2ntブログ

『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

☆ その1949=ハイヒールに手を掛けて。

『私に似た芸大のフルート科の女性とご主人様の間には何も無かった? それがご主人様の初恋? 淡い、淡い、でも輝き続ける初恋? そして、私の初恋は・・・。』

 咲織は飯田を真っ直ぐに見た。

「初恋が実って良かったです。 本当に。 淡く、儚く、それだけに何時までも輝く初恋も素敵だと思います。 でも、私の恋の記憶にはご主人様だけ。 他に恋の記憶の欠片すら無い、真っ新な私をご主人様に捧げれられて本当に良かったです。 ご主人様に全てを所有頂けて本当に幸せです。」
 咲織は口元に微笑みさえ浮かべた。 その大きな瞳には飯田では無く、明らかに三宅が映っている様だった。

「それも、素敵かも知れませんね、確かに。 咲織さん、あなたは前にお会いした時の反応から見ても間違い無くマゾヒストです。 所有される事に歓びを感じる人、自由を奪われ、耐え難い恥辱と苦痛を与えられる事で、完全に所有されている事を確認し、初めて生の歓びを感じる人。 そんな稀有な才能を生まれ付いて持った人が、自分を理解してくれる男性に出会う確率は低い。 出逢うまでは、詰まらない、煮え切らない思いだけが蓄積される。 出逢わない儘に、生を輝かせる事無く人生を閉じてしまう人の方が多いでしょう。 そう、咲織さんはとてもとても幸せ人なんでしょうね。 純粋な恋心と邪な慾望とが一度に満たされたのだから。」
 飯田は生真面目な顔で天井を仰いだ。 無機質な石膏ボードでは無く、銘木を使った格天井が奢ってあった。

「その見事に成就した初恋のせいで、あなたは私に貸し出された。 僕の一夜の性の奴麗として。 幸せな事ですね。 そのまるで喪服の様なスーツを脱いで、奴麗の正装になってください。 あなたの愛するご主人様のご命令なんでしょう。 マゾヒストの咲織さんにとっては、命令が辛いものなら辛い程、服する歓びが増す筈だ。 さ、このテーブルの上で素敵なストリップショーを見せてください。」
 飯田は鋭い眼差しで咲織を促した。

『ああ、この時が来てしまった。 恥ずかし過ぎる。 余りに。 素肌を他人に見られる事も、それ以上に私がマゾの婬濫だと知られる事が恥ずかしい。 認めさせられる事が余りに悲しい。 清純な女でいたかったのに。 清純な私をご主人様に捧げたかったのに。 また、穢れてしまう。 ご主人様の見ていない処で。 もし、もし、感じてしまったら。 この人の掌で感じさせられてしまったら・・・。』

「はい。」
 咲織は躯を折り、黒の華奢なハイヒールに手を掛けた。

☆↓今日もありがとうございます。ポチっと1クリックよろしくお願いします。 


関連記事

PageTop