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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ その1964=好奇の眼。

 咲織が高いコンクリート塀に囲われた金属製の門に近付くと防犯灯が明るく灯った。 
「ようこそ、我が家に。」
 突然、光に包まれ呆然と立ち尽くす咲織の首輪に再び鎖のリードをかちゃりと取り付けた。  

「ここからは、奴麗らしく四つん這いになっていただきましょうか。」
 飯田は咲織の両手首を縛っていたネクタイを外した。  

 三宅の家とは違い小さな前庭には芝が貼られ、低い庭園灯に青々と照らされていた。 一週間前に三宅の家を訪れた時のときめきにも似た高揚は何処にもなかった。 咲織は白い息を一つ漏らしてその芝に手を突き、淡々と四つん這いになった。 

 心を閉ざした積りでも、胸をいがいがと掻き乱しながら哀しみが降りてくる。 犬さながらにリードを引っ張られ、玄関までの数歩を進む裡にもその哀しみは肉に染みる様だった。

「お帰りなさい。 伯父さん。」
 小洒落た洋館によくある鉄製の玄関ドアを開けたのは麗子ではなかった。 その麗子とは違うやや金属質の乾いた女の声に咲織は思わず顔を上げた。 戸惑う咲織を出迎えたのは女のあからさまな侮蔑の眼差しだった。 その眼差しに驚きの色が拡がった。 それはすぐに敵愾心の冷たさを載せて咲織を射ってきた。 

「ただいま、遥ちゃん。 言わなくても判ると思うけど、この人が咲織さんだ。 咲織さん、この子は僕の姪で遥ちゃん。 インターンを終えた去年からクリニックを手伝って貰ってる 血は争えないと言うか名前と一緒で僕より遥かに弩Sなんだ。 咲織さんの事をつい話したら、絶対虐めたいと聞かなくってね。」
 遥の強い視線に射竦められ、咲織は飯田の紹介を蹲った躯をますます小さくして聞いていた。 

「さあ、上がって。」
 飯田にリードを取られたまま、咲織は上がり框を掌を突いて昇った。 すぐ左手の広いリビングに入ると、飯田は飼い犬よろしく咲織を足元に引き据えてソファに深々と陣取った。 

「幾ら伯父さんから綺麗な子だと聞かされても、どうせ男から貸し出される様な女だもん、大したことないと思っていたけど。 これ程綺麗な子だとは驚いたわ。 さすが三宅さんが選びに選んだ奴麗って言うだけの事はあるわね。 女優にもいないんじゃない、これ程の美人は。 単に可愛いだけじゃなくて、しつとりとした色気が滲んでるもの。 伯父さん、妬けてたんでしょ。」
 遥はコーヒーを淹れながらも今は好奇心に疼く眼を咲織から外さなかった。

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