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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ その2627=恐ろしい幸せ。

 幸せな朝だった。 咲織は全身を三宅に包まれ、躯に刻まれた焼き印が疼く度に幸福を噛み締めた。 

 三宅を抱き締める躯の自由を奪われる寂しさに、鞭打たれる痛みに、素肌を光の中に曝さなくてはならない恥ずかしさに怯え、そしてそれらの責苦を何時しか期待してしまう奴麗の習性を咲織が忘れるまで、三宅は咲織をまるで恋人を慈しむ様に抱き続けた。 陽の光が冬の冷気を懐柔しにかかった昼近くまで、咲織は飽く事無く三宅に包まれていた。  

 三宅に手を引かれ和室に入った。 昨晩、自分の裸身をらんらんと見ていた男達の眼はもうそこには無く、清楚なブラウス姿の麗子だけが穏やかな笑みを湛えて控えていた。   
 咲織が縛り付けられた大きな和机の上には白木のお重が広げられていた。
「もう年が明けたんですね。」
「お前にはもうか。」
「はい。 もうです。 だって、秘書課は他の部署より早く四日には会社に行かなくちゃなりません。 ご主人様と一緒に暮らせるのも後二日。」
「後二日か。 ここに座れ。」     
 三宅は床の間を背に寛ぐと、何処に座るべきか迷っている咲織に自分の膝の上を指示した。

『ご主人様のお膝の上に? 子供みたいに。 嬉し過ぎます。 そんな麗子さんのいる前で。  あぁ、子供みたいにご主人様のお膝に抱えられたら・・・。』 

 逡巡を見せる咲織の手を三宅はぐいと引っ張った。 ぐらりと蹌踉けた咲織の腰に腕を回し、三宅はまるで子供をあやす様に咲織を軽々と膝の上に抱え込んだ。 

「咲織ちゃんは小柄な上に脚が長くて座高が子供くらいに低いから、幾つになってもお父さんのお膝を独占したがる甘えんぼさんそのものね。」
 朗らかに笑う麗子の背後で庭の緑に染まった陽の光が遊んでいる。 咲織は照れながらも唇の端が綻びるのを止められなかった。
「はは。 今日は甘えんぼの俺の子でいなさい。 お節も俺が食べさせてやる。 ほら、あーんしなさい。」
 三宅は本当に子煩悩な父の役を楽しそうに演じ、これか、これかと言っては、お節を咲織の口に運んだ。 母と言うには若すぎるが、優しい眼差しで包んでくれる麗子と三人の元旦を咲織も心から楽しんだ。  

「お前は俺の奴麗。 俺の命令なら何でも従うんだったな。」
「はい。 ご主人様のご命令なら、どんな事でも従います。 咲織は奴麗ですから。」
 三宅の生真面目な声に、咲織はドレスの裾を直した。 
「そうか。 じゃあ、これに署名しなさい。」 
 三宅は薄紙を机に広げた。

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