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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ その2053=歪む。

『哀しい。 哀しいです、ご主人様。 咲織の躯は哀しい奴麗の躯。 この躯を流れるのは哀しい奴麗の血。 だから、恋人にはなれない。 して貰える資格なんて無い。 でも、奴麗で、奴麗では居させてください。 咲織は、堕ちます、何処までも。 ご主人様の望まれるままに。』

 重苦しい沈黙が咲織の細い喉を絞めつける。 生温くねっとりと婬らに汗ばんだ空気がスリップの下で怯える柔肌に纏わり付いていた。 

 咲織は顔を上げた。 何も見えてはいなかった。 その全てが歪に揺れる虚空に向かって、咲織は口を開いた。 自らを貶める邪な肉の歓びを感じながら。

「どうか、咲織のスリップショーをご鑑賞ください。 そして拡げた秘唇を見てやってください。」  
 自ら口に出した言葉の棘が喉の粘膜を傷だらけにしながら下りて行った。 子宮の奥がじんと疼く。 倒れ込みたいのを必死に抑え、咲織はスリップの裾に手を掛けた。

『元々、もう裸みたいなもの。 今更気にするなんて。 こんなスリップ1枚。』

「お満子までおっぴろげた姿を見られると興奮するんでしょう。 見ず知らずの私にまでストリップショーを見せつけたいほど露出狂の変態なんでしょ。 ちゃんと、そう言わなきゃ。 見てあげないわよ。 私に見て欲しいんでしょ? 」
 遥は咲織が絞り出した決意を踏み躙る様に言葉で責めた。 しかも、言葉の罠で立場を入れ替え、咲織を雁字搦めにしていくことも忘れてはいなかった。 
「あぁぁ。 見てください、どうか。 お願いします。」
 遥の術中に嵌り、咲織は慌てて自らを羞恥の獄へと駆り立てる言葉を口にしていた。

「見て欲しいんだったら、ちゃんとそう言わなきゃ。」
「は、はい。」
 腕の置場が無く、咲織は細い腕をもぞもぞと躯の横に擦り付けた。

「咲織はお萬子までおっぴろげた姿を見られて興奮する露出狂の変態です。 どうか、咲織のお萬子を見てください。」
 咲織はその場に崩折れた。 吐き出した言葉が胸に逆流し、嗚咽となって零れ出る。 

『言ってしまった。 そう、そうなのかも知れない。 遥さんに言わされた言葉が、本当の事だから、私は怖かったのかも知れない。 今も、躯が熱い。 恥ずかしい。』

 咲織はおずおずと立ち上がった。 二人の視線が柔肌に刺さる。

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