2ntブログ

『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

☆ その225=奴麗は愛して貰えないのですか。

「聞きたい事がある。 本当におまえは俺の奴麗でいいのか。」
「はい。 それは間違いがありません。」
 咲織はすぐに答えることが出来た。

「そうか、じゃあその気持ちの証として、今ここでそのドレスを脱ぎなさい。」
 咲織は聞こえた言葉が真実とは思いたくなくて、三宅の方へ怯えた顔を向けた。
「簡単なことだろう。 首の後ろのリボンを外すだけだ。」
 三宅は立ち上がり、咲織の背中に回した両手を繋ぐ手枷の金具を外した。

「さあ、俺の奴麗でいいと言うなら、そのリボンを外して、人前で胸を露わにしなさい。
 胸だけなら、公然猥褻罪にはならない筈だ。 なったとしても、捕まるのはあくまでおまえだが。」
 静かな冷たくも感じる声だった。

『覚悟を見せろと仰るのですね。 ご主人様の奴麗としての覚悟を、今、ここで。 人前で胸を露わにすると言う辱めを自ら受けることで。 あぁ、もし、もし私が裸になれなかったら、その時は・・・。 お捨てになるのですか。』

 咲織は冷房の良く効いた部屋の中で一人上気し、手には汗を握っていた。 背後に回した腕を固定する金具は外されたと言うのに、咲織は精巧なフィギュアの様にその場に固まり、誰かが動かさない限り、自分では動けそうになかった。

「俺の奴麗になると言う意味が、初めての晩には判らないまま奴麗になってしまったのだろうが、今は良く判っているだろう。  その上で、もう一度おまえの覚悟が聞きたい。 今なら、まだ普通の愛らしい娘に戻れる。 素敵な男性と恋をし、愛を育む事が出来るだろう。 それほどまでの美貌と知性だ、人も羨む人生を歩むことは難しいことではないだろう。」
 三宅の着けた煙草の煙が咲織の鼻孔をくすぐった。

「俺は知っての通り冷酷なサディストだ。 いつか普通に愛されるんじゃないかと期待しているなら無駄なことだ。 逆にいつか、おまえを壊してしまうかも知れない。 おまえは確かに美しい、愛くるしいまだ少女だ。 だが、俺にとっては最高の玩具と言うに過ぎない。 美しい故に壊さないかも知れない、だが、美しい故に日々玩び壊してしまうかも知れない。 その時には、奴麗を止めることなど出来ない躯になっているだろう。 二度と普通の恋など出来ない変態マゾになり果てているだろう。 多分、今しかない。 おまが俺の奴麗を辞められるのは。 どうだ? それでも俺の奴麗になってくれるか?」

『どうして、どうして、そんな怖いことを・・・。 壊すなんて、後戻り出来ないなんて。』 
 咲織は身じろぎも出来なかった。 三宅の顔を伺い知ることもできなかった。 時が幾千もの針を含んで咲織を刺し貫きながらじりじりと過ぎていく。  
「私を、奴麗の私を愛しては頂けませんか?」
永遠の時の幕を切り裂く様に咲織は聞いた。

☆ ↓ 是非、愛のクリックをお願いします。 

  にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説へ

関連記事

PageTop