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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ その205=俺の玩具。

『あぁ、怖かった。 気持ち悪かった。 きっと、あの人は何もかも見抜いたんだわ。 私が性の奴麗であることも、これからご主人様に厳しい調教を受けることも。 それで私のことを変態だと婬乱だと軽い女だと思って、いやらしいことを受け入れるだろうと、あわよくばと。 あぁ、嫌、嫌。 そんな女に思われるなんて。 私はもしかしたら変態かも知れない。 でも、ご主人様が大好きだから、ご主人様だけの奴麗なのに。 ご主人様だけの奴麗でいたいのに。 手足に枷までつけてても、ドレスの下は裸でも、全てご主人様のためだけのもの、その証なのに。 どうして、あんないやらしい眼で私を見るの。 どうして脂ぎった掌で私に触れるの。 他の人に汚されるなんて堪えられない。 それは、それだけはとても堪えられない。』

 地の底から湧いてくるような暗い霧に咲織は迷い込んだような感覚を覚えた。 全身が嫌悪感に泡立ち、ざわざわと鱗を持った爬虫類に這い回られる様な肌触りがおぞましい。
 
『早く会いたい。 早くご主人様の元に還りたい。』

咲織は三宅の姿を求めて、ディルドウの振動もニップルチェーンやクリットチェーンの刺激も、躯の奥底から次々と湧き起こる焦燥感にも似た性欲さえも無視して道を急いだ。

 喫茶店の自動ドアが開く間さえ耐え難いほど長く感じられた。 咲織は店の奥の窓際の席に三宅の姿を見つけた。 咲織はその姿を目掛けて躯をぶつけるように駆け寄った。

「どうした?」
 三宅は咲織を受け止めるように腕を拡げた。 咲織はその腕の中に躯を預けるように倒れ込んだ。 

『あぁ、ご主人様。 ご主人様、見つけた。 やっと腕の中に包まれた。 この頼もしい腕の中に。』

 安堵と哀しみと愛しさとがわっと湧き起った。 咲織は三宅に躯を預け、幼子のように泣きじゃくった。 その場に居るのが二人だけの様に無防備に咲織は涙を流した。 三宅は咲織のか細い躯を何も言わずに抱いていた。
「よしよし。」
 三宅はまるで子供をあやすように咲織の頭を撫でた。

『ご主人様、腕の中が気持ちいいです。 頭を撫でられると安らぎます。 なんてなんて暖かくて、ふわふわと雲の中に包まれるみたいに居心地が良いんでしょう。 あぁ、この心地良さのためなら、この人のためなら、私は・・・。』
 
「おまえは俺の物だ。 俺の玩具だ。 しかも俺はこの玩具をすごく気に入っている。 たまの休みをこの玩具で遊ぶ為に使い果たす程に。 さあ、これから俺を愉しませてくれ、壊れて動かなくなるまで。」 
 咲織の息が整うのを見て、静かに言った。

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