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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ その2630=愛しい焼き痕。

 何時しか車窓には緑が溢れていた。 三宅の左手が太腿から離れ、高速を降りた事を咲織は知った。 三宅の掌が置かれていた肌が失った温もりを求めて微かに疼いた。 隣を走るトラックに気付き、咲織はドレスの裾を慌てて戻した。

「触り心地のいい脚だ。 そして暖かい。 生きてるのが判る。 精一杯に。 それが、俺を受け入れている。 安心して。 それが、嬉しく、心地いい。」
「私の脚で良ければ何時でもどうぞ。 ご自由に。」
 そう言って、三宅の横顔を見た。 咲織は何時になく心に穏やかなゆとりがあるのを感じた。 心が滑らかに暖かな湯船で揺蕩っている様だった。 

「当たり前だ。 お前は俺の物なんだから、脚ももちろん俺の物だ。 見せなさい。」
「は、はい。」
 咲織は恥ずかしさに胸を動悸させながらも、当然の様にみずからドレスの裾を捲り上げた。 横目で見る三宅の視線がちくちくと肌で遊ぶ。 求められ、そして悦ばれている事が嬉しかった。 それだけで、捲り上げたシルクの奥が潤うのを止められなかった。 

「今日はパンツを穿いているんだったな。」
「はい。 ご主人様が穿いていいと仰ったので。」
 咲織はドレスを更にちろりと捲ってショーツの端を見せた。
「ピンクか。 お前の白い肌には良く合う。 グローブボックスの中にローターがある。 お満子の中に入れなさい。」
「は、はい。」
 動悸が早まる。 羞恥の底にある興奮から指先が震え、二度も開け損なった。 如何にもそれと判る毳毳しいまでに桃色のローターが咲織の瞳を射る。 つるりとした卵大のローターからは十センチほどの細いコードが出ていた。 

『きっと、ご主人様は、車を降りて人混みの中を歩いている時にスイッチを入れられるお積り。 そして、声を我慢して身悶える私を見て、お嗤いになる積り。 ご主人様が私で愉しまれたいんだから。 ご主人様に望まれているんだから。』

 覚悟はしても、掌にしたローターの重さに胸が縮まった。 早鐘を打つ心臓の鼓動が聞こえる。 三宅の横顔をちらりと盗んだ。 遠い車線に眼を走らせた精悍な表情の下で玩具の箱を開く子供の様な笑みを隠している気がした。 

 ショーツの下に潜り込ませる。 麗子が手当てをしてくれた絆創膏の上をローターが擦る。 焼き痕がじんと存在を主張する。 咲織の掌が止まった。 

『あぁ、ご主人様のお印。 一生消えない奴隷の証し。 咲織は何処までもご主人様の物。』

 ずむと感悩が咲織の腰から拡がった。


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