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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ その26=血の味。

やがて咲織の躯は苦痛に反応することも出来なくなり、行き場を失った痛みは消えることなく咲織の中に蓄積していく。 与えられ続けた苦痛は、神経の限界を超えて、何時しか咲織は苦悶の中に落ち込んだ。

「ご、ご主人様。」
 咲織は、ようやく開けた瞳の中に三宅の姿を認めた。

『あれは何だったの? あれは何処に行ったの? 私に激痛を与えた人は? 私のバージンを奪った。 そう、私はバージンを無くした。 犯されたんだ。 それも多分、手なんかで。 手で、見知らぬ手なんかでバージンを無くすなんて。 酷い。 酷い。 そんなことって、ある? 奪われた。 全て奪われた。 ご主人様に抱いて貰いたかったのに。歓んで欲しかったのに。 失ってしまった。 何もかも。もう、何にも残っていない。』

「見ろ。」
 三宅は、咲織の頭を起こしながら、命じた。
「ひっ。」と、咲織は息を飲んだ。 頭を起こして見ると、股間に少し血が付いていた。

『やっぱり、失ったんだ。あの痛みは失う痛みだったんだ。 咲織には、本当に何も無くなってしまった。』

「あぁー。」
 咲織は、哀しみの中に感情を取り戻し、啼いた。
 ひとしきり啼いて、息を引き攣らせ始めると、三宅は咲織の鼻を摘み、空気を求めて開いた口に指を突き入れた。 驚く咲織の口内に、血の味が満ちた。
「これだ。 おまえの処女を奪ったのはこの指だ。 憎いだろう。 喰い千切って、怒りを鎮めるが良い。 それでおまえの哀しみが消えるなら。」

『そ、そんな。 そんなことがあるの? ご主人様だったの? 咲織を指で犯したのは。 咲織に苦痛を与えたのは。 よかった。 本当に良かった。 ご主人様なら耐えられる。』

「どうした。 喰い千切らないのか。 おまえの処女を無惨に奪い、苦痛にのたうち回らせた俺が憎くないのか。 おまえの大切な処女を奪ったのだ。 指一本では足りないか」
 咲織は、自由を制限された中で精一杯かぶりを振った。

『出来ない。 そんなこと出来ない。 いくら私に苦痛を与えた指でも、ご主人様の指ならなぜか愛おしい。 私には、どうにもならない。 何処にも行けない。 もう、どうすることも出来ない。』

 咲織の瞳は焦点を失い、残っていた力の全てを失った。 がっくりと頭が三宅の手の中に落ちた。
「おまえはまだ私の奴麗か。」
 三宅の声は少し震えていた。

「判らない。 もう、判らない。 何にも判らないんです。」
 切れ切れに咲織の口はそう言った様に見えた。

「おまえは俺の奴麗だ。 奴麗で居続けろ。 その哀しみも痛みも俺が与えたものだ。 良く味わうがいい。 おまえの主人が与えたものだ。 憎んでもいい、哀しんでもいい。が、おまえは俺の奴麗だ。 どうおまえが感じようと、感じまいと、ただ俺の命じる儘に従えばいい。 おまえがすることは、俺の命令に従い、俺が与える全てを受け入れる事だけだ。 奴麗に成れ、完璧な俺の奴麗に。」
 三宅は一言一言確かめるように、諭すようにゆっくりと宣言した。

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