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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ 美沙の凄春その7=口づけの甘さ。

 地下鉄を赤坂見附で降りると首都高の下をくぐってお濠を渡る。 右手の桜並木の若葉が陽を透かしてきらきらと光って見えた。 美沙は背筋を伸ばした。
 古びたホテルの玄関ホールに光の粒が舞っていた。 その広くは無いホールに町野の姿は無かった。 美沙の胸に寂しさと不安とそしてほっと安堵が一緒に訪れる。 

『待ち合わせよりちょっとだけ早く着けた。 良かった、先生をお待たせしなくて。』

 一脚の椅子も無い石造りのホールの中央で足を止め、辺りを見渡した。 ホールの右手に伸びるオークの落ち着いた階段の脇に小さな小部屋への入り口があるのに気づく。 美沙はもしやと思い、中を窺った。小部屋の中は高い位置にあるステンドグラスを通して差し込む光に夢で見る深海の青に揺らいでいた。

「や、ここだ。」
 町野の晴れやかな笑顔が幻想的な光の中で一層魅惑的に見えた。  
「お待たせしました。」
 町野の笑顔と優しい声に美沙の胸に刺さっていた小骨は瞬時に消え去り、会えた歓びに高鳴った。 美沙の顔が、十八歳の娘の生気で輝く。

思わず小走りに駆け寄る美沙を町野は両手を拡げて迎えた。 美沙の華奢な躯は自分でも知らない裡にすっぽりと町野の腕の中に包まれていた。 思いもかげず強い力で抱き締められる。 細い美沙の骨が軋むかと思う苦しさは、美沙の中ですぐに悦びに形を変えた。 背中に感じる町野の腕の強さが何よりも心地よい安らかさを伝えてくる。 
「あ・・・。」
 言葉にする間も与えられず、美沙の唇は塞がれた。 敏感な唇に押し付けられた町野の唇の暖かさが美沙の心を蕩けさせる。 掌に触れるシルクの上着の柔らかさが心地いい。 町野がするように美沙も思いの丈吸い返す。 町野の舌が美沙の唇をノックしてくる。 美沙は無意識の裡にふわりと唇を開いて町野を迎え入れていた。  
 町野の舌は名高いフルート演奏家の技巧を見せて、美沙の口の中を柔らかに甘く、そして時に激しく刺激してくる。 それにつられる様に美沙の舌も町野の口の中に自然に入っていく。

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