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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ その2545=子兎。

 咲織の肌の白さを引き立てる浅黒い縄はまるで躯の一部の様に半ば柔らかな肉に埋まり、只でさえ人目を引く豊かな胸を強調していた。 更に頼りない腕を何かに縋る様に天を向いて合掌する形に背中で固定されているために、厭でもその胸を突き出す姿になっている。 縛められた躯のバランスを取るために丸い尻たぼを突き出して、咲織の裸身全体で美しいS字を描く。 傾ぎ易い躯を支えるすらりと伸びた脚は何かに怯える小兎の様に絶えず震えている。

「三宅さんが凝りに凝った風呂場だ。 ここと言う処にちゃんと求める物が仕掛けてある。」
 杉山は何かを決めた様に独り頷くと、天井から鎖の先のフックを下した。 咲織を高手小手に縛めている縄尻をそのフックに繋ぎ止める。 縄は咲織の躯を浮き上がらる事も無く、背中から撓んだ。   

「脚を開きなさい。」
 杉山の断乎とした声に、咲織の小さな足が黒い大理石の上をにじり這った。
 
『もういい。』と命じる代わりに杉山は咲織の足首を一層華奢に見せている黒い足枷ごと掴んだ。 ぴたりと動きを止めたその足首を床の金輪に繋ぐ。 

 杉山の掌はしなやかに動いた。 咲織の深い胸の谷間に縄を通すと、上下の縄をぎゅっと引き寄せる。 目隠しの下で長い睫毛が怯えているのを知ってか知らずか、杉山は無言のままその縄尻をぐいと下に引っ張った。 

「あぁぁ。」
 咲織は心細い啼き声を上げて、前に倒れ込みそうになる。 しかし、床に着く前に咲織の背中から伸びた麻縄がぴんと張り、咲織の躯は斜めに傾いで宙に止められた。 三重にも巻かれているとは言え、胸の上下を縊る麻縄に体重が掛かり、柔肉に喰い込む。 その痛みと息苦しさに咲織の紅い唇が喘ぐ。  

「尻を突き出せ。 こうだ。」
 杉山は咲織の腰を片手で軽々と抱くと抗えない力で後ろに押した。 咲織の上半身は振り子の様に振れて、杉山の言葉通りに尻たぼを思いっきり突き出させられた。 

「水口君、ちょっと咲織さんをこの態勢のまま支えててくれないか。」
 杉山は悠介がしっかりと咲織を抱き留めるのを確認すると、玄人の無駄なく動いた。 咲織は自分の躯を見えない男達の掌で自由に扱われながら、不安と怖れ、そして胸の底に湧き上がる黒い慾望の疼きに言葉を失っていた。
 
「これで、存分に咲織さんを愉しめる。」
 杉山が誇らしげに男達を見まわした。


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