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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ その1947=初恋の人。

「残念でしたね。 僕も一樹と同じで根っからのサディストなんです。 あなたの天使の様な愛らしい笑顔は本当に魅力的で、いつまでも見ていたいとは僕でも思う。 ですがやはり、それ以上に苦悶の中で見せる女の顔が見たい。 泣いて、泣いて、泣き抜いて、許しを乞い、堕ちる処まで堕ちて初めて見せる女そのものの顔が見たい。 それ以上に美しければ美しい程、この手で穢したくなる。 穢れ果てても、咲織さんは美しいでしょう。 いや、全ての仮面を脱ぎ捨てて、研ぎ澄まされた美を見せてくれる筈です。 その美そのものを僕はこの手にしたいんです。」
 ぎらりと欲望をその眼の奥に光らせて、飯田は咲織を睨め回した。 その蛇に似た眼に咲織はソファの中で小さくなった躯を震わせた。 

『やはり。 やはり、逃れようが無いんですね。 咲織はご主人様に貸し出された奴麗。 啼くために生かされている女。 それでも、ご主人様の青春時代の事が少しは知れて良かった。 どんな人なんだろう。 ご主人様の初恋の人は。 きっと、私と違って清らかで汚れを知らない人。 勝てない。』

 咲織はこの期に及んでも三宅の事を思える事に少し安心をした。 そして、頭の中にいてくれる三宅に感謝した。 

「どんな方だったんですか、そのご主人様の初恋の人は?」
 咲織は少し寂しげな貌を飯田に見せていた。
「今、僕は一樹から貰った権利を、あなたを一晩奴麗として借り受けた権利を徹底的に行使させて貰うと言っているんですよ。 それなのに、あなたはこれから自分の身に降りかかる事より、一樹の初恋話で頭がいっぱい・・・。 つくづく・・・。」
 飯田は珈琲を一口啜った。 

「いいでしょう。 あなたがすっきりするまで付き合いましょう。 大した話などないが。彼女は僕の初恋の人でもあるんですけどね。 とても綺麗な人でした。 本当に咲織さんに似て、凛として美しく、それでいて可憐で。 穢れる事なんて絶対にないと思えた。 そのくらい眩しく輝いて見えた。 そして、大人だった。 今考えれば大学に入ったばかりの小娘に過ぎなかったのに。 そうか、丁度今の咲織さんと同じ年だったんですね、彼女は。 こんなに幼気無くて、本当なら男に守られるべき年だったんだ。 あははは。 でもあの時の僕らからは眩しい程大人に思えた。 そう、一度だけ、声を掛けてみたことがあるんですよ。 勇気を振り絞って。 それはそれは綺麗な管楽器の様な声だった。 その声を聴いたらますます緊張してしまって、とても誘えたものじゃなかったですが。 確か、芸大の音楽科でフルートを勉強しているとだけ聞けたかな。」
「フルートを・・・。 なんて、なんてお名前の方だったんですか。 ご主人様もその人に声を掛けられたんですか。」
 何時になく咲織は身を乗り出して聞いていた。

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