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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ その47=黒いガータ-ベルト

 その人影に見咎められるのを怖れ、咲織はようやくベルを鳴らした。 咲織の胸の動悸さながらに高い音が鳴った。  

 想いのほか三宅はにこやかに出迎えてくれた。 その笑顔に膝が抜け、その場にへたり込みそうだった。 ぐらつく咲織の躯を三宅が抱き留めた。 

「俺と二人の時の奴麗の正装は何だった?」
 抱かかえる様に咲織を部屋に入れると、三宅はいきなり冷たい声を浴びせた。
「は、裸です。」
 逡巡の後、押し寄せて来る羞恥を跳ね退ける様に咲織は答えた。 ドアの前で襲われた不安を忘れていた。 今はただ三宅が怖かった。 三宅に叱られる事が、三宅に嫌われる事が、三宅のいない世界に放り出される事が、怖かった。 

「じゃあ、突っ立ってないで脱ぎなさい。」
「はい。」
 閉じられたドアの前で咲織はジャケットを脱ぎ、ワンピースのショルダーストラップに手を掛けた。 足許からワンピースを抜き取った。 

「あっ。」
 空気が肌に直接ふれた。 無毛になった秘唇をエアコンが作った人工の冷気が弄った。 
ワンピースを脱いだだけで、それだけで咲織は下着も身につけない全裸になった。 余りに簡単だった。 

『裸。 何も身に着けてない。 咲織は今日一日、裸で会社に。 これが私? これが奴麗。 裸が奴麗の正装。 咲織は普通の女の子じゃなくなったんだ。 ご主人様の彼女でも無い。 奴麗。 ただの奴麗。 裸が正装の奴麗。』

 恥かしさに正面を見られず、視線を落とした。 黒いストッキングとガーターベルトが一層裸を強調していた。 正に奴麗の正装だった。 性の供物、存在するだけで婬らな女。 膝が抜ける程に恥かしさと哀しさで血の気が引いていった。 壁に寄り掛かる様にして、ようやく咲織は倒れるのを堪えていた。 

「まるで娼婦だな。 部屋に入った途端にキスもしないで、いきなり裸か。」
 三宅は、からかうように嗤った。 その声が咲織の胸に響く。 羞恥が炎となって胸を焦がした。 消え入る事も出来ず、咲織は自分をからかう三宅の視線に打たれて、項垂れていた。 その窮状を救ってくれたのは、他ならぬ三宅だった。 三宅は柔らかに咲織の肩を抱き、唇を重ねて来た。 軽いキスだった。 縋ろうとする咲織の唇はその場に残された。 それでも、咲織は居場所を見付けられた。
 ほっとしたのもつかの間、三宅の掌が無毛となった下腹部に伸びて来た。 鑑定士が品定めする冷酷な触れ方だった。

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