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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ その1963=夜気に弄られて。

「二つ目の路地まで進んで。」
 両腕を背中で縛られて歩き難そうによろよろと進む咲織の背後を飯田は他人の間隔を空けて追っていく。 黒いスリップのレースに縁取られた尻たぼから伸びた脚も付け根近くまで黒いストッキングに包まれ、ぷりぷりとした尻たぼと太腿の絶対領域だけが夜のしじまに白く頼りな気に浮んでいる。

 その幻想的とも思える婬美な光景を眼にしながら、直にその肉が己の掌の中で悶えるのだと思うと、飯田は改めてむくむくと血が滾るのを禁じ得なかった。

 冬のぴんと張り詰めた空気を震わせて、駅前のさんざめきが流れてきた。 飯田のクリニックは先週訪れた三宅の家より駅にほど近い。 いつ何時、人に出会ってもおかしくは無かった。

 そして、まだ宵の口とは言え、酔漢達に囲まれて嗤われる可能性もあった。 今の咲織の姿では、好きな様に玩んでくださいと言っている様なものだ。 何をされても警察さえ相手にしてくれるとは思えなかった。 

 冷たい夜気が一層心細さを助長した。 咲織は得体の知れぬ魔物に追い立てられる様に頼りない歩を進めた。 

 仲良く手を繋いだカップルが闇の向こうから現れた。 咲織を眼にしたのか、その歩みが止まる。 咲織は背後の飯田を捜した。 飯田の眼が先へと促す。 咲織は背筋を精一杯に伸ばし、それでもカップルとすれ違う痛みに瞳を伏せた。

「この寒いのにスリップ1枚?」
「しっ。 構っちゃいけない。 きっと、露出狂だよ。 見られて感じるんだ。」
「綺麗っぽい子だったのに。」
「変態っているもんだな。」

『あぁ、また堕ちてしまった。 でも、本当の事だから、仕方が無い。 本当に変態の奴麗なんだから・・・。』

 二人が嘲笑い合う声がちくちくと胸に突き刺さる。 心臓が凍る様な羞恥の痛みの波間にも婬靡な血が熱く子宮に打ち寄せてくる感覚があった。 咲織は冷たい夜気に撫でられながら、その頬を哀しく染めた。  

「その路地を左に。」
 後ろから飯田の声が命じてきた。 狭い路地だった。 先の闇が嬉しかった。 咲織はほっと息を吐いた。 

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