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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ その28=吸い付く肌。

 三宅の腕が咲織の腰と背を力強く抱き締めた。 咲織の背中から寂しさが消えていく。

 咲織の躯は三宅の片腕に収まるほど華奢でいながら、骨を感じさせない。 柔らかく吸い付き、何処までも腕が潜り込むかのような感覚を与えてくる。 三宅は、おずおずと自分を見上げた咲織の瞳に精気が満ちるまで、そのまま抱き続けていた。 

 咲織は思わず頬を埋めた三宅の厚い胸に唇を付けた。 三宅が怒るんじゃないかと、おずおずと三宅を見上る。 三宅は優しく頷いた。 咲織は安心して、そのまま本能のままに三宅の胸に唇を這わせる。
 
三宅が咲織を抱き上げ、唇を重ねた。 咲織の体内に幸せが満ちていった。

『此処に居たい。 この腕の中に。 どうしてなんだろう。 想像もしなかった様な酷い扱いを受けたのに。 指でなんかで、大切な物を奪われたと言うのに。 でも、この胸に満ちて来る甘い、そして掻き乱す様なものはなぁに。』

 咲織は、ほっと小息を洩らした。

三宅は咲織を離し、バスタブの縁に腰掛け、静かに言った。
 「跪け。そして、今一度俺の奴麗になることを誓うんだ。 何時如何なる時も俺の有らゆる命令に従い、俺がおまえに与える全ての苦痛と屈辱をただ受け入れると。」

 無意識の裡に咲織は、三宅の足許に跪いていた。 今は、不思議なことに三宅の言葉が心地好い旋律となって咲織に響く。

『いつでも、どんな時でも、ご主人様の側にいたい。 側にいられるならどんなことでもします。 どんなことでも耐えます。 どんなことでも? あぁ、怖い。 無理かもしれない。 でも、でも、でも、やっぱり側にいたい。 抱きしめられたい。 あの腕に。 あの胸に顔を埋めて。』

「どうした? 俺の命令に従えないのか。 奴麗は厭だというのか。」
「いいえ。 どうかご主人様の奴麗で居させてください。 何時でも、どんな時でも、ご主人様の謂われる儘に……。 何時でも、ご主人様がされることならどんなことでも……。堪えてみせます。」

「足を嘗なさい。 俺の哀れな奴麗。」
「はい。」
 咲織は、しゃがみ込み三宅の足を両手で捧げ持つと、唇を足に這わせた。 不思議な事に汚いとも、貶められたとも思わなかった。 むしろ、歓びが溢れて来るのを感じた。 胸に甘いくすぐったいような蜜が溢れて来る気がした。 

「指の一本一本をちゃんとしゃぶるりなさい。」
 咲織は一瞬、三宅の顔を見上げると、口一杯に親指を含み舌を纏わらせていった。 石鹸の味がした。 同時に舌先に三宅の温度が伝わってくる。 舌が勝手に動き出す。 何かを、自分にぽっかりと開いていた穴を埋めるものがそこにあるかのように。

『優しい。 ご主人様。 咲織のために、洗って呉れてたんだ。』
 三宅の足の一本、一本の石鹸の匂いを嘗め取り、自分の香りを付けるかのように舐め上げていく。 指の間に舌を這わせる時の唇に感じる三宅の指がみせる微かな反応が嬉しくて堪らなかった。  

『ご主人様って、可愛い。 咲織が嘗めると嬉しそうにぴくんとする。 もっと、ぴくんとして。 もしかして、気持ちいいの? だと、嬉しい。』

「いつまで、舐めている?」
 怒った声では無かった。 呆れた様な、それでいて何処か楽しげで嬉しそうな声だった。 今日初めて聞いた柔らかな声だった。 どう答えていいか判らず、咲織は三宅の足指を含み続けた。

「じゃあ、おまえの晩飯は俺の足だな。 俺はタンシチューにするから。 おまえのせいで冷めてしまったが。」

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