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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ その23=膨らむ不安。

 『俺』と言う言葉に力が籠もっていて、辛うじて息をしているだけの咲織に否定など出来なかった。

「はい。」
「なら、忘れるな。」

「はい。」

『頷いてしまった。どうしてだろう。何が怖いんだろう。 また、捨てられることかしら、それとも……。』

「恥ずかしいか。」
「はいっ。」

「奴麗でも恥ずかしいか。幾らでも恥ずかしがるが佳い。俺から与えられた恥ずかしさに身悶えしながら良く味わってみろ。」
 そう言い残して、三宅は何処かに消えてしまった。

 取り残された咲織は、羞恥よりも激しい不安に震えた。裸でいることがこんなにも心細いものだとは思いもしなかった。いとも簡単に脱ぎ捨てられ、小さな針からも身を守っても呉れないけれど、薄い布の服に包まれていれば、こんなにも心細さは感じずに済むのに。

『私は、人は、何と弱いんだろう』

 瞼を開けば、あられもない自分の姿が瞳に飛び込んで来た。 

『なんて、なんて格好なの。これからご主人様に逢う度にいつもこんな格好をしなければならないの。 御主人様が言ったとおり、無防備。 全てを捧げた姿勢。 でも、全てを捧げていいと思ってる、多分、私。』

見るに耐えなかった。洗面の方からなにやら音がする。 
 
 謂い知れぬ不安を膨ませながら、ただ、待った。 怖くて、目をつむった。

 秘部にヒンヤリとした感触が伝わった。下腹部を何かが強く撫で回していた。 それでも、咲織は眼を開けられなかった。 確かめるのは怖かった。

『どうか、これ以上見ないで。』
 と、ただひたすらに願った。

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