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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ その1539=請い願う物。

 咲織の言葉に慎二は言葉を飲んだ。 不思議なものを見る様に咲織を改めて見詰めた。 

「本当です。 本当にそういう女なんです、私は、咲織と言う女は。 もう、隠してはいけないんです。 自分から、隠してはいけないんです。 ちゃんと眼を逸らさず、見詰めなくては。 それが私なんですから。 そう思い知りました。 この前の旅行で、否が応でも思い知らされたんです。 私はそう言う女なんだと。 愛する人以外の人に責められて、どれ程哀しくて、どれ程辛くて、どれ程苦しくても、却って深く感じてしまう様な女だと知ったんです。 それは多分、宿命。 逃れられはしないんです。 だったら、それを認めなければ。 認めることでご主人様にも正直に接する事が出来る筈です。 鞭だって、他の責めだって、歓んで自分から受け入れられる。 それで、ご主人様に愉しんで貰えたら、私は幸せです。 忌まわしいこの婬らな躯も、ご主人様が歓んで頂ける素質なんだと思えば、少しは好きになれます。」
 意外にも面を上げたその顔に薄汚れた雲は掛かっていなかった。 透き通る冬の夜空の静謐な晴れやかさがあった。 咲織は慎二に柔らかな微笑みさえ浮べてみせた。

「ご主人様に騙されてなどいません。 清純そうな振りをしてご主人様を騙していたのは私の方です。 あの方は人を騙す様な方ではありません。 誠実な方です。」
 咲織の言葉に慎二は頭を幾度も左右に振った。 込み上げて来る強い怒りにも似た感情のままに慎二は顔を赤らめた。

「誠実? あの三宅と言う男が誠実? 誠実な男が自分の大切な彼女に見ず知らずの一真なんかの相手をさせるのか。 絶対、そんな惨い事をさせはしない。 あいつは、そんな惨い事を君にさせておきながら、平然としていたんだ。 いや、むしろ楽しそうに、誇らしそうに見ていた。 そんな奴の何処が誠実なんだ。 どうして君はあいつをそこまで庇うんだ。 本当に、本当に弱みを握られて、脅されているんじゃないのか。 そうなら、力になる。 きっと、君をあの悪魔から逃がしてみせる。」
 込み上げる感情に顔を赤くして話す慎二に、咲織は寂しげな頬笑みを向けた。

「誤解しないでください。 私はご主人様に脅されている訳でも、弱みを握られて言う事を聞かされている訳でもありません。 悲しいけど、私はご主人様に愛されている訳でも、好かれている訳でもありません。 まして、恋人などではありません。 私はご主人様の単なる奴麗です。 一方的にご主人様をお慕いして、奴麗にして頂いたんです。 一生、どんなご命令にも従うから、どんな事をされてもいいから、奴麗にしてくださいと、私からお願いしたんです。 ご主人様は悪魔などではありません。 むしろ、お優しい方です。 この前も、穢れ果てた私をわざわざ待っていてくださったんです。 そして、私の願いを聞き入れてくださって、いっぱい、いっぱい打ってくださったんです。 鞭の痛みで清めてくださったんです。 この穢れた躯を。」
 口にした事は客観的に見れば、全て本当の事だった。 本当の事なだけに、咲織は悲しみに包まれた。 そして、悲しみに押し潰されそうになりながらも、三宅への思いに胸が熱く溶けだすのを感じていた。 確かに自分は三宅を思うだけで疼き、秘唇を濡らす婬濫な奴麗だと思った。 三宅の鞭を請い願っていた。

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