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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ その5=膨らむ期待。

長い間、三宅への想いが、一方的な実態の全くないものだっただけに、咲織の中では、『彼の奴麗』も『彼の恋人』も殆ど違いは無かった。 どちらも、咲織にとって実現しそうにない甘美な地位だった。

「咲織のような可愛い理想的な娘が奴麗になってくれるなんて、夢のようだよ。本当に嬉しい。 こんなに胸が高鳴った日はない。 どうか、嘘でしたとだけは謂わないでくれ。」
 咲織は、三宅から来た返答を、自分が恋人になれたかのように有頂天に喜んだ。

「『奴麗』とご主人様の間には、幾つかの約束事が当然ある。 その一つは、いつでもご主人様が自由にできるように、会う時にはガーターベルトとセパレートのストッキング以外一切の下着を身につけないこと。 と同時に、美しくない秘部の毛は全て剃っておくこと」
 と、同時に書かれていた「お言いつけ」の事などすぐに忘れていた。

 彼の奴麗としての自分を具体的に、現実感有るものとして意識し始めたのは、彼から『贈り物』が送られて来てからだ。

『もしかすると、ご主人様は本気なのかも知れない。その時が来たら、どうしよう』

 しかし、「可愛い、私の奴麗へ……」で始まる、三宅からのメールによって、微かな不安は消えていた。 三宅からのメールは命令口調になっていたが、優しさを内包するものに変わっていた。 社交辞令は影を潜め、社内秘のプロジェクトの話などが混じり始めた。

「仕事に追われているが、早く帰られるようになったら……」
 と、期待が膨らむ言葉が告げられるようになっていた。  

 その日は、珍しく差し迫った資料集めやスケジュールの調整の仕事は無かった。 午後からは、咲織が仕えている副社長が、男性秘書と出かけたため、懸かってくる電話もなく、広い副社長室は妙に静かだ。

 一人部屋に残された咲織は、まだ経験していないにもかかわらず、実態をもって身に迫ってくる恥ずかしさに、ただ身悶えしながら、三宅に会える時間の到着を心待ちに、非現実的な世界にいた。

「副社長は、今日、帰社されないから、もう、帰っていいよ」
 男性秘書からの電話で、咲織は現実に引き戻された。 時計を見れば指定の時間は間近に迫っていた。

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