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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ その1951=込み上げる。

「あぁ。 ご主人様。」
 咲織は瞼の裏に三宅を探す様に睫毛を伏せた。 ガラステーブルの上でヒールがかたかたと鳴った。 

「はい、咲織のストリップショーをご覧ください。」
 哀しい空気で肺をいっぱいに満たし、そして吐き出した。
「ご主人様は? もう一度ちゃんと言ってください。 三宅に言われた筈だが。 命令は必ず自ら望む形で復唱して、ご主人様を付ける様にと。 そんな奴麗の基礎も教育出来て無いのか、あいつは。」
 厚ぼったい唇が楽しげに歪んだ。

『ずっと? ずっと言わなきゃいけないの? そんな哀しい台詞をこの口で。 ご主人様でも無い人に向って。 それが、奴麗なんですか、ご主人様。 仕方無いんですね。 咲織はマゾの奴麗だから。 あぁ、何故・・・。』

 躯の奥底が熱く滾るのを感じた。 咲織は怖れた。 怖れながら、もっと堕ちていたいと、慾望に捉えられようとしていた。 

「咲織のストリップショーをお楽しみください、ご主人様。」
 言い終わると、確かに子宮の奥がきゅんと熱い蜜を絞り出したのを感じた。 暗い慾望から逃れられないのだと知った。 哀しみに胸が溺れそうだった。 もう、細いヒールはガラステーブルを鳴らしはしなかった。

「ほう。 何とも可憐だ。 男なら誰だって、守りたくなる。 今すぐにも、抱き締めずには居られなくなる。 でも、折角ストリップショーを見せてくれると言うんだから、我慢しなくちゃね。 ぐるっと回って。」
「はい。」
 咲織は躊躇いを見せず、くるりとテーブルの上で回った。  
  
「その黒づくめの服装を選んだのは、純粋な恋への葬送の想いからですか。 それとも、そのミルクの様な白い肌を引き立てて、僕を刺激しようと言う魂胆からですか。」
「もしかしすると自分でも気付かない裡に、そうしたのかも知れないですね。 あなたは天性の婬婦だから。」
「そんな訳、ありません。 ただ・・・、」

『ただ、少しでも肌を出したくなかったから。 少しでも飯田さんに媚びていでもいる様に勘違いされたくなかったから。 少しでも可愛くない、地味な服を選んだだけ。 でもそれが・・・。』

 今の咲織には、飯田の言葉を否定できなかった。

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