三宅様がとても嬉しそうに話されてらっしゃいました。」
「ご主・・、三宅さんが私のことを?」
「ええ、とても嬉しそうに話されてました。 可愛い人だって。」
 女性は意味ありげに微笑んだ。 長い髪が唇の端に掛かりぞくっとするような色気が放たれる。

「待たせたね。」
 ドアが開いて、三宅は笑顔で咲織の隣に座った。 その後ろから咲織の見知らぬ男性が入ってきた。 ツイードのジャケットの下に着ているタートルネックには品の良い光沢があった。 多分カシミアだろう。 線が細いが不遜な感じがした。 サラリーマンには見えなかった。 

「紹介しよう。 俺の中学からのダチで飯田雅士、金の為だけに医者をしている。 だから、診療科目は美容外科だ。 実に判りやすい奴さ。」
「飯田です。 よろしく。」
 飯田の神経質な顔は笑うと童顔になった。 咲織に向かって手を伸ばしてくる。 三宅をちらりと見てから、咲織も手を伸ばした。 三宅より繊細な感じの手だった。 

「橋本咲織です。 こちらこそ・・・。 ぁっ。」
 よろしくと言い掛けて、咲織は驚きの悲鳴を飲み込んだ。 

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