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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ その221=無防備。 

「安心して腰を下ろしなさい。」
 支配人が引いた椅子に三宅は咲織の肩を抱いて座らせると、テーブルの角を挟んでその右手に着座した。       

『きっと、みんな私を見てる。 変態の奴麗だと心で笑って。 笑われても仕方ない。 本当にそうなんだから。 ご主人様はどんなお顔でいらっしゃるんだろう。 恐らくいつもの静かなお顔で何事も無いように平然としていらっしゃるのだろう。 だったら、私もご主人様の奴麗に相応しく、毅然としていなくては。』

 咲織は背筋を伸ばし、俯きがちだった胸を張った。 頬に陽の光を感じた。 

『目隠しを取ったら、海が見える窓際の席にいるんですね。 きっと、あの明るい光を浴びているんですね。 好奇の視線と一緒に。』

 柔肌に跳ねる光の粒の一つ一つが自分を苛む好奇の針の様に感じられた。 ちくちくと柔肌を刺す痛みに咲織の小さな躯は一層縮まった。 

「お飲物は何になさいますか。」
 グラスに水を注ぎながら支配人がどちらへともなく聞いた。
「キールロワイヤルを。」
 三宅が答えるのが咲織に聞こえた。

「お嬢様は何を。」
 支配人に聞かれ、咲織は多分いるだろう右手の三宅に顔を向けた。 
「同じでいいか。」
 三宅の声に咲織は頷くしかなかった。

 三宅が支配人を手招きして、耳打ちをした。
「承知いたしました。」
 二人の側を支配人が離れていく気配がした。 

『目隠しをされただけで、不安で神経が尖ってしまう。 両手を後ろで括られているだけで、無防備さに怯えて神経が騒めき立ってしまう。 下着を身につけていないだけで、自意識で、神経が張り裂けそうになってしまう。 敏感な部分にアクセサリーを付けられて、いつも婬美な感覚が躯の中を流れていく。 ちょっとした音にも、ちょっとした接触にも過敏に反応してしまう。 全ての神経が剥き出しになっているみたい。』

 咲織は静かに固まっていた。 三宅の指がシルクのドレスの上からその太腿をそっとなぞった。 三宅の指から電気が出ているかのように、触れられた所からびりびりとした感悩が肉を貫いていく。

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