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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ その495=深い瞳

『あぁ、ご主人様の奴麗にして頂いてよかった。 本当によかった。』
 咲織は甘い余韻の中にいた。 力の入らなくなった腕を三宅に絡め躯ごと、預けるように三宅の肌を求めた。 透明な三宅の顔が穏やかに戻り、腕の中の咲織を優しく抱き締める。 二つの躯は一つになったまま、暫く動かなかった。 空気さえ動くことなく二人を緩やかに包んでいた。

「あぁぁっ。 ごめんなさい。」
 三宅にシーツに出来た大きな蜜の染みを指し示されて、咲織は両掌で顔を覆って羞じらった。 

『あぁ、 こんなに私は・・・。 私って本当に婬乱だったんですね。 でも、それはご主人様がご主人様だからです。 それだけはどうか、判って下さい。』

 咲織は羞恥に身を捩りながら、甘えた瞳で三宅を見た。 

「本当に婬らな奴麗だ。 朝飯前にこんなに乱れて。 いつまでもよがってないでこっちに来い。」
 三宅はベッドの上で蹲る咲織に一瞥をくれるとさっさとテラスに出ていった。

 ジャグジーで汗を流すと、咲織は素裸の上にオレンジの大きな花が咲いたリゾートドレスを身に着け、雪肌の露出した背中を白いジャケットで覆った。 生成の麻ジャケットを羽織った三宅に手を引かれ、レストランに向かった。 白いミュールを履いた脚が羽根でも生えたように現実感がなかった。 ただ、未だに痺れたような異物感の残る下腹が、激しい抱擁を咲織に甦らせ、白磁の頬を染めさせた。

 首輪の無い肌に外の風が心細く感じられる。 咲織は三宅の掌をぎゅっと握って、おずおずとその顔を見上げた。 蒼い朝の光に三宅の高い鼻が誇らしく思えた。 

「麻紀がおまえをすぐにでも調教したいそうだ。」
 三宅は無造作にそう言って、キャビアを散らしたスクランブルドエッグを口に運ぶ。
「はい。」
 三宅の真意を図りかねて咲織は大きな瞳で顔色を窺った。

「その前に、言っていた様におまえが俺のものだと言う印しをおまえの躯に焼き付けようと思う。 いいね。」
 当然の決定事項を言うように軽く言いながらも、三宅は手を止めて深い瞳で咲織を真っ直ぐに見た。
「はい。 ご主人様が望まれるとおりに。 私はもうとっくにご主人様の物なんですから。」
 三宅の言葉に咲織の躯がぶるりと疼いた。

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