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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ その46=逃げたいのに。 

『悦んで貰えるだろうか。 ご主人様は、私の努力を誉めてくださるだろうか。可愛がって呉れるかしら。』

 ご主人様に可愛がられると謂うことは、痛みを与えられることだと気が付いて、咲織の胸は痛みを発した。 同時に名状しがたい熱を躯が発してくる。 気が付くと自分の細い指が無毛になった秘唇に伸びていた。 

『もう、咲織は普通の娘じゃない。 普通には愛して貰えない奴麗。 でも、奴麗でも・・・。ううん、奴麗にしか味わえない幸せがきっとある。 少なくとも、ご主人様に構って貰える。 ご主人様を悦ばせれる。 ご主人様の笑顔を一人占めに。 ご主人様の腕中で。』

 その日、胸騒ぎを覚えながら時が流れるのを待っていた。 時は焦らす様にゆっくりでもあり、また、怖い程早い様にも思えた。 何をしているのかも判らない裡にその時は来た。

 細木副社長の打ち合わせが遅れた。 今か今かと過ぎて行く時が針となって咲織の胸に刺さる。 

「今日もお疲れ様でした。」
 細木の後ろ姿を見送るとすぐ、咲織は駈け出していた気がする。 今日はノーパン、ノーブラでも、街を行く人の視線が余り気にならなかった。 心はもう待っているかも知れない三宅に向かっていた。 

 同じホテルに入り、指定された部屋の前に来ると不安が顔を覗かせた。 服装をチェックする。 白地に黒のハウンドツース柄のざっくりしたミニワンピに白いジャケットとおとなしい出で立ちだった。 

『ご主人様にどう映るかしら。 気に入って貰える?』 

 不安ばかりが湧いてくる。 胸の動悸が高鳴り、心臓の脈打つ音が聞こえそうだった。  黒いハイヒールが紅い絨毯の上で震えていた。 オープントゥから覗く爪をもっと綺麗な赤に塗れば良かったと悔やんだ。
  
『足元にも気を使えない女だと嫌われたら? ご主人様の命令を聞けなかったら?  耐えられない責めを受けたら? 捨てられる?』
 
 逃げ帰りたい。 その衝動を止めていたのは、三宅の肌を求める咲織の肌だった。 何よりも肌が、そしてスカートの下で守ってくれる者を失った秘唇が三宅を求めていた。 

 カツカツと音が響き、長い廊下の向こうから人影が近づいてきた。

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