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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ その1929=犯してください。

「待って。」
 咲織は三宅の背にしがみ付いていた。
「待ってください。 お願い。」
 三宅の背に顔を埋めた。 三宅の薫りが鼻腔に拡がる。 男の薫り。 仕事をしてきた薫り。 部下を使い、大きな仕事をしてきた男の自信と疲れが咲織の中に拡がった。 

「奴麗の役割を放棄した女が待てと?」
 三宅は冷ややかに振り返った。 手は咲織には触れたくないとでも言う様にまだドアノブに掛けたままだった。
「酷いです。 お顔を見せてくれて。 期待させて。 それで、突き放すなんて。酷すぎます。」
 咲織は幼子の様に三宅の胸を叩いた。

「突き放したのはおまえだぞ。 折角、可愛い奴麗になったと喜んでいたのに。」
 三宅はぴんと背筋を伸ばし、咲織を少し哀しい目付きで見下ろしていた。
「奴麗です。 咲織はご主人様の奴麗です。 どうか、どうか犯してください。 どうか、咲織を犯してください。」
 殆ど泣きじゃくっていた。 三宅のシャツが涙に濡れた。

「そうか。 こんな神聖な事務室で犯して欲しいと願う様な婬濫なんだな。 おまえは。」
 唇の端が嬉しそうに笑っていた。 その笑みが顔に拡がるのを咲織は見たかった。 今はまだ腰の後ろに隠れている三宅の掌が自分を包んでくれるのを夢見た。

「はい。 咲織はこんな場所でもご主人様に犯して貰いたいと思う様な婬濫な奴麗です。 だから、どうか咲織を犯してください。」
 咲織は朱く泣き腫らした瞳で三宅を見上げた。 三宅の目が優しくなった。 胸が熱く潤った。

「いい奴麗だ。 奴麗は婬濫で無くちゃ。 じゃあ、着ているものを脱ぎなさい。」
 咲織はスーツのジャケットに掌を掛けた。
「ここでは狭い。 奥の副社長室でだ。」
 三宅はがっしりとした顎をしゃくった。 

「副社長室で?」
 副社長室に向けて踵を返しながら、咲織の頼りなげな脚は震えた。 ドアを開けると、床までの窓に夜が降りていた。 下の方が街明かりで燃えている。 背徳の夜だった。 

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