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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ その1540=紅い艶を増して。

 先程まで内から湧き出る怒りに赤く染まっていた慎二の顔が、今は蒼褪めてさえいるように見えた。

「君から鞭を願った? 本当に。」
「はい。 この前初めて自分から鞭をお願いしました。 主人様の鞭の痛みでこの穢れ果てた躯を清めたかったんです。 ご主人様が打ってくださる鞭の痛みに全てを忘れて、ご主人様で満たしたかったんです。 ご主人様の所有物だと言う証しに、この躯に一生消えない鞭痕を付けて頂きたかったんです。 時間も無くて、ご主人様はその積りではなかったから鞭もお持ちでなかっのに、私の願いを聞き入れてご自分のベルトで打ってくださいました。 その痕も今は殆ど消えてしまいましたが。」
 咲織の話に慎二は信じられないと言う様に咲織を見やる度に幾度も首を振った。 

「消えてしまった? 鞭痕なんかついていない方がいいに決まっているだろ。」
「いいえ。 ご主人様に打たれた鞭痕は嬉しいんです。 だって、だって、大好きなご主人様が打ってくださったんですよ。 それに、打たれている時は痛くて痛くて、息も出来ないくらいで、嬉しいとか感じる余裕も無いけど、鞭痕を見るのは痛くないんです。 だから、ご主人様が打ってくださった事だけ思い出して、うっとりとなってしまうんです。 鞭痕が薄く消えていくと、胸がキュンと切なくなります。 ご主人様が遠くに行かれてしまうみたいで。 痛くて最後まで耐えられない駄目奴麗の癖に、また打たれたいと思うんです。 だって、鞭痕はご主人様にお会いできた証拠、可愛がって頂いた証拠、この躯をご主人様が楽しまれた証拠なんですから。」
 話しながら、咲織の頬は桃色に染まっていった。 紅い艶を増しながらぽってりとした唇は嬉しそうにぱくぱくと開いた。 

「君の今の顔を見ると、嘘を言っていない気がする。 でも、判らない。 どうして、鞭で打たれた事が嬉しいのか。 あいつと付き合う前から、君はそうだったのか。 他の男とも奴麗とご主人様と言う関係だったのか。 それが、君の男との付き合い方のなのか。」
 慎二の声は落ち着いたものになっていた。 が、時折震える口の端が慎二の心の葛藤を示していた。 

「もしかすると、ご主人様の奴麗になる前からそう言う女だったのかも知れません。 自分では違うと思っていたのだけど、今は自信がありません。 もともとそう言う女だったのをご主人様は見抜いかれていて、私を奴麗にしてくださったのかも知れません。 出来れば、ご主人様が私を奴麗にしたいと思われて、それで私のマゾの資質を引き出してくださったと思いたいのですけど。 いずれにしろ、私にとってご主人様は唯一無二の存在なんです。 ご主人様の前には付き合うどころかまともに男の人と口を聞いた事もありません。 そして、これからもご主人様以外の人を愛することは決してありません。 だって、ご主人様は咲織の全てですから。 咲織の全てを捧げたんですから。 言ってみれば、この躯も心も咲織の物では無いんです。 咲織はご主人様の物なんです。 そして、それが、何よりも嬉しいんです。」
 話し終わると眼頭を紅く潤ませた大きな瞳で、咲織は何かを訴える様に慎二を見た。

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