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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ その1925=痛みが連れてくるもの。

 幾ら三宅を忘れようとしても、躯が忘れさせてはくれなかった。 ちょっと躯を動かす度に肉が軋みを上げた。 特に来客を迎えた後に、宇野に呼ばれて座り直す度に数え切れない鞭を受けた尻たぼが悲鳴を上げる。 幾らにこやかな笑顔で取り繕っても、その下で三宅への思いがちろちろと燃え出した。

『次はいつですか。 次にご主人様にお会いできるのは。 今週末? 後五日もある。 ううん。 そんなに早くお会いできる訳が。 来週? それとももっと先。 期待しちゃいけない。 期待したら、叶わない時が辛すぎる。 まして、咲織は奴麗。 奴麗の身で、ご主人様に望んでは。 でも遠い。 遠いです、ご主人様。 今日にでも。 今すぐにでもお会いしたい。 あの胸に身を没したい。』

 尻たぼの上げる悲鳴が婬美な感悩を呼び覚ます。 肉に柔肌に三宅に抱かれた感覚が蘇る。 縄に革帯に自由を奪われ、鞭打たれ、熱蝋に焼かれる惨たらしい痛みがまざまざと浮び上がる。 その惨たらしい痛みを、屈辱的な奉仕を愛おしく想う自分を見つけては、咲織は胸を濡らした。 

『ご主人様、咲織は本当に奴麗になりました。 縄で縛められたいです。 息も出来ない程に。 息をする度に咎められ、苦しみを与えるご主人様の縄が、ご主人様の抱擁にも感じられる。 自由を全ての自由を奪われた躯を気が遠くなるまで鞭打たれたいです。 肌を咬み裂く鞭がこんなにも愛おしく、打たれる日がこんなにも待ち遠しいなんて。 本当に咲織はマゾ奴麗なんですね。 初めて恋をしたのがご主人様で良かった。 女にして貰えたのがご主人様で良かった。 咲織はご主人様の前で、自由になれる。 縄に縛められて自由になれる。 鞭で打たれて、羽ばたける。 高く。 高く。』

 何時の間にか肌の痛みが淫靡な感悩と結びついていた。 現の痛みが咲織を闇い幻想へと引き摺りこむ。 そして、痛みこそが現実だった。 会社に居る今が、一人秘書席で事務を執っている今が幻にさえも思えてくる。 

「お疲れ様。 お先に失礼。 橋本さんも早く帰ってください。 今日は特に急ぎの仕事も無いでしょう。」
 宇野の言葉に咲織は現実に引き戻された。 副社長室を片付けながら、窓を見た。 既に冬の夜は帳を寒々と下ろしていた。 

『まだ一日しか経っていないのに。 どうしてこんなに。 肌が求めてしまう。 馬鹿な女。 ご主人様はきっと咲織の事なんて想い浮べもしないで、まだお仕事をされているに決まっているのに。 そう、この同じビルの中で。』

 なんとなく、一人のマンションに帰りたくなかった。 三宅と同じ会社で、同じ空気を吸っていたかった。 その時だった。

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