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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ その64=首輪

 咲織は、三宅がリードを強く持っていなかったら本当に四つん這いになりそうだった。 

「馬鹿っ、本気にするな。 店から摘み出されるだろ。 それに気に入ったからって何時までリードを付けて居るんだ。」
 三宅にリードロープを引っ張られて、咲織は甘えるように頸を差し出した。 不意に口付けをされた。 躯から力が抜けてしまいそうだった。

メートルドが一つ空咳をして、二人を席に着席を促した。
急に現実に戻った咲織は、頬を真っ赤に染めた。

「黙ってないで、何か謂いなさい。」
「好きです。 ご主人様のこと。 心の底から。」

「口を開けばそんなことか。 他に謂うことは無いのか。」
「いえ……。 その他に考えたことなくて。 どんどん、ご主人様の事が好きで堪らなく為って居るんです。」

「こんな風に扱われても?」
 三宅は咲織の手首を手枷の上から握った。
「はい。嬉しいです。 嬉しくて、舞い上がりそうです。 わざわざ誂えて戴いて。 高いんじゃないですか、私には判らないけど。」

「変な事を考えるんだな。 確かに安くはないが。 ヴィトンが買えるくらいかな。」
「そんなに。 申し訳ありません。 私なんかの為に。」

「そう、おまえを縛り付けるために。 俺が玩べ無い時でも、おまえが奴麗であることを忘れない様に。 だから、少しも高いとは思わない。」
「はい。いつも填めて居ます。ご主人様と一緒にいられるみたいで、これで夜も寂しく無く為りそうです」
 咲織は、慈しむように首輪を撫で擦った。

「それは、ネックレスじゃない。 まだ、使っていないが、おまえに苦痛と屈辱を与える責め具なんだ。 喜んだことを後悔するかも知れないぞ。」
「後悔なら、疾っくにしています。奴麗になるとメールした時から。」
 咲織は三宅の前で初めて心から笑った。
 
 三宅が頼んだキールロワイヤルが運ばれて来た。カクテル照明に照らされて、小さな金の海に天使の気泡が生まれては、煌煌と輝きながら空に吸い込まれて行く。

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