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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ その32=不安と疼き。

「うん。 いい姿だ。 本当に縄が映える肌だ。 やはり、こうして縛めを受けるために生れて来たんだな。  俺の奴麗として、おまえは。」
 三宅は縄を打たれた咲織の周りをうっとりと回った。 ふとその肌へと伸ばした掛けた指先を引っ込め、再び美術品でも鑑定する様な目つきで眺めまわした。

『ご主人様の奴麗になるために生れた? もし、そうなら、そうなら嬉しいです。 この大き過ぎる胸さえ、好きになれそうです。 でも、縛めを受けるために生れたと仰るなら、それは違います。 咲織は縛められるためになんて生まれた訳じゃない。 母とは違う。 あの女とは。 咲織は愛されるために、愛する人に愛されるために。 お願い、ご主人様。 咲織を咲織の事を少しでも愛してください。』

 三宅の何気ない言葉が咲織の胸に重く圧し掛かった。 今乳房の上下に掛けられた縄よりも強く咲織をぎりぎりと締め付ける。 そのくせ、躯は息する度にその存在を嫌という程に知らせて来る縄の与えるじわりとした苦しみに酔い始めていた。 

「こっちに来なさい。」 
 三宅は戸惑いの瞳を向けた咲織を抱き上げるようにして、部屋の中央を横切る太い梁の下に導いた。 

「いい梁だろう。 今時のホテルではこんな梁は無い。 さすがに古いホテルだ。 この梁のせいで、その道の愛好者の間ではこのホテルに泊まると言えば何のためか判り合う程だ。」
 三宅は如何にも楽しげに言った。 その口振りが却って咲織の不安を駆り立てる。 上半身にしかまだ縄は掛っていなかったが、それでも歩くのさえ難しかった。 その始めて経験する不自由さが、そして躯の内側から込み上げて来るこれまで感じた事の無い何処がとも言えないむずむずとした疼きが、咲織を怯えさせていた。  

「不安か。」
 優しい声に咲織は思わず頷いた。
「そうか。 そうだろうな。 縄を掛けられるのも当然始めてなんだろう。」
 咲織は大きな瞳を三宅に縋り付かせた。 逸れた子犬が飼い主を見付けた様に。

「その不安を忘れるな。 これから幾度も、それこそ数えきれない程おまえはこうして縛られる。 もっと辛い縛りも経験するだろう。 人間はどんなに辛い事でもすぐに慣れる。 慣れて、感じなくなる。 辛さも歓びさえも。 でも、おまえは忘れてはいけない。 今の不安な怯えた気持ちを。 不安を怯えを飼い主である俺の命令だからこそ、耐えて欲しいんだ。 どんな時でも、どれ程酷い責めであっても、それを押し殺して、飼い主である俺の命令に従う。 そう言う忠実な奴麗であるために。」  
 三宅は梁に二重にした縄を掛け、ぶら下がるように体重を掛けて強度を確かめていた。 うんと一つ頷くと、その縄尻を咲織の背に幾重にも巻かれた縄に縛りつけていった。

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