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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ その2576=神秘の女。

 杉山は真顔で裸身の裡側から不安に慄く色香を発している咲織のぐるりを回った。 特に竹竿と咲織の腕を縛る麻縄の張り具合は掌をすっと這わせて念入りに見た。 

「鎖を下げてください。」
 じゃらじゃと音を立てて、鎖がステンレスの柱から繰り出される。 竹竿の端で鎖が作る輪が咲織の腰まで垂れると杉山は鎖を止めさせた。 
「よしっ。」
 掛け声と共に人形となった咲織の躯を杉山は抱き、そのまま仰向けに床に下した。 目隠しをされた咲織は淡い吐息を漏らす他は、終始無言だった。 だだ羞恥にか、それとも怖れにか、そのほんのりと朱を載せた柔らかな頬が怯えと諦めの間で揺れている様に見えた。 

 床の上で十字を描く咲織の裸身を男達は改めて魅せられた様に息を呑んで、見下ろした。 まるで地面を歩いた事の無い様な小粒な足指からすらりと伸びる脚、女性らしい丸みを見せる尻たぼから綺麗な曲線を描いて一気に細くなる腰、それら全てが白磁の様に滑らかで温度を感じさせる肌に包まれている。 そしてその裸身の中で何処までも円い胸が唯一生き生きと鼓動していた。 瞳を黒い革で覆われていても、否、隠されているからこそ、余計に咲織の顔は神秘的な美しさを見せていた。 

 両の胸球の頂は銀色に光るクリップに咬まれ、躯の横に垂れている金の鈴が鼓動の度に微かに音を響かせる。 心許無い腕は一文字に伸ばされて、腕よりも太い竹竿に括りつけられていた。 浅黒い縄が作る幾つもの菱形に縊られた白い肌が一層頼りなげな光を返した。 それは正に理想の生贄だった。 裸身を縛める麻縄が生贄を一層美しく見せ、同時に見る者達を倒錯の悦びへと駆り立てた。

『ご主人様。 ご主人様は何処に? 見ていらっしゃるのですか。 この咲織が穢される処を。 責められる処を。 あぁ、もしそうなら。 もし、今もすぐ近くにいらっしゃるのなら、ご主人様を狂わせたい。 私の、咲織の責められる姿で、屈辱と苦痛にのた打ち回る姿を見て、いてもたってもいられなくしたい。 この人達を押しのけ、私を啼かさずにはいられない程に、ご主人様を駆り立てたい。 この躯で。 あぁ、そんな事、そんな事、ある訳が無い。 きっと、今も呆れ果てていらっしゃる。 何も抵抗しない私に。 見知らぬ人達に、この躯を任せて、何も出来ない私に。 どうして、どうして、私は抵抗できないんだろう。 まるで、薬でも飲まされたみたいに。 躯が動かない。 ううん、期待している。 この人達に責められる事を。 責められた時のめくるめく時を。 そして、その後でご主人様に息も出来ないまでに責め立てられる時が来る事を。』

 男達に視姦されながら、咲織の白かった裸身は静々と嬌羞を含んで色を載せていった。 

「この綺麗な躯を壊すのは勿体ないが。」
 そう言うと、杉山は咲織の細腰の下にもう一本の竹竿を押し込んだ。

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