2ntブログ

『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

☆ その63=リードを引かれて。

「いいえ、私は佳いんです。でも、ご主人様も恥を掻かれます。こんな変態奴麗を連れて歩いたら……。それにこんな会社の近くでは、誰が見ているか判りません。」
「みんな見るだろうな。 みんな顔を顰めて、蔑むだろう。 でも、決して言葉には出さないが、心の中では、羨ましく思うんだ。 そんなにも強く繋がっている我々のことを。紐で繋がっているだけじゃないって、判るから。」

「付けてください。犬と散歩するように紐を持って。ご主人様が良ければ……。」
 咲織は頸を突き出した。カチャリと本当に犬用のリードロープが付けられた。三宅は、左手にロープの握り持ち、右手で咲織の肩を抱いて歩き出した。

 白っぽい薄着では、頸から伸びる黒いロープを隠す事は出来なかったし、二人を好奇の視線から隠すには街の灯りが明る過ぎた。 咲織が三宅をおずおずと見る。 三宅は胸を張り、堂々と誇らし気に歩いている様に見えた。 咲織は胸が熱くなるのを感じた。

『私を隠すことなく、見せ開かす様に連れて歩いてくれる。 ほんとに私はご主人様の奴麗になったんだ。 隠す事じゃないんだ。』

 咲織は、時折突き刺さる視線の中を三宅に寄り添って歩いた。 心の有りよう一つで、羞ずかしさが誇らしさにさえ変わることを知った。

『みんな見て。 私はこの人の奴麗なんです。』 

 永遠とも思えた二人の道行きはあっけなく終わった。 四丁目の角を曲がって、絨毯の敷かれた階段を降りていった。

 ドアを開けるメートルドの顔に驚愕の表情が一瞬浮かんだ。

「これは、こうして犬の様に扱われ無いと外に出られない変態なんだ。 許して欲しい。」
 三宅は態と咲織を貶めるように謂った。

咲織は、メートルドの侮辱の言葉を畏れた。 が、彼は直ぐにプロの表情に戻り、咲織など居ないかの様に三宅に微笑み掛けた。 すーっと店内を進み、薄暗い隅の席へと導いていく。 歩を進める度に、他のテーブルからの微かな騒めきが二人の後を追った。 咲織は、三宅の腰に抱きついて歩いた。

「恥ずかしかったか。」
「いいえ。 ご主人様と一緒だから、ちっとも」
「そうか。 恥知らずな女だな。 そう言う恥知らずのおまえなら、四つん這いで犬の様に飯を喰うんじゃないのか。」 
三宅は、愉しそうに笑った。

☆ ↓ 是非、愛のクリックをお願いします。 

     にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説へ

関連記事

PageTop