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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ その36=爪先まで。

「ふふん。 違うと言いたげな貌をしている。 認めたくは無いだろう。 変態が変態を見つけ、惹かれたのだとは思いたくも無いだろう。 ましてそれが、おまえの言う様に初恋なら。 綺麗なものに思いたいだろうな。 それもいいだろう。 どうおまえが思おうが本質は変わりはしない。 おまえはただ好きだと言う俺の奴麗として、俺の命令に何時でもただ殉じればいい。」
 三宅は判ったかと言う様に細い咲織の顎を持ち上げ、その瞳に言い聞かせた。 その強い眼差しには何処か哀しみが宿っている気がした。 咲織は胸を掻き毟るわだかまりが遠ざかっていくのを覚えた。 躯から強張りが消え、縄に馴染んでいく。 肌が縄に擦り寄っていた。 それがまるで三宅の力強い腕だとでも言う様に。  
 
「さあ、罰を呉れて遣る。 どうかご主人様の言いつけに従わず醜い陰毛を生やしてきた私をお好きなだけ罰してください、と俺にお願いしろ。 この口で。」
 三宅は咲織の顎を掴んで揺さぶった。 躯が揺れ、小さな爪先が床の上で踊った。 

『そんな事を。 そんな事を自ら願えと? それが奴麗なのですか。 それが私、咲織なのですか。 それが出来なかったら・・・?』

 胸が痛んだ。 ひりひりと肺腑が焼かれる。 咲織は三宅の命令に従いたかった。 だが、開き掛けた唇からは声が出なかった。 何かが、咲織の中の何かが、小骨の様に喉に引っかかっていた。

「いつでも、俺に何かされる時は、自ら進んで俺に願い出ること。 それが、縛めでも、鞭でも、どんなにおまえに過酷な苦痛と屈辱をもたらすことでも。 俺を悦ばせるために肉躯も魂も自ら進んで差し出す。 それが奴麗の務め、ご主人様に対する基本姿勢だ。 判ったら、さあ、言いなさい。」
 
『自ら進んで、ご主人様を悦ばせる。 普通の恋人でも、相手を悦ばせるためなら自ら進んでするんだもの。 ご主人様が仰っていることに間違い無い気がする。 でも、違うのは、ご主人様が悦ばれるのは、私にこんな苦痛と辱めをお与えになること。 あぁ。 そうしなければ、ご主人様は咲織への興味を無くされると。 咲織はまた一人。 この世界へ一人で放り出される。 この熱い思いのやり場も無く。 その事の方が咲織には怖い。 辛いです。』

「ど、どうか、お好きなだけ、私を罰して下さい。」
 切れ切れに咲織は、血を吐くようにつぶやいた。
「聞こえない。 もう一度。 もっと大きな声で。」
 三宅が強い口調で脅す。
「どうか、お好きなだけ、私を罰して下さい。」
「いいだろう。 おまえが反省して、どんな言いつけにも真摯に従う奴麗に成れる様に打ってやろう。 痛みをその躯に刻んでやろう。」 
 
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