2ntブログ

『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

☆ その1959=沸騰する血。

「キャッ」
 エレベータのドアが開いたと同時に、女性の瞬時に蔑みを含んだ悲鳴が咲織に降り掛かった。 逃げ込む場所も無く、咲織は飯田の足元で華奢な躯を一層縮めるしかなかった。

 顔を上げれば、まるで汚物を見る様な侮蔑の視線に射られる事は判っていた。 侮蔑の視線で射られる対象であること以上に、見なくともそれが判る自分が哀しい。 羞恥に沸騰した血が巻き毛から覗く咲織のうなじを朱に染めていた。 

「びっくりさせて悪かった。 友達から預かった奴麗だ。 線が細過ぎると言う奴もいるだろうが、小さくとも出るところ出て、細くあるべき処は頼りない程細い。 それでいて、何処も女らしく優しい線で出来ている。 何処にも骨ばった処が無い。 理想的だろ。」
 すぐに歩き去ってと願う咲織を弄ぶように飯田は足を止めて、悲鳴を上げた受付嬢に話し掛けた。 
「はい。 先ほど院長室にお連れした方ですよね。 女の私でも見惚れちゃった。 顔もスタイルもため息が出る程綺麗で。」
 女性の取り繕った声が咲織の上を通っていく。 

「そう、この子は顔も完璧だからな。 だが、躯の内側は綺麗な顔からは想像もつかない変態で婬濫だ。 今も裸同然の姿を君に見られて、興奮している筈だ。 露出狂の婬濫奴麗でも、羞恥心はあるのかな。 婬慾に溺れた貌を見せたくないと見える。 さっきから俯いてないで、顔を上げて挨拶しないか。 この人は単なる事務員じゃない、うちのクリニックの大事な心理カウンセラーだ。 柔らかな物腰で、的確にお客様の不安の種を見抜き、安心して手術に向かわせてくれる。 さ、奴麗らしく挨拶しなさい。」
 飯田の言葉に咲織の血が一気に逆流した。 白い床が渦を描いてぐらりと揺れる。 震える指先で躯を支えているのがやっとだった。

『ああ、見られてしまった。 しかも、奴麗の挨拶を知らない人に。 綺麗でSMなど考えたことも無い様な人に。 堕ちる。 何処までも。』

「早く。」
 いらいらとした顔で飯田は咲織を見下ろした。 その怒声を含んだ声に咲織は震えるばかりだった。 自ら貶める挨拶をしろと幾ら自分に言い聞かせても、躯もそして喉も凍りついたように動こうとはしなかった。

「駄目な奴麗だ。 一樹から預かった奴麗なんだが、まだまだ奴麗としての自覚が足りない様だ。 咲織さんはもう穢れを知らないお嬢さんなんかじゃない。 歪んだ性慾の捌け口として、処理用の肉便器として躯ごと一人の男に所有されている奴麗に過ぎない。 さ、そう自分から挨拶しないか。」
 飯田は咲織の首輪に繋がった鎖を力任せに引き上げた。 咲織の上半身が無理やり持ち上がった。

☆↓今日もありがとうございます。ポチっと1クリックよろしくお願いします。 



関連記事

PageTop